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7166悪魔は呪いの塊柚子11/18 18:23:362182cfyeTa02DFi9I
「おはよーっ、亜紀!!」
「おはよう〜。」

私は、永野 亜紀
普通の中学二年生です・・・あ、天然だとは言われるけどね


柚子11/18 18:29:332182cfyeTa02DFi9I||485
「おはよう!永野っ!」
「あ、おはよう」
昂樹(こうき)君に話しかけられたとたん、女の子達からキャーという悲鳴が上がる

昂樹君は、バスケ部の副キャプテン
さわやかで、男女ともに人気がある(特に女子

私と昂樹君は結構仲がいいんだけど、女の子の嫉妬の視線がいたい、今日この頃です
別に、私はそんな感情は持ってないし、やめてほしい・・・

柚子11/18 18:35:132182cfyeTa02DFi9I||828
「ねぇねぇ、せ・ん・ぱ・い♡ちょっと来てください」

話しかけてきたのは、由紀ちゃん
一年生で、昂樹君のことが好きらしい
そして、私たちは屋上へと向かう

「あのさぁ、あんた、昂樹先輩にくっつかないでって言ったでしょ!!!」
「・・・私じゃ無くて昂樹君に言ってよ」

「私はね、あんたに消えて欲しいの♡そりゃあ、私はかわいいから、昂樹先輩もいちころだけど・・・」

柚子11/18 18:38:292182cfyeTa02DFi9I||908
「あんたは、私にとっても、昂樹先輩にとっても目障りなの♡」

「・・・めざわ・・・り・・・?」

「そう♡だから今日は、痛い目にあわせてあげる・・・♡」

亜紀ちゃんが、カッターナイフを取り出す

「や・・・やめ・・・て・・・」

柚子11/18 18:41:562182cfyeTa02DFi9I||607
その時だった

「あんたがバイバイだよ・・・♡」

漆黒の衣をまとった奴が、亜紀ちゃんの体を大鎌で串刺しにしたのは


串刺しにされた体は、血も出ず、スウッ・・・と消えていった

柚子11/18 18:45:152182cfyeTa02DFi9I||239
私は、目の前で起こっていることを把握できなかった

「よろしく・・・ナ♡俺は悪魔
「悪魔・・・・!?」

琥珀色の瞳、衣と同じように漆黒の髪
私より、少し幼い表情

「俺・・・ナ、寂しいんだ・・・。一人なんだ・・・・」

柚子11/18 18:47:582182cfyeTa02DFi9I||137
「寂しい・・・の?じゃあ、私が・・・あなたのそばにいてあげる・・・」
「ありがとう・・・ナ。・・・あのさ、あんたは死神と悪魔の違いって知ってる・・?」
悪魔が大きな瞳をこちらに向ける

「死神は、人を殺して・・・悪魔は、人にいたずらをする・・・かな?」
「ううん。違うよ・・・」

悪魔はギュッと私を抱きしめる

柚子11/18 18:49:482182cfyeTa02DFi9I||942
「悪魔と死神の違いは・・・ナ」
「うん・・・」

突然、冷たいものが体に流れ込む

「死神は、寿命の人間をあの世に連れてって、悪魔は、人間の命をもてあそぶ・・」

柚子11/18 18:50:332182cfyeTa02DFi9I||677
暖かい日が差し込む屋上に、影が一つも無くなった・・・

柚子11/19 11:48:312182cfyeTa02DFi9I||639
悪魔ってのは、人を呪う気持ちの塊なんだ・・・♡

俺、一人じゃ寂しいからさ・・・

たくさんの命で遊ぶんだ♡


この世の命は、全部、俺のオモチャ・・・♡


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