705 | リュックサック | ナーシャ | 6/5 14:28:47 | 2201cfxBirGlLA5Jw |
あの時の辛い思いでは、全部引き出しに詰め込んだ。 開きたくないその引き出しには鍵をかけて、 そしてじわじわと忘れていこうとしていた。 引き出しと引き出しの鍵は、見えない所に隠した。 思い出さないように。現実から逃げれるように・・・ だんだんと海に沈むように消えて行く記憶。 もう、見えないほど暗く深いところまで沈んで行く。 嗚呼、こうして忘れようとしている記憶のなかに、 忘れたらいけない記憶なんてないだろう・・・ |
ナーシャ | 6/5 14:45:33 | 2201cfxBirGlLA5Jw||438 | ||
ふと目が覚めたとき、 サクラは目の前の世界を見回す。 ここはどこなのだろう・・・ とてもキレイな場所だった。 緑の草原、色とりどりの花、飛び交う蝶々、静かに鳴く小鳥・・・ 上を見れば青い空に白い雲が点々と浮かんでいる。 ふと横を見ると、誰かが寝ている。 おそらく男だろう。歳は14歳ぐらい。 キレイな顔のライン、流れるような銀色の髪は肩まである。 サクラは、すーすーと寝ているキレイな顔に思わず見とれてしまった。 と、目がサクラを見た。サクラは息を呑んだ。 キレイな緑色の瞳だったのだ・・・ |
ナーシャ | 6/5 15:20:15 | 2201cfxBirGlLA5Jw||535 | ||
「ぉ、もうお目覚めかい?」 サクラははっとした。ここは何所でこの人は誰なんだ? 「あの・・・」 サクラが訊こうとすると、向こうが先に口を開いた。 「俺の名前は蓮路。15歳。」 蓮路は、サクラが今までに見た人の中で、一番キレイだった。 「ここは、聖界。君のサクラの本当の故郷だよ」 「ぇ?私の故郷?」 サクラは蓮路の言ってることが分からなかった。 「サクラは人間じゃないんだ。」 「・・・・!?人間じゃない!?」 「僕もサクラも、聖界の住人なんだよ」 サクラは急にめまいがした。 私が人間じゃない・・・?この人なに言ってるの・・・? そしてサクラは蓮路の腕の中へ倒れこんだ・・・ |
ナーシャ | 6/5 15:25:2 | 2201cfxBirGlLA5Jw||373 | ||
第一章終了^^ えと、これから頑張ります^^ 読んでくださった方、コメント下さい^^ |
koji | 6/5 15:27:2 | 2228cf8rPoHCgHVXI||861 | ||
頑張れ〜応援するよぉ! |
セフィロス | 6/5 15:34:37 | 2101cfX1T8ViY/2YE||661 | ||
ガンバレ^^ |
わかな | 6/5 15:35:46 | 2181cf2pLyeA6xzyw||397 | ||
毎度、ありがとうです。 ナーさんやさしすぎです!! |
ナーシャ | 6/5 15:36:2 | 2201cfxBirGlLA5Jw||322 | ||
おう^^がんばるよぅ^^ |
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