7863 | 第九話−脱獄− | 一 | 3/9 21:10:29 | 2202cfflaWz7oZhNA |
第一話−敵の城へ− http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-7640.html 第二話−化け物 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-7664.html 第三話−潜入(前編) http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-7686.html 第四話−潜入(後編) http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-7709.html 第五話−堕天使レドル−http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-7730.html 第六話−戦友− http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-7758.html 第七話−友の死− http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-7808.html 第八話−魔界− http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-7829.html 第九話−脱獄− |
一 | 3/9 21:11:2 | 2202cfflaWz7oZhNA||642 | ||
魔界というものは実に、殺風景だ。 どこまでも限りなく、枯れた大地が続いているようだ。 しかし、その枯れた大地で、ルアドは何かを探しながら歩いている。 『何を探しているんだ?』 オレは不思議に思い、ルアドに聞いた。 すると、一からルアドは話し始めた。 |
一 | 3/9 21:11:44 | 2202cfflaWz7oZhNA||274 | ||
『魔界の役割は、恐らく、さっき言ったように 人間を魔物に変えることだろう。 しかし、その魔物は使わなければ意味が無い。 では、どうやって使っているか? 人間界に送って、兵士として使っているのだ。 では、どうやって送っている? それはな、此処の”管理者”が送っているんだ。 牢獄は区にわけられていて、 その区一つにつき、一人の”管理者”がいる。 だから、その”管理者”に窓を開けさせればいいんだ。 で、今、その”管理者”のお家を探してるんだ。』 |
一 | 3/9 21:12:0 | 2202cfflaWz7oZhNA||858 | ||
そういうと、再び探し始めた。 恐らく、一つの区はとても大きいのだろう。 だからこんなに・・・暫くそのまま進んでいると、 人影が見えた。 『チッ、またあのバカ鬼と・・・』 と、ルアドが言いかけて、止めた。 人影は、背が高く、 シルクハットの様な帽子を被っている。 そして、周りには、緑の鬼ではなく、 形がそれぞれ違う魔物が、人影を囲んでいた。 『ターゲットは俺達じゃないようだな。 しかし・・・あの魔物、ここら辺の奴じゃねぇな・・・』 とレアドが言った。 |
一 | 3/9 21:13:26 | 2202cfflaWz7oZhNA||892 | ||
とレアドが言った。 ここら辺の魔物じゃない・・・? シルクハット? 背が高い? 囲む? ・・・・・・・・・! オレはいっきに、魔物の大群の中に突っ込んだ。 『おい!かかわるな!面倒なことになる!』 ルアドが忠告してきたが、聞こえないふりをした。 ドンドン近づいていく。 やはり−・・・ 真ん中の魔物は、塔でオレ等を選んだ、あの魔物だ! 『少し裏切っただけで、これか。』 シルクハットの魔物は呟き、魔物の大群に斬りかかった。 大群も、シルクハットの魔物も、オレには気づいていないようだ。 魔物がドサドサッと倒れる。 そして、大群からシルクハットの魔物が出てきた。 |
一 | 3/9 21:14:22 | 2202cfflaWz7oZhNA||1 | ||
早速傷ができている。 『フン。自分の意思が無い奴等は実に哀れだ。 奴の計画を心から望んでいるのか?』 シルクハットの魔物が、魔物の大群に問うた。 返事は来ない。 『哀れだ。』 そういうと、再び戦闘が始まった。 その数秒後、オレは魔物の大群に、 文字通り突っこんだ。 槍を振り回し、道を作り真ん中に入る。 『よお。』 シルクハットの魔物に声をかけた。 相手は驚いている。 |
一 | 3/9 21:16:40 | 2202cfflaWz7oZhNA||81 | ||
『お前・・・あのときの・・・ レドルはどうなった?』 シルクハットの魔物が聞いてきた。 『時と場所を考えましょう。 シルクハット君?』 オレは小学校の教師の様に、 シルクハットの魔物に言った。 『シルクハット君とは悲しい名だな。 私の名はローウェンだ。』 ローウィンはニヤリと笑うと、 『お前は協力してくれるのかな?』 と聞いてきた。 オレもニヤリと笑い、魔物の大群に突っこんでいった。 刺しても刺しても 次々現れてくる。 そして、ついに数体で襲ってきた。 |
一 | 3/9 21:17:45 | 2202cfflaWz7oZhNA||841 | ||
一匹は頭が半分潰れている、ガイコツ。 一匹はフードを深く被り、鎖鎌を振り回している。 少し、人間の様に見えたが、手が無い。 一匹は鎧がガシャガシャと動いている。 勿論、中身は無い。 ガイコツがホネを飛ばしてきた。 槍で防ぐ。すると、フードの魔物が鎖鎌で攻撃してきた。 オレは鎖鎌が刺さる寸前で、跳び上がった。 すると、鎖鎌はガイコツに刺さった。 オレは着地すると、ガイコツを蹴り倒し、半分の頭を槍で刺した。 ガイコツが粉々になる。 そして、振り返り、フードの魔物に槍を突き刺した。 すると、今度は鎧の魔物が間に割り込んだ。 槍が鎧の魔物にあたる。 ビクともしない。 |
一 | 3/9 21:18:9 | 2202cfflaWz7oZhNA||904 | ||
鎧の魔物は、手に持つ剣で槍の刃を斬った。 『チッ。』 オレは悪態をつき、唯の棒切れとなった槍を捨てた。 鎧の魔物がいっきに、剣を振り下ろす。 オレはヒラリとかわした。 その直後、オレのいた地面に穴が開いた。 鎧の魔物の剣の威力だ・・・ このままでは死ぬ・・ オレは下に手をつき、土を手に取り魔物に投げた。 鎧の魔物の動くが一瞬止まる。 今のは何だ・・? 考えていると、二発目が来る。 今度は余裕を持ってかわした。 しかし、オレの足元ギリギリまで来る。 |
一 | 3/9 21:19:35 | 2202cfflaWz7oZhNA||595 | ||
魔物がもう一度構える。 オレは即座に跳び、魔物の横まで跳んだ。 そして魔物の腕を蹴る。 −・・・硬い・・・ ”ドンッ” とオレは振り落とされた。 そして起き上がる前に、剣が振り下ろされる−・・・ ガクン、と魔物が膝をつく。そしてガシャリと壊れた。 その後ろには、ルアドが立っていた。 『何してんだよ・・・』 傷だらけだ。息も荒い。 『ルアド・・・?』 オレは驚き、辺りを見回す。 数が大分減った。後ろのフードの魔物も倒れていて、 フードしか残っていない。 |
一 | 3/9 21:19:59 | 2202cfflaWz7oZhNA||756 | ||
ボーっと眺めていると、 『ほらよ。』 とルアドが、ナイフを渡してきた。 『シルクハットが渡してきた。 使えってな。』 と、言い残すと、残り僅かな、敵へ走っていった。 オレももう一度きを引き締めると、敵へ向かった。 |
一 | 3/9 21:20:27 | 2202cfflaWz7oZhNA||332 | ||
『もう一体いたらアウトだった・・・』 ルアドがバタリと倒れる。 『もう一匹位なら、大丈夫だ。 まだ私が戦える。』 ローウェンがわざと真面目に返事を返す。 オレ達は、先程の戦場の前で寛いでいた。 『さーて、そろそろ本題だ。 なんでお前が居る?』 唐突にローウェンに聞いた。 ローウェンはドスンと座ると、話し始めた 『私は、お前等に殺された・・・後、 こっちへ何とか身を移した。 しかし、流石レドルと言った所か。 数十匹の魔物に私を探させたらしい。 それで・・・』 あとは分かる。 |
一 | 3/9 21:21:19 | 2202cfflaWz7oZhNA||919 | ||
すると、今度はローウェンが聞いてきた。 『ということは、レドルは生きているのだな? ・・・ウェイルは?』 つらい事を思い出してしまった・・・ 『死んだ・・・』 オレは静かに答えた。周りが静まる。 暫くして、ルアドがローウェンに聞いた。 『ここの近くに”管理者”の住処は見なかったか?』 『戻る気か・・・』 『当たり前だろ。』 ルアドがイラついて言った。 するとローウェンが口を開いた。 『奴の館なら、もう少し行った所にある。案内するよ。』 そしてオレもルアドも立ち上がり、ローウェンに続いた。 第十話へ・・・ |
一 | 3/9 21:28:16 | 2202cfflaWz7oZhNA||667 | ||
さてさて、塔の強敵、シルクハット君こと、ローウェン登場。 彼はこの後も、様々な活躍をみせてくれています。 頑張れローウェン負けるなローウェン!・・・ ジェインは?(死 さてさて次回からは四天王編が始まります(早っ 是非次回もご覧ください。 また、見てくれた方は、感想を残して行って頂けると有難いです。 |
アリアンナ | 3/10 21:27:55 | 2111cfIxqv0TNsgJo||693 | ||
テストでごぶ沙汰してたらいつの間にやら第九話 何となくシルクハット君(あえてローウェンではなく・・)好きです。 ルアドは、なんか胡散臭い・・気がする 特に前の話の時とか・・・ んんんん・・・なにか秘密があるのかしらと思ってみたり 続き待ってます |
一 | 3/10 21:45:34 | 2202cfflaWz7oZhNA||354 | ||
こんばんわ^^ お久しぶりです。 やっと、なんとか第九話ですorz シルクハット君は、本当に頑張ってくれてますからね! 最終決戦ではアレですが・・・(ナニ ルアド・・・たしかに、ちょっと怪しげな人物ですね・・・ 故に、アリアンナ様の考えは結構近いです。 まぁ、頑張れるところまでは、頑張って頂きたい。<ルアド では、次回も是非見てくださいね。 |
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