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6257アヤメノツルギ・1日目あいる8/4 19:25:236023cfTRMueL7zLyk
初めまして。あいると申します。
あなたは 大切な人を守るためなら どんな事でもできますか?
この話は 1つの愛を守るために 運命を受け入れた 少女の話
純愛 という言葉の本当の意味が問われます
どうぞ 最後まで見守ってあげてください

※この話には一部グロテスクな表現が用いられています。ご注意を

あいる8/4 19:25:466023cfTRMueL7zLyk||774
アヤメノツルギ プロローグ

『…愛してるよ。一緒になろう…永遠に』

…自分の声がする

ここは、どこだろう

一面真っ赤に燃えている

血まみれの男の子が笑っている

私は…その男の子を抱くように背中に刃物を突き刺す

『これで…ずっと一緒にいられるね』

あいる8/4 19:26:66023cfTRMueL7zLyk||25
アヤメノツルギ 1日目

『はぁ…はぁ…』

嫌な夢を見た

自分が人を殺そうとしていた

見たことない男の子を

冷や汗でべっとりだ

学校行く前にシャワーを浴びよう

そのころには 料理も出来ているだろう

あいる8/4 19:26:286023cfTRMueL7zLyk||527
夢なんか 気にしても意味ない

わかっているけど 学校への足取りが重い

向こうの方から 自分と同じ制服を着た生徒が来る

「あやめさん!おはようございます!」

あぁ そうだ 私は私でないといけない

『えぇ ごきげんよう 今日もいい天気ですね』

あいる8/4 19:32:166023cfTRMueL7zLyk||874
改めて見ると どうしてうちの家はこんなに大きいのだろう

父は金融関係の会社の社長らしい 詳しいことは教えてくれない

『ただいま帰りました』

自分の声が広い玄関で響いて自分に返ってくる

今朝までいたはずの メイドの西村たちの返事がない

普段なら すぐとんでくるのに まぁいい

あいる8/4 19:37:516023cfTRMueL7zLyk||418
夕飯の時間になっても 誰も来ない

この時間なら弟の銀河が お腹を空かせて食堂に来て

西村たちが食事の支度を終えるところだ

そして私と銀河とメイド4人で夕食を食べる

それなのに 誰もいない

あいる8/4 19:50:206023cfTRMueL7zLyk||572
おかしい 九時を回った

しょうがないので冷蔵庫にあったもので簡単な物を作る

銀河の部屋もメイドの部屋も行ってみたがからっぽだ

そうだ 父はどうしたのだろう

父は普段は部屋で食事を取る

靴はあった いるはずだ

長い廊下を歩く 一番奥につく

ドアノブに手をかける


あいる8/4 19:50:416023cfTRMueL7zLyk||161
そういえば 父の部屋に入るのは初めてだ

16年間生きてきて 父の部屋に入った事のない人なんて そう多くないだろう

もっとも めったに顔を出さない父だ

信じられないかもしれないが そういう家庭だ

『お母さんが生きていた頃は たくさん遊んだな』

ふと 母の顔が浮かんだ かすかに浮かんだ

昔のことなんて 忘れたほうがいい

小さく深呼吸して ドアノブをまわす 

あいる8/4 19:54:46023cfTRMueL7zLyk||398
ぎぃ…っと音がしてドアが開く

初めて見た 父の部屋

それは想像を絶するものだった

赤いじゅうたんが敷いてある 一瞬そんなバカなことを思った

じゅうたんを染めていたのは

…血だった

あいる8/6 23:52:16023cf6WNTAv85.7c||815
ん〜1日目おしまい。
次に続くぞw


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