戻る
639小説チビファンタジーの世界へ迷い込んだら?第9話ミー♪6/2 19:0:592181cfVVvW6A.Gx.M
☆前回までのあらすじ☆

普通の中学生実沙は、ひょんな事からチビファンタジーの世界へ迷い込んでしまった。
何も知らない実沙の前にアラシという少年が現れアドバイスをする。
二人は、輝く草原へ行ったが実沙が謎の男に襲われてしまう。
危機一髪助かったが、ゲムル川でゲロッグ集団と川族にまたまた襲われてしまった。
バランシャという男に助けられたが、どうもその男怪しい・・・

ミー♪6/2 19:1:242181cfVVvW6A.Gx.M||896
http://chibifantasy.com/bbs/t12-547.html
【八話】
http://chibifantasy.com/bbs/t12-497.html
【七話】
http://chibifantasy.com/bbs/t12-461.html
【六話】
http://chibifantasy.com/bbs/t12-437.html
【五話】
http://chibifantasy.com/bbs/t12-317.html
【四話】
http://chibifantasy.com/bbs/t12-272.html
【三話】
http://chibifantasy.com/bbs/t12-245.html
【二話】
http://chibifantasy.com/bbs/t12-209.html
【一話】

ミー♪6/2 19:10:12181cfVVvW6A.Gx.M||166
【第九話:狙われている理由・・・】

村の東には、ニザ山と大きな太陽山。太陽山には、赤いカブトムシがいるというウワサがある。
西には、カエルの森。その奥にはレイサ森が続いている。
森の中は、とてもひんやりとしていて、天然クーラーのようだ。
山と森と川に囲まれたこの村は『エルフの村』。
城下町程、華やかでは無いが皆、穏やかに住んでいる。
太陽の光が西に傾きかけている。
透明な水色の空がだんだんとルビー色へと染まっていく。
その青と赤のグラデージョンは、見る者の心を離さない。

ミー♪6/2 19:15:102181cfVVvW6A.Gx.M||198
実沙達は、ゲムル川を抜け、この『エルフの村』へと来ていた。
途中、仲間になった『あかねこ☆』と『バランシャ』も一緒だ。

実沙「・・・ねぇ。アラシ、さっきから気になってたんだけど、なんでバランシャさん
 の顔をジロジロ見てんの??」

バランシャ「僕も気になってました。僕の顔に何かついてますか?」

アラシ「・・・いや、なんでもない。(何かひっかかるんだよな。この男・・・)」

ミー♪6/2 19:20:542181cfVVvW6A.Gx.M||668
あかねこ☆「あっあの、皆さん、そろそろ日も暮れてきましたしエルフの村の宿に
 泊めてもらいましょう。ね」

実沙「それもそうだね。野宿は、イヤだし♪」

アラシ「わがままな奴。」

実沙「アラシィ、何か言ったぁ?」

満面の笑みで実沙がアラシに問いかけた。
恐ろしくて、アラシは「別に。」と言って視線をそらした。

ミー♪6/2 19:28:52181cfVVvW6A.Gx.M||598
一行は、良い宿が無いか村を歩き回っている。
しばらく、歩きどうしだったので皆の足と体力は限界まできていた。

実沙「もう、やだぁ!疲れた〜!!歩けないよぉ・・・」

アラシ「さっきから、うるせぇ奴だなぁ。こっちだって疲れてんだよ!!」

あかねこ☆「まぁまぁ、二人とも喧嘩しないでください・・・」

口喧嘩している二人も止めようとしているあかねこ☆もあまり元気がない。
話すのが、やっとというとこだろう。

松浦遼輔6/2 19:29:72201cfuUG0y8W91io||322
あー楽しい

α32号機6/2 19:33:342101cfqH4Zv.Y5Lbk||314
なら薬草送るよ。カチッ

ミー♪6/2 19:35:172181cfVVvW6A.Gx.M||492
???「あの、皆様、宿をお探しでしたら私の『宿サンス』にどうぞ。」

突然、声をかけられたので一同は、ハッと上を向いた。
宿の主らしい、その男は続けて話した。

「僕の名前は『チバ』と申します。宿に案内致しましょう。宿代は一人20GOLDでいいですよ。」

アラシ「助かります。お前ら、金(GOLD)は、持ってるか?」

あかねこ☆とバランシャはうなづいた。

ミー♪6/2 19:37:42181cfVVvW6A.Gx.M||893
◆松浦遼輔さん:ありがとうです^^ α32号機さん:薬草は、大量にいりますね(汗◆

ミー♪6/2 19:41:312181cfVVvW6A.Gx.M||230
しかし、実沙は黙り込んでいる。
首も振らない。
嫌な予感がして、アラシは実沙に恐る恐る聞いた。

「おっお前、もしかして金、持ってないのか・・・」

実沙は、コクンと一つ首を縦に振ると下を向いてしまった。
とても申し訳なさそうに・・・

アラシ「しょうがねぇな・・・俺が払ってやるよ。」

松浦遼輔6/2 19:46:592201cfuUG0y8W91io||997
つづきがたのしみ

ミー♪6/2 19:48:422181cfVVvW6A.Gx.M||19
その言葉を聞いた途端、実沙の顔に笑顔が戻った。
そして、思いっきりアラシに飛びついた。

実沙「アラシ!ありがとう!!愛してるぅ〜」

アラシ「うわぁ!!離れろよ!!お前に愛されたって困るっつぅの!」

実沙「冗談だって(笑」

ムスとした顔をしてアラシは、後ろを向いてしまった。
しかし、顔が少し赤くなっていたのを隣にいたあかねこ☆は見逃していなかった。

ミー♪6/2 19:55:532181cfVVvW6A.Gx.M||987
夕焼けに染まった空は、だんだんと黒いカーテンに包まれていく。
空には満天の星が広がっている。
川や森が近くにあるせいか、この辺りは夜涼しい。
実沙は、夜空を見に宿の裏庭へ来ていた。

実沙「うひゃぁ♪綺麗!!都会じゃ、こんな綺麗な夜空見れないもんなぁ。」

星空に見惚れている実沙の後ろに何者かの影が近づいた。
殺気に気づき後ろを振り返った。

実沙「あっあなたは!!」

α32号機6/2 19:57:412101cfqH4Zv.Y5Lbk||187
誰?

ミー♪6/2 20:1:382181cfVVvW6A.Gx.M||975
実沙「チッチバさん、どうしたんですか?」

実沙は、チバが手に持っている物を見落としてはいなかった。
キランと時折それは光る。

実沙「それって、剣・・・ですよね?一体、何に使うんですか・・・」

チバ「あぁ、これの事?そうだね。君の命を捕る為って言ったら、どうする??」

ニヤニヤ笑いながら、ジリジリと実沙に近づいてくる。
恐怖で足が震えて、動かない。

α32号機6/2 20:2:332101cfqH4Zv.Y5Lbk||434
チバが悪役に・・・

和泉直人6/2 20:4:322194cfzVhRnedxmnk||783
チバs敵だったんだ!!

ミー♪6/2 20:5:182181cfVVvW6A.Gx.M||869
「ボムッ!!」

実沙とチバの間に魔法(ボム)が落とされた。
一瞬、アラシが助けに来たのかと思ったが、どうやら違うようだ。

実沙「バランシャさん!?」

バランシャ「勝手な事されちゃぁ、困るんだよねぇ。僕の使命もあるから。」

チバ「お前は、この女の仲間・・・」

ミー♪6/2 20:11:402181cfVVvW6A.Gx.M||65
バランシャ「いや、違うよ。君の仲間でもないけどね。まぁ、狙っている物は同じっぽいけど・・・」

実沙「え・・・じゃぁ、バランシャさんも私の命を!?」

バランシャ「まぁ、そういう事になるかな。僕は、ある方に命令されてだけど、
 チバっていったけ?こいつは、少し目的が違うっぽいよ。」

チバ「その通り。この女、賞金首にこの辺りじゃされてるぜ。だから、僕は、その賞金
 目当てでね。なんせ、この女、捕まえたら賞金100万GOLDだぜ!」

和泉直人6/2 20:15:222194cfzVhRnedxmnk||221
ひゃ・・・百万!?

ミー♪6/2 20:16:212181cfVVvW6A.Gx.M||384
バランシャ「まぁ、僕は賞金はいらないけど、君がこの女殺したら僕の使命はたせなくなっちゃうから手、出さないでね。
 もし、手だしたら君も・・・」

チバ「・・・っち。」

緊張感が、周りに漂っている。
実沙は、思い切って聞いた。

「ねぇ、チバさんはともかく、バランシャさんは、なんで私の命を狙っているの?
 ある方って誰??」

ミー♪6/2 20:22:182181cfVVvW6A.Gx.M||407
バランシャ「ある方・・・まぁ、後でわかるでしょう。君は、何万という奴らに狙われている。
 まぁ、君の命を狙っていない奴は、事情を知らない奴ばかりだ。
君は、この世界に不幸をもたらす。
この世界にいては、いけない存在だ。
詳しい事は、後々わかるんじゃないか。ただ、生き延びれたらだけどね・・・」

そういうと、スッと杖を前に構え実沙にボムを放った。
風を切って、向かってくる。

実沙「キャァァァァァ!!」

【十話に続く】
 

和泉直人6/2 20:27:272194cfzVhRnedxmnk||504
バランシャs〜〜〜〜やはり敵だったか

アーヤ6/2 22:38:392227cfGNA53kNG60E||868
毎回楽しく読ませていただいてます^^
続きが楽しみですWW頑張ってください

ニック6/2 23:48:472201cf4nxVOS.WeiM||78
ぅゎー
やっぱりバランシャさんは悪役だったのか〜w

続きが楽しみだぁ〜^^

ヽ(゚Д゚;)ノ ハッ!
俺も悪役かもなぁ・・・
まぁいいやぁ♪(ぁ

梨恵6/3 16:13:512192cfLD0fwPo7xmU||732
うわ〜!つづきがみたいー!

チバ6/3 19:4:222182cfSIKYSKCUyzQ||52
悪役だった〜!(別に本当は僕は悪いやつではありませんよ)

マスター零6/3 20:25:542031cfCOV.Ym2AQpc||470
ミーさん
ちょっとばかしほむちゃきてください

ミー♪6/4 12:42:212181cfVVvW6A.Gx.M||721
和泉直人さん:やはり、敵だと思ってましたか^^実は、味方だった!とかの方が
 意外性あったかも・・・
アーヤさん:ありがとうございます!嬉しいです^^
ニックさん:バランシャさん、悪役というか、主人公がこの世界では、悪役っぽいですね(^^;
 ニックさん、敵か味方か楽しみにしていてください^^
梨恵さん:続きは、今日書けたら、書くつもりです^^ありがとうです!
チバさん:たぶん、悪役でも無いと思います^^これから・・・(何
マスター零さん:すみません!昨日ここ、見てなかったので行けませんでした。
 一応、今から行きますのでよかったらここにレスしておいてくださいm(_ _)m

ニック7/1 21:53:222211cf9yZqIjO3d5I||867
10話はhttp://chibifantasy.com/bbs/t12-737.htmlです^^


本文(<>," shift+7使用不可)
 ※メルアドや電話番号を公表してはいけません、荒らしを批判するのは「俺が神掲示板」以外は禁止!
 
特殊文字 by.チビファンタジー