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727OUT〜それぞれの決意〜マジュニア6/5 22:38:242031cfPkRgr2C3mOI
人は別れと出会いを繰り返す
その出会いが人を成長させる
その別れが人を成長させる
時にはその別れを惜しみ
出会いに喜ぶ・・・
仲間とはずっとそばにはいられない
だから、その時の決意が未知の世界への扉を開く

ということで第十五話のはじまり

マジュニア6/5 22:41:202031cfPkRgr2C3mOI||402
ジムとカフェは別れることを決意・・・
二人は違う道を歩むことになる。
ジムはジョーカーに呼び出され兄の居場所を聞く
兄の居場所は異次元OUTのことだった
その頃、カフェは不気味な森の前で黒騎士に会う

マジュニア6/5 22:45:322031cfPkRgr2C3mOI||655
第十五話「黒い騎士」

黒騎士「少年よ、待つんだ」
黒い馬に乗って、カフェに話しかけた。
カフェは目の前の黒騎士の姿に驚いた。
黒騎士「この先は悪魔の森だ」
注意するように呼びかけた黒騎士を無視して言った。
カフェ「あんたは何者だ?」

マジュニア6/5 22:54:32031cfPkRgr2C3mOI||849
銀色の目で鋭く黒騎士をにらんだ。
その目は何か悲しみを秘めていた。
黒騎士「私はこの森に入る者に注意しているんだ」
少し強めに言い放った黒騎士の目には涙が浮かんだ。
カフェ「ついて来い」
何も言わず、森の奥に向かうカフェに黒騎士は言った。
黒騎士「待つんだ」
カフェ「あんたのその眼、俺より悲しい」

マジュニア6/5 23:3:542031cfPkRgr2C3mOI||240
涙の理由を知らずにカフェは何かを感じた。
黒騎士「あんたみたいなのは初めてだ」
カフェ「俺みたいなのは俺しかいない」
黒騎士はたくましいカフェの姿に安心した
カフェ「なぜ泣いている?」
黒騎士「わたしの腕には呪いがかけられた」
その呪いとは・・・
触った者を傷つけてしまう呪い。
黒騎士は旅人を助けようとして殺してしまった。
それから腕を使うことをやめてしまった。

★スロット☆6/5 23:7:542202cfvevsRjSUqH6||301
おお!
はじまったぁ!!
呪い!!?

花枕6/5 23:9:252202cfvevsRjSUqH6||324
↑すいません私です・・
 妹のを使わせてもらいました・・・

マジュニア6/5 23:9:462031cfPkRgr2C3mOI||347
黒騎士「私は黒い鎧で直接物を触れなくした」
人を助けようとして殺してしまったことに
責任を感じた黒騎士は呪いを恨んだ。
そして森に近づかないように呼びかけていた。
カフェ「誰があんたに呪いを?」
黒騎士「この森の奥の魔物・・・」
カフェ「俺が退治してやる」

花枕6/5 23:14:52202cfvevsRjSUqH6||349
妹から怒られました・・・。
妹もオモシロイって言ってます!!
がんばってください!(無駄レスすいませんでした

マジュニア6/5 23:14:222031cfPkRgr2C3mOI||200
不安そうな黒騎士と共に森の奥へ進んでいった。
黒騎士の心の中ではカフェの優しさに感謝していた。
カフェと黒騎士は歩いて15分近く経って、魔物に出会った。
しかしその魔物はその場で骨だけが残っていた・・・
黒騎士「魔物はもう死んでいたのか・・・」
涙を流し自分の役目の終わりに喜び、どこかで悲しんでいた。
カフェ「もうあんたの役目は終わりだよ。よかったね」


マジュニア6/5 23:18:422031cfPkRgr2C3mOI||171
黒騎士は鎧を外して泣き崩れた・・・
カフェ「あんたの呪いはとっくに消えていたんだ」
そう言うと、黒騎士に手を差し出した。
カフェ「もう自由だ。悩むことはない」
黒騎士はその差し出されたその手をつかんだ。
カフェ「あんたもこれからは握手ができる」
あっという間の出来事だったが、この出来事が
黒騎士の心の呪いを解いた・・・
カフェは黒騎士を見て、人を助けることに興味を持った。

マジュニア6/5 23:25:422031cfPkRgr2C3mOI||733
その森から立ち去ろうとした瞬間、黒騎士が追いかけてきた。
黒騎士「わたしのこの剣を使ってください」
差し出した小刀は有名な宝刀だった。
長さはナイフより少し長め。紫色の刃が輝く。
名前は「黒炎」こくえん。
迷いを斬ると言われた、その刃がカフェの顔を写す。
カフェ「これを俺に?」
黒騎士「もちろん、長い間の迷いはあなたによって消されました」
この小刀はあなたの迷いを斬るのに使ってください。

マジュニア6/5 23:30:182031cfPkRgr2C3mOI||80
カフェは小刀を腰にぶら下げ、新たな地へ旅立った。
そのころジムは・・・
青い空を船に乗りながら眺めていた。
雲ひとつない快晴のはずだがジムの心は曇っていた。
理由は1つ、兄のことに夢中になっていたジムは
カフェのことを考えていなかった。
そのことを後悔していたのだ。ジムの目に涙が浮かぶ。
ジム「今の自分は最低だよ・・・」
青い空の下、ジムは考え事をずっとしていた。

マジュニア6/5 23:35:142031cfPkRgr2C3mOI||675
すると、一人の青年が話しかけてきた。
青年「こんなところでどうしたんだい?」
聞かれるのも当然だ。ジムは間違えて、違う部屋にいたのだ。
青年「ここは、私の部屋だが・・・」
考えことをしていて気づかなかったジムが恥ずかしそうに言った。
ジム「ごめんなさい」
急ぎ足で隣の自分の部屋に戻った。
船がミネシティに着くのは、4日後だった。
長い4日を過ごすことになる・・・

マジュニア6/5 23:37:202031cfPkRgr2C3mOI||436
そのころ、シーカー試験監視官のリットは・・・
リット・グリル。彼は試験ジムとカフェと共に友達になった。
監視官だとは隠していたことを少し反省していた。
しかし、そんなことは言っていられない。
悲しい現実が彼を悩ませていた。
リット「今頃、どうしてるだろ〜二人」
すると後ろから男が現れた。

マジュニア6/5 23:40:502031cfPkRgr2C3mOI||408
ゾロ「元気にやっているんじゃないか?」
彼はジムの担当だった試験官ゾロ。
リットの上司でもあるゾロも二人を心配していた。
ゾロ「あの二人はきっと仲良くやってるって」
リットを元気づける為に励まそうとした。
その一言に笑顔でリットは答えた。
リット「あの二人だからね〜」
そこに老人が出てきた。

マジュニア6/5 23:43:382031cfPkRgr2C3mOI||339
ビルド「二人共〜何を話しているんじゃ?」
この老人がシーカー協会の会長ビルド。
塾を装って、試験だという案を作ったのもビルドだった。
ゾロ「会長、ちょっとジム君達のことを・・・」
懐かしい風がその場を包み、穏やかな雰囲気につつまれた。

マジュニア6/5 23:47:202031cfPkRgr2C3mOI||305
第十五話はここまで。
呪いといったらすごいのかな〜という期待を裏切った結果になってしまいました。
しかし呪いということよりも重要なことが伝わってもらえば光栄です。
物語は何か、大きなことが大切なのでしょうか?
誰かの些細な気持ちが不安を解き放ちます。それが重要だと思います。
別れた後のその場に残る、懐かしい風が別れた人を思い出させてくれます。
心の中に刻まれるような物語を目指して頑張ります。
花枕さん、話の途中の感想、嬉しいです。ありがとう

マジュニア6/5 23:50:522031cfPkRgr2C3mOI||354

優しいその手が
不安を解き放つ
銀の眼が感情を持った
黒い騎士は新たな道を歩むだろう
小さな刃が迷いを消していく
その刃は白銀のキツネを望んでいる

今日の物語から展開される予想詩です。

和泉直人6/6 7:6:332194cfzVhRnedxmnk||205
詩もうまいし小説もうまいからあなたは天才だぁ

いおり♪6/6 11:56:392184cfLLIShuLI3Y6||649
黒騎士が呪いから開放されてよかったです。これからも頑張ってくださいね

zoro6/6 20:45:452191cfQUWAo9javZU||374
ゾロ復活ありです^^


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