7777 | Freewind | 夢観士 | 2/26 17:38:55 | 2222cf.dRNbOALyK. |
大分遅れちゃいましたね。 今度は学園祭なのです・・・。 そんなわけで(?)多少のミスは見逃してくださいねw |
夢観士 | 2/26 17:39:15 | 2222cf.dRNbOALyK.||178 | ||
「・・・ぅ」 「目ぇ覚ましたか?」 「・・・ぁ、ノノ・・」 薄暗く物がゴロゴロしている家の中に四人は拘束された状態で寝かされていた。 一つしかない窓から月明かりが射している、どうやら夜になってしまったようだ。 |
夢観士 | 2/26 17:39:46 | 2222cf.dRNbOALyK.||598 | ||
「ここは?」 「獣人の村だ、倉庫に入れられてもうかれこれ・・・5時間は経ってるか」 「ということは・・そろそろ、俺たちの処分が決まる頃か」 「ちっ・・武器さえありゃなぁ・・」 ノノが悪態をつきそばにあった木箱を蹴り飛ばした・・途端ノノの体が反り顔を真っ赤にして苦痛に耐えていた。痛かったらしい。 |
夢観士 | 2/26 17:40:6 | 2222cf.dRNbOALyK.||226 | ||
「・・・・誰かくる・・・」 「誰かはわかるか?」 「・・無理だ、・・だが2人だな、金具の音はしていないから・・武器は所持していない」 「てめぇ等、オレの事無視かよ!・・イタタ・・」 「お前が馬鹿なだけだろ。・・武器を持っていないということは・・少なくとも殺せと言う命令は出ていないと言う事か」 ラインが呟いた途端ドアが音を立てて開いた。 老いた白髪の獣人が、先ほどの金髪の獣人を従えつつ中に入り込んできた。 |
夢観士 | 2/26 17:40:32 | 2222cf.dRNbOALyK.||450 | ||
「・・・この者達が今回の罪人か?フェルジュ」 金髪がそれに応じて答えた。 どうやら彼女はフェルジュと言うらしい。 「は・・。死狂の森の近くをうろついておりました」 「ふむ・・・」 老人は撫で回すように4人を見つめると再び口を開いた。 |
夢観士 | 2/26 17:40:51 | 2222cf.dRNbOALyK.||526 | ||
「して、領土侵害は間違いなく行われたのだな?」 「ええ、私がはっきりと見ました」 「んなっ!おいお前!俺たちはこいつの話を信じて・・」 「ふん、さっきの戯言か。神話の真似をしても無意味だな」 (・・ね、神話って?) (おめーはホントに学士か!?・・・あとで教える) |
夢観士 | 2/26 17:41:34 | 2222cf.dRNbOALyK.||510 | ||
「何をごちゃごちゃ話している!」 「・・・失礼。貴方様が族長だろうか?」 「いかにも、・・お主は?」 「申し遅れました。ラーグズ兵士団副長、ライン=リシュールです」 「ほぅ・・、ワシはオルガ。此処の族長を務めている、これはワシの腹心で孫の・・」 「・・・ミク・フェルジュだ。・・・フェルジュと呼べ」 「なるほど・・こいつは連絡役のサレイント。死狂討伐隊隊員のノノ。そして・・学士の・・」 |
夢観士 | 2/26 17:41:56 | 2222cf.dRNbOALyK.||223 | ||
「学士の?」 「ぁー・・よ・・少し待ってください」 (・・どうしました?) (今此処で君の名を出すとふざけていると思われるかもしれない。・・珍しいからね、なにか適当な名を考えてくれるか?) 「どうしましたかな?」 「は・・えぇと・・」 「え・・エリーナです、エリーナ・バインズ」 |
夢観士 | 2/26 17:42:13 | 2222cf.dRNbOALyK.||213 | ||
「・・・・ふむぅ、・・・良い名、・・ですな」 「して、・・族長。こいつ等の処分に関していかがしましょうか?」 「様子見で置いておきなさい、食事もちゃんと与える事」 「しかし!・・密偵かもしれないのですよ?」 「見張りはお前だ。これで文句はないだろう?」 「えぇ!?ちょ・・おじい・・族長!困ります!」 |
夢観士 | 2/26 17:42:50 | 2222cf.dRNbOALyK.||866 | ||
「ほほ・・仲良くやると良い。・・ほれ、鍵じゃ」 フェルジュは渋々鍵を受け取るとドアを閉めて4人の方に向き直った。 「・・・・・・・」 「・・なんだよ?」 「私は・・信用していない、それだけは肝に銘じておけ」 そう言うとフェルジュは近くにあった座椅子に腰掛けた。 |
夢観士 | 2/26 17:43:12 | 2222cf.dRNbOALyK.||116 | ||
(んで?どうする?) (あの女がいる以上、余計な事は止めにしよう。・・下手すれば即処刑かも知れん) (サレイントの言うとおりだ。暫く大人しくしているフリをしてチャンスをうかがう事にする) (りょーかい・・) |
夢観士 | 2/26 17:43:28 | 2222cf.dRNbOALyK.||504 | ||
「ね、ノノ?」 「ぁん?」 「さっきの神話って?」 「ぁぁ・・神の子か・・」 「へ?」 「・・・・・退屈しのぎに話してやるか・・」 そう言うとノノは陽子に寄り添うと静かに語り始めた・・。 |
夢観士 | 2/26 17:43:48 | 2222cf.dRNbOALyK.||407 | ||
昔々、ありとあらゆる地が魔物で埋め尽くされていた頃。 人間族や獣人族、それに魔技師や竜人の4種族が地の果ての氷の国に皆寄り添って暮していた頃。 何処からか現れた神の子が地上にいる魔物を消し、我等に新天地を与えた。 4種族は大陸への道を使いそれぞれが干渉しない事を誓い、それぞれの国を持った。 神の子は4種族より選びぬかれた戦士達は闇の扉を神の威光で閉じ、世界は我らの物となった。 大地、すなわち紅き大地。風薫る大地。銀水の大地。古空の大地。 この4つに再び魔物現われ大地を取り戻そうとするとき、神の子は再び舞い戻る。 |
夢観士 | 2/26 17:44:22 | 2222cf.dRNbOALyK.||691 | ||
「・・・世界創造、ネテルギウスの章・・・だ」 「4種族って・・他にもいるの?」 「ああ、魔法と文学で高い地位を誇る魔技師。此処300年、今の神話を信じて他国との干渉をせず独自の文化を作り上げる竜人の二つだな」 「氷の国は?」 「さぁな?神話ではクソ寒くて何も無い毎日吹雪だけの場所らしいぜ?・・見た奴は居ないけどな」 |
夢観士 | 2/26 17:44:34 | 2222cf.dRNbOALyK.||721 | ||
「ふーん・・それがなんで私なの?」 「お前な訳があるか、たまたま状況が似てたんだよ」 「面白いなぁ・・・」 「はぁ・・お前ホントに危機感無いのな・・・」 |
夢観士 | 2/26 17:44:59 | 2222cf.dRNbOALyK.||558 | ||
それから数時間後・・。 爆音と共に陽子達は跳ね上がった。 中からではあまり見えない上横に倒れている状態なので大変見にくいが窓の外が赤くなっているのは分かった。 |
夢観士 | 2/26 17:45:38 | 2222cf.dRNbOALyK.||363 | ||
「・・!?なんだこれは・・!」 フェルジュは陽子たちに脇目も振らず外に飛び出していってしまった。 「よっしゃ、今がチャンス!」 「・・・しかし・・逃げるにしてもこれは・・」 「・・・・・ぁ、私のポケット・・ノノ、見てもらえるかな?」 「ぁん・・?」 ノノは芋虫のように這いつくばりながらポケットに手を入れる。 するとひんやりと冷たく鋭い物が手に触れた。 |
夢観士 | 2/26 17:45:55 | 2222cf.dRNbOALyK.||769 | ||
「・・俺のナイフか・・。やつらも陽子が武器持ってるとは思わなかったんだな・・」 「・・・貸せ。俺が解く」 ノノがサレイントにナイフを渡した。 すると数秒も経たない内にノノの拘束が解除された。 「よし、・・さっさと出るか・・」 次々にツルを切ると4人は小屋から飛び出した。 ・・目の前は炎だらけだった、火が燃え広がっている。 |
夢観士 | 2/26 17:46:19 | 2222cf.dRNbOALyK.||785 | ||
「な・・・なんじゃぁ!?」 「・・む・・っ!」 ラインが剣を構え後ろの人影を切り捨てた途端、死狂の首がごろりと落ちた。 首の無くなった身体はグニャりと折れ曲がりその場に倒れこむ。 「・・奴等の・・襲来か!?」 「いや、自分達が苦手だから炎は使わないはず。・・やはりな」 サレイントが指差した先には豚のような格好をした化け物がいた。 手には松明を持ち、家々に火をつけて回っている。 |
夢観士 | 2/26 17:46:42 | 2222cf.dRNbOALyK.||791 | ||
「・・・あれは・・?」 「子鬼の部類だな。中級の粋に当てはまる。新人兵士は奴等でてこずる事が多い」 「解説してる場合かよ・・」 「・・!貴様等、どうやって拘束を・・!」 「ミクか、この戦、我々も加勢するぞ!」 「ふん、余計だ。ていうか・・下の名で呼べ、下の名で!」 「弓兵は後ろでの後方支援、これが基本だ」 フェルジュは手に持った弓を少し見ると改まってラインの顔を覗いた。 |
夢観士 | 2/26 17:47:24 | 2222cf.dRNbOALyK.||259 | ||
「・・・わかった、私は貴様等の後ろで援護する。最優先するのは女や子供の救・・」 「うわぁぁぁっ!」 「・・!」 5人は後ろを振り向いた。 ・・緑色のカマキリとでも言おうか、巨大な鎌を2本持った昆虫が現れたのだ。 |
夢観士 | 2/26 17:48:50 | 2222cf.dRNbOALyK.||421 | ||
獣人の兵士が戦っているが効果は薄いようだ。 化け物は鎌を振り回して捕らえた獲物・・獣人を食い始めていた。 「・・おおきい・・」 「ぉぃぉぃぉぃ・・こいつ、ホッパーの類だよな?」 「・・・進化系だな」 「それが何でこんな所に?」 |
夢観士 | 2/26 17:49:27 | 2222cf.dRNbOALyK.||436 | ||
「知るか、・・・とりあえず、奴を倒すのが先決だな」 「サレイントの言うとおりだ。陽子、後ろで待機だ。フェルジュ、お前は弓で牽制、二人は私について来い。・・いくぞ、戦闘開始だ!」 「了解!」 「・・・・・・」 「人間に指図されるのは好まないが・・仕方ない、準備万端だ」 「わかりました!」 |
夢観士 | 2/26 17:50:5 | 2222cf.dRNbOALyK.||586 | ||
そう言うと5人は陣形を整えて化け物の前に出た。 全体的に緑色をしており唯一違う色の腹の部分は赤く光っている。 化け物は獣人の戦士を食い終わると新たなる獲物、陽子達に向かって襲い掛かってきた・・。 |
夢観士 | 2/26 17:51:0 | 2222cf.dRNbOALyK.||613 | ||
今回は此処までです・・。 更新が今しばらくこんな感じですがしつこく続けていこうと考えております。 では、意見等ありましたらお願い致します・・。 |
アリアンナ | 2/26 22:42:12 | 2111cfTLW4me39me2||221 | ||
おお!待望の次作が出た! 獣人たちも意外と悪い人(?)じゃないんですね 神の子=陽子って感じですか 神話も出てきてだんだんスケールが広がってきてますね 戦闘続きで大変そう・・ 夢様>学園祭今ごろですか! 頑張って下さい 無理しない程度にって言いたいけど 続き楽しみにしてます |
夢観士 | 2/28 19:39:40 | 2222cf.dRNbOALyK.||798 | ||
>アリアンナs はい、御待たせしました;; この二日前に原稿は出来たのですが色分けする気力が・・(ぉぃ 神話のネタはさぁ載せるぞってときに思いついちゃったネタなのでガタガタだと^^; はい、今頃ですw 困ります、このクソ寒いのにw(関係無 ちなみに次の章書き始めてます・・こんどこそ待たせないと誓ってw 何処まで続くか分かりませんけどね(ぉぃ 感想有難うございました。 |
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