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7571反逆〜宿命、試練〜マハザン1/28 11:51:402022cfwyKT0g5eHWE
半年くらい前に作った小説が、フォルダから見つかったのだ。
そしてなんとなく載せてみることに(゚д゚)
そのぅ・・・。
あの、マンガのコマってあるじゃないですか。
そこの中で主人公たちが踊ってるって考えて読んでみると、
結構少年ジャンプっぽいかもです(●´ω`) ・・・
だからどうした、っていうツッコミはなしの方針でw

マハザン1/28 11:52:572022cfwyKT0g5eHWE||256
やけに横幅が広い黒板。
その右隣に張り出してある学級通信。
席の横にはスチールの棚が設置されている。
ここには窓は無い。
教室の右側に位置する俺は、
向こう側にある窓を、遠くから眺めるしかなかった。
天気は・・・晴れ。
大きさの定められた枠からは、雲しか見えないが、
光の色・・・。
要するに「オーラ」というやつだろうか。
それが、今日の天気をなんとなく俺に予測させた。

マハザン1/28 11:53:482022cfwyKT0g5eHWE||470
キーンコーンカーンコーン

そして今は授業中だ。
「じゃあ、ここまで。しっかり復習しておくように」
・・・・・・・・・・・・・。
「やっと終わったよ〜」「この問題わかった?」「昨日のTVでさ・・・」
ザワザワザワ・・・
先生のいなくなった教室に、再び平和な雑音が響き始める。
和輝が机の側においてある黒いかばんに教科書を突っ込み始めた時。
「よう、和輝(カズキ)」
ポン、と肩に手の感触。
そして雑音の中、聞き慣れた男の声が耳に入る。

マハザン1/28 11:54:322022cfwyKT0g5eHWE||995
「ヒロキか」
「大正解」
金髪で、なかなか人のよさそうな顔をした中学生。
(といっても、中学生で金髪はいかがなものかとは思うが)
本人はかなり気に入ってるらしい、伊達眼鏡が額で輝く。
いつもどおりだ。同時に<アレ>が来るのは定例となっている。

マハザン1/28 11:55:92022cfwyKT0g5eHWE||623
「ヒロキか」
「大正解」
金髪で、なかなか人のよさそうな顔をした中学生。
(といっても、中学生で金髪はいかがなものかとは思うが)
本人はかなり気に入ってるらしい、伊達眼鏡が額で輝く。
いつもどおりだ。同時に<アレ>が来るのは定例となっている。

マハザン1/28 11:55:452022cfwyKT0g5eHWE||460
顔が歪んでいる。残念そうだ。
「ち、はずしたか。・・・じゃなくって。 いやぁ、帰りにちょっと寄りたいところがあってさ。・・・そのぅ。・・・ついてきてくれないか?」
「なぜに?」
「いろいろあって・・・。店に・・・入れねぇ」
和輝の目が点になる。

マハザン1/28 11:57:272022cfwyKT0g5eHWE||837
「ふぅん。・・・めずらしい・・・っていうか初めてじゃないか?」
「へ?なにが?」
「いや、店に入れないってどういうことよ」
ヒロキはどちらかというと無神経で、
子どもが入れないような所は、変装してでも入っていくような男だ。
なので、店に入れないなんて言葉を聞いたのは和輝も始めてのことだった。

マハザン1/28 11:58:32022cfwyKT0g5eHWE||926
「そ、それがさぁ・・・こ、怖いんだな」
「はぁ」
「な、なんだよぅ、その声は!」
「あ、いや、つい・・・」
「とにかく!今日は頼む!な!」
「ま、まぁ。いいけどさ・・・」
「サンキュー。恩に着るぜ」

マハザン1/28 11:58:302022cfwyKT0g5eHWE||394
それから3分ほど軽く話し、ヒロキは自分の席に戻っていく。
とりあえず、することのなくなった俺は茶を一口。
黙々と明日の時間割を写し始めた。

マハザン1/28 11:59:142022cfwyKT0g5eHWE||446
そして放課後。
「バーイ」
「おぅ」
クラスメイトに一通り顔を合わせた後、
和輝は校門へと向か・・・おうとしたその時。

マハザン1/28 11:59:542022cfwyKT0g5eHWE||177
「とうっ!!!!!」
「うはっ!!?」
突然の衝撃に、体勢を崩す。
「な、なにするんだよ〜」
「フッフッフ。甘いな、和輝。明日から背後には気をつけることだ」
輝く眼鏡をクィッと指で上げる。
(本人曰くこれがやりたかったから掛けたらしい)

マハザン1/28 12:0:242022cfwyKT0g5eHWE||974
「明日って・・・」
「だってお前、指じゃもう掛からねぇんだもん」
「・・・。」
和輝は今の言葉を深く胸に刻み込んだ。

マハザン1/28 12:1:112022cfwyKT0g5eHWE||79
_____________________________________________________________

マハザン1/28 12:1:442022cfwyKT0g5eHWE||490
「・・・で。どこに寄るんだ?」
遅めのスピードで自転車をこぎながら聞いてみる。
「ん。ちょっと怪しい店なんだけどさ」
「あ、怪しい・・・」
ヒロキの言葉に、少し嫌な予感が脳裏を走る。
「すごいんだよ、ほんとに。一人では入れない訳。そこでだな・・・」

マハザン1/28 12:2:222022cfwyKT0g5eHWE||797
「俺を呼んだってことか」
「まさに」
「なるほど、あとでコーラ奢ってくれ」
「コーラは骨が溶けるんだぞ。これだから最近の若い者は・・・」
「なんだよそれ」

マハザン1/28 12:3:192022cfwyKT0g5eHWE||935
他愛もない話をしている内に、なんとなく道は怪しい雰囲気になってくる。
バサバサッ
突然、どこからともなく羽音が聞こえてきたり。
ギギィ・・・
建物のきしむような音が辺りから聞こえてきたり。

マハザン1/28 12:3:492022cfwyKT0g5eHWE||670
「なんかさ・・・。もう何が起こってもおかしくないよな」
「だろ?俺の気持ちが分かるっしょ〜」
と、更に5分程たっただろうか。
遂に俺達は目的地へ到達した。

マハザン1/28 12:4:582022cfwyKT0g5eHWE||730
キキィ・・・

ブレーキの音が妙に大きく響き、そして闇に溶け込んでゆく。
じわじわと沸いてくる恐怖感。
「う。怖いな」
「ここだ」
ヒロキが指を立てた。
その先に極ゆっくりと、目線を移動させる。

マハザン1/28 12:5:522022cfwyKT0g5eHWE||863
「な、なんだこりゃ」
目の前にそびえ建つ黒い建造物。
玄関は魔方陣で飾られ、
建物の上部には逆さ十字が祭られている。

マハザン1/28 12:6:322022cfwyKT0g5eHWE||892
「ここで怖くなって、帰っちゃったんだけど・・・」
「なるほど。逆さ十字・・・・・反逆者か」
「どうだ。ちょっと面白そうじゃないか?」
「たしかに・・・。ゾクゾクするな。いろんな意味で」
「よし。開けるぞ・・・・」

キィィ・・・

ドアの開く音。
鐘のインテリアがカランカランと音をたてる。

マハザン1/28 12:10:452022cfwyKT0g5eHWE||623
つづく・・・かもね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
かもねじゃねぇぇぇぇえ!(((((;`Д´)≡⊃)`Д)、;'.・<あべしっ

続きますσ゚ロ゚)σYO!!
自分で言うのもあれですけど・・・。
本音を言わせてもらうと、第一話長っっっっ!

マハザン1/28 12:17:142022cfwyKT0g5eHWE||119
4つ目の文章。・・・ミスッてますね(汗)
正式な文章は、

ヒロキは振り向き様、俺のほほに人差し指をお見舞いしてくるのだ。
「フッ。甘い」
慣れた和輝はそれを難なくかわす。
そして抑揚の無い声で尋ねた。
「どうしたヒロキ。次は帰りの会だぞ」

です。ごめんなさい^^;
っていうか気付くの遅っ


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