6342 | 〜オバちゃんは名探偵!?〜File.1復讐〜 | OBATYAN | 8/10 21:1:49 | 2192cfSsjm/.A8kSA |
いやぁ〜お久しぶり?なのか・・・前回のあらすじを書いておきますね^^ 広子がエージェントを辞めて創めた探偵事務所。優秀な人材を集め、本格的に河嶋探偵事務所が創立した。FBIから仕事を提供され、未解決事件を解決していくことになるのだった・・・ |
OBATYAN | 8/10 21:8:34 | 2192cfSsjm/.A8kSA||98 | ||
〜File.1〜 広子「仕事が無いなぁ〜・・・」 事務所が創立して早一週間。広子達はたいした事件にもめぐり合えず、やって来た人といえばペット探しや分かれた夫・妻の捜索願だけだ。皆、変わった事件を担当したいのだ。 ドンドン!! 皆が暇を持て余し、広子は雑誌を読んでいた時、突如事務所のドアをノックする者・・・ ???「FBIのキース・カーターです。ドアを開けてください。」 広子「はいぃ!!」 広子は雑誌を勢い良く閉じ、嬉しそうにドアを開けた。 |
OBATYAN | 8/10 21:14:52 | 2192cfSsjm/.A8kSA||254 | ||
サラ「FBI?なんの用や?」 ウィル「馬鹿にしに来たとか?」 スコット「フゥ〜・・・」 アリッサ「ん・・・」 皆が考えている間に、モクモクと煙草の煙を立ち込めさせながら、トレンチコートを着た男が入ってきた。 キース「初めまして、FBI特別捜査第2課の捜査員、キースカーターです。宜しく。」 キースは会釈をし、また煙草を吸い始めた。 広子「この人が事務所に仕事を持ってきてくれるんや。座って・・・」 広子がソファーに座らせると、早速キースの話を聞き始めた。 |
OBATYAN | 8/10 21:31:48 | 2192cfSsjm/.A8kSA||418 | ||
キース「5日前、カリフォルニアでアメリカ人が射殺された。彼の名はオーランド・レックス。彼は人に恨みを買うような者ではなく、ガールフレンドのケイシー・クーリーも何者かに射殺されている。」 サラ「通り魔とかそんなんじゃない?それを伝える為に来たの?」 キース「問題はこれからだ。死亡解剖をしたところ、オーランドの体内から弾丸が2発、ナンシーの体内には3発、心臓付近を打ち抜いていた。即死ではなく、出血多量によるものだと考えられる。ところで、2人の体内から検出された弾丸は、現在アメリカには無いんだ。」 |
OBATYAN | 8/10 21:39:6 | 2192cfSsjm/.A8kSA||623 | ||
広子「どういう事?」 キース「つまり、生産中止になった弾丸という事だ。世界中でも、こんな弾はない。またその弾は酷く錆びていて、これでよく発砲出来たものだと専門家は言っていた。また2日後、3人のアメリカ人が同じ時間帯、同じ武器で殺された。カリフォルニア警察が犯人逮捕に全力を注いだのだが、ついに捜査が打ち切られ、アンタの所に持ってきたって訳だ。」 スコット「目撃情報は?」 キース「全く無しだ。性別、国籍、全て不明だ。」 サラ「一体何のため・・・」 広子「その弾、今ある?」 |
OBATYAN | 8/10 21:52:19 | 2192cfSsjm/.A8kSA||193 | ||
キース「ああ、現場に在った薬莢もある。」 広子「見せて・・・」 広子も見た事がない弾だ。それ以前に、キースの言ったとおり、錆びて変色している。 三郎「こんにちは。」 そこへ広子の父、三郎がやってきた。観光目的で殲滅戦終了から滞在しているのだ。 広子「父ちゃん、こんなん見たことある?」 三郎「んん・・・どっかで見たことあるような・・・」 三郎は弾を電球に近づけて、じっと見つめた。 三郎「そうや、これは三八式銃の弾や。第二次大戦のな。」 広子「第二次大戦?」 |
OBATYAN | 8/10 22:0:4 | 2192cfSsjm/.A8kSA||270 | ||
三郎「ああ、昔はよく見たもんだ。こんなもんをどうして?」 広子「分かってきたで・・・なんとなくやけど・・・」 サラ「ちっとも分からないわ。」 スコット「同感。」 広子「これは戦争の終わりを知らん旧日本兵の仕業や。きっと。」 ウィル「日本兵?」 キース「ううん・・・考えられん事も無い。実際、真珠湾攻撃でハワイに取り残された兵士もいたと聞いたことがある。」 スコット「でも、生きてたとしてもかなりの歳だぞ。銃なんて撃てる訳が無い。」 広子「そうやな・・・」 推理は行き詰った。 |
OBATYAN | 8/10 22:11:33 | 2192cfSsjm/.A8kSA||222 | ||
翌日・深夜:カリフォルニア農場 デビット「眠れん・・・」 デビットはこの農場の責任者である。妻と娘、息子でやりくりしている。 ザッザッ・・・ 疲れている筈なのに眠れないデビットは音を聞いてベッドから飛び起きた。害獣か、盗人が家畜を荒らしに来たのかもしれない。デビットは念のためライフルを持ち、家畜小屋に向かった。 デビット「何者だ!!出て来い!!」 デビットは小屋の扉を開け、電気をつけた。裸電球の頼りない光の下、1頭ずつ確認していく・・・全ての家畜が無事である事を確認し、家に戻ろうとしたその時、現れたのはズタズタになった軍服とゲートルを着た男だった。男はいたんだ猟銃のような銃をデビットに構えた。 |
OBATYAN | 8/10 22:14:25 | 2192cfSsjm/.A8kSA||365 | ||
デビット「ん?」 一瞬呆然としたデビットだが、我に返りライフルを撃つ。 ズドォン!! デビットの放った弾は男の肩に命中し、銃を落とした。 ???「ウウゥ・・・」 男は恐ろしい速さで消えていった。 デビット「フゥ・・・」 デビットは家に戻り、警察に通報した。 |
OBATYAN | 8/10 22:19:38 | 2192cfSsjm/.A8kSA||18 | ||
翌日:探偵事務所 プルルルル!! 広子「なんやなんや・・・」 広子は電話に出た。 広子「はい、もしもし・・・あっ、キース?」 キース「昨日の深夜に一連の事件の犯人と思われる男の血痕を採取した。」 広子「どこで?」 キース「カリフォルニアの農場だ。ここの主人が男をライフルで撃って、追い払ったそうだ。現場には血痕と、階級章、例の三八式歩兵銃も発見した。」 広子「そう、早速持ってきて。うちの科学捜査員は腕利きよ〜」 キース「直ぐに持っていく。」 |
OBATYAN | 8/10 22:25:19 | 2192cfSsjm/.A8kSA||15 | ||
数分後:事務所 キース「これが血液サンプルだ。」 キースはノートパソコンで血液情報を見せた。 ウィル「これは・・・血液中に大量の有害物質が・・・常人ではこんなに含まれる事は無いのに・・・」 広子「どんな物質や?」 ウィル「採取してみます。」 ウィルは作業に取り掛かった。しばらく機械と睨めっこした後、紙を片手にやってきた。 ウィル「分かりました、物質の名はステロイドです。」 広子「ステロイドって・・・」 |
OBATYAN | 8/10 22:34:50 | 2192cfSsjm/.A8kSA||12 | ||
ウィル「ええ、麻薬の一種です。オリンピック等でドーピングに使われる物です。」 キース「なるほど・・・そいつで筋力を増強し、アメリカ人を殺したということか。」 広子「階級章には・・・読みにくいけど・・・沖田尚人上等兵か・・・」 キース「奴が農場の隣の山に逃げ込むの姿が発見されている。これが完璧な証拠だ。」 広子「サラ、一緒に来てくれる?」 サラ「もちろん。」 サラは愛銃ハイパワーがホルスターに在ることを確認し、広子と共にビートルで問題の山に向かった。 |
OBATYAN | 8/10 22:46:9 | 2192cfSsjm/.A8kSA||223 | ||
数時間後:カリフォルニアの農場隣の山 広子「やっぱ遠いな。やっと着いた。」 サラ「警察はまだ来てないな。先行きましょう。」 広子「そうやな。」 広子達は数分かかって山頂の小屋に着いた。 広子「お邪魔します〜。」 ???「何者だ!!」 広子とサラは一緒に男にライトを当てた。するとやはり、年老いた日本人男性が拳銃を構えていた。 広子「沖田さん、戦争は終わったんですよ、もうアメリカと日本は和解しました。戦争が終わって60年もたってるんです。」 |
OBATYAN | 8/10 22:52:54 | 2192cfSsjm/.A8kSA||387 | ||
沖田「そんな・・・私は御国の為に・・・何と言うこと・・・」 広子は老人が急に可哀想になった。彼は御国のため、御国のためとアメリカ人を殺すことしか頭に無くなってしまったのだから。 しかし、2人は忘れていた。彼がステロイドを投与している事を・・・ 沖田「フッ・・・フッ・・・ファッファッファッファッ!!!」 沖田は狂ったようにナイフを振り回し、サラに振り上げた。 サラ「ウワッ・・・」 サラは不意打ちに倒れた。 広子「この!!」 広子はグロックを沖田に撃った。弾は命中し、沖田の動きを封じた。 沖田「私は終わりだ・・・これ以上生きていけん・・・」 バン!! |
OBATYAN | 8/10 22:59:34 | 2192cfSsjm/.A8kSA||215 | ||
沖田は拳銃で自分の頭を打ち抜いた。哀れな男の呆気ない最後だった・・・ 翌日:事務所 キース「君たちの健闘に心から感謝するよ。あの男はハワイからボートでカリフォルニアに行き着き、ここ最近、山にやってくる人々を襲っていたようだ。軍においていかれ、仲間も死んでしまい、理性がなくなったのだろうな。彼はアメリカを憎む殺人マシーンとなったのだよ。」 広子「後味悪いな。戦争が終わっても、こんなことが起こるなんて・・・」 キース「彼は襲った人からステロイドと注射器を見つけ、自分の身体に投与していたのだろう。小屋の棚からステロイドの入った箱と注射器が見つかった。」 広子「なんともいえんな・・・」 |
OBATYAN | 8/10 23:3:2 | 2192cfSsjm/.A8kSA||940 | ||
こうして戦争が作った悪魔の連続殺人事件は幕を閉じた。広子はこれからも犯罪と戦おうとひしひしと思ったのだった。 続く・・・ |
OBATYAN | 8/10 23:7:35 | 2192cfSsjm/.A8kSA||121 | ||
ここで切ります^^なんだかこういう書き方で書いた事が無かったので下手かもしれません。徐々に上達して行きたいと思いますので、応援お願いしますm(__)m |
アルテ | 8/11 22:10:28 | 2222cf.dRNbOALyK.||212 | ||
いまさらですがw 随分前から感想書きませんでしたが相変わらずの面白さでしたね。 これからも影読者として、応援していきますw |
OBATYAN | 8/12 23:17:23 | 2192cfSsjm/.A8kSA||794 | ||
アルテ様お久しぶりです^^ これからも応援お願いしますm(__)m |
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