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7196【オレと彼女と図書室】李亞11/21 21:37:252182cfPPkTUCF2dqo
10/23日に掲載していた小説の続編。なんだか1ヵ月弱間があきました。
そして、掲載日から1ヵ月後の11/23日の祝日には、DEENのベストアルバムが出るそうですね。
ドラゴンボールの完全版買うときに一緒に買っちゃおうかな。

えー、今回は話が進んでいません。全く。
前回の深津クン視点で進んだブツを、笹川さん視点に書き換えただけの手抜きに近いものです。
…いや、だって、笹川さんの本性を知ってもらいたくt(ry)

ちなみに、前回の作品は下の過去作品集に加えてあります。

李亞11/21 21:37:422182cfPPkTUCF2dqo||970
―過去作品―

【オレと彼女と図書室】(深津クン視点)(10/23掲載)
http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-6949.html

【屋上と柿ピーと音痴】(10/8掲載)
http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-6864.html

【オレ的純愛物語】(9/6掲載)
http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-6660.html

【ティータイム】(7/14掲載)
http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-6011.html

【HP(激烈プラトニック)】(昨年10/24日開設)
http://kamakura.cool.ne.jp/kadukiria/
上はあれです。連載とか、此処に載ってない短編とかあったりします。
web拍手にはちょびっと短編掲載してありますよ、と。

李亞11/21 21:38:112182cfPPkTUCF2dqo||470

図書委員会。

それは、私が一年生の頃から憧れていた役職だったのだが、何故かこの二年間、それが私に回ってくる事はなかった。
一年の時は、先生が面倒臭がり屋だったためか、役職なんかは全部じゃんけんで決めていて…。
二年の時は、なりたい理由を長々と演説し、好評だった人がその役職になるってやり方で…。

いつも最初にグーを出す癖があったり、友達がちょっぴり少なかったりする私には、どちらも不利だった訳だ。


李亞11/21 21:38:242182cfPPkTUCF2dqo||228

しかし、今年は違う。

今年新しく入った伊藤先生ったら、運任せや友達の多さではなく、きちんと人徳で選んでくれちゃったりする良い先生だったのだ。
…ほんとグッジョブだよ、先生!
一緒に図書委員会になった鈴木さんは、正直私の好み…いいえ、好きなタイプではないけれど、図書委員会になれただけでもう充分。
必死で仏壇に土下座しといて良かったわ。お爺ちゃん、今度から仏壇のお掃除適当にしないからねッ!


そして、そんな思いで行った図書室。



李亞11/21 21:38:392182cfPPkTUCF2dqo||261

お爺ちゃんの力か、それとも私の普段の行いが良い所為か。
無事、図書委員会の委員長に就任する事ができました。


李亞11/21 21:39:122182cfPPkTUCF2dqo||745



【オレと彼女と図書室】
(笹川さん視点)

   


李亞11/21 21:39:392182cfPPkTUCF2dqo||511

それは、顔合わせが終わった直後。
私は先生から鍵を預かり、図書室に新しい本を運ぶ作業を始めた。
職員室の前に山積みにされている本は分厚い物から薄っぺらい物まで様々で、全部運ぶのはちょっと時間が掛かりそうだ。
手始めに、一番近くにある本たちを抱え込んで持ち上げた。

うん。大丈夫。何とか三階まで上がれそうだ。

実際本の数はそこまででもないのだが、筋力不足なのか、その少しの本ですら、運ぶのが辛い。
職員室が一階にあるのが、無性に恨めしかった。

「あ…っと。くっそ。階段め、私の前に立ちはだかるとは小癪な…」


李亞11/21 21:39:542182cfPPkTUCF2dqo||101

自分の不注意で転びそうになった事を棚に上げて階段を上がるが、別に誰も聞いていないのでよしとしよう。
それに、この意地の悪い階段を克服するのは案外楽なのである。
階段なんてものは、リズムさえ掴めば下を見ないでも大体進めるのだ。
ただ、踊り場に出るときは、そこに段差があるつもりで足を踏み出すので、注意が必要。
そのまま足を踏み出すと、思いっきりバランスを崩して格好悪い。
しかし、これは階段の数を数える事で何とか回避できそうだ。
次の本たちを運ぶ時は気をつけなければ。


李亞11/21 21:40:222182cfPPkTUCF2dqo||348

「…あれ?」

階段を上がって廊下を歩いている途中に見えた影。
図書室の隣にあるパソコン室目当ての生徒かと思ったが、今日はパソコン室管理の斉藤先生が休みのため、そこは空かない。
それは今日の朝、先生が事前に連絡して――…あ、図書室に入ろうとしてる。
ってことは、今日の委員会をバックレた深津 乍クンだろうか。
確か彼は、鈴木さんの強い推薦で副委員長(仮)に就任した人…。

と、とと、とりあえず、同じ責任者として声をかけなければ…。


李亞11/21 21:40:422182cfPPkTUCF2dqo||755

「こんにちは」

こら私、一昔前のナンパじゃないんだからそんな声のかけ方あるかッ!

愛想笑いのしたでこんなことを考えながら、ちらっと彼の上履きの色と名札を見た。
よし、上履きのワンポイントの色は緑。名札にも深津って書いてある。

「えーっと、深津 乍クン…かな。もう委員会終わっちゃったけど…」

罪の意識を感じてきてくれたんだろうか。
だが、既に終わった物はしょうがない。
誠意ある行動の悲しい結果にちょっと無念さを感じながら、彼を見上げた。


李亞11/21 21:41:12182cfPPkTUCF2dqo||527

「そうなの?じゃあ、なんでお前残ってんだよ」

あ、なんか態度でかいぞ。

しかも、なんだか変な目付きで見られてる。
こういうのを「訝しんでいる」って言うんだろうか。
とりあえず、私のほうが立場が上で、調査書の点数も上だという事をはっきりさせなければならない。

「一応、委員長だしね」

ちょっと得意げに言ったつもりだったが、あんまり上手くいかなかった。
中途半端に自慢したのが悪かったのか、彼は私を数秒見つめて固まる。
しばらくして―――


李亞11/21 21:41:252182cfPPkTUCF2dqo||71

「え、お前…が?」

何さ、その意外そうな声と表情。

ちょっとむっとしたが、大人な私は決してそんな事で愛想笑いを崩したりしない。

「そうだけど…あ、私二組の笹川 優奈ね。よろしく副委員長」
「ああ、よろし………」


李亞11/21 21:41:512182cfPPkTUCF2dqo||850

深津クンは、ここでたっぷりと間をとって、

「……は?」

見ていて含み笑いをしたくなるような、強張った表情で私をみた。

「…あの、笹川。今副委員長って……」

ああ、そうか。いきなり言われたら吃驚するよね。
私としたことが、うっかりしてた。ごめんね深津クン。

「あ、いうの忘れてたけど、鈴木さんの推薦で深津クンが副委員長になる事決定したの。
ホントは本人の了承がなきゃいけないんだけど、
深津クンはサッカー部の中枢にいる人だから忙しいし、それは後日また、ってことになって」


李亞11/21 21:42:272182cfPPkTUCF2dqo||156

調査書に書ける内容ができて良かったね、と言う意味も込めて微笑んだのだが、彼は依然として強張った表情を崩さない。
ちょっと心配になって彼を見上げて数秒後。

「……委員会、もう終わったのか?」

絞り出すような声でそう尋ねられた。

「んー…井上先生ってさ、やること早いから結構早く帰してくれるじゃない?
それ、委員会の時も同じって訳よ。当番決めた後、委員長と副委員長が決まった途端解散」


李亞11/21 21:42:542182cfPPkTUCF2dqo||388

井上先生が担当だったとは知らなかったが、私としてはこれはとても嬉しかった。
だが、深津クンは私の予想に反して拳をわなわなと震わせ、1人で百面相を始めた。

…ちょっと怖い。

――――でも、ちょっと待てよ?

「あ……もしかして、副委員長やるの…嫌だったりする?」

そう。こういう事も考えられるのだ。
どうしよう。そんな人がそのまま点数ほしさに副委員長に就任したら、私の仕事が増えるじゃない。
頼む。頼むから誠意ある人でいてくれ。
委員会バックレた時点で君に対する印象は最悪だったけど、それ以上下げるなんて事はしないでね。お願いだから。

「いや、別に嫌じゃねぇけど…」
「よかったッ!」


李亞11/21 21:43:132182cfPPkTUCF2dqo||579

そうか、嫌じゃないって事は、この人も本が好きなんだッ!

同好の士が責任ある役職についてくれて嬉しいのと、スポーツマンにしては珍しく本を読むらしい彼に対する印象が良くなったのとで、私は心の中でガッツポーズを決めた。
そうだ、早速深津クンに図書委員の仕事を教えなければならない。
過去の図書委員名簿を見た限りでは彼の名前は何処にも無かったので、きっと彼も私のように不幸な境遇にあったのだろう。
なんだか仲良くなれそうな気がする。

「それじゃあ、中入って。日誌の書き方とか教えるから」
「あ、おい、ちょッ…」


李亞11/21 21:43:352182cfPPkTUCF2dqo||364

今まで重くて仕方なかった本が軽くなったように感じた。
膝を使って本を片手で抱えなおし、彼の背中を押して図書室に押し込んだ。
ああ、もし当番も何もやらない駄目男だったらどうしよう、とか悩んでた私が馬鹿みたい。
今日の委員会をバックレたのも、きっと何か理由があるからなんだ。

本が好きな人の50%は悪い人じゃない。

昔お姉ちゃんが言ってた言葉を思い出して、自然と微笑がこぼれた。
うん。深津クンはその50%の中に含まれている人なわけか。


李亞11/21 21:44:512182cfPPkTUCF2dqo||761
そう考えると、なんだか彼がとてもいい子に見えてきた。
こっちとしても教える気力が湧いてくる。

「でね、日誌はこの棚の一番左にしまうって決めてあって…」

私が彼を立派な図書委員に仕立て上げなければッ。


…後で考えるとなんだか変な子まっしぐらだが、兎に角私はその使命感でいっぱいだった。



李亞11/21 21:45:222182cfPPkTUCF2dqo||792

【これ絶対続くよね】

―後述―

なんだか生温かい恋愛になりそうでちょっと嫌だな。

前回しおらしく、まともな子に見えた笹川さん。
実はその裏ではちょっと危ない人でした。
うーん……この続きどうしようかなぁ。
実は続くよねとか書いておきながら全然考えてな(ry)

…ま、まあ、山口百恵さんの秋桜を口ずさみながら考えれば、いいネタ浮かびますよ。


完成日 05/11/21 (月)

惟吏11/21 21:50:472102cfIlw0yDIYzxc||991
初めまして!・・・で良いのだろうか。。
惟吏と申します
李亞さんの小説は何度か読んだコトがあるのですが、今回のも素敵です♬
同じ所からじゃなく、違うトコから見るコトによって、いろんな部分が出てきますよね
そういうのを書けるのが羨ましいです
次回も楽しみにしております、乱文失礼しました

李亞11/21 22:2:222182cfPPkTUCF2dqo||824
▼惟吏殿へ

初めまして。
何度も読んでいただけてたとは知らなかったです。
読んでくれている人が少ないので、嬉しいのは確かなんですけど。

そう…違う所から見て皆さんに全てを知って頂きたかったのですッ!(何)
いや…これを読んだからって笹川さんの全てが分かる訳でも無いですが。

うーん。自分の小説だと短所ばっかり見つけてしまうのが多いので、羨ましいって言われても答えようが無いですね(´Д`;)
精進します。ハイ。

次回も読んでいただけるような雰囲気に、ちょっとパソ子の前で含み笑いが…。
感想頂けただけで嬉しいんですから、乱文だなんて言わんでください。
では、今日はこれにて失礼しますw

スワロー11/22 1:45:306111cfyil7c1Ws9M.||155
こんばんは。
【オレと彼女と図書室】の別バージョンが読めるとは!
なんてツイてるんだっと、ガッツポーズした私でした。
  次の本たちを運ぶ時は気をつけなければ。
と言うことは、一度はコケちゃったんですね笹川さん^^
いつもグー出しちゃったり、カワイ過ぎるよ・・・
もう、李亞さまの恋愛物は格別です〜♪♪
次も絶っ対読みに参ります、ではでは、長々お邪魔いたしました。

李亞11/22 21:4:302182cfPPkTUCF2dqo||657
▼スワロー殿へ

こんにちは、お久しぶりですw
えー、これを見つけたのはあれですよ。
ご先祖様のお墓を掃除してないとこのスレッドに引き込まれる、という不思議な現象が存在しているんです。
ご愁傷様でした(ぁ)

そう、笹川さんは一階から二階へ上がる時にバランスを崩して独りで悶絶したりする不思議っ子に仕上がってます。
いつもグー出しちゃうのは癖だそうです。
癖って分かってても直せないですからね。

あー、恋愛はそこまで好きじゃないんですが、某素敵サイト様で恋愛物を読んでから感化されました。
次も読んで下さりますかッ。それはそれは、ありがとうございますw

MOON11/23 17:12:382202cfUfrLjnSAkmQ||123
うーんと、見てるかわかりませんがこんにちは☆
・・・語尾が気色悪い。

笹川さん可愛いです。
ちょっと思い込み激しいドジっ娘かつ不思議ちゃんなんて素敵すぎ(褒めてます
鈴木さんて男ですか女ですか?タイプとか言ってるんで・・・

昨日15歳になりました。祝ってくだs(蹴
李亞さんは誕生日いつですか?学年的には同じですよね。
そんなわけで(無理矢理)次回も楽しみにしてますw

霄惟11/23 21:58:272102cfIlw0yDIYzxc||953
初めまして、こんにちは
まだ、【オレと彼女と図書室】の深津クン視点と笹川さん視点しか読んでいないのですが、
当人からの視点での物語が、いろんな所で印象に残ります!
ドジっ子と言うか、不思議ちゃんな笹川さんがとても可愛いです

李亞さんの文は、文字が沢山書いてあるというのに、とても読みやすくて、お手本にしたいくらいですw
過去作品もこれから見てしまいますが(ナニ)、次回も楽しみにしております


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