7156 | 『ある時代のお話しA』 | 惟吏 | 11/17 18:23:40 | 2102cfCZ/DweFDJhk |
この間の続きです♪ 多分これで終わるハズ...!! 前のスレでは、コメントがなかったので意外と沈み↓↓(笑) 今回も読みにくいでしょうが、読んで頂けると光栄です♪ 【前回】 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-7133.html |
惟吏 | 11/17 18:26:19 | 2102cfCZ/DweFDJhk||119 | ||
するとそこへ 「シェリア様!!」 と、火にも負けないくらいの、甲高い声が聞こえてきました。 見ればそこに、自分が最も信頼しているアンジェの姿があったのです。 アンジェは息をきらしており、シェリアに歩み寄ると、凄い力で抱きしめました。 シェリアは苦しい一面、久しぶりにとても嬉しくなりました。 「城の者は、私だけを残して皆亡くなりました。 シェリア様だけでも生きていて良かった・・・。 ところで、そちらの方は・・・?」 一拍置いたところで、アンジェが呼吸を整えながら言った。 |
惟吏 | 11/17 18:27:16 | 2102cfCZ/DweFDJhk||373 | ||
「この子はコーラン。 今日、無断で遊びに行った時に遊んだ子。 1回でも外に出て遊んでみたかったから・・・ゴメンナサイ・・・」 「いいえ、構わないわ。一国のお姫様は、このくらいでないと!」 アンジェが涙を拭きながら、嬉しそうに言う。 「でも・・・、この国はもうダメね。 多分、新しい国へ行かなければ、助からないでしょう。 コーラン君も一緒に行くでしょ?」 とりあえず語尾に疑問符を付け、コーランの顔を見た。 |
惟吏 | 11/17 18:29:14 | 2102cfCZ/DweFDJhk||961 | ||
「はい。 俺は小さい頃に両親を亡くしましたから行く所もないし、シェリアについていきます」 寂しそうに、そして嬉しそうに言った。 「ねぇ、アンジェ。 私はもぅ、お姫様じゃなくても良いんだよね?」 恐る恐る聞くシェリア。 「えぇ、シェリア。 これからは、私がお母さんのような人になるのだけど・・・残念?」 |
惟吏 | 11/17 18:29:55 | 2102cfCZ/DweFDJhk||649 | ||
「ううん、とっても嬉しいよ。 大変な事も沢山あるかもしれないけど、大丈夫」 「そうね。 とりあえず私の部屋は、お城から少し離れた所にあったから、 燃え広がるのは遅かったんだけど、持ってこられるだけ持ってきちゃった。 離れるのは寂しいんだけどね」 燃え広がるお城や町を見て、悲しそうにアンジェは言った。 昔の話を聞くと、アンジェもシェリアと同じように、 この町で生まれ育ったのだと言う。 |
惟吏 | 11/17 18:30:22 | 2102cfCZ/DweFDJhk||19 | ||
町の中からは、相変わらず人の声が聞こえていた。 「俺、南に行きたい。 暖かいし、ちょうど良いんじゃないかな?」 「あ、賛成!私もそう思う」 「じゃぁ、南に行ってみようか」 3人で楽しそうに言うと、赤く焼けた町を背にして歩いていった。 |
惟吏 | 11/17 18:30:45 | 2102cfCZ/DweFDJhk||679 | ||
風はまだ吹いている。 小さな水の粒を飛ばして、軽やかに・・・緩やかに吹いている。 城はまだ、燃えていた・・・ ある時代のある場所のお話 |
惟吏 | 11/17 18:33:22 | 2102cfCZ/DweFDJhk||976 | ||
†とりあえずな後書き† とりあえず、完成・・・!! って、この物語は、ァタシが小学校のトキに書いた物なんです 机の整理をしているトキ、発掘してまいりました。。 ・・・結構恥ずかしいですね(照) ぁ、何か感想でもコメントでも頂けると嬉しいです♪ |
ふじいま | 11/17 20:22:54 | 2202cfgGx8dmAGLcg||331 | ||
すごく面白いのにこれで終わりかもしれないということが残念です。次回作を楽しみにしてます |
mickey | 11/17 21:44:40 | 2202cfnzoHpvgV6oY||8 | ||
面白かったですょ! 次回作があるならまた書いてくれませんか? |
惟吏 | 11/17 22:18:8 | 2102cfCZ/DweFDJhk||837 | ||
ふじいまさん、mickeyさん コメントをどうもありがとうございます♪ とりあえず、このお話しはこれで完結なんですが、 また時間があるトキに書きたいと思っておりますw |
スワロー | 11/19 16:47:45 | 6111cfyil7c1Ws9M.||355 | ||
しまった・・・出遅れた! ファンタジーで、お伽話のようでもあるけど、 将来の勉強をさせられたる辺りは、現代的だな、と感じました。 惟吏さんが小学生で書いたなんて、なんかショックです。 私その頃、何してたんだろう(泣) 新作も楽しみにしております^^ |
惟吏 | 11/19 19:10:19 | 2102cflrruwnYhSuI||191 | ||
スワローさん、わざわざ感想をありがとうございますw しかも、こんな読みにくい文章を・・・(泣 小学生と言っても、ほぼ卒業間近でしたし、少し書き直したりしてるのでそうでもないです(苦笑 でも卒業間近と言えば、私は変人になりかけてた頃ですね(ぇ 新作もまた、よろしくお願いします♪ |
かおりこ | 11/20 1:7:44 | 2031cf//ISRszfXYI||20 | ||
狽ョっは!私がログインできなかった間に こんなに素敵なお話が…!完璧に乗り遅れてしまいました; orz 焼けてしまった自分達の故郷を前にしても 生きる希望を失わず 明るく、力強く、そして前向きに生きていこうとする3人の姿を はっきりと思い浮かべることができ、それがとても印象的でした。 しかも、このお話を小学生の頃に書かれていたとは…。 …うーん、まさに感服です。 次回作、楽しみにしていますね(^^*) |
惟吏 | 11/20 11:7:45 | 2102cflrruwnYhSuI||204 | ||
それでも、コメントをありがとうございます♪ かおりこさんも、あの年齢であの文才とは流石です 恐れ入ります(苦笑 次回作も楽しみにして頂いて光栄ですw 張り切って頑張るので、またよろしくお願いします |
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