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7759紅の空足立りょう2/25 11:26:492111cfiSDfoVMsEd2
★前作の紹介★
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足立りょう2/25 11:29:112111cfiSDfoVMsEd2||164
空が紅い。

夕方でもないのに、紅い。

なんで？

良く見ると、町が燃えていた。

私が住んでいた町。

友達がいる町。

ご近所さんの優しい町。

都会と田舎の入り混じった、暮らしやすい町。


それが　　　　　　　　　　　　　燃えている。
足立りょう2/25 11:33:52111cfiSDfoVMsEd2||231
影が言った。

｢偉大なる大神【マスカ】を宿しているのは君だね？｣

え、なに？

｢知らないのか・・・｣

なんのこと？

｢では、君を連れて行く｣

え・・・？ちょっとまって！やめて！

｢こんな町はうんざりだろう？消してやろう｣

やめて！離して！嫌！ここには友達も、家族も、皆がいるの！

｢だから・・・・要らないだろう？｣

そう言って影は、町を燃やした。
足立りょう2/25 11:37:72111cfiSDfoVMsEd2||58
目が覚める。
私の夢は、
いつもあの場面で始まり、
あの場面で途切れる。

コンコン・・・・。

扉を叩く音がする。
食事の時間・・・・・私にとっては唯一の娯楽の時間。
｢はい・・・？｣
｢お食事です｣
｢お入り下さい｣

給仕(メイド)姿の少女が入ってくる。

｢今朝は・・・これだけね｣
彼女はそう言って、盆のふたを開ける。
足立りょう2/25 11:41:392111cfiSDfoVMsEd2||914
中身は精進料理。
決して不味いわけではないが、腹が持たない。
わざと、そうしている事は分かっている。
私の中の【大神マスカ】というものの力を
最大限にあげる為だろう。


｢座れば？｣
私は彼女に座るよう勧めた。
｢じゃぁ・・・よいしょ、と｣
私は、吹き出した。彼女は分からなかった様で、首を傾げる。
｢よいしょ、って・・・プ・・・、オバさんみたい｣
やっと意味の分かった彼女も、そうね、て言って共に笑った。
足立りょう2/25 11:42:202111cfiSDfoVMsEd2||548


　　　　　　　　　　　　　　　　　でも

足立りょう2/25 11:45:12111cfiSDfoVMsEd2||978
ガタッ！

扉が勢いよく開かれた。屈強な男たちが私たちを睨んでいる。
その中の、リーダーらしき男が、
｢来い｣
一言、そう言った。
私たちは文句を言う暇もなく、他の男たちに連れていかれた。
足立りょう2/25 11:55:52111cfiSDfoVMsEd2||224
わたしたちは、十字架に縛り付けられた。


｢ただいまより！生贄の儀を行う！｣
一人の男がそう言うと、周りの男たちが唸る。

別の二人の男が槍を持って、私たちに近付いてくる・・・・。


そして


叫びをあげる間も無く、私たちは絶命した。
足立りょう2/25 12:0:342111cfiSDfoVMsEd2||232
偉大なる大神が復活した。
それは町を、国を、世を滅ぼさんとした。

しかしそれは


　　　　　　　　　　　　　　　蘇りの一族のみを滅ぼして

　　　　　　　　　消えた

足立りょう2/25 12:3:462111cfiSDfoVMsEd2||26
嗚呼、空が紅い

ここは、どこだろう

あ、お父さん
　　　　　　　　　　　あ、お母さん
　　　あ、ミコちゃん
　　　　　　　　あ、ショウ君
あ、近所の皆

そうか

　　　　　　　　　　　　　　　　もう苦しまなくていいんだ

　　　　　　　みんないるから。

待って。　　　　　　あ、メイドさん。
　　　　　　私も逝くわ。
うん、逝こう。　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　皆が待ってる。
足立りょう2/25 12:7:112111cfiSDfoVMsEd2||144

よう分からない展開に・・・・・（汗

やっぱ、行き当たりバッタリだとダメですね。（←馬鹿

アリス｢私たちの出番は?｣

あ、ないや。

ルシファ｢まだ色々あるのに?｣

うん・・・・・てお前等何故ここにぃ！？

アリス｢だ〜か〜ら〜（怒｣

じゃぁ、今回はこれで！

二人｢あ、こらっ、逃げるな!｣
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　再会及び再開を祈って。

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