7395 | 風の唄・第2部―第3話― | 空華 | 12/25 21:29:27 | 2031cfugNPyUOK282 |
第1部「風と火と1日」 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-6926.html←プロローグ http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-7104.html←第5話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-7258.html←第10話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-7292.html←第11話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-7320.html←第12話 第2部(副題未定) http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-7346.html←第1話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-7370.html←第2話 読み返していただける場合は、こちらをどうぞ。 途中省略しているのは、文字数オーバーのためです;; |
空華 | 12/25 21:35:24 | 2031cfugNPyUOK282||504 | ||
……びっくりした。本当に。 急に風が吹きこんだと思ったら、いつのまにか美青年(と言うのが一番当たってる気がする)がいた。 しかも、レットはどうやらその人と知り合いらしい。 だから、私は尋ねる。ちょっとおそるおそる。 「……レット。その人、誰?」 「ん?……えっと、今日おれの家の窓を叩いた人。……人じゃないか」 びっくりした。本当に。このフレーズ2度目だけど。 「窓を叩いた」って言うのもあれだけど、「人じゃない」ってなんなのよ? 私は、ふと思い出した。この人の登場のしかた。 風が吹いて…… 「人じゃない?もしかして、風の……?」 |
空華 | 12/25 21:39:32 | 2031cfugNPyUOK282||939 | ||
風の聖霊。 その言葉が脳内をよぎって、何と無くそこで言葉が途切れる。 目の前の青年は、少し微笑んだまま、こちらを見ている。 なんていうか、わりと中性的な顔。髪も少し長め。 あまり見てては失礼だと思い、レットに目を戻すと、レットは宙を見ている。 私が訝しく思って、レットの名前を呼ぶ。 「え?……あ、うん。“風の聖霊”って言おうとしたんだよな?」 どうやら、さっき途中まで言いかけた言葉の、先がわからなかったらしい。 頷くと、レットも頷く。 どうやらこの青年は、本当に風の聖霊様ってことらしい。 ……驚いた。 |
空華 | 12/25 21:48:9 | 2031cfugNPyUOK282||726 | ||
「本当、ですか?……あ、そうだ。さっき言ってましたよね? “彼らはあれでも落ちついている方”って。あれ、どういう意味ですか?」 私が驚きを隠せない口調で、やや早口に言ったのに対して、彼は微笑んで対応してくれた。 ……あ、そういえば、フィナのお母さんも綺麗な人だったな。聖霊って皆こうなのかな? とか、考えてたら、返答が来た。 「うん、本当に風の聖霊。……少し話は長くなるけど、いいかな?」 私は頷く。 その私に頷き返して、彼は説明をはじめた。 「つまり、ああいうことを考える輩はね、今回が初めてじゃないんだ。 ここ数千年の間にも、何度かあった。」 |
空華 | 12/25 21:52:37 | 2031cfugNPyUOK282||823 | ||
私は2つのことに驚いた。 まず、聖霊の時間軸。数千年を数年のようにあっさりというのは、どういう種族なんだろう? そして、「火の民のようなことを考える輩」が、前にも居たこと。 「馬鹿はいつでも居る」って奴ですか? 馬鹿ではないかな。 頭を回転させながら、私は続きを促す。 「最初は、もっとずっと酷かったらしい。相手が酷かったのは勿論、聖霊の荒れ方がね。 村がつぶれようかという騒ぎだった。さすがにそれは自滅になるんで、皆が自制しあったらしい」 この話し方からすれば、数千年よりもっと前ってこと? 聖霊の時間軸って、以下略。 話は続く。 |
空華 | 12/25 22:0:11 | 2031cfugNPyUOK282||523 | ||
「回数を重ねるごとに、聖霊達は少しづつ自制を身につけてきた。 私はもともと“穏やかな風”の部類だから、荒れなかったんだけどね。 今だって、火の民が逃げられず、風の民にもさほど被害は無く、って状態にはなっているだろう?」 なんだか、先生みたいだと思った。なんとなくだけど。 穏やかに、一つ一つ教えていくって感じがする。 脱線した。脳内の考えを戻す。 ここで、彼が重大発言をした。 「過去には、風の民達が聖霊を静めたこともあったんだ」 ……私達にもできるかもしれない? 静まってもらえれば、火の民を探すことは容易。私は、そう思った。 そして、言った。 「フィナの家に行こう。村長さんのところにも」 |
空華 | 12/25 22:1:59 | 2031cfugNPyUOK282||182 | ||
+後書き+ 今回は、いつもより早く続きを書いたつもりなのですが。 次回、2部の3話目にしてようやくフィナが再登場です。 ごめんなさい、フィナ(笑) 読んでいただきありがとうございました。 これからの展開をお楽しみに。(何) |
キーア | 12/26 18:42:59 | 2191cf/cZWdmfTKcw||989 | ||
初めまして。キーアと申します(*・v・*)ノ 何度も題名を見て気になっておりました。 (一体どんなお話なんだろう。面白いかな) と、思いつつ自分の小説を書いたりして忙しく目が通せませんでした でも、少しずつ読んでおります(実は、まだ半分も読めてなかったり) そこで、アドバイスをしたいと思います 主人公や出てくる人たちの喋るところに色分けをしてみてはどうでしょうか? めんどくさくやりたくないと思えばやらなくてもいいんですが、ちょっとしたアドバイスですので 次回からは、お話の感想を詳しく書かせていただきますね |
空華 | 12/27 12:52:26 | 2031cfugNPyUOK282||370 | ||
キーアさん、はじめまして。 読んでいただきありがとうございます。 過去のものまで目を通していただけて、嬉しいです。 アドバイスありがとうございます。 ですが、それは止めておこうかと思います。 台詞のあるキャラクターが今までで7人程いますし、いまから色をつけるとややこしくなりそうです。 私自身早とちりで慌て者なので、間違えそうですし。 そういうわけで、お気持ちは嬉しくいただきます。 ありがとうございました。 |
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