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7320風の唄―第12話―空華12/13 21:38:392031cfugNPyUOK282
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読み返していただける場合は、こちらをどうぞ。
途中省略しているのは、文字数オーバーのためです;;

空華12/13 21:45:72031cfugNPyUOK282||299
それは、風。
強い風。
皆が何か言っていたが、聞き取れない。
私にしがみついていたフィナが、泣きそうな声で叫んだ。
多分、私にしか聞こえなかったけど。

「リアぁ……怒ってるよ。風の聖霊、みんなが怒って……。どうしよう、爆発しちゃった。
もう、止められないっ……」

つまり。
風の聖霊の卵が壊されて、聖霊たちは怒った。
それに加えられた、「不要」の一言。
それで爆発したんだろう。

空華12/13 21:52:492031cfugNPyUOK282||95
そうしている私たちの腕を、ぐいぐいと引いた人が居た。
見れば、いつのまにかレットが居た。

「早く、避難」

レットが言う、短い言葉。
それに頷いて、フィナを促す。
フィナとレットが駆け出して、私も駆け出す。
走り出す一瞬、私は周りへと目を向けた。火の民は居ない。
考えながら、とにかく走った。
風は四方からむちゃくちゃに吹く。
無我夢中で、祠の中に飛び込んだ。
そこに入っても、風は祠の二つの入り口から吹きこむ。

空華12/13 21:59:402031cfugNPyUOK282||318
それでも、少しはマシに声が聞こえるようになった。
後から、大人の人たちも入ってくる。
話しかけてきたのは、レットだった。

「なあ、なんであんな強風が吹いてきたんだ?」

ああ、わかってないのね。とりあえず促されるままに逃げてきたのね。
まあ、無理無いか。

「すっごく簡単に言うとね、風の聖霊の怒りが爆発したの。以上説明終了」

無理ないけれど、あまり説明している暇は無い。
とにかく村に帰らないと。
だから、早口に言って会話を打ちきった。
レットは少々不満げな様子だが、気にかけない。

空華12/13 22:8:162031cfugNPyUOK282||798
……そして、私たちは村に帰った。
周りを大人の人達に庇われながら。
ああもう、散々な1日。始まりは普通だったのに。
私はそういったことを、自分の部屋で考えていた。
村も例外なく風に吹かれて、外からは風の音が聞こえる。
男の人達が必死で外に出て、窓などの補強をしてくれた。

とりあえずは、眠ろう。
これが夢だったら良いのに、なんて考えるほど子供じゃない。
とにかく、何とかしなくちゃいけない。
この風と、……火の民を。

私はベッドに入った。
途端、溜まっていた疲労が出てくる。
私は眠りに落ちた。

第1部 終

空華12/13 22:10:22031cfugNPyUOK282||565
+後書き+

毎度の事ながら、読んでいただきありがとうございます^^
そして気付かれた方も居ると思いますが、第1部が終わりました。
かなりの長さになりそうなので、このような構成にします。
たった今決めました。
題名は変わったりしません。
頑張って書きますので、よろしくお願いします。

スワロー12/17 18:28:516111cfyil7c1Ws9M.||316
第一部・完結 おめでとうございます☆☆
そして、アドリブで良くぞここまで、お疲れ様でした^^
三人の中では、ちょっと子供っぽい(?)レットがお気に入りです。
これからも頑張ってくださいね。

空華12/18 12:49:132031cfugNPyUOK282||90
毎回の感想ありがとうございます^^
アドリブでどこまで走って行くのか、そこが問題です(笑)
三人の性格の変わらないよう気をつけつつ、頑張ります。


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