7947 | _____彼女だけ | メロディ | 3/20 22:14:10 | 1251cf05dAgnjUAzs |
「明ァ、何点、何点?」 「やだっ。教えたくない」 ニヤニヤと笑いながら、教えたくない、という言葉を連発する隣の男子。 「由美は?由美、何点さぁ〜」 「九十点!先生、五十点以下が多いって言ってたけどぉ?」 「ふ、ふ、ふー。二十五点だぁああ「笑うなって、やばいって」 今は三月。六年生の私は後、二週間で卒業。 「あんた、中学それじゃヤバイでしょー。」 「大丈夫、大丈夫」 「そういえばっ、中学、何処なの?」 「あーとね、確「光ヶ丘中学だよ」 |
メロディ | 3/20 22:18:34 | 1251cf05dAgnjUAzs||112 | ||
「絵里子。」 「そう、そう!」 「何で絵里子が知ってるの?」 絵里子、と呼ばれる女彼女。絵里子は二年前からの友達。明とは幼稚園の頃から一緒らしい。彼女は、ふふ、と笑って答えた。 「明と私、同じ中学なの、知らなかった?」 「・・・・・・え?う、うそ。一緒、なの?!」 「そうー。」 |
メロディ | 3/20 22:20:33 | 1251cf05dAgnjUAzs||804 | ||
————やっぱりずるい この前だって、明の隣だった。 それに、幼い頃からずっと一緒。 今、席替えしたけど彼女は明の斜め前。 中学まで一緒。 それだけ一緒に居て、何故離れてくれないの。 |
メロディ | 3/20 22:24:8 | 1251cf05dAgnjUAzs||937 | ||
この二人、一時期両想いだったし、と眉を傾げて俯いていた。 「なあに、由美。顔が悪女に変化してゆく。」 「うっさいなあっ!」 ガタンッ、と椅子の音をたてて、追いかけっこ。最近毎日やってるせいか、明が逃げる場所が分かってきた。追いつかれそうになったら男子トイレに逃げ込む卑怯な奴。でも、 そんな明が好きだった。 |
メロディ | 3/20 22:28:22 | 1251cf05dAgnjUAzs||493 | ||
と、絵里子が、由美ちゃん来て、と耳元で語る。ひょこっ、と足を延ばして廊下に出る。 「なあに?絵里子」 「あのね。私、明が好きだから協力してくれない?」 「…協力、てどんな事なわけ?応援と同じ?くっつけてほしい?」 「な、何を言ってるの?由美ちゃん、何かあった?」 沈黙が続いた。 「由美ちゃん何かあるなら教え「ええ、有りましたよっ!!」 |
メロディ | 3/20 22:34:4 | 1251cf05dAgnjUAzs||493 | ||
絵里子は驚いたような顔をして、固まっていた。私は腹が立ってその場をすぅっ、と去った。何て図々しいのだろう、協力なんかする馬鹿が何処に居る、とグチを零していた。 モヤモヤした気持ちで心が落ち着かない。もしかしたら二人は今でも両想いかもしれない。それと同時に、何故か自殺を考えていた。 「お道具箱、待って帰らなきゃ。・・・あっ。」 カシャン、カシャン、という音がして中身が落ちた。そと時、ふとはさみが目に入った。 これで、自分を傷つける事が出来る。自分を傷つけたら、貴方は手に入るかもしれない。 それは同情であって、貴方の本心では無いかもしれないけれど。 |
メロディ | 3/20 22:36:12 | 1251cf05dAgnjUAzs||220 | ||
————————シュパアァアッッッ 目の前が真っ暗になって、バタン、と倒れた音がした。自然に痛みは無い。周りで、悲鳴や、驚く声が聞こえたがその内何も分からなくなった。 |
メロディ | 3/20 22:42:13 | 1251cf05dAgnjUAzs||116 | ||
目が覚めると病室に居た。周りにはクラスメイト、と先生、親。母が泣きながら私に抱きついて、良かった、など言ってたようだが、私はそっちのけで貴方を探した。あ、居た。 隣には絵里子が居る。 「何で、こんな事・・・を?」 絵里子だった。 「さあ?なんとなくよ。・・・・・・ふ、ふふふ。でも以外。快感だわ、癖になりそう。」 あはは、と笑う私に皆は青ざめた顔を向けていた。まるで、コイツは危ない、とでも言いたげのような顔で。そんな事はどうでも良い。貴方だけがどう思ってるかが私の求めている答えなのよ。 |
メロディ | 3/20 22:50:3 | 1251cf05dAgnjUAzs||833 | ||
・・・・・・・・・?何で皆と同じ顔を向ける?私、貴方が欲しくてやったはずなのに。何故? 自然と涙が零れた。皆は騒ぎだした。影で、コイツ何かの病気?、なんて言葉も。良いわよ?別に。私は貴方だけで良いのだもの。退院してからも自分を傷つけ続けた。 ——————貴方が欲しい、ただそれだけ 「 |
メロディ | 3/20 22:50:27 | 1251cf05dAgnjUAzs||302 | ||
「もう、やめようよ?ねっ?」 「絵里子?あんたのせいなのよ?あんたが、明に・・・」 「え?何?もう一回言って!聞こえなかった。」 「だから、あんたが明の事を・・・」 「なあーに?ちゃんと言って。」 私の脳の何処かが切れた。自分を傷つける為に使っていたはさみをつかみ、上へ上げる。素早く下ろされた。・・・紅い液体が飛び散る。放課後だったため、誰も居ない。 張れない。 はずだった。 |
メロディ | 3/21 12:54:3 | 6023cf5bNjdM92ZZQ||203 | ||
「な、何やってんだよ・・・!?」 「明・・・?」 委員会が長引き、遅くなって教室に明が戻ってきた。持っていたプリントをバサバサッ、と落とした。青ざめた顔を向けていた。 「だって、五月蠅かったんだもん・・・。ふ、ふふふっ。で、どうしたの?」 「何処に殺す理由が、有るんだよ!?」 「理由・・・?簡単よ、貴方が欲しい。あたしも、絵里子もそうだったの」 「欲しい、なんて気持ちじゃない・・・」 「そんなのどうでも良いのよ!良かったぁ、明が私の事、好いてくれるのね」 |
メロディ | 3/21 13:1:23 | 6023cf5bNjdM92ZZQ||654 | ||
「お前なんか、好きなんかじゃ無い!」 「嘘つかなくて良いのよ?分かってるから。好きなんでしょう、あたしの事」 コツ、コツ、という歩く音が響いた。私は貴方に近づく。貴方は足をひいていた。 「一緒に、居ましょう。ね?」 「お前みたいな人殺しと居たくなんか無い!・・・絵里子を殺した癖に!」 |
メロディ | 3/21 13:1:36 | 6023cf5bNjdM92ZZQ||649 | ||
貴方は跪いて、少し前に居た絵里子を愛おしく抱きしめていた。私は眉を傾げて、絵里子を抱いて泣いている明の前まで歩き、膝を床につけた。 「絵里子はもう逝った。居ないのよぉ?明はあたしと結ばれなきゃいけないの。」 「お前、どうしたんだよ?そんな奴じゃ無かった。」 「そうよ。私は絵里子のせいでこんな人間になってしまった。明を手に入れなきゃ、すまなくなってしまったのよ?可哀相、でしょう。」 |
メロディ | 3/21 13:8:24 | 6023cf5bNjdM92ZZQ||351 | ||
「お前なんかは可哀相でも無い!大嫌いだっ」 「・・・愛してたのよ?あたし。愛されたくて。愛されたくて。」 頭の中が真っ白になり、明と顔が五センチ位離れて話す。腹が立った。これだけ、私は貴方を愛して、大切にしようと思ってたのに。 「・・・・・・う、うぐふっ。お、お前、何、した・・・ぁ」 「だって、貴方あたしの事大嫌いって言ったでしょ?酷いわぁ。」 「あ、ああ。大、大、嫌い、だっ。」 「ふふふ、別に良いわ。じゃああたしが貴方は離さない。一緒に死ぬわ。」 あのはさみを明に刺した。明は口からも血を吐く。私は「貴方」を抱きながら、左胸を刺した。悲しいけれど、幸せの気持ちの方が大きかった。 |
メロディ | 3/21 13:11:2 | 6023cf5bNjdM92ZZQ||239 | ||
***後書きらしき 今日は^^* コイツ、小学生の癖して凄い事やりますなあ、と自分で書いて置いて、自分でびびってます;最初は普通なんだけど、段々悪魔になってます・・・。 グロイくせに、短くてすみませんっ; よければ、ご感想、アドバイスお願いします^^ |
フミミ | 3/21 13:53:54 | 2191cfTZ1Tg0lUB0U||521 | ||
真剣によんでしまいました。 メロディちゃんまさか実際にこのようなことをしちゃうの? そんなに彼がほしけりゃもっと素直になったりすればいいと思う!! って全然感想になっていませんね |
おぽぽ | 3/21 15:48:13 | 1251cf/rm/nUpT3nQ||662 | ||
内容が実話♪(殴ッ 失礼、最近とことん安○大サーカスの『団長』を見かけないおぽぽです♪ 久々のセリフ付き^^(別に詩がキライなワケじゃないですけどね... 最後らへんは前回の『切り裂いて』みたいですなぁ。『切り裂いて』の設定が明らかになったんですよね? でも、凶器がハサミだから・・・『切り裂いて』とは関係ないのかしら? ただ単に『私』が自殺にはまっちゃったのかしら?(自殺マニア?(意味不; 今日は風邪気味なんであまり感想書けませんでした。(イヤ、充分でしょ。 ではでは...See you again♪(←やっとつづりが分かったよ♪) |
オギワラ | 3/22 19:35:37 | 2212cfBcsmysAsVME||288 | ||
こんばんわです(。・_・) 読んでいて背中に寒気を感じました このように均衡を保てなくなってゆくのも自らに正直ってことなのでしょうか? しかし・・嫉妬って恐ろしぃ(/□≦、) |
メロディ | 3/22 20:51:46 | 2111cfxmIaj8S5gdM||43 | ||
***フミミ様 久しぶりです〜。 ふ、ふ、ふっ。メロディちゃんはこんな事妄想するだけでもう満足しちゃうの(ぼこ殴 まぁ・・・顔は別としてぇ(ぁああ; 性格美人じゃなきゃ好きになってもらえないかもね。 はっきり言っちゃあ、絵里子もなんか憎たらしい奴ですな。 十分素敵なご感想でしたよっ♪ 有り難う御座いましたァ*^^*次回も宜しくお願いしま(殺 |
メロディ | 3/22 21:0:47 | 2111cfxmIaj8S5gdM||146 | ||
***おぽぽ様 今晩は。毎回ご丁寧に長文のご感想有り難う御座います♪ はははは、実話じゃあありませんのよっ。 久々ですよね〜。セリフ付き。私的には・・・詩の方が楽、かなっ? うーん、楽とかの問題じゃないのかな?わかりません。 気に入っている言葉は「赤黒い液体」=「血」です。なので毎回入れちゃってますっ。 |
メロディ | 3/22 21:0:55 | 2111cfxmIaj8S5gdM||60 | ||
あらら?前回の「切り裂いて」と似てました?沢山書いてる内にネタが無くなって きちゃったのかな?凶器は「はさみ」ですし、一応「切り裂いて」とは別のお話です^^ 「私」は「貴方」をただ単に愛しているだけなのですが、嫉妬が酷くて、殺したりとかしちゃうわけでしょうかねっ。 風邪気味ですかっ。気をつけて下さいね〜。 ふふふ、十分有りましたよ。有り難う御座いました! |
メロディ | 3/22 21:5:21 | 2111cfxmIaj8S5gdM||730 | ||
***オギワラ様 今晩は。おお?今日は新しい人で、二人に感想もらっちゃいましたっ。嬉しいですな。 (おぽぽ様からはいつも感想頂いてます) 背中に寒気を感じる程、グロイのかな?それとも女の恨みかなっ? どっちにしろ・・・やっぱり嬉しい小学四年生の作者(ぁ 「私」はもう正気じゃ有りませんよね・・・。壊れてます(笑) 女の恨みは買わないようにしましょうヾ(´∀`) 感想有り難う御座いました〜! |
左近 | 3/24 16:38:47 | 2193cfRC.DzpByeTM||722 | ||
こんにちは。いつも貴方の書いている作品を楽しく見させていただきます。 なぜか、貴方の作品を呼んでいるとそのシーンを思い浮かべてしまいます。 うーん、なんていったらいいのか分かりませんがとりあえず貴方の作品はすべて楽しいです ![]() こういう人が死ぬのが大好きですから(悪 これからもたくさん書いてください。 応援しています |
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