6470 | ★リリの不思議な旅★第3章 | スキピオ | 8/20 13:24:6 | 2182cf/TLQfJolQw6 |
アリアンナ、紗羅、炎髪灼眼の討ち手、スキピオの共同作品です ではアリアンナ、どうぞ*** |
アリアンナ | 8/20 15:12:28 | 2111cfwrXvYaUKq0.||742 | ||
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アリアンナ | 8/20 15:19:33 | 2111cfwrXvYaUKq0.||862 | ||
やがて静かに王が口を開いた 「少し聞きたいことがある」 王は自信のなさそうな口調で言った 「ケイヴ・カリュオスという者を知らんか?」 王の声からはどうせ知らないだろうという思いがちらほらと読み取れたが、反対にリーリルは飛び上がった 「知ってます!!」 |
アリアンナ | 8/20 15:24:16 | 2111cfwrXvYaUKq0.||57 | ||
「何!!知っておると!?」 王ははじかれたように立ち上がった 「はい、あたしの父です」 王は興奮気味に二人を招き寄せた。ルゥは所在無さげに広場のあちこちを見回している 「ど、何処におるのだ??」 王の声は上ずっていたが、リーリルの気分は一気に落ち込んだ 「・・・あたしが小さいときに亡くなりました」 |
アリアンナ | 8/20 15:34:1 | 2111cfwrXvYaUKq0.||548 | ||
王もがっかりしたようにリリを見た 「何? 亡くなったと?」 王は思案に暮れているようだ 「そなたはケイヴの娘といったな」 リリはこくんとうなずいた 「ケイヴからわしらのことを何か聞いていないか?」 「いえ、物心がついたときにはもういませんでしたから」 |
アリアンナ | 8/20 15:42:7 | 2111cfwrXvYaUKq0.||388 | ||
王はしばらく考えこんでいた 「ケイヴが住んでいた所に案内してくれぬか?」 リリはすぐにはいっと答えそうになって止まった。母さんのこと忘れかけてた! 「ちょっと家に帰れない事情があるので・・」 王は面倒くさそうに手を振った 「場所だけでも良い」 リリは少し考えてから話し出した |
アリアンナ | 8/20 15:47:51 | 2111cfwrXvYaUKq0.||777 | ||
「滝を登って、ずっと行ったところです。その川の源の近くです」 「どの滝だ?」 りリはルゥの顔を見た 「えっと・・・」 「さっきの兵士たちに聞いたらいいんじゃないですか? たぶんおれたちを助けてくれたのは彼等だと思いますから」 王はそばに置いてあった金色の鐘をチリンチリンと鳴らした。と、すぐにさっきの隊長が現れた 「彼らを助けた川は何処だ?」 |
アリアンナ | 8/20 15:52:53 | 2111cfwrXvYaUKq0.||728 | ||
隊長はさっきよりもへどもどし出した 「私どもは彼らを助けていませんが・・・」 王は眉にしわを寄せた 「では、どこで彼らをみつけたところに近い川は何処だの?」 隊長は徹底的に困ったような顔になった 「恐れながら、陛下。あそこの近くに川はありません。私どもが見つけたのは森の中です」 |
アリアンナ | 8/20 15:59:6 | 2111cfwrXvYaUKq0.||785 | ||
リリとルゥは顔を見合わせた 王は隊長をじぃっと見てからリリに視線を戻した 「どういうことだ?」 「では、違う人が助けてくれたのでしょう」 ルークも口をはさむ 「俺たちは船で旅をしてたんですけど、途中で滝から落ちちゃったんですよ。で、目をあけたときに居たのが兵士たちだったのでてっきり川から引き上げてくれたのは彼らだと思ったんです。」 |
アリアンナ | 8/20 16:5:48 | 2111cfwrXvYaUKq0.||664 | ||
王はふぅむとうなって隊長を下がらせた 「そなたはケイヴから鍵のことを聞いてはおらぬか?」 リリは再び飛び上がりそうになった 「ど、どんな鍵ですか?」 「銀の鍵だ。蔓草の装飾がほどこされておる」 リリは麻袋の中をごそごそ言わせてオルゴールをとりだした。パカッとあけて鍵を取り出そうとして止まった 「『油断するな』」 隣に立っているルゥにはりリの唇がそう動いたのを見ることができた。この距離では王には何も気づかれていないでしょう 「え、えっと・・・これではないわ。ルゥ、少し持ってて」 |
アリアンナ | 8/20 16:11:23 | 2111cfwrXvYaUKq0.||873 | ||
リリは再び麻袋をごそごそいわせた。ルゥはふたを開けたまま渡されたオルゴールをそっと見た 『川の導く世界へ行きなさい』の文字の下に、今度は『油断するな』と書かれている 『油断するな』というのは、この状態では、王に対して油断するなと言うことなのだろう 「あの、それで、その鍵はどういうものなのですか?」 リリは探し続けるふりをしながら聞いた 「その鍵は、もともとわしのものでな。」 王はゆっくりと話し出した |
アリアンナ | 8/20 16:18:14 | 2111cfwrXvYaUKq0.||940 | ||
「ある日、一人の旅人を城に泊めたのだ。それがケイヴ・カリュオスなのだが、ケイヴと若かったわしはすぐに意気投合してな。それで、数週間一緒に城の中を歩き回った。」 王はゆったりと玉座に沈みこんだ 「その鍵のことも話した。それは先祖代々受け継がれているもので、何かの宝箱の鍵らしい」 |
アリアンナ | 8/20 16:35:16 | 2111cfwrXvYaUKq0.||992 | ||
王は急に悲しそうな顔になった 「それで、しばらくしてケイヴは城を立ち去った。そして、それと同時に銀の鍵もなくなっていたのだ」 リリは今の話をしばらく頭の中で考えていた。少しもおかしなことはない。リリはやっぱり鍵は王に渡したほうがいいのかと思ってルゥからオルゴールを受け取った 「鍵を持っておるのかね?それならすぐに返してほしい」 リリは少し不安になった。それというのも、何か不快な気持ちが伝わってくるのだ。 「あの、鍵を渡さないといけませんか?」 リリはためらいがちに言った |
アリアンナ | 8/20 16:40:34 | 2111cfwrXvYaUKq0.||78 | ||
その言葉を聞くと、王は目をむいた 「何を言っておるのだ。もともとわしのものといったであろう。」 リリはなんだか王に鍵を渡すのがいやになってきた。 「もっていますが、でも・・・」 「持っているのなら、渡せ!!」 王は他の事には目に入らないように玉座を立ち上がった。リリとルゥも反射的に逃げ腰になる 「い、嫌です。」 リリはオルゴールを麻袋に放り込むと扉に向かって駆け出した 「父さんがこの鍵をとったのには何か理由があるはず。あたしはそれを突き止めます」 |
アリアンナ | 8/20 16:44:48 | 2111cfwrXvYaUKq0.||882 | ||
「そいつをつかまえろ!!!」 王が信じられないような大声でさけんだ。とたんに扉が開き、兵士がどっと押し寄せてくる リリは先頭にたっていた兵士の槍をひっつかんで足をはらった 何人かがまきぞえをくって倒れる リリは長い槍を振り回してすばやく道を作った 「ルゥ! 早く!!」 ルゥはひるまずにリリの横をとおりぬけ、兵士の中に駆け込んだ リリも後に続く |
アリアンナ | 8/20 16:49:10 | 2111cfwrXvYaUKq0.||294 | ||
城を出ると町の中を滅茶苦茶に走り抜ける 何処に行けばいいのかさっぱり分からない 兵士たちもリリとルゥがどこに逃げたか分からないでいるようだ リリとルゥは疲れて、雑多に積み上げられた箱の隙間に隠れた その時、リリは腕をぐぃっとつかまれる。あまりの強さに悲鳴をあげる 「いたたっ、ルゥ痛いって」 しかし、横を見るとリリの腕をつかんでいたのは見知らぬ女の人だった |
アリアンナ | 8/20 16:53:31 | 2111cfwrXvYaUKq0.||40 | ||
「あんたカリュオスの娘だって???」 リリはこくんとうなずいた。横ではルゥがぽかんと女の人を見上げている。浅黒い肌にきりりとした眉が印象的だ 「あたしはジャミナ。こっち来て。」 リリは反射的に抵抗しようとした 「ばかっ、こんなところに居たらつかまっちまうよ。」 それでも動こうとしないリリを見てイライラと言う 「あんたのお父さんに頼まれてんだよ。娘が来たら一緒に連れてってくれって」 リリはびっくりして立ち上がった |
アリアンナ | 8/20 16:57:19 | 2111cfwrXvYaUKq0.||956 | ||
「父さんが・・・?」 ジャミナはうなずいてリリとルゥの手を引いた。今度は二人とも素直に従う 「こっちだよ」 リリとルゥはジャミナに連れて行かれるまま町の中を影から影へと走り回った 「ここだよ」 だいぶん町外れにきたようだ。家がまばらになってきているジャミナはちょっと待っててというなり一つの家に駆け込んで中からリュックを取ってきた 「行くよ」 |
アリアンナ | 8/20 17:0:27 | 2111cfwrXvYaUKq0.||939 | ||
「行くよってどこに?」 ジャミナは近くにあった井戸のなかを覗き込んだ 「川の導く世界よ。」 リリとルゥは驚いて顔を見合わせた 「川はここにつながってるの」 リリとルゥは言われるままに井戸の中を覗き込んだ。井戸の途中に穴が空いていて、そこから水がざあざあと流れ落ちている。 「行くよ!」 ジャミナはリリとルゥをせかした |
アリアンナ | 8/20 17:3:3 | 2111cfwrXvYaUKq0.||822 | ||
リリは意を決して井戸の中にもぐりこんだ。すぐ後ろにルゥがつづく。そして、そのあとからはジャミナが来る音が聞こえる 中はすごく急だった 芯までずぶぬれになりながら三人はどこまでもすべって行った *続く* |
アリアンナ | 8/20 17:4:33 | 2111cfwrXvYaUKq0.||260 | ||
これであたしの担当終了です これからは紗羅さんです 是非、感想お願いします |
紗羅 | 8/20 18:37:26 | 2191cfvhti4IPGhs2||516 | ||
承りました。(笑)もうちょっと考えるので、時間がかかるかもです。 |
スキピオ | 8/21 16:59:40 | 5870cfkOJnTmOY64Q||120 | ||
アリアンナごくろうさま☆ おもしろかったよ*** 紗羅さん、がんばってください!! |
炎髪灼眼の討ち手 | 8/21 18:25:33 | 5917cfYkzZ6Wxx87s||292 | ||
お久です。 今までの経過がとっても面白いです。 次をどうつなげるかが楽しみです。 |
紗羅 | 8/22 9:59:17 | 2182cf/LHUZzKCam.||7 | ||
話がまとまってきたので、(私の頭の中で。)スレ立てても良いでしょうか。 |
アリアンナ | 8/22 12:43:14 | 2111cfh6tIJzpSF0g||503 | ||
どんどん書いてください!! めっちゃ楽しみにしてます>紗羅さん |
アリアンナ | 9/3 10:2:25 | 2101cfiwGZuDidts2||491 | ||
続き→http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-6524.html |
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