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7625彼女の好きな空ビー2/6 19:9:492191cf1tSp94nM/7.
真っ青な空に大きな白い雲が浮かんでいる。
そんな空をただぼんやり見ているのが好きだった彼女。
そんな彼女と一緒に空を眺めているのが好きだった俺。
ゆっくりと過ぎていく時間。
楽しかったあの頃。
でもそれはもう遠い昔の話。

ビー2/6 19:24:442191cf1tSp94nM/7.||237
毎日平均気温5度。よく人間は生きていけるなぁ〜と思う今このごろ。
「うわぁ〜さみ〜よ!!」
何枚着てるんだ?と思うぐらい着込んでいる拓也が叫んだ。皆そう思ってるって、と思いつつもこの時期はそう叫んでしまうから仕方ないのだけど。
「そんな厚着で寒いだと??俺なんかお前より着てないからもっと寒いんだよ!一枚貸せよ!!」
怜が拓也のつぶやきに反応してコートを引っ張った。怜は卓也と違ってあまり服を着ていない。ファッションが大事といっても、この寒い中肌だすなよ・・こっちがさむいっつーの。
二人が争っているときに彼女と電話をしている翔を見て
「俺は心が寒い・・・・」
とつぶやく健。それは言っちゃだめでしょ((笑

ビー2/6 19:34:102191cf1tSp94nM/7.||182
俺がそう思って苦笑してると翔意外皆がいっせいにため息をもらした。この中では翔意外全員彼女がいないのだ。しかも2月、クリスマスの時期が近づくとなるとますます淋しくなってくるのが男の子の悩みってもんで・・・そんな俺らに向かって電話をし終わった翔が
「これでチョコ15個ゲット〜☆」
とブイサインを送りながら自慢してきた。
あ〜あ((汗 そう思った瞬間みんなが翔に攻撃・・・

「ありがとうございましたぁ〜」
翔はみんなにチョコマンをおごるはめになった。馬鹿だな翔は

ビー2/6 19:47:282191cf1tSp94nM/7.||591
町はバレンタイン真っ盛り。彼女なしで淋しい自分。もてる奴が自慢してきたらこうなるに決まってるだろう。
「翔は馬鹿だな〜言わなきゃいいのに」
俺がそういうと財布を見つめてた翔は苦笑いしながら
「そうだけどさぁ〜やっぱ自慢したくなるじゃん??」
といった。
「俺ももてたらよかったなぁ〜彼女いたら幸せじゃん??」
口にチョコをつけた健がそういった。そうか??彼女がいるからって幸せなことばかりじゃない。
「龍もそう思うだろ??」


ビー2/6 19:55:512191cf1tSp94nM/7.||910
「あんな思いするんだったら俺は彼女なんかいらない!」
つい感情的にどなってしまった俺を皆が心配そうな目で見てくる。やばっ
「ごめん。調子悪いから先に帰る」
そういって俺はその場からはしって逃げた。どうしたんだ俺?いつもだったらどんな話でもさらって流せるのに。どんな嫌な子といわれても怒ったりしないのに・・・
あいつらから結構離れた場所で俺は走るのをやめた。周りを見ると店がキラキラ光っていてチョコの甘いにおいがする。昔と同じだ。またあの頃の記憶がよみがえってきてしまう・・・なんでだよ。俺は泣きながらこぶしを壁にぶつけた。

ビー2/6 20:4:592191cf1tSp94nM/7.||797
――二年前――
今と変わらなく寒い二月のある日
「うわぁ〜さむいねー」
その日は雪が降っていた。
けばい女がこっちを見ながら雪を踏んで遊んでいる。
あの頃の俺は学校でも目立つ方で、良く色んな奴に告られた。俺は断るのがめんどくさくて告ってきたやつらとは全員付き合っていた。
「ねえ龍ぅ〜返事してよ〜」
俺はお前と話す気なんか無い。
「これじゃあ付き合ってる意味無いじゃん!!せっかくのデーとなのにぃ〜!」
俺はつきあえといわれたから付き合ってるのに。何が悪いんだ??


ビー2/6 20:14:102191cf1tSp94nM/7.||102
「だまって。」
俺はその女がうるさいからそういってキスをした。すると女は恥ずかしがりながらこっちを見た。ほら。女なんて簡単だキスをするだけでだまる。ゆうとおりになる。
つまらない。 親からの愛情を受けないで育った俺は、これ以上曲がらないだろうと思うぐらい性格がまっがってしまった。顔がいい、勉強が出来る。とみんなにうらやましがられるけど、親にちゃんと愛情をもらっていたお前らの方がよっぽどうらやましい。淋しい、悲しい気持ちを心に閉じ込めて強がっていたあの頃。つらい悲しい思い出。
その後俺とその女は近くの可愛いカフェに入った。その女はもううるさくしゃべらずにただじっと俺を見ている。

ビー2/6 20:20:302191cf1tSp94nM/7.||11
とりあえずコーヒーを頼んで一息つくと、やはり周りの女がうるさい。
「あの、写真とってもいいですか??」
三人組の女が声をかけてきた。うざい。俺がそういおうとした瞬間
「店の中ではあまり騒がないでいただけますか?これ以上騒ぐようでしたら他のお客様にご迷惑となりますので強制的に店から出て行ってもらいますが」
と綺麗な従業員が俺の前に立ってその女達に言った。
「なっなによ!失礼じゃない?」
「もうこんな店なんか来ないから!!」
といい女達は走って店を出て行った。
「ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。ごゆっくりどうぞ」
そういって彼女は奥の方へ歩いていった。
これが彼女との出会いだった。

ビー2/6 20:23:512191cf1tSp94nM/7.||940
****きゅうけい****
ちょっと長くなってしまいました〜((汗
上の方でバレンタインをクリスマスと書き間違えたり文字のミスが多いかもしれませんがここまで読んでくださってありがとうございます!!意味不明な所もあると思いますが、もしよかったら次もよんでくださいね☆
よかったら、感想やダメだしを書いてください!!

ビー2/9 18:27:22209cf7yR7Gtqcyzo||16
****はじめ****
―――今―――
コーヒーを飲んで少し落ち着いた。あの甘いチョコレートとは無縁の関係だからなのかも知れない。
「まだひきずってんのかよ・・・カッコワリーな俺・・」
2年も前のことなのに未だに忘れられない彼女との思い出。もう平気だと思っていたのに・・・・俺の周りにはカップルばかりで、楽しそうな人ばかりで。何で忘れられないのだろう。思い出にとらわれるのにはもう疲れてしまったのに。どうして忘れる事ができないのだろうか・・・龍のむねは考えるほど締め付けられていくのだった。

ビー2/9 18:30:152209cf7yR7Gtqcyzo||58
****きゅうけい****
すみません!!急用が出来たのでいったん休憩させていただきます!!
もし良かったら感想をお願いします!


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