790 | 小説 〜W〜 第二章 | 時麗 | 6/9 13:49:58 | 2198cf2KsMSeDFJyI |
「おわあぁぁぁぁ!!」 ガバッ!! ・・・あれ? 此処、何処だ??フツーに家っぽい。 辺りを見回してみても、誰もいない。 「お。目ぇ覚めたか。」 ・・・。 ・・・。 「アンタ誰だーーーっ!?」 |
時麗 | 6/9 13:55:52 | 2198cf2KsMSeDFJyI||545 | ||
・・・沈黙。 「おい、助けてやったのに そりゃねーだろ。」 「へ?助けた?」 「オマエ、道端でぶっ倒れてたんだぞ? ・・・まさか、覚えてねーとか・・・」 「ん。ご名答。なんも覚えてねーよ。 あ、俺はコーシな。オマエは?」 「俺はリーファ。オマエ、何も 覚えてねーっつったな・・・。」 |
時麗 | 6/9 14:3:29 | 2198cf2KsMSeDFJyI||217 | ||
「ん。ユメノカンリニン・・・だっけか。 そいつに此処に送られてさ。 理解不能なこと言ってやがった。」 「じゃあ、オマエは異世界から来たんだな。」 ・・・また沈黙。 「は?!オマエ、 俺のいた世界知ってんのかよ?!」 「俺は噂なんかが早めに まわるからな。裏の事もよく知ってる。」 |
時麗 | 6/9 15:9:34 | 2198cf2KsMSeDFJyI||84 | ||
「ふ〜ん・・・。」 そうなのか、と、言おうとした瞬間。 バキッ、ビシイッ!! 「うわうわうわ、何だよ!?」 「チィ!」 ガキィン!! ・・・剣!? てかアレ、モンスター!? 「オラァ!!」 ザシュッ。 |
時麗 | 6/9 15:20:47 | 2198cf2KsMSeDFJyI||618 | ||
・・・!? 「ふ〜・・・。階級下でよかったな・・・。」 「・・・今の何だ?」 「アレか。《ゼフィウス》っつってな。 最近出てきた、謎のモンスターだ。 詳しい事は、まだ俺も知らん。 倒せるのは、サーガやら強い輩位だろ。」 「・・・サーガ?」 「そうか。オマエは知らなくて普通だな。 サーガってのは、昔あったマインダーって 名前の組織の生き残りなんだ。 6人っつー少人数でやってた。 光・炎・水・風・雷・闇の それぞれの力を持ってる。」 |
おぐ | 6/9 17:22:3 | 2101cfhAPeOBwVi6Y||692 | ||
不思議な物語。 |
時麗 | 6/10 15:59:26 | 2198cf2KsMSeDFJyI||495 | ||
「そいつらはな、異世界を渡れる ほどの膨大な力を持っていた。 マインダーが解散した時、 全員他の世界に行ったのさ。 で、俺は運良くこの世界に帰れたと。」 「へ〜・・・。」 「『へ〜・・・。』じゃねえよ。 オマエもこの世界に来れたって事は、 よほど精神力が強いのか、 もしくはそのサーガって事になる。」 「・・・俺が??」 「ああ。万一の話だがな。」 |
時麗 | 6/10 16:4:10 | 2198cf2KsMSeDFJyI||26 | ||
「・・・そうだ。試してみるか? 自分がサーガなのか。」 リーファがそう言った時 全部の歯車が噛み合っちまって 時が動き出してしまった。 |
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