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7862*果てしなく続く青空*ピマ3/9 19:51:322219cfr7vZnkxhADw
第2回目です。こっそり【@名前A歳Bその他なんでも】募集してます。1人何個でもかまいません^^あと,インできる時間がかなり少ないので,途中で中断になると思いますが,気にしないで下さい;では,始まり〜!

ピマ3/9 19:52:242219cfr7vZnkxhADw||321
「ねーねー!ここってどこ〜?」
「知らん。自分で考えろ!このアホっ」

ピマ3/9 19:57:22219cfr7vZnkxhADw||965
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ある国についた。1人は,身分証明書をさっさと,ショルダーバッグから取り出して入国手続きをすませた。
もう1人は,多分身分証明書がなく,あたふたしている。

「早く行きたいんだけど」
「もうちょいーーーっと待ってー!」

警備員の顔のシワがどんどん数を増していく。

「・・・・あーった――ありました^^;」

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ピマ3/10 20:0:192219cfr7vZnkxhADw||21
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 第2話 ―緑の国―<前編>

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ピマ3/10 20:5:122219cfr7vZnkxhADw||994
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ある国の路地裏を歩く男女がいる。

「あんたのせいで冷や汗でたし・・・疲れた
「ごめん波ちゃん」

波ちゃんと呼ばれた少女は眉をつりあがらせている。

「何処で誰が狙われてるのか分かんないんだから鞄くらい整理しろ!」

波のお説教は止まる気配がない。波は男をコテンパンにした。

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ピマ3/10 20:12:482219cfr7vZnkxhADw||397
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「フェイアは整理整頓って言葉知ってる?」

・・・波のお説教はまだ続いていた・・・。
フェイアと呼ばれた男は,首を縦にちぎれそうなくらいブンブン振った。

「はっはーーwそれにしても空気がうっまーーい♪」

フェイアは話を逸らそうとするが,波には勿論効かない(苦笑)

「ま,早く整理しといてね・・・」

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ピマ3/10 20:18:552219cfr7vZnkxhADw||780
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そして2人は暗い路地裏をでた。
そうやって進んでいくと,民家の集まっている小さな村についた。

「でも・・・フェイアの言うとおり空気が・・・」
「でしょっ?」

ここの空気は,なにかどこかと似ている気がする・・・・波はそう思った。
フェイアがキャンキャン喜んでいるのを波は,グイッと振り払って,農作業をしているお爺さんに声をかけた。

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ピマ3/10 20:22:322219cfr7vZnkxhADw||34
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「おやおや。旅行客かね?珍しいのぅ・・・」
「今日は、私は波です^^」

波は軽く会釈をし挨拶をすばやく済ませた。そしてフェイアには見せない笑顔をお爺さんに向けた。

「ボクはフェイアです」
「おおおぅ・・・。それで旅人さんが私に何か用かね?」

お爺さんは首を傾げるのと同時に,手に持っていた芝刈り機を置いた。

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ピマ3/10 20:27:212219cfr7vZnkxhADw||1000
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「この国はどういう国なんですか?」

波は単刀直入に聞いた。波は真剣なのに対してフェイアは――――春の象徴ともいえる蝶と遊んでいた。

「ここは緑の国というんじゃ。空気はうまいし,米も毎年豊作じゃ。うんいい国なんじゃが・・・ぁ・・・!今日はここに泊まるのかい?」
「ええ」
「なら・・・,夜8:00以降に外に出るんじゃないぞ・・・」

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ピマ3/10 20:30:12219cfr7vZnkxhADw||998
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お爺さんは,そう言うと芝刈り機を持って去っていった。

「なんなんだろうね。この気持ち・・・」

波は,そう呟いた。表情は暗い・・・。

――波の目的・・・父の夢だった旅を続けるということ。行方不明になっている母を捜すということ。

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ピマ3/10 20:34:392219cfr7vZnkxhADw||54
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「なにその気持ちって?ボクには,出るな!って言われたら出たい!という気持ちのソワソワ感・・・が心に積もってる!!」

「心配しないで。あんたと同じ気持ちには死んでもならないから。あと,1人で外に出るのは私は別に構わないけどさ,私を巻き込まないでね」

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ピマ3/10 20:38:42219cfr7vZnkxhADw||567
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波は,そう言った。が,波が何かに巻き込まれるということは,波の宿命(さだめ)としか言いようがない。
さて・・・私も波を応援するとしよう。
                       ◆第2話 ―緑の国―<後編>へ続く◆

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感想あったらお願いします。中断してしまって申しわけありません><


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