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7652「親友」メロディ2/10 22:4:436023cfXlgRdWPbYsc
「おはよう、桃子」
「おはよ!」

私に返事をしたのは彼女は愛らしく微笑んでいた。
背は小さく、色白の肌に大きな睫毛の長い二重の瞳。
栗色の髪が光に当たってきらりと輝いた。
まるで幼い子供のような可愛らしい笑顔をもつ少女だ。

「な、なになに?あたしなんか付いてる?」

目線に気づいて焦った表情をした。

「ん、やっぱ可愛いなあ〜と思って」
「馬鹿ッ!!何言ってんの、アンタの方が百パーセント可愛い!!」

ぱしっと背伸びをして頭を叩いた。
学校までの行きや帰りはいつも一緒で
この時間は私にとって幸せな時だった。
その帰りの日———

メロディ2/10 22:9:386023cfXlgRdWPbYsc||508
「桃子ぉ」
「ん、なあに」

優しい瞳を彼女は私に向けた。
バックの夕日がマッチして絵に表せない程の
美しさだった。

「今度好きな人にチョコレート渡したいから、作り方・・・教えてくれない?」
「あ、この前言ってた人?良いよ・・・、良いなああ、好きな人が居て」
「何でぇ?」

「私まだ恋した事無い・・・し」

眉を少し傾げて寂しげににこ、と笑った彼女が私の前に居た。
初めて見たかもしれない。

メロディ2/10 22:13:486023cfXlgRdWPbYsc||48
「桃子なら好きな人が出来てもすぐ両想いになれ「そんな訳無いでしょう!?

少し青い顔をしていた

「ご、ごめんね?桃子・・・」
あんたが居るから私は・・・!!
「え?」
「ううん、私もご免。先帰るね。」

そう言い残すとふいっ、と顔を背けて
走って行ってしまった。

メロディ2/10 22:15:586023cfXlgRdWPbYsc||755
その日から自然と話したり、帰ったりしなくなった。

「あれ、無いなあ」

ペンケースが無い。
あ、もしかしてスケッチの時裏庭に忘れてきたかな、と思い
机の中をあさっていた手を止め、
裏庭へと脚を向けた。

メロディ2/10 22:19:206023cfXlgRdWPbYsc||249
「あ、あったあった」

ふと前を見ると少し先に誰か居る。
目を細めて見てみると桃子だった。

「え、嘘。あの人・・・」

桃子の向かい側には私の好きな人がいた。
———耳を疑った。桃子が告白してる・・・?
更に彼がOKらしき返事をすると桃子は
こちら側に走ってきた。

メロディ2/10 22:24:166023cfXlgRdWPbYsc||241
「あ、葵!」
「何してんのよ、信じられない」
「御免なさい。私もずっと好きだったの。
 葵は親友だから尚更言いにくて・・・」

  「あんたなんか親友じゃないッ!!!

悔しくて涙が溢れた。私は嫉妬したのだろう。
その事をクラスメイト全員に言いふらした。
だんだん皆が桃子を見る眼が冷たくなってくのが分かった。

ざまあみろ、いい気味だ。
私に不気味な微笑みが浮かんだ。

メロディ2/10 22:26:336023cfXlgRdWPbYsc||370
これだけでは気が済まない。
桃子の靴を隠したり、ノートをめちゃくちゃにしたり。
パシリにまでした。退屈な時は殴ったり蹴ったりして
遊んでいた。
ああ、なんて楽しいのだろう

メロディ2/10 22:28:126023cfXlgRdWPbYsc||11
*すみません。親に辞めろと言われたので続きは明日書きます。
 書き終わるまで感想等はお断りします。
 正直言ってしまうと書く気失せるんで 笑w(ぁ

メロディ2/11 9:25:431251cfFG9U.mSce12||142
その内変な情報が耳に入った。

「ねぇ、葵知ってる?」
「何、が?」
「桃子、リストカットしてるらしいよ!私らが虐めたからかな・・・?」
「いい気味・・・なんじゃないの?」

そうは言っても少々悪気を感じた。
あの時桃子は誤ってくれた。何故、許せなかったのだろうか。
誤らなきゃ、という気持ちが芽生えた。
桃子はどこかと探していると女子トイレから変な音がした。

「何?」

脚をトイレに運んだ。
入った瞬間何かに滑って転んだ。

メロディ2/11 9:32:361251cfFG9U.mSce12||365
「痛ッ!!」

右手を見ると真っ赤に染まっていた。
鉄の臭いがする。
左手に何かが触れた。

手・・・だ

「ひっ・・・!」

前を見ると桃子が倒れていた。
片方の手が無い。そこから血がどくどく流れていた。
これで手を切ったかと思われるカッターが
胸に突き刺さっていた。

「や・・・嫌、いやぁ」

青ざめた私の頭の中は真っ白だった。
どこからか声がした。


   【誤ろうと思ったのならあんたも死んでよ・・・】

メロディ2/11 9:37:531251cfFG9U.mSce12||177
死んだと思われる桃子の口先が裂けるほど
にんまりと笑った。
桃子は起き上がって、胸に刺さっていたカッターを抜いた。
私にカッターを向けている

「いいぃ、嫌ァァァァァァッ・・・!!・・・・うっ」

私はその場に倒れた。
今、私は地獄に居るのだろうか。
桃子に・・・いや、桃子とは思えないほどの
恐ろしい女に何度も殺される。
そしていつも言われる言葉。

メロディ2/11 9:38:341251cfFG9U.mSce12||245
  【あんたなんか親友じゃない】

メロディ2/11 9:40:101251cfFG9U.mSce12||352
****後書きらしき****

お早う御座います。久しぶりにホラー書いてみました。
前にアイディアを使いすぎてしまって、
今回つまらないかもです^^;
ご感想等お願いしますww

おぽぽ2/11 11:1:206032cf8PKFfJlqYnY||750
いちばん乗り☆お久しぶり〜(?)メロディ様♪オツカレ様でした^^

恋のもつれ、怖いですねぇ。てか主人公悪ぃ奴でしたな。極悪(ぁ
ラストははたして現実なのでしょうか…それとも桃子の死体を見たショックでの幻覚なのでしょうか。考えさせられて、とてもいい作品です。

『彼』はこの後どうなっちゃったんでしょうか。そこもきにナリますが、新しい女つくってたら…【あんたなんか彼氏じゃない】って桃子ちゃんに殺されるんじゃぁ(ヤベェ

今回はメロディ様はモデルなんですか?もし登場してたら…(ヤッパヤベェ
これからもいっぱい読ませていただきますね〜♪シィーユゥアゲン♪
(今回の感想もほとんど妄想…(苦笑)

ビー2/11 18:40:32101cfzJY8h6I31hU||728
題名につられて読みましたーそしたらなんとホラー系!見入ってしまいました!!(私もいくつかホラー系を書いているので)内容がおもしろくて飽きることなくすらすらと読めました!見習いたいです!!後謝りたいことが・・・上に私も小説を載せたのですが、書き終わった後でメロディーさんの「親友」を読んだらかぶってしまっているところが多々・・・

ビー2/11 18:40:112101cfzJY8h6I31hU||828
少し似た話が載っていたことを知らずに書いてしまって、本当に済みません!!もし気にさわるようでしたら、言っていただければ完了を押しますので!本当にすみません!!

メロディ2/11 19:51:572111cf1SWKNIWSNr6||308
***おぽぽ様

今晩はぁ^^*はたまた感想有り難う御座います!
メロディで良いですよ、様付けられるほどの歳でもないんで^^;
(小4です)

主人公なあ、やばいよなあ、極悪だよなあ 笑w
ラストですね・・・うーん。微妙☆(ぁ
ただ「怖いわぁ〜ん」って思って倒れて
病院で寝てたりしてーw ウハハ

彼君とはとっくに別れてたりしてw
葵が言いふらしちゃったから彼も
知ってるのよんv

今回は登場してませんよ^^;
ましてや桃子のような美少女でも無いし、
葵にはまあ近いけど(ェ、ヤバクネ? )
大丈夫だと思いますよ・・・うん;

今後も宜しくお願いしますね^^

メロディ2/11 19:57:572111cf1SWKNIWSNr6||599
***ピー様

ご感想有り難う御座います。
そして、私の名前はメロディであり、
メロディーではありません^^;
「ー」は要りませんよ。まあ、時々間違えられるので
慣れてますが・・・ウフ(´∀`*)ノシ

はっはっはー。私を見習っちゃ駄目です。
ちなみに私が見習っているお方は
みりん様と李亞様なのですww
一度拝見する事をお勧めします^^バッチグー☆

少し位似ててもどって事無いですよお^^
知らなかったんだし、しょうがないですよ!
気にしないで、頑張って下さいね♪
(もし完了しちゃったら20件も待ってまた書くのって嫌だと思いますし)


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