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7812ホラー＿私だって＿メロディ3/3 21:1:96023cf0sX1iXAuH/w
私だって
少しは可愛い所もあるのよ
いつもは照れくさくて出せないだけなの
分かって
それだけ貴方を愛してるという
意味にしといて

じゃないと私　貴方に嫌われちゃうでしょう
メロディ3/3 21:7:266023cf0sX1iXAuH/w||265
「おはよう。高原」
「おはよ、でさあ…」
「……………」

高原は、少し面倒臭そうな顔をして挨拶を返した。一緒に喋っていた女子の方にまた顔を向けると楽しそうに笑い声を響かせていた。

がらり、とドアが開く音がした。ああ、奴だ

「光っ、おはよー」
「あ、はよ。お前も混ざれよ」

奴はやったあ、と笑みを満たし、笑い続けていた。何よ、あんたなんて顔が少し可愛いだけなんじゃないの…。
メロディ3/3 21:12:406023cf0sX1iXAuH/w||522
貴方がいつも見つめる彼女には劣るだろうけれど
彼女に勝ってる所も有るわ

「ね、ねぇ…、高原っ。何話してるの？」
「関係無いだろ、つか何でお前が入ってくんの」
「え、ただ…話しがしたかっただけ…だよ？」

どうして、私は入れてくれないのよ。

「愛子、ごめんね。あたしらの話しだから。」
「そうそう。」

高原は何で奴ばっかり見るの。
メロディ3/3 21:18:16023cf0sX1iXAuH/w||269
奴。咲山　笑。
彼。高原　光。
私。谷田　愛子。

私は笑に嫉妬をする。
憎しみを持つ。高原、私の事、見て…？
メロディ3/3 21:23:216023cf0sX1iXAuH/w||661
私はいつも１０センチ位背の高い貴方を見つめる。
奴はいつも１０センチ位背の低い貴方を見つめる。
私の方が背が低いわ。私と貴方の方が釣り合うでしょう、きっと。

「貴方はいつも笑と瞳をあわせるわよね。じゃあ、見えなくしちゃえば良いのかしら」

ぽそり、と悪魔の羽根を生やし始めようとした私が居た。そして目の奥でギロリと笑を睨んだ。
メロディ3/3 21:29:306023cf0sX1iXAuH/w||739
「ねぇ、笑。今度笑の家に泊まりに行って良い？私の家でも良いんだけどね」
「え、別に良いよっ。あたしの家、大丈夫だし。」
「有り難うー…………。」

家に帰ると私はカッターと針を数本持った。私の悪魔の羽根が少し延びた。そして人を噛み殺すような鋭い牙が少し生えたような気がした。
メロディ3/3 21:35:246023cf0sX1iXAuH/w||900
「お邪魔しまーす」
「あ、愛子。早かったね」
「うん。一晩、お世話になります。」

奴の母に挨拶をすますと私は睡眠の時間を狙った。深夜、奴が寝ている事を確かめ、目を指で押さえ開かせた。カッターの刃をカチ、カチ、と伸ばし目の中に入れる。針も奥深く差し込み勢い良く抜いた。私はもう二度と笑が微笑むことは無いだろうと思った。
メロディ3/3 21:40:316023cf0sX1iXAuH/w||252
———よく朝私は目覚めた。

　　笑は両手で顔を抱え、悲鳴を上げていた。

「目、目があ、嫌ぁぁぁ！！目が見えない！何で？どうしてっ！何で私だけ…！」
「笑っ！？どうしたの！目？目が見えないの！？」

同情を振りつつも私の心の中では喜びがあった。
ほら。微笑む事なんてもう無いでしょ。
メロディ3/3 21:48:96023cf0sX1iXAuH/w||312
連絡が入ったのか、高原が急いで家へ来た。泣いていた。どうして？どうして？目が見えなくなった笑と合う必要なんて無いでしょう…？悔しかった。

「笑、笑、笑っっ！！何で、何で…！何で笑がああっ………！！」
「光う！何にも見えないよぉ！！助けて！見えない…」
「た、高原。落ち着いて。見えなくなってしまったのはしょうがないでしょ…？」

高原は涙をためた目の奥でギロリと私を睨んだ。笑はあ然とした顔で私を見た。何よ。私のせいにしないで。笑が悪いんだから。
メロディ3/4 9:59:521251cf8SZQ8hwNPtc||672
———だったら、笑の手足、無くしちゃおうか？

　だってさっきから高原の手を握って歩いてる。

その晩私は笑が入院している病院へ向かった。笑は目が見えないから私が居ても張れない。ナイフを振り回し両手両足を切り取った。

「嫌ァァァァァ！何、何っ。痛いィィィィ！！」
「ばいばい。笑」

ふふふ、と不気味な笑みが私の顔にあった。
メロディ3/4 10:20:281251cf8SZQ8hwNPtc||200
笑が寝ているベッドには黒っぽい赤色の血が広がる。何も見えなくて混乱していえる笑の泣き顔は私にとっての御馳走だった。笑の声に気づき、医者達がかけてくる音がした。勘違いされても困るのでその場から去っていった。
メロディ3/4 10:23:371251cf8SZQ8hwNPtc||883
「何でまた、笑なんだっ！誰だ、誰だ、笑の手足を奪ったのは！！」
「光、光…。あた、あたし…生きてる意味が有るのぉ…？」
「ほんと、酷いわよね。でも、手足は生えて来ないんだから諦めなくちゃ」

—————何よ。その目。私が何したってのよ。高原。

　私だって少しは可愛いのよ？笑の事殺したら私の事見てくれる？
メロディ3/4 10:28:301251cf8SZQ8hwNPtc||813
その晩また私は笑が入院している病院へ向かった。包丁を握っている私の手は汗をかいていた。包丁を上にあげ、素早く下ろした。

　　

　　　　　———ビシャアッ

「あ、ぁぁ、ぅ…こ……ぉぉ、光ぅぅぅ…」
「あら、まだ死んでない？」

包丁を色々な所へ突き刺してゆく。笑の声がしなくなった。死んだわね。血の音はあまり響かないので医者達が来る事は朝まで無かった。
メロディ3/4 10:34:471251cf8SZQ8hwNPtc||23
………ちょっと待ってよ。何で、何で？何で、笑はもう死んだのに高原は笑の写真を見るの。笑はもう存在しないのよ？だったら私を見てよ。

「笑っ笑———。笑！」
「もう、泣かないで？貴方には私が居るじゃないの」
「……お前か？笑を殺したのは…」


　———————ブシュッッ

笑を刺した時よりも凄い音がした。高原は意識がある間ずっと笑、笑、と呼んでいた。貴方が居なくなったら意味は無い。そう思って自分の首を切った。私は地獄で笑と高原が天国で笑い合ってる姿を憎しみと嫉妬を持ち見続けていた。

END
メロディ3/4 10:37:191251cf8SZQ8hwNPtc||388
***後書きらしき

今日は、お早う御座います…だったかな。微妙ですね。はい。この前「　私だって　」という詩を書かせて頂きました。これは、その詩を物語にした方です。憎しみと嫉妬がイメージです。笑、という人物は（えみ）と読んでいただけると幸いです。お暇ありましたら、ご感想お願いします。
メアリ〜3/4 11:30:361251cfB7EvzxfFn7E||777
おああ・・・。
詩の時よりも・・・もっと何だか恐ろしさが増してますね。
女ってコワイです。ま、私も女ですが・・・。
・・・私は、手と足を刈り取られるぐらいなら、グサッと刺されたほうが（何を言っているんだ私）

メロディさんの書く物語や詩には、毎回新鮮さと憧れを抱くばかりです。
では、また素敵なお話や詩を書いて下さいね！
楽しみに待っています♪
おぽぽ3/4 16:35:342191cfgoNBK9dFzJM||915
待望の小説ゥ♪またお会いしましたね、メロディ様^^

今回も『私』は極・悪☆で憎しみ＆嫉妬心120％、怨みエンジン全開の殺人戦車に乗った爆弾娘♪(全体的に謎^^;

[詩の延長]って言うコンセプトはとてもイイですよね。全体的にぼかされてた内容が明らかになるんですから。
その内容にも工夫がこらしてあり、とても楽しかったです。コンセプトが生きてますね^^
さらに今回はグロ度も↑↑に♪(ｫｨ　登場人物の表情が色濃くなったって言うか、愛子がさらに強烈に…。

･･･自分も手と足を刈り取られるぐらいなら、グサッと一気に(何!　あ、でも睡眠薬もOKです♪(何が?
おぽぽ3/4 16:51:122191cfgoNBK9dFzJM||390
文字数制限が…てな事で、今回は妄想控えめ＆感想少なめでした♪(ぇ

meはいつまでもyouのファンなので、これからジャンジャン書いちゃってくださいね^^
それではっ、シーユー^^(ｿｺは英語じゃないのね･･･
マリィ☆3/5 11:21:82226cfaDS0d/HNt7k||950
すご！！すごいよ！メロディさん！！
愛子さんは、それほど、光くんのことすきだったんだね！

おおぉ（´Ｏ｀*）
なんていうせつないすと〜り〜（ｽﾄｰﾘｰﾊｶﾀｶﾅﾀﾞﾛ！！
マリィ☆3/5 11:26:342226cfaDS0d/HNt7k||391
しかも、なんか、こわいなぁ〜（´＾｀；）ｱｾｱｾ

（*｀∩´）/⇒（ﾟ口ﾟ**）//ぐさぁぁぁぁぁぁぁ

こんなかんじ？？？
（´。）/□←写真（∩Ｔ）
虚兎：玲洋3/6 20:8:162182cf0N5rKdiF7k.||86
HOME持ってる人
ちびぽよ育成してください
虚兎：玲洋3/6 20:8:392182cf0N5rKdiF7k.||555
ミスしました
メロディ3/7 22:7:416023cfeL0jk4tGN/E||42
***メアリ〜様

今晩は^^*感想有り難う御座いますっ！

恐ろしいですか。実は私は友達のこんな事をしようかと妄想を膨らましていま…（殴
嘘です。嘘です。前回に引き続き一切そんな事してませんからぁぁぁぁ；
女って本当怖いですよね。よね。この作者が女だから余計怖いっすよね。
でも、そんな姿になったも愛している人に愛されたら幸せじゃありません？でもその愛する人の顔が見れませんが；；
私なんかの詩や小説に憧れちゃうとおかしくなっちゃいますぜぇ。
楽しみ、なんて言って貰えるとやっぱり嬉しいです***じゃ、次回も宜しくって言っちゃいますよ(´∀｀*)ﾉｼ
メロディ3/7 22:16:356023cfeL0jk4tGN/E||883
***おぽぽ様

またお会い出来ましたね、おぽぽ様っ^^*
こんなお優しい方に感想貰える私は幸せ者でぇす♪
わっほひー。私十歳だから難しい言葉わかんないでーすｗ（笑（ｴ
詩の延長、ですか。そんな感じで言って貰えると嬉しいですね！でも真相はネタが無くて
どうしようもないから延長しただけです！！（爆）
馬路っっで本当です！グロ度はいつもアァップゥで、主人公はいつも私がテーマ♪（ぁ
睡眠薬、フフフ。欲しいですね。誕生日プレゼントは睡眠薬で、決まりぃッ！（嘘ーん
meはいつもyouのファンなのですかいっ！嬉しいけれど、ハマリすぎたら大変ょん。
それではシィーユゥーアゲッン！（また合いましょう！）
メロディ3/7 22:19:266023cfeL0jk4tGN/E||702
***マリィ☆

嫌、「さん」付けなくていいから。クラスメイトでしょ^^;愛子は光にお熱なのよー。
切ないっていうテーマより、憎しみ・嫉妬がテーマなのよー。
よ、よくわかないけど、感想有り難う。後、マリィ☆言ってたでしょ。
好印象持たれたいって。落ち着いて喋りなサイ！
ファンタジー3/8 19:58:221251cfRJNRg7pDyPY||950
恐ろしすぎておなかがおかしくなりました・・・
ああ怖い。
メロディ3/12 11:21:592111cfj0Zl5uKzlBY||146
***ファンタジー様

ご感想有り難う御座います*^^*
恐ろしすぎましたか　笑ｗ
ではもっと恐怖を味わいたいのならメロディの
過去、ホラー小説をお読み下さいま（殴（ﾊﾞｽﾞｰｶ
お腹が痛くなっては大変ですね^^:
お腹が痛くならない程度にお読みください^^
ではっ。

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