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6413〜声〜後編えいと8/16 21:22:432191cf3iy6KqyDXRk
え〜部活の合宿やなんやらで遅くなりましたが後編をやっと書き終えました^^:
前編読んでない方はこちらを先に・
http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-6284.html

ちなみにこちらの読み切りもよろしく☆(約束)
http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-6220.html


えいと8/16 21:23:312191cf3iy6KqyDXRk||131
あの電車の事故から2週間たった。
だけど遊はまだ学校に来ない。

えいと8/16 21:23:432191cf3iy6KqyDXRk||241
〜〜〜声〜〜〜後編

えいと8/16 21:23:532191cf3iy6KqyDXRk||164
私は遊のおかげで軽いすりきず程度で済んだ。
でもそのために遊はすぐに手術が必要な程重傷だったの。
手術は成功したみたいなんだけど遊とは連絡がとれないまま…。


えいと8/16 21:24:72191cf3iy6KqyDXRk||201
放課後。


茜「・・・。」

礼奈「…茜。今日も遊君来なかったね。」

茜「…うん。」

礼奈「絶対大丈夫だよっ、手術も成功してるんだから!
  きっとそのうちまたヘラッとやってくるって!」

茜「…うん。」

礼奈「…さっきからなんなのよ。そんな死んだような顔してっ!
  それじゃ遊君が助けた意味がないじゃないっ!」

えいと8/16 21:24:202191cf3iy6KqyDXRk||118
茜「れな…。」

礼奈「辛いのは茜だけじゃないんだからねっ!
  いい?よく考えなさいよ?遊君は茜に無事でいて欲しい、つまり元気でいて欲しいからかばったんだよ?それなのに茜がそんなんじゃ遊君の気持ちはとうなるのよ!」

茜「…そうだよね。私、遊の気持ちを全然考えてなかった。
  ありがとう、れな。私、元気でいるよ!いつ遊が学校に来ても笑顔で迎えるられるためにもねっ!」

礼奈「わかればいいのよ☆やっぱ元気な茜が一番だよ。」

茜「ありがとう。私、れなが友達で本当に良かったよ…。」

えいと8/16 21:24:332191cf3iy6KqyDXRk||159
礼奈「そんなおおげさだよぉ〜(照)
  茜も元気になったことだし、これからカラオケでも行きますか!」

茜「…ごめん、れな。私今日、二者面談なんだ…。」

礼奈「えぇー!ホントにっ!?」

茜「…ごめんねぇ。」

礼奈「もぉ〜しょうがないんだから〜。じゃあ、あたし先に帰るね!」

茜「うんっ!じゃあまたねっ!」

えいと8/16 21:24:532191cf3iy6KqyDXRk||48
職員室。

ガラガラ。
茜「先生ー!如月ですけど………!!」


茜は自分の目を疑った。


茜「・・・ゆ・う?」

その声に振り返った男は間違いなく遊だった。


茜「遊っ!よかった無事で…ホントに…。
 どうせ遊の事だからホントは治ってるのに学校さぼってたんじゃないの〜」


…あれ?

えいと8/16 21:25:122191cf3iy6KqyDXRk||485
茜「遊?どうしたのよ?いつものへらず口はどこいったのよ?」


それでも遊は『元気でよかった』と言うように私を見てほほ笑んだ。


茜「…なんで、なんにも喋らないのよ?」

先生「如月、吾妻はな…」
遊「・・・。」


先生がなにか言いかけた時、遊の手が先生をさえぎった。

えいと8/16 21:25:292191cf3iy6KqyDXRk||591
茜「そんなの遊らしくないよっ!何も喋らない遊なんて遊じゃないっ!」


私は泣きながら職員室を飛び出した。


先生「おい、如月!」


遊は困ったように笑いながらその場に立っていた。

えいと8/16 21:25:422191cf3iy6KqyDXRk||255
夜。


グスッ…グスッ…なんで遊はしゃべってくれないの?
そりゃ悪口ばっかり話す遊なんて嫌いって言ったけど…。
やっぱ遊の声が聞きたいよ…いつもみたいな会話でもいいから遊と話したいよ…。


ピロリロリ〜ン♪


誰?

えいと8/16 21:26:132191cf3iy6KqyDXRk||669
from 遊


…遊!


『おい、久々に会ったのにいきなり逃げだすのはあんまりじゃねーか?頭うったから少しはまともになったかと思ってたのによぉ。あいかわらずバカネだなー。でも元気そうだからよかったぜ。今度会えるときが楽しみだなっ。』


…良かった…いつも通りの遊だ。
なのに私、遊にひどい事言っちゃった。
…明日ちゃんと謝らないとね。

えいと8/16 21:26:282191cf3iy6KqyDXRk||435
翌日。


茜「れな、おはよー!」

礼奈「おはよー、今日は一段と元気だね☆」

茜「れなのおかげだよ。」

それに遊に会えると思うと…エッヘッヘ…

礼奈「…茜?笑顔って言うよりそれじゃにやけ顔だよ…。」

茜「えっ?…私、にやついてた?」

礼奈「…うん。」

えいと8/16 21:26:572191cf3iy6KqyDXRk||663
・・・ハズいっ!
れなもちょっと引いてるし…。いくら嬉しくてももう少し気を引き締めてないと!

礼奈「…茜、なんか悪いもの食べた?」

茜「えっ?」

茜の顔はまたにやついていた。

えいと8/16 21:27:142191cf3iy6KqyDXRk||474
朝のSHR。
先生「…今日の予定は以上だ。あと最後に連絡が一つあるんだが…」


はぁ〜あ。つまらんなぁ〜。ってか遊はまだ来てないし。
早く遊に会いたいなぁ。遊の事ばっかり気になって先生の話しなんて聞けないよぉ。

男子生徒「どういう事だよ先生!」

先生「もう決まった事なんだ。」

えいと8/16 21:27:292191cf3iy6KqyDXRk||885
あれ?みんな何で騒いでるのかな?

男子生徒「俺らに顔を見せないなんてあんまりじゃないか!?」

先生「本人の願いだ。顔を見ると別れが辛くなるからって…。」


誰か転校でもするのかな?

えいと8/16 21:27:432191cf3iy6KqyDXRk||473
先生「みんなで吾妻のアメリカでの手術の成功を祈ろう。」


吾妻…遊?

…アメリカ?

…手術?

茜「せ…先生?吾妻君がアメリカで手術って、どうゆう事なんですか?」

先生「聞いてなかったのか?先日の事故で吾妻は声が出ない状態になってしまったんだ。あいつは自分の声を取り戻すために今日の便でアメリカへ行くんだ。」

えいと8/16 21:27:592191cf3iy6KqyDXRk||961
う…そ…。

だからメールで明日じゃなくて『今度会うとき』って書いたんだ。
じゃあもう遊に会えない?

イヤだよ…。

茜「そんなのイヤッ!」

先生「おい、如月!どこへ行くんだ!」

茜は教室を飛び出して行った。

礼奈「茜!先生、如月さん朝から体調悪いって言ってたんで保健室にいったんだと思います!あたし、心配なんで見てきます!」

先生「おい、古賀までどこに行くんだ!」

えいと8/16 21:28:182191cf3iy6KqyDXRk||160
屋上。

グスッ…なんで黙って行っちゃうの?

私…遊が好きって気付いてから何もできてないな。

私ホントに…
?「このままでいいの!?」

後ろに立っていたのは礼奈だった。

礼奈「遊君の所にいかなくていいの?このまま別れちゃっていいの?」

茜「…いやだよ。」

礼奈「じゃあ行かなきゃ。」

えいと8/16 21:28:382191cf3iy6KqyDXRk||921
茜「でも遊は私のせいで声が出なくなっちゃったんだよ。それなのにノコノコと顔をみせていいの?」

礼奈「茜のせいじゃないよ…きっと遊だってそー言ってくれるよ。」

茜「…でも、」
礼奈「大切なのは自分の気持ちだよ。」

茜「…そうだよね。私、遊に会ってくる。言いたい事がたくさんあるもん!
 れなっ、ありがとっ!」

礼奈「頑張れっ、茜!」

えいと8/16 21:28:492191cf3iy6KqyDXRk||842
ガラガラ。
先生「古賀か。如月はどうした?」

礼奈「早退するみたいですよー。」

えいと8/16 21:29:62191cf3iy6KqyDXRk||517
遊は自分の荷物をまとめて家を出るところだった。

遊(茜にはちょっと悪かったかな…。)

親「遊、そろそろ車に乗りなさい。」

遊は車に乗ろうとした時だった。

茜「待ちなさいよっ!」

遊(茜!?)

遊は驚いた表情で茜を見た。
茜は遊に歩み寄った。
茜「…声が出ないって本当なの?」

えいと8/16 21:29:212191cf3iy6KqyDXRk||989
遊は黙って頷いた。

茜「…そう。
  昨日はあんな事言ってごめんなさい。私ほんとは遊ともっと話したかったの。なのに遊は私と話してくれないから…。


  私ね…遊の事が好き。


  ホントはアメリカなんか行かないで欲しい。遊の声は聞けなくてもいい。遊に側にいて欲しいの…。」


遊はポケットからメモ帳を取り出しなにやら書き始め、茜に手渡した。


茜「…えっ?」

えいと8/16 21:30:62191cf3iy6KqyDXRk||756

遊の手紙
『茜…メッチャ嬉しい。俺も茜が大好きだよ。出来る事ならアメリカにも行かないでお前と一緒にいたい。
 …だけどそれじゃダメなんだ。俺の声で、俺の口から“好き”と言いたいんだ。
 それに俺の声が出ないコトで茜はずっと自分を責めると思うんだ。それじゃ楽しくない。前みたく、毎日大きな声で挨拶して、たまに口喧嘩して…茜とそんな風にありたい。
 1年待ってくれ。そしたらきっと迎えに来るから。』


えいと8/16 21:30:212191cf3iy6KqyDXRk||918
茜「…遊。
  私待ってるよ。遊が私の事好きって言ってくれるの待ってるから。」

そして2人は抱き締めあった。

不意に茜が遊に口づけをした。

茜「遊、今のは1年後に帰って来るってゆう約束の判子の代わりだよ?」

遊は恥ずかしそうに笑っていた。

えいと8/16 21:31:512191cf3iy6KqyDXRk||720
…1年後。

遊の声があの町で響いた。


遊「ただいまっ!茜!」

えいと8/16 21:32:52191cf3iy6KqyDXRk||570
END

えいと8/16 21:33:312191cf3iy6KqyDXRk||701
間違って完了を押してしまった!!
見てくれた方感想をお願いします!!
採点だけでもいいんで・・・。

ゆずボウヤ8/17 9:34:422191cfBdfQGHIF/RQ||3
おはようございます☆★
この小説を見てマジ泣きしそうになりましたw
こんな私を泣かせられるなんて、凄いなぁ〜と思いました((ドンナワタシダヨw
茜は本当の気持ちを伝えられて、本当に良かったですね^^
遊も茜の事スキだったんだぁ(*−ゝ・)ノ凸ヘーヘーヘー
とてもよかったですよ!!!

月乃8/19 18:16:112182cf5SrOihJexfI||232
こんにちわ^^
感動しました〜〜〜!
最後ホント、ハッピーエンドになってうれしいです!
遊は一年たっても茜への気持ちは変わらない^^
最高!相思相愛。
キスのたとえも最高でしたぁ〜〜!!!
本当よかったとです・・・。(ナゼヒロシ風!?


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