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6518なつやすみmarinoe8/24 11:16:315887cfezVQ.Rt1EJo
まんまな題を持ってきちゃいました
やっぱり、ちゃんと宿題をするべきか
それとも折角の休みには はっちゃけるべきか
多いに悩む私です
こんな所で悩む時点で人間性が露出しているようで・・・


         一度きりの人生 楽しまないでどうするの

marinoe8/24 11:20:545887cfezVQ.Rt1EJo||319
         マジックアイランド

夢のお国に咲く花は
やはりどこか摩訶不思議
朝には向日葵色にきいろくそよぎ
夕べには静かに紅く散っていく
まるで黄昏時に恋したように
魔法の杖は降りおろされる       ティアレの花の甘い芳香はきっと
                   一種の魔法の呪文のようで
                   全てを夢と幻の中に収めていく

           地上最後の楽園と言われる一年中 常夏のその島では

marinoe8/24 11:22:25887cfezVQ.Rt1EJo||434
判で押したように6 時過ぎに
お寝坊なお日様は
クルスタルクリアな海から顔を覗かせる  雨の帳が降りてる朝は
                    全てに紗がかかったように鈍色で
  その重たげな海の色も        触ると鉛になりそうな予感
  しらっといつの間にか中天に居座っている
  やっぱり蒼白く発光しているお日様が
  コーラルブルーやエメラルドグリーンの
  きっぱりとしたしましまな海を造り出し
  あたし いつもの時間に出勤してきたからねぇと
  きかん気なおババな顔もちらっと見せつける

              700万年前に起きた噴火で浮かび上がった島

marinoe8/24 11:23:345887cfezVQ.Rt1EJo||248
切り立った岩肌も露に
でこぼこの緑の山並みそのもので
そのまわりを環礁で閉ざされた
ラグーンが縁取る        燦々と煌めく陽射しに負けぬ
                ド派手でカルフルなおさかなは
                 きらびやかに着飾っていて
      なんびとの目も虜にしてしまうでしょう

                  どこまでも底抜けの蒼い海にぽっかり浮かぶ緑の島

marinoe8/24 11:25:145887cfezVQ.Rt1EJo||487
環礁でくだける波の間から
                   雲も時々生まれてくる

      なんだかバカみたいに透明度の高い真っ青な海

marinoe8/24 11:28:295887cfezVQ.Rt1EJo||152
この美しくも完璧なラグーンは
パラダイスに片足を突っ込んでいて
冬というには暖かすぎる気温と
乾季の風が心地よく
さらさらの真っ白な
パウダーのような砂浜を渡り
ヤシの木を揺らす       底抜けに明るい陽気な蒼を見ているうちに
               いつの間にか
               一瞬時の流れも止めてしまう
               圧倒的な夕焼けが始まります
               雲を白く発光させて海を黄金色に変え
               海と空をコーヒー色にブレンドして
      静かに夜の幕が切って落とされる
 

marinoe8/24 11:30:145887cfezVQ.Rt1EJo||76
朝寝坊なお日様は
 きっかり12時間の勤務時間を守って
 夕方6時にはおやすみの体制に
 海に沈んでいくのを見過ごして
 茜雲を見ているうちに       いつのまにか
                  半月がニッカリ 微笑んでおりました
                  煌煌とした月明かりに負けずに
                  満天の星も降ってくるようで
      なにがなにやら     星の並びもいつもと違って
      ところで あれが南十字星だろうか


marinoe8/24 11:31:225887cfezVQ.Rt1EJo||526
一等星だけのスカスカのそらと違い
賑やかな星の瞬きに惑わされて        えぇ

       この島は緑と蒼の真珠のような地球の雫そのもの

marinoe8/24 11:33:235887cfezVQ.Rt1EJo||731
*鴉*

夏の時間が立ち止まって

気まずく澱んでいく空に
                      ボクは向日葵のように
からすがためらっている           お日様に向かって飛ぶ
                      朝は昇っていく朝日に
                      夕は黄昏れてく夕日に
いつでもどこでもどんなときも        目は決してそらさずに
        まっすぐ向かっていく
瑠璃色に溶けていく夢を踏みしめて

かたくなな面持ちで真っ黒な弾丸になって

まっすぐにお日様までつき進んで向かっていく

marinoe8/24 11:34:555887cfezVQ.Rt1EJo||366
*夏の似姿*

台風一過の
花丸二十丸な紺碧の青空
さわさわと風とクラゲが遊ぶ
ミンミンゼミは溺れた模様

徐々に あおが薄まっていくと
どっこい 生きてる ジジジジジと
大地を揺るがすうなり声が

しおしおしおと しおっ垂れた しみったれ声
かねかねかなと 金無心
おうしんつく と 郵便屋

みどり 渡る風と 一緒に
真っ盛りを 
もくもくのしろさに 
縫い付けて
朝も はよから 
鳴き通し

marinoe8/24 11:36:195887cfezVQ.Rt1EJo||124
* サマータイム*


時 時々 晴れ 
ドキドキ 曇り
時たま 雨降り 

お庭では樹木の濃い緑のかおり
楓の薄い葉脈を橙色に透かして
ぼんやりとあかりを灯したよう

せみが癇癪を起こしたように煩く
辺一帯の熱をゆるゆるとかき回す

それでも

ビイドロの膨らみがかぜを孕んで
チリリリンと涼を縁側に運びます

お昼寝でまどろむ赤児と猫
ぼんやりと ながめて
銀のスプーンで氷水を一口
何もしない怠惰を二口

marinoe8/24 11:37:415887cfezVQ.Rt1EJo||885
* 風になりたい*

熔け出した夢の錆び付いた夜
カタカタと軋んだ音をたてて
綴られていく 砂色のあした

marinoe8/24 11:38:155887cfezVQ.Rt1EJo||598
とわの眠りを 誘い出す
   渦巻く 幽玄と無限の境
        砂漠に花など咲きはせぬ
          そんなことは 自明の理
                渺々と吹き荒れる未来に
                  空色の種が生まれました
            白と黒の狭間の緑の暗躍
        光の明滅に跳ね返されて 
     木漏れ日の煌めきのなか 
 白く発光を始める 夢幻

marinoe8/24 11:38:395887cfezVQ.Rt1EJo||124
赤とんぼのルビーをエメラルドの草原に置く
蝉の抜け殻の琥珀の透明の輝きを 散らした
虫取り網の少年の心はダイヤモンドの煌めき

marinoe8/24 11:38:595887cfezVQ.Rt1EJo||228
南南西からの風向きが変わった
月光を孕んだ虹色の真珠を胸に
大空いっぱいに希望の帆を張れ

marinoe8/24 11:39:115887cfezVQ.Rt1EJo||826
いろと祈りの養分を吸って
コスモスが風に揺れている

marinoe8/24 11:40:475887cfezVQ.Rt1EJo||491
* カウントダウン*

もくもくの白さを
蒼い空に貼付けていた夏は   ミ〜
ろうそくの灯火なのか      ン ミ
最後の悪足掻き          ン ミ
                  ン ミ
                   ン ミ〜
                    ン
      大地を震わす絶叫でお題目を唱えている

        

marinoe8/24 11:42:525887cfezVQ.Rt1EJo||923
        べっとりと張り付く熱と湿気を
        ゆるゆるとかき回す風は
        どこまでも停滞しているようで
        空は高さをぐっと低める

涼を運びに 
  おしめりは 
    やってくるのだろうか

   風鈴を孕ませもせず
   みどり色にへばりつく暑さ

marinoe8/24 11:44:345887cfezVQ.Rt1EJo||109

      それでも 季節はゆっくりと
      移ろいの羅針盤のその針を       
   秋へとシフトさせていくようで
      茜トンボも空に負けずに   ゴキゲンヨウ 秋ダネ モウ
      低く気ぜわしく挨拶をかわす    ホラ ママゴンノ 監視下ノモト
        虫取り網ハ 机ニ 齧り付イテイル
        野原ハ ボクラニ 返サレタ

marinoe8/24 11:45:235887cfezVQ.Rt1EJo||69
その夜 橙色の欠けていく歪んだ月が
地面すれすれに東の空に現れました   忙しウサギのチョッキから
                   懐中時計を盗んできたら
                   ハンマーでたたき壊してしまうのさ

marinoe8/24 11:45:345887cfezVQ.Rt1EJo||850

       アルバムのページが増えるようには
       埋まらない真っ白な帳面
       蒼い海の色に染めよか
       緑の木陰に籠ろうか
       風前の灯火の夏休み
       宿題はまだ終わらない

  見慣れた色を白の画用紙に滴らせて 
  絵日記も中途
  どうぞ 朝よ こないでおくれ 
  朝顔は枯れず 蔓を天まで届かせて      僕はジャック
                        金の雌鶏は僕のもの
          ここは蚊帳の海
          潮騒が呼んでいる
          僕はずぅっと夏模様

marinoe8/24 11:48:315887cfezVQ.Rt1EJo||196
おしまい

一部、私の思惑とまるで違う、文字の配列になってしまいました。
失礼しました。

marinoe8/26 11:5:105887cfezVQ.Rt1EJo||514
*鴉*
夏の時間が立ち止まって

気まずく澱んでいく空に
                      ボクは向日葵のように
からすがためらっている           お日様に向かって飛ぶ
                      朝は昇っていく朝日に
                      夕は黄昏れてく夕日に
                       目は決してそらさずに
          まっすぐ向かっていく

marinoe8/26 11:5:325887cfezVQ.Rt1EJo||216
いつでもどこでもどんなときも       
       
瑠璃色に溶けていく夢を踏みしめて

かたくなな面持ちで真っ黒な弾丸になって

まっすぐにお日様までつき進んで向かっていく

marinoe8/26 11:6:415887cfezVQ.Rt1EJo||66
あぁ、治しても、うまい具合にきちんと一列に並んではくれないのですな。
残念、無念、くぅ

銀月8/27 15:13:442182cfLMvpixotkc6||192
遅ればせながら、こんにちは(*`◇´*)/
鴉、いいですね…真っ黒な弾丸、素敵な表現だと思います。
夏のバカンスは、魔法使いに沢山の絵の具を与えてくれたようで…。
カラフルだけれど目に痛くない、心に優しい言葉の並びにほっとします。
淡色も原色も、自分色として組み合わせられる…羨ましい限りです。

銀月8/27 15:15:282182cfLMvpixotkc6||10
文字の並び方は、書き込む時とは同じとはいかないらしく…。
同じく無念を感じた事がしばしば。
プレビュー機能でもあれば有難いですねぇε〜(´、`;)ゞ

と、最後は感想でも何でもありませんが…。
夏もそろそろ終わり、次は僕の大好きな秋です。
原色の季節から、パステルの季節への移動ですね☆

marinoe8/27 16:39:395887cfezVQ.Rt1EJo||177
銀月様、こんにちは☆
文字の並び・・・・無念でしたが、そんなスタイルではなく
内容で勝負しろという声も聴こえてきそうですが、
どうしても見た目とか並びとかにも創意工夫をしてみたかったのです。
ヤレヤレ、うまくいかなかったです。

夏は色から外向きに突き進んでいく季節でもあった訳ですが、
秋になって内向きにこれまでの想い出を紐解いたりできる
ロマンチックバリバリの季節になるのかな。

まぁ、どちらかというと私の夏は暑さから避難しないと
やってられない怠さとか澱みが見え隠れしてますね。
ちょっとバカンスをリリカルに謳い上げてみました。
うまく伝わったでしょうか。ありがとうございます☆

Cherry8/27 22:47:122191cfIOtzcfb12mg||936
まりーさん、こんばんは^^
すっかり遅くなってしまいまして…自己嫌悪の固まりになって参りました><
どの詩も深く深く心に残りましたが、私が特に印象に残ったのは
*カウントダウン*でした…^^
少年の心というか…幼い子供の気持ちが息づいているというか…
的外れかもしれませんが、そんな印象を受けました。
“私もジャックになりたい!! 金の雌鳥は私のもの”
夏休みの終わりに涼しい風が吹いてきました…

博多ダンディ(兄8/28 3:6:196122cf/xp.tcSszM.||827
marinoeさん、こんばんは
日常に浮沈する躯と脳、なかなかここに辿り着くことが出来ませんでしたよ

コーラルピンクの夏バケーションにご満悦のご様子、詞の端々に感じられます
とともに、夏が終わるにつれ否応無く高まる無常観が花に虫に託され、
風の音に驚くあなたが目に浮ぶようであります
烏の隊長が星になる頃、また季節は違う顔を見せてくれるのでしょう。

marinoe8/28 9:57:415887cfezVQ.Rt1EJo||8
Cherry様、こんにちは☆

催促したようで、恥じ入っているのですが、書き込みを失敗した上に
読み難いだろうと思いつつ、でもスレの流れるスピードに題のインパクトも
いまいちだったのは否めず、イジイジとしていたのでした。

でも題は*カウントダウン*への布石だったので、
もう正にバッチリ理解されて嬉しい限りです。
子供を生息させるのに童話を持ってきてちょっと姑息でしたが、
ジャックと豆の木はこの頃は親が見せないお話に成り果てているようですが、私は好きなのです。
ありがとうございます☆

marinoe8/28 9:58:595887cfezVQ.Rt1EJo||532
ずん様、こんにちは☆

今、色々取り込んで発酵中の頭脳にはあまりにはまんまでしょうがなかったかなと思いつつ、
一緒にバケーションを堪能してもらえたようで、良かったです。
と、言いつつ、目の前をうろうろしていれば、煩いのもあったのかな、やっぱり・・・・

無常観、そうか、日々流転していってしまう事柄が好きな気がして、
実は、ある一定の場所にそのまま留まっていたいのにできないもどかしさが
季節の変わり目、特に夏から秋になる頃、余計グサッと胸に迫ってくるのかもしれない。
烏の隊長は☆になる予定だったようで、なんかすばらしく素敵なイメージをありがとうございます☆


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