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7269Eternal第五章房吏唖12/4 21:26:412222cf.dRNbOALyK.
ではでは書き始めます〜。

相変わらずのスピードですがお許しくださいw

房吏唖12/4 21:27:82222cf.dRNbOALyK.||499
夜風が心地よく頬を撫でる。

出発は明日の朝一番。
一気にフォルカスまで旅発つのだ。

宿の外に彼女は腰掛けながら星を見ていた。
雲ひとつ無い星空である。

房吏唖12/4 21:27:272222cf.dRNbOALyK.||869
リセルド「寝れないのか?」
後ろから声をかけられケイは振り向いた。
ケイ「まぁな・・」
リセルド「・・そうか、朝は早い、寝た方が身の為だと思うが」
ケイ「わかってる・・なぁ?」
リセルド「なんだ?」
ケイ「あんたは誰に呪いを受けたんだ?」
リセルド「・・・無痛の公爵・・名は知らない」
ケイ「無痛の公爵?」

房吏唖12/4 21:28:32222cf.dRNbOALyK.||621
リセルド「コロシアムで毎回上位に食い込む男だ、包帯を体中に巻いている」
ケイ「ふぅん・・強いのか?」
リセルド「・・剣の腕だけなら勝つ自信はある」
ケイ「だけ・・・?何で負けたんだ?」
リセルド「無痛だ」
ケイ「は?」
リセルド「その字の通りだ、奴に剣の刃を突きつけ刺した所で倒れはしない、場所が心臓であってもな」
ケイ「なんだと?」
リセルド「完全な肉体、不死身の体だ。血も出なければ涙も汗も出ない・・それどころか・・一言も発しない」
ケイ「そ・・そんなの、試合として成り立たないじゃんか」

房吏唖12/4 21:28:252222cf.dRNbOALyK.||938
リセルド「国や闘技委員会には今金が無い。コロシアムで大勢が賭ける金が資金源になっている、だから誰も文句はいえん。裏で繋がっているという説もあるな」
ケイ「凄い事やってんだな・・・」
リセルド「全くだ、そして私はそいつに試合を申し込まなければならん」
ケイ「なんでだよ?」
リセルド「呪いを解く」
ケイ「呪いって・・・魂喰らいの?そんな奴に勝てるのかよ?」
リセルド「常識を捨てる」
ケイ「ふーん・・っていうかマネすんなよ・・」
彼女は頭を少し撫で上げると地べたに胡座をかいた。
リセルド「・・・・!」

房吏唖12/4 21:29:12222cf.dRNbOALyK.||458
彼はとっさに剣を構え始めた。
ケイ「・・・なんだ?」
彼女もそれに習いナイフを取り出す。
リセルド「わからん、だが・・音からすれば・・少なくとも6人!」
そういった瞬間蝙蝠が森から飛んできた。凄まじい量だ。
ケイ「な・・なんだぁ!?」
リセルド「これは・・気をつけろ!」
蝙蝠の嵐が過ぎ去ると男が5人、女が1人現れた。
目はオレンジ色で全員が黒い服を着ている。
リセルド「くっ嫌な方の予感が的中したか・・・!」
ケイ「なんなんだよ!」
彼女が叫ぶと上から何かが降ってきた。

房吏唖12/4 21:29:212222cf.dRNbOALyK.||270
エルフである。
ケイ「うわっ・・!」
リセルド「助からん・・」
エルフの男は肌はカピカピに干からび顔どころか全身が青い。
ケイ「なっ・・・なんだこりゃあ!?」
女「久しぶりですわね、リセルド殿」
リセルド「セリーン・・!」
黒服の女は漆黒の髪を上げると笑みを浮かべた。
セリーン「あら、嬉しいですわ。私のことを覚えててくださって」

房吏唖12/4 21:31:42222cf.dRNbOALyK.||401
ケイ(誰なんだよ?
リセルド(帝国暗殺部隊頭領セリーン・アリミア。厄介な化け物だ
セリーン「ウフフ・・お腹がすきました」
彼女は笑いながら腹を抑えている。
リセルド「このエルフは?」
セリーン「彼は赤ん坊達にあげましたの、後ろの子供達も12時間何も口にしていないのですわ」
リセルド「我々の時間で3ヶ月程度か、暗殺部隊が出る幕はほとんど無いだろうな」
セリーン「ご心配には及びませんの、それより・・・そこの女性、頂いてもいいかしら?」
ケイ「あたしか!?」
セリーン「お仲間になりませんこと?楽しいですわよ・・長生きできますし」

房吏唖12/4 21:31:192222cf.dRNbOALyK.||779
ケイ「やだね、断る」
セリーン「あらザンネン・・・まぁ・・いいです、今日は挨拶代わりなので。明日の夜ご返答を御願いしますね、ケイさん」
彼女は微笑むとターンして森の中に入っていった。
ケイ「なんなんだありゃ?女を欲しがるって変人趣味かよ?」
あきれ果てた顔をしながらリセルドが答えた。
リセルド「そんなわけがあるか・・・・。単に肉が柔らかいから血を奪いやすいとか、若いエネルギーがあるとかだろうな」
ケイ「なんだ?あいつら食人種か?」
彼はエルフの遺体を簡単に埋葬すると振り向きざまに答えた。

房吏唖12/4 21:31:382222cf.dRNbOALyK.||772
リセルド「吸血鬼・・だ」
ケイ「へぇ・・・あれがねぇ・・・」
彼女はまた地べたに尻をつくとナイフをホルダーに戻した。
リセルド「死神の守護騎士の異名を持っている。・・・・って・・そこまで呑気に構えてられる人間ははじめてみたな」
ケイ「ん?まーな・・こっちだって何十匹も化け物狩ってるからそれぐらいじゃ驚かないよ」
リセルド「ふむ・・・。そろそろ私は寝るとしよう。早く寝るんだぞ」
ケイ「わかってるよ・・親じゃないんだから・・・」

房吏唖12/4 21:32:32222cf.dRNbOALyK.||317
リセルド「ああ・・・いやはや・・油断に繋がらなければいいが・・」
彼はぶつぶつ独り言を言いながら宿の扉を開けると部屋に戻っていった。
ケイ「油断・・ね」
彼女は懐から先ほどとっさに仕留めた蝙蝠を2,3匹取り出すと獲物袋に入れまた空を見上げ始めた。
ケイ「どっちが油断してるんだか」

房吏唖12/4 21:33:22222cf.dRNbOALyK.||248
終わりです〜。

今回時間が無かった為中途半端です。
スミマセン・・・。

ではでは次回。
今度はもうちょっと深く書いてみようと思いますw

空華12/8 21:50:482031cfugNPyUOK282||572
今回も読ませていただきました。
次回からの旅がどうなるのか、期待しています。
楽しみにしていますので、頑張ってください。


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