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6860刻苦の虚みりん10/8 11:46:392191cfUBuhPmvfOQs

果てる刻をひたすらに追っていた

それは幻にも似ていて
思い違いと言えば
それきり


みりん10/8 11:46:552191cfUBuhPmvfOQs||493

始は終へと向かう引金だ

人の巡りにも似ていて
繋いでいられないことが
無力な自分を映しだすようで
きらい


みりん10/8 11:47:142191cfUBuhPmvfOQs||209


黄昏が染まる色は何色でしょうか



空を仰ぐ
さすれば何かが起こるはずだと
不確かな証明を真実だと信じていた


みりん10/8 11:47:292191cfUBuhPmvfOQs||978

もう・・・
終わったことのように語り出す現在の詩話は
現在進行形で語り継がれてゆくのですか


みりん10/8 11:47:492191cfUBuhPmvfOQs||488


空から降り頻る黒い血は
熱も痛みも伴わず
私の胸を濡らすだけ

みりん10/8 11:48:82191cfUBuhPmvfOQs||93
雨でもいいけれど
傘を捨てて
彷徨う勇気が無いのも
本音のひとつ



みりん10/8 11:48:262191cfUBuhPmvfOQs||899


片仮名が彩るいつか
奏で始めた不協和音が心地よく響く
馴れ合いは嫌いでは無い
途中で尽きてしまうことが嫌なだけ
一層涙を誘い浮かばせてしまうだろうから


みりん10/8 11:49:82191cfUBuhPmvfOQs||397


静寂を振り切り浮かぶ輪郭
目を逸らしてしまってもいいだろうか


みりん10/8 11:49:272191cfUBuhPmvfOQs||7


探れば探る程に深く沈み
手を伸ばしても届かなくなる記憶
それが例え仄かな憶えであっても
真実と偽りたくて
濁る澱みに嵌る足


みりん10/8 11:49:452191cfUBuhPmvfOQs||626


痛む硝子が割れそうだ
掻き消した想い出は
言葉に乗っては翻る
胸の中には今も鮮やかなまま心を揺らす


みりん10/8 11:50:22191cfUBuhPmvfOQs||668


染まる背中を眺めては連ね連なる想い
永遠を知る程に終わりが近付くような気がしても
終から始が生まれるとは思えなくても
闇が吸い付く夢がどんなに汚れても 抱き締めていて


みりん10/8 11:50:152191cfUBuhPmvfOQs||913


口ずさむメロディーの中にさえ存在しうるフェイク
本当を狂おしい程求めては
現の蠢きに息を抜く


みりん10/8 11:50:342191cfUBuhPmvfOQs||832


枯れていたら  どんなに  楽だろう
聞こえるか?   涙



みりん10/8 12:1:412191cfUBuhPmvfOQs||858

□■アトガキモドキ■□
こんにちは、みりんです。

題材は、嘘 です。(また、多面的な・・)
裏切りにも、絆の深みにも繋がるこれは対極的で
哀しみに繋がる可能性の方が、明らかに大きいと思うのですが
幾つか前の日に見た言葉の衝撃を隠しきれず、つくりました。

長々しい詩になっていて、造語が大量生産されています。アララ
それでも何かを感じて頂けたら嬉しくて、嬉しいです^^♪    ■◇オワリ



marinoe10/14 10:36:142184cffgqyaRxUYD.||891
みりん様、こんにちは☆
この題名、めちゃ気に入りました。
人生と言うからくり時計を眺めているような内容で、
渋く転調していくように語感が変わっていって唸ってしまいました。
最後の涙で止まる言切りが赤ん坊のオギャと言って始まるのとリンクしているようです。
嘘が見つからなかった私は術中に嵌ってしまったようですね。

みりん10/23 19:29:522191cfUBuhPmvfOQs||926
こんばんわ。感想有り難うございます**
返信、遅れてしまってすみませんっ。いつもいつも。

ひとつの区切りごとに、終を付けたくて連々と書いていたら
いつの間にかまとまりが失われていて驚きです。理不尽だなぁって思います;

題名、悩みました。
最近は手抜きが見え見えの題ばかりでしたし、気に入るものも当然無かったのです。
今回の題名は、お気に入りです。
marinoeさんにも気に入って頂けて、とっても嬉しいです。


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