7588 | ____________僕達の〜Last_song〜 | 春奈* | 1/30 18:35:21 | 2205cf0x7bH0JBFAk |
あの曲は、僕とあの子のLast song 2人だけの最後の歌 まだ若い僕達は 「死」 と いう言葉なんてこれっぽっちも 知らなかった・・・ |
春奈* | 1/30 18:43:23 | 2205cf0x7bH0JBFAk||8 | ||
四月の春に知り合った僕達。 それほど仲は良くなかったがあることがきっかけで、良くその事を話す様になった。 そのきっかけと言うのが、まだインディーズの歌グループの話題。 何時ものように何人かに混じり、その中にはあの子も入っていた。 くだらないどうでも良い事で笑っていた僕。僕はインディーズのグループに話を向けた、 すると、 「あ!あたしそのグループ知ってる!」 「うそっ。マジで知ってんの?あのグループ良いよなー」 僕は、仲間が出来た気がして、その日からいつも2人でいる様になった。 |
春奈* | 1/30 18:47:57 | 2205cf0x7bH0JBFAk||13 | ||
別に、好きとかいう感情は彼女に対して全く無かった。 でも2人は一緒に行動し、一緒のMDプレイヤーで、一緒に聴いていた。 聴くだけではなく、そのグループのいいところを話したり、何の曲が良いかなど、 話しているだけでとても楽しかった。 ある日、彼女からMDが手渡された。 一人の時に聴いてほしい。という事だった。 |
春奈* | 1/30 18:53:21 | 2205cf0x7bH0JBFAk||762 | ||
僕は、その日の帰り道に彼女から渡されたMDを聴いた。 『ごめんね。いきなりこんなMD渡して。でも、聞いてほしいの。 あたしね実はと言うと、心臓病なんだ。 で、毎日どうでも良い話しをしていて、自殺だって考えた。 でも・・・でも、君と出会い、君と話しているうちに希望が見えてきた。 だから君にこの事を言ったの。もしこんなあたしでも良かったら、 ずっと、ずっと・・・一緒に楽しい話をしてください。』 と、いう事だった。 |
春奈* | 1/30 18:59:31 | 2205cf0x7bH0JBFAk||4 | ||
僕は途中、彼女が泣いているのが分かった。 僕は彼女が泣いているのにもかかわらず、泣けなかった・・・。 そして次の日。 僕はそのグループの新曲のCDを手に持ち、学校へ、あの子のもとへ走った。 「・・・えっと、これ新しい曲。良かったら一緒に聴かない?」 「えっ・・・いいの?」 彼女が涙声になっている事が目に見えた。 「もちろん」 僕は笑って言った。 |
春奈* | 1/30 19:2:1 | 2205cf0x7bH0JBFAk||160 | ||
そうやって僕達はまた新しい道を歩み始めた。 楽しい事ばっかりが起きて、いつか罰が当たるのではないか?とまで思うぐらいだった。 僕の予感は的中した。 |
春奈* | 1/30 19:5:44 | 2205cf0x7bH0JBFAk||752 | ||
あのインディーズだったグループが、メジャーデビューする事になった。 そして僕は記念ライブのチケット手に入れた。もちろん2枚。 僕はまた駆け足で学校へ、彼女のもとへ向かった。 「これ。なんだか分かる?」 「何それー?・・・あぁ!記念ライブのチケット!」 「良かったら、一緒に行く?」 彼女は今までに見せた事の無い笑顔を僕に振る舞ってくれた。 |
春奈* | 1/30 19:9:41 | 2205cf0x7bH0JBFAk||992 | ||
しかし次の日、彼女からライブには行けない。という電話がかかって来た。 急に心臓が悪かったのが悪化し、病院から出れなくなってしまったから。 それでも僕は彼女をライブに連れて行こうと、計画を2人でたてた。 ライブ当日。 僕は見事に彼女を病院から連れ出すことに成功したのだ。 日常には無いドキドキ感が感じられた、それに、すっごいいけない事をしたような気がした。 |
春奈* | 1/30 19:10:20 | 2205cf0x7bH0JBFAk||402 | ||
ライブに行く途中、彼女が僕に言った。 「ありがとうね」 これが彼女の最後の言葉だった。 |
春奈* | 1/30 19:14:10 | 2205cf0x7bH0JBFAk||148 | ||
それから僕達は黙ったまま、手をつなぎ、ライブ会場に着いた。 すると彼女の足が止まった。僕は彼女の方を向き、何が起こっているのか分からなくなった。 彼女は僕の横で倒れていた。心臓に何かあったのだろう。 僕は、すぐに治る、と思って彼女に何も話しかけなかった。 誰かが電話したのだろう。救急車が来た。 |
春奈* | 1/30 19:18:16 | 2205cf0x7bH0JBFAk||417 | ||
救急隊員が降りてきて、彼女の前に来た。そして生きていない。 と、言うように、救急隊員は手を合わせた。 何してんだコイツ? 彼女は今から僕とライブに行くんだ。 あのメジャーデビューしたグループの。 そんな悲しい顔すんなよ。 やめてくれよ。 僕まで悲しい顔になっちゃうからさ。 |
春奈* | 1/30 19:21:16 | 2205cf0x7bH0JBFAk||492 | ||
そんな絶望に浸っていると、ライブハウスから彼女が好きだといっていた曲が聴こえてきた。 僕が連れ出さなかったら。 僕がライブのチケットをあげなかったら。 僕があのグループを好きにならなかったら。 僕が好きにならなかったら・・・。 |
春奈* | 1/30 19:21:44 | 2205cf0x7bH0JBFAk||198 | ||
僕が彼女を好きにならなかったら・・・。 |
春奈* | 1/30 19:22:47 | 2205cf0x7bH0JBFAk||418 | ||
そしてあの曲が流れ終わった。 僕達の〜Last song〜 |
春奈* | 1/30 19:23:41 | 2205cf0x7bH0JBFAk||470 | ||
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春奈* | 1/30 19:25:24 | 2205cf0x7bH0JBFAk||599 | ||
*アトガキ* 皆様こんにちは。 今回は「歌」をモットーに書きました。 自分にとっては、この小説結構好きです(´∀`人 であであ★ *春奈* |
彩名 | 1/30 20:26:38 | 2194cfUEBVCPUJJMo||917 | ||
ぃゃん♪ 僕が好きにならなかったら・・・。 それは違うゎvV春cが書くからいけなかったのょ!(大嘘 でもちょぉょヵったよvラスト ソングvヵっヶぇぇぇv 春c大好きなのょぉvこれから会えたらょろしくぅ☆ 半引退だしw(ぇ |
過ぎ去りし思い出 | 1/31 7:32:46 | 5914cfF1QIKPw1rFs||274 | ||
何かとても感動しました♪ 死という言葉は奥深いですね〜^ー^ |
メロディ | 1/31 16:30:55 | 1251cfWUo50NxXnE.||305 | ||
はろぉ〜☆ 素敵な物語だわン 笑w 名前を明かさないのが なんだか格好良いわねぇ。 あたしも小説書いたんだけど オタクの話?だから売れ無いなあ。 |
春奈* | 2/1 18:15:33 | 2205cf0x7bH0JBFAk||56 | ||
*彩名* あたしはおばちゃんではないのでご注意をw 笑 やっぱし、恋愛っていいモンねぇ(ぁ ごめんね。あたしがこんな小説書いたばっかりに・・・って、オイ; 題名だけでも良い所見せないと・・・って思ってねw あたしも彩名を愛してるわ♡ 半引退かぁ・・・。ホムチャ許可してあるんで是非来てね〜 また会えたらお話しようねん(´∀`*)ノシ |
春奈* | 2/1 18:17:28 | 2205cf0x7bH0JBFAk||319 | ||
*過ぎ去りし思い出様* 感動されましたか?良かったですv あたし正直言うと、感動系は書くの苦手なんですよorz 死という言葉は、聞きたくないけれど、そっても大切な言葉ですねw ありがとうございました★ |
春奈* | 2/1 18:22:0 | 2205cf0x7bH0JBFAk||130 | ||
*メロディ* 素敵って言ってもらえて嬉しい(´∀`人 確かに・・・名前明かすの忘れていた・・・w 涙 わざとじゃなくて、まじで本当に忘れてた。ドジだから・・・w ま、良いか。(ぁ 小説のほうはまだ読んでないけど、詩の方は良かったよ★ ありがとうございました♪ |
ri-na | 2/2 17:30:1 | 2201cfVSp.VsKWh0A||359 | ||
こんちは〜お久し振り^^; インフルエンザで倒れていた&PC全然やっておりませんでした^^;; 感動ですよ〜・^(ノО゙)^・。 セカチューに並ぶ感動(ぁ 心臓病って怖いねぇ・・・確か、塩分の取り過ぎでもなるんだよね^^;;; ・・・醤油大好きなんだけどなぁ(蹴 |
春奈* | 2/3 19:16:36 | 2205cf0x7bH0JBFAk||732 | ||
*リーナ様* リーナさん、お久し振りですね(´∀`*)ノシ インフルエンザですかー。大変でしたねw あ あのセカチューに並ぶって言ったら相当なモンじゃないですか; そんなこと言わんといてくださいよw そーなんだ。塩分取りすぐに注意しないとv でも、こんな運命だったらなってもいいかも(ぁ 笑 ありがとうございました★ |
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