6794 | ☆闇から光に変わるとき☆〜第三章〜 | ☆バンビ☆ | 9/28 17:12:13 | 2181cf5T7CJqQvELg |
前回感想をくれた方〜 愛海様 スワロー様 ありがとうございます^^ お返事はできませんが、今後ともよろしくお願いします。 では、今回も頑張りたいと思います。 応援してください(エッ |
☆バンビ☆ | 9/28 17:14:49 | 2181cf5T7CJqQvELg||504 | ||
私は、小公女のように、誇り高いつもりだった。 いじめられようが、バカにされようが、叱られようが、泣くことはなかった。 泣かないならよけい、ふてくされていると、嫌われたのこも知れないけど。 |
☆バンビ☆ | 9/28 17:21:10 | 2181cf5T7CJqQvELg||542 | ||
クリスマスイヴだった。日暮れがやってきて、五時前だというのに町は暗い。 空の暗さを跳ね返すように、とおりはイルミネーションの洪水だった。 デパートは建物全体を赤いリボンの明かりで結び、商店街にはクリスマスツリーが ずらりとならんでいる。 星よりもたくさんの光が瞬いて、クリスマスソングも絶え間なく聞こえた。 大通りは人でぎっしりとうずまり、わたしも人ごみに混じっていた。 信号が赤に変わって、わたしは横断歩道で立ち止まる。 向かい側に大きな電光板があった。 |
☆バンビ☆ | 9/28 17:30:50 | 2181cf5T7CJqQvELg||443 | ||
「またもバラバラ事件。殺されたのは二十五歳から三十五歳と思われる女性。」 電光板を走る文字を読む私の後ろで、カップルが話していた。 「二人目だよ。殺しの手口も死体をバラバラにした凶器も同じなので、同一犯の 仕業だと警察は言ってるらしい。夕刊で読んだよ。」 「いやだわ。クリスマスに似合わない事件じゃないの。」 「クリスマスだからと言って、すべての人が優しく清らかになるわけじゃないさ。 恨みを抱えているやつもいれば、憎む相手を殺したいと、歯軋りすやつもいると思うな。」 「もうそんな、ニュース忘れましょう?」 「そうだね。」 |
☆バンビ☆ | 9/28 17:31:45 | 2181cf5T7CJqQvELg||98 | ||
失礼ながら、用事があり一度中断させていただきます。 レス、厳禁でお願いします。 |
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