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7180のうたをきけmarinoe11/20 11:0:412202cfVTLSpXLrYfk
今年は夏が遅くまでどっかりと

腰を落ち着けていた分

秋を味わい尽くす前に

冬将軍がタクトを振り始めちゃったようで

様々に色付いた木の葉が踊る中

耳をすますと

北風小僧の寒太郎の口笛が聴こえてきました

marinoe11/20 11:5:132202cfVTLSpXLrYfk||870
エチュード

日常に疲れ果てたさびしんぼぅの代わりの

おそらも大泣きをしてくれたのか

全てを拭い去ったようなまっさおなカンバス

キラキラの煌めきが朱や黄色の葉っぱを揺らす

公園はすっぽりスノーグローブに閉じ込められたようで

悪戯な風がさわわ ざわわと絵筆を振るうと

くるくるくるりととりどりの色が舞い

散りばめられた足下には

かさこそかさと芳ばしい落ち葉の絨毯

あおいそらの習作はひと吹きで変幻自在

軽やかな手風琴の調べを載せて

こんな日はびぃどろの置物にしちゃいたいな

marinoe11/20 11:7:412202cfVTLSpXLrYfk||388
木枯らし一号

おとといまでのぽかぽか小春日和から一転
きのうはどんよりと冬枯れが
しこったような空模様で
天気予報も縞模様を
綺麗に入れる為か
季節の針を先に進める一押しか
下り坂に向かう予想
朝、カーテンを開ける前から
雨がリズミカルにうたっていた

marinoe11/20 11:8:142202cfVTLSpXLrYfk||430

10年越しの愛を祝う門出に
雨降って地固まる例えの通り
バタバタしながら
日常を塗り込め
晴れ着の鎧を装ううちに
いつの間にか雨は止んでいた

marinoe11/20 11:8:492202cfVTLSpXLrYfk||850

あらしの余波なのか
はたまた 世間のしがらみだろうか
木枯らしが 落ち葉といっしょに
チリと涙 芥とおもいまで まきあげて
足早に歩いていくコートをくすぐっていった
そして 今 スコーンと抜けた
あおいそらを 見上げる

marinoe11/20 11:11:172202cfVTLSpXLrYfk||482
ラジオ

ほら、行ってらっしゃいと言う
微笑みを置き去りにし
ガムシャラに生きてきた気がする

コチコチと時を刻む音に苛まれて
うちには時計がない

ただいまの声に
シーンとした家鳴りが怖くて
いつでもラジオが鳴っている

時計よりの有能に
一日の挨拶を忘れないようにと
一方的なおしゃべりにも心安らぎ
なくてはならない
心強い相棒なんだ

marinoe11/20 11:13:322202cfVTLSpXLrYfk||14
寿ぐ

生まれ落ちてから死ぬまでに
自分自身でプロデュースしていくうちの
一大イベントである事は確かで

お誕生、お七夜、お宮参り、お喰い初め
初節句、七五三、入学式に運動会
成人式、卒業式などの親として喜ぶ
儀式以外 ほぼ衰退した今

自分が人としてどうありたいか
宣誓できる時でもある結婚式

marinoe11/20 11:13:592202cfVTLSpXLrYfk||853

明け方何を思ったのか激しく降った雨も
止む時を知っていたかのようで
見越して繰り出した行楽客の人ごみの中
駅に降り立つ

marinoe11/20 11:14:372202cfVTLSpXLrYfk||986

海は昨日の空のような色
冬そのものでありながら
木枯らしにざわめく事もなく
日輪の煌めきを映す

砂浜にはまばらな人影
海の上では
色とりどりの三角の旗が
風を孕んで遊ぶ

marinoe11/20 11:15:92202cfVTLSpXLrYfk||989

73歳でガス管を含み自殺した文壇の重鎮の
瀟洒なアパルトマンは33年後の今も色褪せる事なく
すくすくと育ったヤシの並木に木枯らしが哭く

marinoe11/20 11:15:412202cfVTLSpXLrYfk||367

日常やしがらみ、本音にツノまで隠し
ほころび、ヒビも取り繕い

クリスマスケーキの縛りを
軽やかに飛び越え

二足以上の草鞋を嬉々と
履き替える道を選んだふたりの

晴れの場に

全国津々浦々を網羅するかのように
散らばったゆかりの人々が集まってくる

marinoe11/20 11:16:222202cfVTLSpXLrYfk||207

和やかに華やかに粛々と式が進み

久しぶりに見た夕焼けは
10年越しの情熱をまね
いつまでも燻る種火のように紅に燃え

遠く江ノ島の向こうに浮かぶ
おやまをかくしてしまった雲を溶かしていくようで

振り返ると向こう側が透けて見える涙型のお月様

とっぷりと

つるべ落としで迫ってくる夜に

燦然と輝き出しました

marinoe11/20 11:20:92202cfVTLSpXLrYfk||649
よ、ふけ

うららかな小春日が微笑み
空が蒼く透きとおり
宇宙の果てが大きな口を開けると
風が乙女を呼ぶ声が聞こえる

こんな日はお布団でも干しましょう

この頃、冒険談がいっぱい詰まった
世界地図を見かけなくなったな

marinoe11/20 11:20:452202cfVTLSpXLrYfk||951
何となく人恋しくて
しまい込んでいた炬燵も
ついでに出しておく

コトコト煮込んだ あったかお鍋を囲んで
ふぅふぅしながら一日の出来事を振り返る

お日様のシャワーをたっぷり浴びたベッド
一人寂しくシナモンの効いたホットワイン

marinoe11/20 11:21:122202cfVTLSpXLrYfk||316
ほんのちょっぴりの幸せに酔い 
更けゆく夜はまだ始まったばかり
ほっこり火照って窓を開ける

風に乗って
欠けたひとひらの薫りが
溶け出した夜から聴こえてきた

お〜い、元気かぃ

おやまにはもう風花が舞い始めたって

marinoe11/20 11:22:362202cfVTLSpXLrYfk||636
おしまい

Cherry11/20 11:39:52191cfftAPGk0ALak||435
|-゚*)そぉ〜…マリ姉さま、こんにちは♪
もう、感想書いても平気かな? 追いかけながらドキドキ待ってましたw

たくさん泣いた後の瞳の輝きは、全てを洗い流したからか
未来への希望なのか… それでも、泣く事って必要だったりしますよね…
笑う事と同じくらいに。

シナモン入りのホットワインは、マリ姉さまと一緒にいつかグラスを傾けたいです♪
静かにラジオに耳を傾けながら…

K.高村のコトかなぁ〜って思いながら…違ったら恥です (*ノノ)♡
深い夜の狭間で、ゆったりな会話…楽しみにしています^^

marinoe11/20 17:59:192202cfVTLSpXLrYfk||624
Cherry様、こんにちは☆

速攻で感想が着くとは予期せぬでき事で、落ちてしまって、ゴメン

あぁ、そうだね。泣く事は笑う事と同じ位大事だね。
人間の第一声は元気な泣き声でした。
瞳の輝きにはきっと一人一人違った希望や夢が煌めいていて、
澄んだ青空よりも魅力的です。

ラジオがひとりしゃべる深い夜の狭間に
シナモンのきいたホットワインも乙な物。

純文学の大家はほぼ死に絶えた後に生まれてきた私たち、
きっと誰も思いつかないでしょう。
クイズ:日本で初めてノーベル文学賞をもらった人です。

銀月11/21 17:2:432182cfLMvpixotkc6||475
寿ぐに、何故か泣きそうになってしまいました。
いつもながら、マリ姫の言葉達は胸にきゅんときます。
一口に晴れだの曇りだの言いますが、姫のステッキにかかると
カラフルで音まで聞こえてくるようです。
目だけでなく、耳に心地よいなんてお得な気分♪

marinoe11/21 17:39:162202cfVTLSpXLrYfk||149
銀月様、こんばんは☆

タイムリーだったのかな。
一番近しい気分で色んな想いが
走馬灯のように浮かんだようで嬉しいです。
形容詞には拘っているから、カラフルな音まで聴こえるようだなんて
褒め言葉はめちゃありがたいです。
ありがとうございます☆

ロビル11/21 21:16:42211cfHdPKaHfoZCs||173
こんばんは、初めまして。

”お日様のシャワーをたっぷり浴びたベッド
一人寂しくシナモンの効いたホットワイン”

この言葉、すごく好きです。感動しました。

あと・・・これは詩ですよね?

何か歌詞でも作れそうです^^


こんなのが創れるなんて羨ましい限りですw

marinoe11/22 8:27:302202cfVTLSpXLrYfk||714
ロビル様、こんにちは☆&初めまして・・・

と言っても、私は活躍していらっしゃる姿をこちら側で眺めておりましたので
初めましてなんていう気がしないのですが、ありがとうございます☆

いつだって、覗いてくれている人が居るであろうと信じて、細々と
続けてきた甲斐があったようで嬉しいです。
お気に入りのフレーズまでピックしてもらえてヤッタ〜と小躍りしております。

詩、ぽえむ、言霊、言の葉、呼び方は色々ですが、詩と捉えてもらえるならら
これまた喜ばしい事です。歌詞としてリズムにのせてもらえたら、それもまた
凄〜く嬉しいかもv。ありがとうございます☆


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