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6806女嫌いと男嫌い牙龍10/1 12:45:332193cfYhj6BHIbqI.
僕は、人に好きという感情を抱いた事がない。
表面だけかわいいと思うことならあっても中身まで好きになれないのだ。
それは、家の家庭環境にある。
家の家族構成は、母1人姉3人妹1人自分1人という構成。
父は昔事故で死んでしまった。なので僕以外は全員女の人。
それ故に、女の人のことがあまり好きではなくなってしまった。
姉は下品だし、部屋も汚い。妹も生意気。しかも男の人と会うときだけかわいこぶっているところがまた好きになれない・・・
こういう理由で女の人が苦手になってしまった。

牙龍10/1 12:46:412193cfYhj6BHIbqI.||863
昔はこのことを克服しようと一番クラスで持てるAさんを観察した事がある。しかし、ずっとその人を見ていたら他の男子にからかわれ、なぜか僕がその人とを付き合っているということになってしまった。
Aさん「なんでそんなことになっているの?最悪」
と僕の近くでわざと聞こえるように言い残していった。
僕も「あなたのどこが良いのか分からないので観察していただけです。」などと言いたかったが口が裂けてもいえない。
そのせいもあって、女の人がますます苦手になってしまった。

牙龍10/1 12:47:42193cfYhj6BHIbqI.||481
そして、今はしゃべる女の人といえばインターネットのチャットの知り合いだけである。まぁ、本当に女の人かどうかも分からないがとりあえず喋って楽しいので良い。
彼女のハンドルネームは「ミカンちゃん」みかんが好きだからと言っていた。
ミカンちゃんに家の家庭環境と女の人が苦手なことを喋ってみた。
ミカンちゃん「う〜ん・・複雑だねぇ・・」
僕「まぁ、苦手なだけで喋ったりは出来るしネットだと大丈夫だけどね」
ミカンちゃん「それなら今度現実であってみない?そのことの克服もかねて」
僕「え?」
ミカンちゃん「いやぁ、家もさ私以外の家族みんな男で余り好きじゃないんだよね・・男の人・・」

牙龍10/1 12:47:512193cfYhj6BHIbqI.||970
彼女の話によると家族構成は父1人兄1人弟2人らしい。しかも弟はちょうどおませさんな時期といっていた。家族の部屋はちらかっていて変な本まで置いてあるのでかなり嫌らしい。
自分と似ていると思ったので、ダメもとで会ってみようと決心した。

ミカンちゃん「じゃあ、明日あそこの駅で集合で」
僕「OK」

牙龍10/1 12:48:102193cfYhj6BHIbqI.||171
---翌日---


牙龍10/1 12:50:172193cfYhj6BHIbqI.||672
僕「ふぅ、彼女の目印は確か携帯いじって待ってると言ってたな・・たしか携帯にミカンのストラップがいっぱいあるって言ってたっけ・・ん?あの人かな?」
小柄な女の人が携帯をいじっていた。まぁ、顔は普通にかわいいと思う。最初どう、声をかければ良いのか分からなかった。
僕「あの〜、ミカンちゃんですか?」
ミカンちゃん「お、来た来た!」
彼女はインターネットでの喋り方と現実での喋り方がほとんど一緒だった。
ミカンちゃん「ため口でいいよ、とりあえずどっか行こっか」
僕「あのぉ、名前教えてくれる?」

牙龍10/1 12:50:482193cfYhj6BHIbqI.||386
僕はさっそくため口で話しかけた。
ミカンちゃん「じゃあ、今日克服することを君と私が出来れば、お互いに教えるって言う事にしない?」
僕「じゃあ、それで・・・」
とりあえず、街中を歩いていた。僕はインターネットでだいたいのことは分かっていたので緊張はしない・・と思っていたがやっぱり女の人は苦手・・。
彼女が僕の顔を見る。
ミカンちゃん「気楽に行こうよ。」
僕が緊張しているのが分かったらしい。しかし、その一言でだいぶ落ち着いた。
とりあえず、いろんなことをして時間が経っていった。
ミカンちゃん「そろそろ帰る?」
僕「じゃあ、帰ろっか」

牙龍10/1 12:51:212193cfYhj6BHIbqI.||199
もう辺りはすっかり暗くなっていた。
なので、送って行こうか?と聞いたが大丈夫、とバスの中へ入っていった。
ミカンちゃん「今日も9時にネットやってね」
僕「うん」
そして、しばらくバスが行くのを見ていた。
しばらくたって僕も家に帰りパソコンを立ち上げる。
ミカンちゃん「今日は楽しかったね^^」
僕「うん、けどすごい疲れた・・」
ミカンちゃん「体力ないなぁ〜、まぁ一番最初に見たときから線細くてやっぱり家族女の人ばっかだなぁと思ったけど・・w」
僕「ひど!そっちは、何かそんなに男の人苦手って感じじゃなかったね^^」
ミカンちゃん「そう?ところで女の人苦手な事克服できた?」


牙龍10/1 12:51:432193cfYhj6BHIbqI.||89
そういえば、後の方は全く気にしていなかった。最初は緊張したけど克服する為に来たって言う事自体忘れていたぐらいだ。

僕「全く気にしてなかった・・wなんでだろう?そっちはどう?」
ミカンちゃん「う〜ん、私も今まで忘れてたなぁ・・」
僕「この調子なら大丈夫そうだね^^じゃあ、明日も学校あるから寝るね」
ミカンちゃん「うん、おやすみまた遊ぼうね〜」
僕「OKじゃあばいばい」

---翌日---


牙龍10/1 12:52:62193cfYhj6BHIbqI.||16
とりあえず、学校に行った。いつも通りな退屈な授業。僕は昨日のことを考えていた。
僕(そうえば、あんまり女の人が苦手なの治ってないなぁ・・)
クラスの女子の会話を聞いていると誰もいないところに行きたくなる。いつも通り苦手なままだった。
そして、学校が終わり一通り宿題を終えパソコンに向かった。

彼女は来ていない。少し待ってみた・・・。
・・・
それでも来ない。
僕「今から風呂入ってくるからこのレス見たら8時に来て」
そして、風呂も入って時間になった。

牙龍10/1 12:52:212193cfYhj6BHIbqI.||644
ミカンちゃん「ごめんごめん、今日宿題多くってさぁ・・」
僕「うん、大丈夫^^」
ミカンちゃん「今日学校行って男子と喋ってみたんだけど・・苦手なままだった・・」
僕「え!?やっぱり?・・僕も治ってなかった・・」
彼女も治ってない事に驚いた。なぜかわからないが、彼女だけは大丈夫だったらしい。自分と似ているからか、女の人と意識しなかったからか・・良くわからないが次に会う約束をした。
ミカンちゃん「じゃあ、昨日と同じ時刻で次の日曜日ね^^」
僕「うん、わかった。じゃあそろそろ落ちるね。」
ミカンちゃん「じゃあ、バイバイ」
そして、僕はパソコンの電源を切った。


牙龍10/1 12:52:462193cfYhj6BHIbqI.||44
次の日の朝
おはようと、1人の男子が声をかけてきた。
僕「おはよう」
僕も挨拶を返した。彼は最近仲良くなった友達だった。僕と違い女の人が苦手とかいう事はなかったが気があった。
僕「そういえば、この前ネットで知り合った女の人会ったよ」
彼「ホント!?」
彼はとても驚いていた、ネットで知り合った人と会ったことより僕が女の人と会ったことに驚いているらしい。
彼「で、どうだったの?」
僕「何が?」
彼「女の人苦手だったんでしょ?それでも大丈夫だったって言う事は好きになったとか・・?」
僕「ん?」

牙龍10/1 12:53:142193cfYhj6BHIbqI.||880
彼女のことを苦手にならなかったのは好きだったから・・?と疑問が出来た。好きという感情は生まれて一度もなかったので良くわからなかった。
僕「とりあえず、今度また合うよ」
彼「うん、好きかどうかは、そのときあって確かめれば?」
僕「うん」
そして、今度の日曜日に確かめる事になった。

そして、授業が終わり家に帰る。
家に帰ったらすぐにパソコンを立ち上げた。
僕「そういえば、最近パソコンやってばっかだなぁ・・」
と独り言を言っていた。
ミカンちゃん「こん^^今度の日曜日楽しみだね^^」
彼女は先に来ていた

牙龍10/1 12:55:582193cfYhj6BHIbqI.||706
僕「うん、次はどこいこっか?」
ミカンちゃん「どこでもいいよ」
ずっと、雑談をして時間が過ぎていった。
そして、行くところまで決まったのでまた楽しみが増えた。
---日曜日---
僕「ふぅ・・ここで待ち合わせだったよな・・?」
と、独り言を呟いていた、そのとき丁度小走りで彼女が来た。
ミカンちゃん「ごめんごめん、待った?」
僕「ううん、今来たところ」
僕は、なんかデートっぽい会話だなぁと思いながら彼女の顔を見た。なぜか前あったときとは違う感情が出てくる。
ミカンちゃん「じゃあ、前決めたところにでも行こっか」

牙龍10/1 12:56:302193cfYhj6BHIbqI.||613
僕「うん」
そして、何時間か経っていった。
僕「ちょっとトイレ行ってくるね」
ミカンちゃん「うん」
そして、トイレに行った。
僕「う〜ん、これは好き・・なのかなぁ・・」
と独り言を言っていた。そして、後ろから肩を叩かれた。
学校で最近中の良くなった男子だった
彼「よ!何してんの?」
僕「いや、この前言ったネットの知り合いと・・」
彼「マジデ!?で、好きだった・・?」
僕「うん・・そうみたいだ・・・」

牙龍10/1 12:56:492193cfYhj6BHIbqI.||924
まぁ、確実とはいえなかったがとりあえずこういっておいた。
彼「じゃあ、今日告白するの?」
僕「え?」
告白・・全くそのことは考えていなかった。好きかどうかを考えていて好きだったらどうしよう・・としか考えていなかった。
僕「うん・・考えてみる」
彼「じゃあ頑張れよ、じゃあな〜」
彼は走って行った
ミカンちゃん「遅かったね」
なぜか、彼女の顔を見ると緊張した。一番最初にあった緊張とは少し違った。」
ミカンちゃん「どうしたの?」
僕「いや・・別に・・じゃあ、次のところ行こうか」

牙龍10/1 12:57:122193cfYhj6BHIbqI.||44
ミカンちゃん「うん」

そして、帰る時間。
僕「今日もできる?」
ミカンちゃん「うん。じゃあ、そろそろバス来るから先行って良いよ」
僕「いや、バスくるまで一緒に待ってるよ」
ミカンちゃん「ありがとう」
そして、バスが来たじゃあ、また9時に!と、僕は言った。
そしてバスのドアが閉まった。

牙龍10/1 12:57:252193cfYhj6BHIbqI.||840
家に帰って時間になるまで考え事をしていた。
そして、今日のことを告白しろと言っていた友達にメールで教えた。
僕「今日は告白しずに終わった。・・と、送信完了」
そして、返事はすぐに返ってきた
なんでしなかったの?、今からチャットでしろ!と書いてある。
僕は、絶対無理と送った
そして、今日しなきゃ一生できないかもよと言われた。
僕はしばらく考えた・・
たしかに好きという感情が明らかになったのは今日だから、一番良いタイミングなんだろうけど・・う〜ん・・
そして、メールにこう書いた
なんて、告ればいいの?

牙龍10/1 12:57:462193cfYhj6BHIbqI.||661
おぉ、やっとその気になったか!まぁ、シンプルに付き合わない?で良いんじゃないの?と送ってきた。
まだ迷い中だけど・・とりあえず、言うならそうやって言う。
と送り返した。
彼は迷うな、絶対大丈夫と送ってきた。
そして、約束の時間。
僕「ふぅ、今日もつかれたぁ・・」
ミカンちゃん「でも楽しかったね、特にあそことかさぁ・・」
と、雑談をしていた。
ミカンちゃん「そろそろおちようかな」
僕「待って」
と引き止めてしまった・・。こうなったら言うしかない・・。

牙龍10/1 12:58:12193cfYhj6BHIbqI.||232
僕「あのさ・・付き合わない?」
ミカンちゃん「え?」
僕「だからさ・・なんか、他の女の人は苦手だけど君は大丈夫って言うか・・まぁ、そんなわけで・・付き合って下さい」
ミカンちゃん「・・・次に会うときに私が言おうと思ってたのに・・wいいよ^^うん、こちらからもお願いします。」
僕「ホントに?ホントにいいの!?」
ミカンちゃん「もちろん♪」
僕は急いで友達にメールした。告白成功とだけ送った。
ミカンちゃん「まだ、完全に女の人克服したわけじゃないけど・・私だけでも大丈夫になったって言う事で私の名前教えなきゃね♪」
僕「あ・・忘れてたw」

牙龍10/1 12:58:302193cfYhj6BHIbqI.||936
ミカンちゃん「私名前は・・・」
僕も自分の名前とメールアドレスを教えてとりあえず、電源を切った。
そして、次の日の朝。
携帯が鳴り出した。彼女からだ。
おはよう、いい天気だね^^
と書かれている。
うん、次いつ遊べる?と返した。
う〜ん、次はねぇ・・
などと雑談をずっとしていた。じゃあ、そろそろ学校行くねと返した。
他の女子に浮気するなよwと送ってきた。

牙龍10/1 12:58:352193cfYhj6BHIbqI.||409
そして、もう一通着ていた。
でも、大丈夫か!私以外の女の子苦手だもんねw
と、きている。僕はそっちもねと返した。
彼女は、このことはもう克服しないで良いからねと送ってきた。
僕は、またそっちもねと返した。
そして、私は、男嫌いは一応君だけ治ったけど、変な本とか部屋が汚いとかはごめんだからねwと言ってきた。
僕はもう一度そっちもねwと返した。
そして、クスッと笑って鞄を持って学校に行った・・・

牙龍10/1 13:0:222193cfYhj6BHIbqI.||145
初めてここで書きました。
ここまで見てくれた方はいないと思いますが、少しでも見てくれた方がいたら感想お願いします。m(_ _)m

スワロー10/1 18:14:466111cfyil7c1Ws9M.||433
最後まで見ましたよ〜、長文お疲れ様でした。
ストーリーは、よくまとまっていて読みやすかったですよ!

牙龍10/1 19:37:02193cfYhj6BHIbqI.||419
ありがとうございました!


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