7808 | 第七話−友の死− | 一 | 3/3 17:39:6 | 2202cfflaWz7oZhNA |
第一話−敵の城へ− http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-7640.html 第二話−化け物 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-7664.html 第三話−潜入(前編) http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-7686.html 第四話−潜入(後編) http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-7709.html 第五話−堕天使レドル−http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-7730.html 第六話−戦友− http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-7758.html 第七話−友の死− |
一 | 3/3 17:39:13 | 2202cfflaWz7oZhNA||409 | ||
レドルはグッと剣を押し込むと、無残にザッと引き抜いた。 ウェイルから血がドバッと流れ、倒れる。 オレは持っていたバズーカを落とし、 ウェイルの所まで駆け寄り、上半身を起こした。 『大丈夫か?』 大丈夫なわけがない。 だが、なるべく声を落ち着かせた。 『あぁ・・・かすり傷だ・・・』 ウェイルはオレに笑いかけてきた。 しかし、痩せ我慢というのはバレバレだ。 『けどな・・・オレはもう無理だ・・・』 息が荒い。 |
一 | 3/3 17:39:33 | 2202cfflaWz7oZhNA||368 | ||
きっと、ウェイルの言うとおり、 もうすぐ・・・・ 『お前一人でも逃げろ・・・』 オレの耳元で囁いた。 『何!?』 オレはつい、声を大きくしてしまった。 『さっきは、”死ぬのは一緒だ”と言ったが、 お前の死ぬべき場所はここじゃない・・・ ここで、死んだら駄目だ・・・!』 ウェイルが立ち上がった。 足が震えている。 立っているのでやっとなのだろう。 しかし、何故立っている? それは覚悟を決めたからだろう。 だが納得がいかない。 |
一 | 3/3 17:40:3 | 2202cfflaWz7oZhNA||133 | ||
『逃げるなら、お前も来い! 来ないなら、オレも残る!』 ウェイルは、わかってくれと言う様に、言ってきた。 『仇を取れるのは、お前位だ・・・ 共に戦場を駆け抜けて来た仲だ オレには分かる・・・お前なら・・・ きっと奴を・・・』 ウェイルはオレに期待してくれている。 これならば、期待に答えたい・・・ 『わかった・・・』 オレは静かに答えた。 『友の死は悲しいものだ。 それ故、友との別れの言葉を交す間は待った。 もう良かろう?』 レドルが、”今度はお前も切倒す”という勢いで言ってきた。 |
一 | 3/3 17:40:21 | 2202cfflaWz7oZhNA||449 | ||
『バズーカを・・・』 ウェイルが、震える手を伸ばした。 オレはさっと取りに行き、ウェイルに渡した。 『オレが・・・突っこんだら・・・逃げろ・・・・』 そしてレドルの方に体を向け、 『頼んだぞ!』 と言い残すと、レドルに突っこんだ。 『必ず!仇は取る!!』 オレは涙を堪えられず、走りながら泣いた。 友の勇敢さ、自分の無力さ・・・ それでも、足は止めなかった。ウェイル達の会話が聞こえてくる。 ”ドッ”と音がし、ウェイルが突っこむ。 ”ザッ”と音がし、ウェイルが斬られる。 しかし、また”ドッ”と音がする。 斬られているのに、突っこんでいる・・・・ |
一 | 3/3 17:40:45 | 2202cfflaWz7oZhNA||669 | ||
『行かせねぇ!希望は潰させねぇ!!』 ウェイルが叫んだ。 最後の力だろう。 『邪魔だ!小僧!離せ!死に損ないがァ!!』 レドルが悔しそうに叫ぶ。 『これでどうだ!』 ”ドカァ”黒い弾だ。 しかしウェイルはまだ怯まない。 『絶対行かせねぇ!!!!』 きっと、もう血だらけなのだろう・・・ 『オノレェ!』 ”ダッ”とレドルの飛ぶ音が聞こえた。 しかしすぐ後に”ドタッ”と音が聞こえる。 『まだ掴まっておるのか!!』 レドルは、怒り狂った声で叫んだ。 |
一 | 3/3 17:42:17 | 2202cfflaWz7oZhNA||409 | ||
そして再び、”ダッ”っと、飛ぶ音がする。 後には何も聞こえない。 ウェイルが・・・ついに・・・ と思っていた瞬間、10階の入り口が崩れた。 恐らく、バズーカを当てたのだろう。 まだ微かに音が聞こえる。 『仲良く・・・やろうぜ・・・』 ウェイルが最後の力を振り絞って答えた。 もう息はないだろう・・・ すまないウェイル・・・オレは心の中で呟いた。 |
一 | 3/3 17:46:52 | 2202cfflaWz7oZhNA||683 | ||
涙がさっきより、多く流れる。 ついさっきまでは生きていたのに・・・ 『貴様・・・よくも・・・!』 レドルが先ほどよりも大きな声で叫んだ。 ”ズサッズサッ・・・”無残にも、斬る音が響く・・・ 『このまま奴も通せるか!!』 その声の直後、オレの足元にブラックホールを思わせる、 穴が出てきた。 『な・・・に・・・?』 オレは逃げることも出来ず、その穴に吸い込まれていった・・・。 第八話へ・・・ |
一 | 3/3 17:50:38 | 2202cfflaWz7oZhNA||369 | ||
ウェイルついに・・・死んでしまいました。 しかし、彼の活躍があったからこそ、ここまで辿りつけ、 希望が残ったのですよね。うんうん。 ありがとうございました!この後出てくるという予定はありませんが、 この事件は、ジェインの心にいつまでも残っていきます。 現在、二十一話まで完成。 |
一 | 3/3 18:40:14 | 2202cfflaWz7oZhNA||130 | ||
では、読んだ方は是非感想を残していってください^^ |
左近 | 3/3 20:5:22 | 2193cfRC.DzpByeTM||153 | ||
今、みつけて一話から全部読みました。やっぱプロは違いますね・・・いま僕が読んだ中で1位か2位です。ちなみにもうひとつは暗殺帳です |
一 | 3/3 20:19:44 | 2202cfflaWz7oZhNA||807 | ||
はじめまして。こんばんわ。 わざわざ一話からお読み頂きありがとうございます。 まだまだ、初心者ですが、そう言って頂けると有難いです。 是非次回も見てくださいね。 |
左近 | 3/3 20:39:55 | 2193cfRC.DzpByeTM||184 | ||
はい。僕も初心者なんで・・・お互い頑張りましょう |
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