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692新小説 OUT〜それぞれの決意〜マジュニア6/5 10:7:02031cfPkRgr2C3mOI
人は情報と冒険の中でしか生きられない・・・
一つ一つの出来事が人を変えていく・・・
その時に生じる犠牲は何かわからない
迷いの中で人は生きていく
それがそれぞれの決意・・・

ということでアウトの続編です。
物語は第十四話からはじまります。
初めて見る方もわからなくなることはないと思うので
ぜひ読んで下さい・・・
それでは・・・

マジュニア6/5 10:9:292031cfPkRgr2C3mOI||221
世界の情報を知ることができる職業シーカー・・・
13歳の少年ジム・フラットはカーフェイ・ブラックと共に
試験を受けて、見事合格する。「己を守る」
シーカーの基本を学び、ジムは兄を探す為に旅に出ることを決意した。
カフェ(カーフェイ)はジムと旅に出ることを決意した。

花枕6/5 10:9:502202cfZeqWFeotgis||66
わぁぁぁ!!!
はじまったぁぁぁ!!
がんばってくださいっっっ!

プッチョ6/5 10:11:322101cfYyCdu9A162s||127
応援してます。

マジュニア6/5 10:13:552031cfPkRgr2C3mOI||508
第十四話「旅立ち」

シーカー試験を終えて次の日・・・
ジムとカフェはレンガマンションの102号室で目を覚ました。
重い目をこすりながらカフェは立ち上がる。
カフェ「朝か〜」
思いっきり手をひろげ気持ち良さそうにしている。
ジム「カフェ、起きてたの〜」
立ち上がることもしないでジムはまた寝てしまった。

マジュニア6/5 10:17:112031cfPkRgr2C3mOI||308
ジムの気持ち良さそうな寝顔を見たカフェは
起こす気にならずに自ら寝てしまった・・・
レンガ「二人共〜」
この人はレンガ・・・
ジムとカフェが借りているマンションの管理人。
少し低めの声が今日もジムとカフェを呼びかける。
レンガ「まだ起きてないのかな?」
その低い声が二人を深い眠りに誘う。

マジュニア6/5 10:17:462031cfPkRgr2C3mOI||367
花枕さん、プッチョさん。ありがとうございます。

マジュニア6/5 10:21:532031cfPkRgr2C3mOI||395
時計の針は12時を指していた。
カフェ「ふぁ〜」
大きなあくびをしてカフェが起きた。
ジム「カフェが起きた〜」
すでにジムは起きていた。
隣の布団のカフェに手を差し出した。
カフェはその手をつかんで立ち上がった。
二人はようやく目を覚ました。

マジュニア6/5 10:24:92031cfPkRgr2C3mOI||8
さっそく顔を洗って、布団を片付けた。
レンガ「もう起きたのかな?」
下の階にいるレンガは笑顔で言った。
レンガ「あの子達を見ていると昔のブレイドを思い出す」
ブレイド・フラット。
彼がジムの探す兄だった。
彼もシーカー試験を受ける為に連歌の部屋を借りていたのだ。

マジュニア6/5 10:24:442031cfPkRgr2C3mOI||199
訂正・・・連歌じゃなくてレンガでした

マジュニア6/5 10:28:62031cfPkRgr2C3mOI||163
レンガの頭にはブレイドの懐かしい姿が浮かんだ。
二階に上がって、二人の部屋を軽く叩いた。
カフェ「レンガさんだ」
着替え終えていないまま扉を開けた。
レンガ「おはよう、もう昼だけどね」
優しい笑顔がカフェの気持ちを落ち着かせた。

和泉直人6/5 10:29:372194cfzVhRnedxmnk||404
始まったー♪(遅)

マジュニア6/5 10:31:22031cfPkRgr2C3mOI||288
カフェ「ジム〜レンガさんだよ」
まだ着替え途中のジムが慌てて走ってきた。
ジム「こんにちは〜」
二人共、微妙な格好だったのでレンガは笑った。
レンガ「ははは、ブレイドみたいだな〜」
少し驚きながらもジムは問いかけた。
ジム「兄さんが?」

マジュニア6/5 10:36:152031cfPkRgr2C3mOI||25
カフェはその間に考え事をしているようだった。
レンガ「君の兄さんはジム君によく似ていたよ」
古い扉を閉めて、部屋の中で話すことにした。
二人共、着替え終わって、ゆっくり話した。
ジム「兄さんは今どこにいるの?」
レンガ「う〜ん、船に乗って旅に出るとか言ってたな〜」
興味深そうにジムは言った。
ジム「じゃあこれから船に乗ろう」
突然、船に乗ろうと言い出すジムにカフェは言った。

マジュニア6/5 10:39:362031cfPkRgr2C3mOI||179
カフェ「船に乗るのか?ごめん、もう少し考えさせてくれ」
悩むカフェの表情を見てレンガは言った。
レンガ「今日はゆっくり考えたらどうだ?」
そう言うと、レンガは部屋を出て行ってしまった。
ジム「なんでレンガさん、行っちゃったの?」
不思議そうにジムはカフェに言った。
カフェ「俺達がゆっくり考えられるようにだろ」
不機嫌なカフェを見てジムは心配した。

マジュニア6/5 10:42:452031cfPkRgr2C3mOI||261
船に乗ることを拒否するカフェにも考えがあった。
船は1000Gないと乗ることができない。
二人の手持ちはちょうど1000Gしかないのだ。
ジムの気持ちを折りたくないカフェは悩んでいた。
すると部屋の扉を叩く音がした。
カフェは扉の下に手紙があることに気づいた。
扉の向こうには誰もいなかった。
カフェ「ジム君へ、だってさ」

マジュニア6/5 10:44:462031cfPkRgr2C3mOI||97
ジムはその手紙を受け取り読み始めた。
真剣になっていくジムを見てカフェは言った。
カフェ「俺は船には乗らない。行くなら勝手に行っていい」
そう言うと、荷物を持って部屋を出て行ってしまった。
ジム「待ってよ」
呼び止めたのも聞かずにどこかへ行ってしまった。

マジュニア6/5 10:48:392031cfPkRgr2C3mOI||609
そしてその手紙の内容に悩んだ・・・
ジム君へ
君に話があるんだ。2時半に船乗り場の裏に来てほしい。
来れないなら仕方ないけど、兄のこと知りたいだろ?
旅立つ決意もしたみたいだし・・・
荷物を持って来て欲しい。それと1000Gも持って来てくれ。
                  BYジョーカー

マジュニア6/5 10:56:62031cfPkRgr2C3mOI||140
行くべきか行かないべきか悩んでいた。
ジョーカーは兄と同じ時期にシーカー試験を受けた男だった。
5年連続、シーカー不合格。理由は参加者を殺しすぎたことだった。
合格した年も合格を拒否していた。兄を殺そうとしたこともあった。
しかし、先に進みたい。そんな気持ちがジムを行く気にさせた。
1000Gはなくても行く覚悟だった。
ジム「カフェのいない今、行くしかない」
荷物は兄からもらったナイフだけ・・・
そう思っていたが、カフェの荷物のあったところに1000Gがあった。

マジュニア6/5 10:58:392031cfPkRgr2C3mOI||200
カフェはジムしか船に乗れないころを知っている。
お金を半分にわければ行けない・・・
ジムはカフェの思いやりを知って、涙を浮かべた。
今まで、いい友達に会えなかったジムは嬉しかった。
ジム「ごめんね、ありがとう」
小さくつぶやくと、部屋を出て行った。
鍵をレンガに返して、何も言わず船乗り場に向かった。

花枕6/5 11:0:192202cf7BHY/H9BB5M||377
がんばれっ!
ジム!!

マジュニア6/5 11:2:192031cfPkRgr2C3mOI||272
この時、時計は2時25分を過ぎていた。
大きな船乗り場の裏には倉庫が並んでいる。
そこに一人の男が待っていた・・・
ジム「ジョーカー・・・」
男はうなずくとジムの方に向かってきた。
身長は180を超えている。少し長めの髪と
鋭い目がジムを震えさせた。
ジョーカー「ジム・フラットだよね」

マジュニア6/5 11:6:12031cfPkRgr2C3mOI||60
不気味な声がジムを恐怖に追い込んだ。
ジム「あなたがジョーカー、俺はジム・フラット」
血の匂いを漂わせたジョーカーはジムに何かを渡した。
ジム「これは?」
1000Gだった。船に乗る為にお金だった。
ジョーカー「これで船に乗れるよ」
ジムはそのお金を返した。

マジュニア6/5 11:8:512031cfPkRgr2C3mOI||473
そしてジョーカーから離れた。
ジム「もう持ってるよ、兄さんの話が聞きたい」
一瞬でジョーカーが姿を消した。ジムは動揺した。
頭の上に乗っかっている冷たい物がジムに恐怖を与える。
ジョーカー「ブレイドのことか〜」
冷たい物、それはジョーカーの手だった。
背後にいるジョーカーはジムの頭に手を乗せていた。

マジュニア6/5 11:12:462031cfPkRgr2C3mOI||809
ジム「(ここで死ぬのか・・・)」
何も言えないジムを見下ろして話し始めた。
ジョーカー「君の兄はここにはいないよ」
ジムを赤ちゃん扱いするように話している。
ジョーカー「今、彼はこの世界にはいない」
この言葉がジムの目の輝きを消した。
ジム「あなたが兄さんを・・・?」

マジュニア6/5 11:15:342031cfPkRgr2C3mOI||281
不気味な笑みを浮かべ、ジョーカーはジムを見た。
ジョーカー「殺してあげたいけどね♪」
ジョーカー「OUT・・・異次元空間にいる」
兄の居場所、それは異次元空間だった。
何が目的でOUTに行ったのかは分からない。
しかし今のジムには船に乗って手がかりを探すことしか出来ない。
シーカーの情報でも異次元までは分からない。
そう伝えるとジョーカーは風のように消えた。

花枕6/5 11:17:172202cfmYl2V.hyRTQ||957

異次元!!

マジュニア6/5 11:17:482031cfPkRgr2C3mOI||290
そのころ、カフェは町を出て、森にたどり着いた・・・
カフェ「ここは・・・」
不気味な森の奥を目指して森に踏み込んだ瞬間。
真っ黒な騎士が黒い馬に乗って、彼の前に姿を現した。

マジュニア6/5 11:18:392031cfPkRgr2C3mOI||634
ここまでで「旅立ち」を終わります。
感想お待ちしています。
キャラクター・物語についてわからなければ質問してください

花枕6/5 11:23:302202cfoBCC8AHIHp.||290
おもしろいです!
異次元かぁ・・・(*>v<*
そういうの大好きです!!!!
続きが気になりますっっ!!
がんばってください!!

マジュニア6/5 11:25:182031cfPkRgr2C3mOI||840

黒い薔薇が血を流す・・・
鋭いナイフについたその血が夜を呼ぶ・・・
君を殺めたい・・・
強い者を殺める為、死神は今日も彷徨う・・・
死神の素顔を見た時・・・
トランプが一枚減る・・・

ジョーカーについての詩です。



和泉直人6/5 11:27:152194cfzVhRnedxmnk||355
あーおもしろかった

花枕6/5 11:28:232202cfoBCC8AHIHp.||673

うわぁ・・・
かっこいいですっっ!!

和泉直人6/5 11:28:242194cfzVhRnedxmnk||416
詩まで!!すごいですねぇマジュニアさんは尊敬しちゃいます

マジュニア6/5 11:28:422031cfPkRgr2C3mOI||272

銀の眼が獲物を捕らえる
赤い魔獣に立ち向かうその日が来るまで
銀の少年は歩き続けるだろう
赤い魔獣を銀の眼にうつした時
銀の少年は歩くことをやめる

カフェについての詩です

花枕6/5 11:29:592202cfoBCC8AHIHp.||125
うわぁ・・・
すごいなぁ・・
キャラを詩にできるなんて・・><

和泉直人6/5 11:30:242194cfzVhRnedxmnk||74
また!!すごいうまいです二つとも

マジュニア6/5 11:32:352031cfPkRgr2C3mOI||912

旅立つ少年の決意が
死神を呼ぶ
受け取ったトランプが
少年の手がかりとなる
銀の眼を持つ少年を待つその目にうつるのは
黒い薔薇と鎖がとりつく棺桶だけ

ジムについての詩です

花枕6/5 11:35:262202cfZeqWFeotgis||631
おおお!
かっこいい・・・

マジュニア6/5 11:36:342031cfPkRgr2C3mOI||909

死神に命を狙われた白銀の狼は
地上から姿を消した
死神を恐れたのではない・・・
未知の薬と
白銀のキツネを
待ち続ける為に

ブレイドについての詩です

花枕6/5 11:36:572202cfZeqWFeotgis||62
あの・・・
ちょっとお願いがあるんですけど・・

花枕6/5 11:37:352202cfZeqWFeotgis||758
いいなぁ〜
それ・・・
みんなかっこいいですっ!

花枕6/5 11:38:462202cfvevsRjSUqH6||736
もしよかったら
私の小説も読んでいただけないでしょうか?
下手な上に、意味不明の発言してて
読みづらいことこの上ないんですけど・・・

マジュニア6/5 11:42:152031cfPkRgr2C3mOI||155

鎖の棺桶を背負った
白虎は今日も走り続ける
黒い猫の残した
黒い薔薇をくわえた白虎
その黒い薔薇を
黒い猫に返した時・・・
白虎ははじめて口を開く

クラムについての詩です
(これから出てきますが詩で少しでもどんな人か
わかってもらえたらと思い書きました)

マジュニア6/5 11:42:552031cfPkRgr2C3mOI||404
花枕さん、いつも読んでますよ〜
これからも読み続けるので頑張って

プッチョ6/5 11:45:272101cfYyCdu9A162s||735
ボクも読むんでよろしくおねがいします。

マジュニア6/5 11:46:02031cfPkRgr2C3mOI||278
今日は重要な人物の詩を書いてみました。

花枕6/5 11:46:262202cfvevsRjSUqH6||174
ありがとうございます!
あの・・わがままなんですけど
意見書いてもらえますか??
厳しいツッコミでもいいので・・・

マジュニア6/5 11:46:452031cfPkRgr2C3mOI||463
プッチョさん。もちろんです

マジュニア6/5 11:48:232031cfPkRgr2C3mOI||217
花枕さん、書いておきました。
平和的な世界の状況が好きです。
大きな争いがあったわけではなく、歌を愛することが
喧嘩を生んでいるのがいいです。

花枕6/5 11:57:532202cfuotXbaIMUgg||255
ありがとうございますっ!

マジュニア6/5 12:2:132031cfPkRgr2C3mOI||296
詩は登場人物の決意、運命を表現しています。
語句の意味はこれから分かります。

いおり♪6/5 13:23:542184cfLLIShuLI3Y6||745
凄いです!続きが凄く気になります。


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