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740りっちゃん。yuki64156/6 11:17:132181cf6ERyuho0bIw
小説かなんかよくわかんないんですが
ヒマな時にでも読んでください。
初めのほうはおもんないとおもいますが...

yuki64156/6 11:18:02181cf6ERyuho0bIw||566
3日まえ

あたしはせっぱつまっていた

夕菜「ど...どうしよう...どーみても残高が3ケタ....」
「(これじゃカードの引き落とし間に合わないよ!!)」

「家賃はギリギリ大丈夫だけど...先週現金でバック衝動買いしなきゃよかった><!!」

yuki64156/6 11:18:492181cf6ERyuho0bIw||324
あたしには大好きなモノがあった

それはブランドと呼ばれるモノ。

服やバッグや小物に至るまで新作のチェックは欠かさない

バイトの先輩「あれっ?夕菜ちゃんまたバッグ買ったの〜〜!?」

夕菜「ずっと前から予約入れててやっと手に入ったんです♪」

バイトの先輩「好きだね〜よくお金続くわねぇ」

夕菜「いやぁ〜もうかなりギリギリの生活ですよぅ」

yuki64156/6 11:19:492181cf6ERyuho0bIw||641
ブランドはあたしの精神安定剤
いいものを身につけていたいと思うからやめられない

この中華料理店のバイトは制服もかわいいから

もう少し続けたいと思ってるんだけど...

さすがにひとり暮らしを続けながら毎月の買い物を続けていくのは少しつらいー...

それよりも今必要なのは現金!

yuki64156/6 11:51:322181cf6ERyuho0bIw||647
店長「誰か手空いてる人おもてのメニューAランチ売り切れの紙はってくださーい」

夕菜「あっあの店長...」

店長「ん?なに?」

夕菜「.....」

夕菜「あっ...いえ...Aランチですね^^:」
「(前借りなんて無理だろうな...)」

yuki64156/6 11:52:132181cf6ERyuho0bIw||663
ひとり暮らしを始める条件として親には金銭的に頼らないって決めた以上

このピンチは自分でどうにか切り抜けないと!!

カード止められて使えなくなることだけは絶対にさけたいもん!!

yuki64156/6 11:52:492181cf6ERyuho0bIw||571
夕菜「(はぁでもかけもちバイトっていってもなぁ...日払いしてくれる所なんて...)」

男の人「あのーちょっとお話いいかなぁ?」

男の人「短時間で高収入のバイトとかキョーミない?」

男の人「君かわいいからいけると思うんだ^^」

いつもなら通りすぎるキャッチだった

夕菜「キャバクラ...?」

男の人「そう」

yuki64156/6 11:53:132181cf6ERyuho0bIw||900
1000円単位の時給

日払いOK

昼間のバイトをやめなくてもいい

背に腹は替えられなかったあたしはこうして

キャバクラという夜の仕事を初めてすることになった

yuki64156/6 11:53:452181cf6ERyuho0bIw||810
「えーと今日から入った夕菜ちゃんです」

夕菜「よっよろしくお願いします」

「指名とれるくらい頑張ってよ」

わーっ緊張してきた><!!でもがんばろう。お金稼がなきゃ

yuki64156/6 11:54:232181cf6ERyuho0bIw||996
夕菜「初めましてー夕菜です

客「あれ?見たことない顔だね。新入り?」

夕菜「はい^^」

ホステス「ごめんねーちょっと席はずすね」

うわっいきなり1人でヘルプ!?ひぇぇ〜

夕菜「いっいただきます

客「どうぞ」

 シーーーーーン

無言のまま5分経過^^;

yuki64156/6 11:54:532181cf6ERyuho0bIw||562
客「ちょっと〜」

ボーイ「すいません。ひとみちゃんもうちょっと...」

客「いや、そうじゃなくて。ヘルプの子話できる子に替えてよ」

夕菜「........」

ああ...何やってんだ...あたし

夕菜「(てきとーな会話って思えば思うほど出てこない...)」

yuki64156/6 11:55:292181cf6ERyuho0bIw||291
キャバ嬢なんて簡単だって思ってたけど...

あたしもそんなに話し上手な方じゃないし気配りもできないし...

続けられんのかな...あたし

不安になってきた...

夕菜「(あっっっストッキング伝線してるぅ><)」

着替えてこよ...

かっこわる...

yuki64156/6 11:56:62181cf6ERyuho0bIw||260
夕菜「早く帰りたいかも...」

バンッッ!!

ドアが開いて誰か入ってきた

夕菜「(うわぁ...この人...すっごい美人!!)」

女の人「なによ」

夕菜「いっいえ、なにも...」

お店の女の子ってみんな綺麗だけど

迫力のある美人って感じ...見とれちゃった

yuki64156/6 11:56:252181cf6ERyuho0bIw||228
ボーイ「3番テーブル里々花ちゃんご指名入りましたー!!」

夕菜「(あっさっきの人!!)」

里々花っていうんだ...

夕菜「あっあの里々花さんて人モデルか何かやってるんですか?」

ホステス「里々花ー?」

ホステス「あの子はただの一般人よ〜うちのナンバーワンだけどね」

ナンバーワンかぁ...すごいなぁー...

yuki64156/6 11:56:572181cf6ERyuho0bIw||215
「お疲れ〜」

夕菜「お疲れ様です〜」

「夕菜ちゃん送りの車乗ってくー?」

夕菜「あ...あたし今日はいいです」

みんなけっこう仲いいんだなぁ

もう今日は段取り覚えるだけでいっぱいいっぱい><

yuki64156/6 11:57:562181cf6ERyuho0bIw||378
夕菜「お腹空いたなぁ〜><グゥ〜〜!!」

里々花「ァハハッなぁにぃ〜?すっごいハラ鳴ってんじゃん。ハラへってんの?」

わっっ里々花さん!!

夕菜「あっすいません」

里々花「いーわよ謝んなくたって^^」

里々花「あんた新入り?」

夕菜「はいっ」

里々花「ちょーどいいやあたしもハラへったし一緒にこれから食いにいこうよ♪」

夕菜「えっ!!いいんですか!?」

里々花「いいもなにもないじゃん^^おもしろいコだね〜」

yuki64156/6 11:58:202181cf6ERyuho0bIw||224
夕菜「(うわーっナンバーワンの人とご飯だなんて...!!)」

里々花「どうしよっか?がっつり食べる?」

夕菜「あっおまかせします」

里々花「んじゃ重〜く焼き肉行こう♪♪」

yuki64156/6 11:58:432181cf6ERyuho0bIw||862
それから彼女をりっちゃんと呼ぶまでには時間はかからなかった

初めは半月くらいでやめようと思っていたキャバクラも

慣れてくるとだんだん楽しくなって

りっちゃんという友達もできたこともあってしばらく続けることにした

昼間のバイトと両立っていうのも少し大変だけど..

yuki64156/6 11:59:112181cf6ERyuho0bIw||568
武史「なにーっ!??キャバクラ!?」

夕菜「バカッ!!声大きいっ」

武史「なんだよそれ!!オレ聞いてねーよ!!」

夕菜「だから〜〜今いってんじゃん!!」

武史はあたしより1つ年下のあたしの彼氏だ

yuki64156/6 11:59:402181cf6ERyuho0bIw||288
武史「ばっかやろー!!んないかがわしいバイト許す男いるかよ!!冗談じゃねーぞ!」

夕菜「あのねー武史なにか勘違いしてない!?」

夕菜「大丈夫だってば!お店の人たちもみんないい人ばっかりだし」

武史「おまえなー!!夜の仕事で大丈夫だなんてありえねぇーよぉ!!危ねーって!!」

夕菜「あ〜うるさい!!あたしにはあたしのやり方があるの!!」

夕菜「それ以上いうならあたし帰るよ!?」

武史「ああっ待てよ!!オレが悪かった!!いいすぎたっ」

yuki64156/6 12:0:92181cf6ERyuho0bIw||832
武史はかわいいところもあるんだけど

ちょっとガキっぽいところがタマにキズなんだ

根は優しくて憎めないヤツだから

嫌いになったワケじゃないんだけど...

付き合ってもう9ヶ月...少しケンタイ期かも><

yuki64156/6 12:0:572181cf6ERyuho0bIw||191
    次の日

夕菜「りっちゃん!!」

りっちゃん「あっういーす!」

夕菜「ごめんねー遅れた〜〜><」

りっちゃん「いーよぉ先ごはん食べよーか?」

夕菜「うん♪」

お店が休みの日は2人で出かけることが多かった

本音をいえば武史とのデートよりりっちゃん遊んでる方が楽しかった

yuki64156/6 12:1:242181cf6ERyuho0bIw||502
夕菜「りっちゃんそのバッグかわいいね〜どこで買ったの?」

りっちゃん「あ?これ?これはねー手作りなの^^自分で作ったんだー♪」

夕菜「うっそー!?」

りっちゃん「こーゆうの作るの好きなの^^」

りっちゃん「夕菜のもかわいーじゃん♪それディオールのでしょ?^^」

夕菜「あーうっうん...でもりっちゃんのはオンリーワンだもん〜」

yuki64156/6 12:1:552181cf6ERyuho0bIw||397
りっちゃんはあたしより3つ年上の23歳

豪快で頼りがいのあるお姉さんって感じ

そもそもあたしがキャバクラのバイト続けようと思ったのも

りっちゃんがいてくれたからだ

りっちゃん「もぉこんな時間かぁどうするー?今日うち泊まってく?」

夕菜「あー... そうしよっかな♪」

りっちゃん「おっけい☆」

yuki64156/6 12:2:212181cf6ERyuho0bIw||213
あらたまって口には出さないけどりっちゃんはあたしの親友

夕菜「りっちゃ〜んお風呂いいよう」

りっちゃん「ん〜夕菜ビール飲む?」

夕菜「うん♪」

りっちゃん「軽いおつまみ作っといたよー^^」

夕菜「わ〜いさすがりっちゃん♪」

yuki64156/6 12:2:432181cf6ERyuho0bIw||56
りっちゃん「あーそういえばさひとみ来週で店やめるんだって」

夕菜「えっうそー!!」

りっちゃん「結婚するらしいよ」

りっちゃん「今週あたりひとみの客リサーチしとかないとね」

夕菜「....なんで?」

りっちゃん「店移るわけじゃないからあいつの客ごっそりとれるわよー!!」

夕菜「りっちゃんてさぁ...ホント仕事の鬼だよねぇー」

yuki64156/6 12:3:32181cf6ERyuho0bIw||713
りっちゃん「なによー?悪い?」

夕菜「ううんすごいなーって思って^^」

りっちゃん「仕事が好きなのもあるけど...ほんとは大きな夢があるからよ」

夕菜「えっ!?なに?初めて聞いた!!」

りっちゃん「うふふ〜秘密♪機会があれば教えるよ」

yuki64156/6 12:3:252181cf6ERyuho0bIw||919
りっちゃん「その夢のためにはお金が必要なの。」

りっちゃん「だからこの仕事してるし、指名がいっぱいほしい」

夕菜「(大きな夢かぁきっとお店持つとかそーゆうのなんだろうな)」

夕菜「(りっちゃんってつくづくすごい人だなぁ)」

夕菜「あっりっちゃん!お風呂は?」

りっちゃん「あーいいや。めんどくさいし」

yuki64156/6 12:3:542181cf6ERyuho0bIw||136
そういえば...もう何度も泊まってるのにりっちゃんのスッピン見たことないや...

夕菜「でも化粧くらい落としなよ」

りっちゃん「いいんだってば」

夕菜「じゃあさー服くらい着替えなよ?もっと楽に...

バッ!!

りっちゃんが夕菜の手を振り払う

りっちゃん「いいの!!!」

夕菜「(えっっ!?)

夕菜「あ...ごめん..!りっちゃんがイヤならいいのよ?そのただ...」

夕菜「あたしには遠慮してほしくないっていうか...りっちゃん?」

yuki64156/6 12:4:152181cf6ERyuho0bIw||821
りっちゃん「ごめん...大声出して...」

りっちゃん「あたし人前で脱いだりスッピンになるのすっごい苦手なの...」

りっちゃん「ほんとそれだけだから」

びっくりした...いつもはあんなに豪快でサバサバしてるりっちゃんが

かたくなに体こわばらせて真っ赤になるなんて...

yuki64156/6 12:4:392181cf6ERyuho0bIw||359
夕菜「(ホントに恥ずかしがり屋なんだなぁ)」

あたしはこのときりっちゃんみたいにシャイな人もいるんだなぁと

あまり深く考えなかった。だけどりっちゃんの真実が本当は

そこにあっただなんてあたしは知る由もなかった

yuki64156/6 12:6:132181cf6ERyuho0bIw||873
今回はここで終わりです^^長いですが読んでくれた方いたら
ありがとうございました。
予告させていただくと次にりっちゃんの予想もできない事実が
わかります。

浅漬け6/6 16:37:392211cfwdGUp7imX5Q||176
面白かったです^^
りっちゃんの正体が気になります!
続き早く読むたいですw


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