| 6277 | BLASPHEMER_＃４ | num | 8/6 4:32:21 | 2101cfUk0Zt9Vjtz6 |
| num | 8/6 4:35:39 | 2101cfUk0Zt9Vjtz6||890 | ||
| ロール半分燃やして あんたはそうやって行くのね 服を半分脱いで でも別に大してドキドキしない 別に大したスリルじゃないわ 殻の奥で始まったこと 別に大したスリルじゃない | ||||
| num | 8/6 4:37:41 | 2101cfUk0Zt9Vjtz6||258 | ||
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| num | 8/6 4:40:36 | 2101cfUk0Zt9Vjtz6||361 | ||
| 夏にドーナツ この語感の悪さときたら！ 食わんでしょ？ このクソあっついのに！？ 盆にドーナツ食う！？ ハァ… 日本人バカ！総じてバカ！！ . . . 言えるものなら言ってやりたい。 声を大にして言ってやりたい。 拡声器でもって言ってやりたい。 売れない。 とにかく売れない。 売れんのはドリンク類とシェイク類、あと…ソフト？カキ氷？ ここ…ドーナツ屋…ですよ？ . . . ま、売れないっつうことはね、悪い事ばっかじゃないのよ。 アイドルタイム と称したお暇がいっーぱいできるんですけどね。夜なら尚更…んふ。 | ||||
| num | 8/6 4:44:47 | 2101cfUk0Zt9Vjtz6||72 | ||
. . . かち かちっ じゅっ 「あー…すずし…あすこは…もう…嫌だ…あっついもの…ふすぅー。」 「なんでエアコン壊れてんのよ…チョコのコーティング見てみ？ どろっどろだし…ふひゅー。」 「ここだけですもんね…エアコン効いてんの…ふはー。 あきづサン、ホント、有難いです。 こんなに吸わしてもらっちゃって… ノドンでも降って来るんじゃないですかァ… おっかな…んふー。 …ひっ…ひぁ… ごめんなさいごめんなさい、すいませんすいません 旨いです…ハイ。でも、変な銘柄… あ…すいません、ほんと。」 「…あがたクン…謝り過ぎ。そのうち効力無くなるよ？」 | ||||
| num | 8/6 4:48:15 | 2101cfUk0Zt9Vjtz6||614 | ||
| あがたクンとあたしの 鼻や口から溢れ出る悪いモンでいっぱいの煙は バックエリアを徐々に満たしていき それをエアコンの風が攪拌して うっすらと景色を淡くさせた。 換気扇は止めてある。 後はこの謝り魔をおうちへ帰してあげるだけ。 | ||||
| num | 8/6 4:51:14 | 2101cfUk0Zt9Vjtz6||255 | ||
| 「あがたクン、アガってもいいよ？閉めちゃうから、もう。」 「さっすが、あきづサン…バイト経年に比例した怠惰ぶり… うあ…すいません、アガります…おつ…かれさまでしたァー。」 アガりの挨拶もそこそこに そそくさと着替えて、入退店カードを切ったあがたクン。 袖と襟に赤白のラインの入った黒のフレッドペリーは今日も 細身のあがたクンに品良くフィットしている。 まっすぐ帰れよ、あがたクン。 ばたん . . . | ||||
| num | 8/6 4:57:6 | 2101cfUk0Zt9Vjtz6||813 | ||
. . 「居るんでしょうが…さっさと出てきなさいよ。」 . . 「…よく利く鼻をお持ちの様…でないとすると…その背な…」 . びきっ . びききっ . ぐりゅん . ぐじゅうううう . 今回は･･･鶏卵と…あー…ドーナツの粉ね…オイルも使うか… 卵３ケースあったもんね…そりゃ充分出来るわな… . | ||||
| num | 8/6 5:3:14 | 2101cfUk0Zt9Vjtz6||962 | ||
. 「さぞかし、『受肉』し易かったでしょうに？」 「ええ…お陰様で。『あちら側』の私と遜色無いほどにね… 今後は鶏卵で執り行うよう、皆に触れ回りますよ。」 . 黒い雄鳥の様な体 目は機械的にぎゅんぎゅんと忙しなく動いている。 ヒトに近い部位は…腕と胴ぐらい 鶏冠が異常に発達しており それが時折、ヴヴ…と気味の悪い音を立てている。 . 「『ビッグスリー』が五月蝿いのなんのって…まあ …同胞が５人も屠られてしまってはね、こんな…小娘に …眷属が…ほふ…」 . | ||||
| num | 8/6 5:7:16 | 2101cfUk0Zt9Vjtz6||690 | ||
. ヴヴ ヴ ・ ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴ . 「こぉんなこぉぉぉぉむすめにいいいいいいいいいっ!!! おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」 鶏冠は肥大し、みるみる赤みを帯びていく。雄鳥の性か。 でも、ケアレスミスなんだわ。 . 「…そろそろ。」 . | ||||
| num | 8/6 5:13:51 | 2101cfUk0Zt9Vjtz6||41 | ||
. べちょん . 「…あぎ…とさ…かああああああああああああああああ！？」 ゴム風船が地べたに落っこちて破裂した際に出るような音 「…『受肉』の時さァ…もーちょっと取り込むモン 選別しましょうねェ♪へェーーんな銘柄の煙草の煙って 気ィ付けた方いいよォ。」 . | ||||
| num | 8/6 5:18:38 | 2101cfUk0Zt9Vjtz6||483 | ||
・ （これはね…『ディープストライク』っていう…まァ…『受肉阻害剤』 って言えば…カッチョワル…ディプスト…あんましっくりこんね… とりあえずこの『ディプスト』ってのはだねェ、煙草状でしょう… いっつもヅッチィがスパスパやってるようにやって貰いたいのよ… コイツの煙ってのはヒトの肺を介して初めて『受肉阻害剤』に成る わけよ…使うなら、密室。コレだ。） ・ なーにがヅッチィよ…生まれて此の方日光浴びてねえウナギみてぇな肌しとるくせに… あ、いいわ…アイツ、今度から『白ウナギ』って呼ぼ。 後は 喰えるだけ衰弱すんのを待つのみ | ||||
| num | 8/6 5:24:52 | 2101cfUk0Zt9Vjtz6||752 | ||
. 「ご…ひぎ…ぎざ…あがああああああああああああああああああ!!!」 「…このやろ…羽毛、めっさ抜けてんし …片付けんの、あたしなんだかんね …いいや、もう喰えるっしょ…おし、しっかり耳に刻めよ？ おもっくそアクセントつけて唱えっから …チェ・ンンン・バアアア・スッ!!!」 . めぎょ . ばりっ . ぐろろろろろろ ろ . 背中っつうのが唯一の救いね…このグロいの直視せんくてすむもの。 | ||||
| num | 8/6 5:26:53 | 2101cfUk0Zt9Vjtz6||116 | ||
| 『口』は首から腰にかけて大きく裂けており 舌の代わりに、あたしの身の丈の二倍は あろうかという怪腕が『口』から伸びている。 おっかないおっかない。なんてことなく無い。 クレバスとその深淵よりの誘い…クッサー…もう言わんとこ。 「…じゃねィ、なんかの神様♪」 「お…あう…ひっ…あ…」 . . . | ||||
| num | 8/6 5:30:43 | 2101cfUk0Zt9Vjtz6||67 | ||
. . . がちゃ ばたん 「…すいまっせェん！財布…忘れたっぽ…うわ…あきづサ…上脱い…ごめ…かえ…」 「なんて好都合…おし、あがたクン。」 ばしっ 「…は…これ…俺ん財布…」 「鶏卵…３ケース…買ってこい… ヴェスパ…乗ってきたんでしょうが… ハイ、養鶏場まで行ってらっさーい …あれ？行かんの？…フジョボーウコ…」 「ひゃ…いってき…まーす！」 . . . | ||||
| num | 8/6 5:31:43 | 2101cfUk0Zt9Vjtz6||809 | ||
| . . . あがたは行く 廃棄するドーナツを作るための鶏卵を買い付けに 朝日よ 昇ってくれるな あがたが鶏卵３ケース担いでここに現れるまでは あがたが男を上げて戻ってくるその時までは | ||||
| num | 8/6 5:37:0 | 2101cfUk0Zt9Vjtz6||708 | ||
| ------------------------------------------------------------------------------ あー…いっけねごす、ゴス方面から遠ざかりまくりごす。 どっかで修正しないとごす･･･別モンになるでごす。 そもそも おれは ごすを なんとこころえているのか | ||||
| num | 8/6 5:42:34 | 2101cfUk0Zt9Vjtz6||700 | ||
＊うた＊ THE KILLS 『At the back of the shell』 ＊バックナンバー＊ ＃１ http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-5975.html ＃２ http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-5998.html ＃３ http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-6101.html ----------------------------------------------------------------------------- | ||||
| 銀月 | 8/7 13:43:18 | 2182cfLMvpixotkc6||199 | ||
| 少し遅めの登場です、こんにちは♪ やはり擬音にびびっています。 というよりは、まるで耳もとで聞こえてくるようで…臨場感があると言った方が正しいかも。 読み直す度に新たな発見が出来て楽しいですｖ 貧相な想像力と読解力で読んでます(*ﾉ▽ﾉ) | ||||
| num | 8/8 5:50:27 | 2202cf6/AejwbfJ4o||355 | ||
| こんにちは、群青の君 説明臭っさくなるのを出来る限りは避けて 感覚的なトコの比重を大きくしていきたいという狙いがあります。 擬音はその最大のファクターであります。 それを評価して頂けると僕としても大っ変有り難いです。 | ||||
| num | 8/8 6:15:54 | 2202cf6/AejwbfJ4o||602 | ||
| 私事の様ですいません 今更ながら「アリーmylove」のあの挿入歌…とっても使い方 うっまかったー なと アレのお陰でお話の概要がピシッと決まる…あー、なるへそ…今日はコレ…みたいな いーなー、アレ…おし、使っちまお… と考え付き、＊うた＊なるものを最上段にのっけることにしました。 コレによって少しでもお話の流れが見える様にしたいと…解釈はおまかせしますねー | ||||
| num | 8/8 6:16:12 | 2202cf6/AejwbfJ4o||993 | ||
| 今回はTHE KILLSの『At the back of the shell』より一部を抜粋しました。 とにかくギターかっちょいーです…コレ、2NDに入ってます。 キングレコード ： http://www.kingrecords.co.jp/thekills/index.html 公式ホームページ： http://www.thekills.tv | ||||
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