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6418向光高校文芸部ルーテ8/17 9:37:352211cfS7gCScBe9T2
向光高校(こうこうこうこう)一章です。

ルーテ8/17 9:50:592211cfS7gCScBe9T2||645
「終わったぁー」
ここは、向光学院付属高等学校の教室。そして今、この教室ではテストが終わった所だった。チャイムが鳴り、授業の終わりを告げる。
「ふうっ。」
このクラスには友達もおらず、部活にも入っていない入野 京(いりの・きょう)は、一人で荷物をまとめ、早々に教室を出た。しかし京は玄関へは向かわず、上へと足を向ける。京はいつも屋上で放課後を過ごすのだ。そして、いつもどおり地面に座り、真っ青な空を見上げて色々な事に思いを馳せる。すると、いきなり後ろから声がかかった。
「お、京の字。早いじゃん。」

ルーテ8/17 9:51:552211cfS7gCScBe9T2||925
時間が無いので今日はここまでです。すいません。

ルーテ8/17 13:6:372211cfS7gCScBe9T2||807
と、言いつつまた来ました。

ルーテ8/17 13:26:562211cfS7gCScBe9T2||409
「斬・・・」
そこに居たのは、背の高い茶髪の少年、風和 斬(ふうわ・きり)。黒髪で背もあまり高くない京とは正反対な人物である。ついでに、クールで知的、少し近寄りがたい雰囲気を持つ京に対し、斬は愛想もよく、誰にでも好かれるタイプ。性格も外見もまるで正反対の二人が、何故か放課後屋上仲間になっているのだ。
「にしても、今日は空が綺麗だなぁ〜」
「うん、そだね。」
「よし、食うかぁ〜」
そう言って斬は弁当を広げ始めた。今日は短縮授業だったので、今から昼食なのだ。斬に習って京も弁当を広げた。
『いただきます。』

ルーテ8/18 12:56:292211cfS7gCScBe9T2||613
弁当を食べ始めて早々、京はイヤな物を見つけた。
「にぼし・・・」
「ん?今日は京の字じゃなくて母さんが作ったのか?まあいい。食べてしんぜよう。」
「本当?」
半信半疑で聞く京に、斬は胸を反らした。
「もち。ただし2本は食え。」
「えぇ〜」
やがて、食事を終えた京は空になった弁当箱を鞄にしまうと、代わりに厚いノートを取り出した。表紙には「魔女の物語」と書かれている。
「お、完成したんだ。見して見して。」
少し遅れて食事を終えた斬よって来た。


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