801 | OUT〜それぞれの決意〜 | マジュニア | 6/9 18:57:9 | 2031cf89aPdItRgPo |
目の前にある扉 扉を開けたくて その奥の何かをつかみたくて その不安が今も自分を縛っている 扉に潜むのは悪魔・・・ それとも・・・ その扉を開けた時、発見がある 第十七話「危険な攻防」 はじめます |
マジュニア | 6/9 18:59:9 | 2031cf89aPdItRgPo||628 | ||
青年クラム・レインは兄の仇を見つける為に 夢幻の街、メルハンに来たのだった・・・ ジムは兄を探す為、情報を得る為、船に乗って来たのだった。 しかし、世界最大政府「白老」を狙う黒い魔の手が・・・ |
マジュニア | 6/9 19:1:28 | 2031cf89aPdItRgPo||813 | ||
第十七話「危険な攻防」 白戦隊「あんたは誰だ?」 自分の後ろの大男に問いかけた。 大男「ビルが内部破壊されてんだろ?」 白戦隊「ああ、おかしなことだよな」 不気味な大男の目が白戦隊の一人をにらんだ。 大男の大きな手が白戦隊の一人の頭をつかんだ。 |
マジュニア | 6/9 19:4:27 | 2031cf89aPdItRgPo||583 | ||
すると白戦隊の一人はその場で倒れてしまった。 大男「これが内部破壊だ」 突然の出来事に白戦隊は大男から離れた。 すると白戦隊の中から一人、男が出てきた。 男「そいつを病院に運べ。お前らは逃げろ」 その男は大男に近づいていった。 大男「このおっさんが俺を殺るのか?」 |
マジュニア | 6/9 19:8:28 | 2031cf89aPdItRgPo||981 | ||
男「私は白戦隊のリーダー、グラム・・・」 大男の手がグラムの口をふさいだ。 グラム「ぐう、お前・・・」 大男は軽く、グラムを持ち上げて落とした。 グラムはその場で倒れてしまった。 すると大男の元に長い髪の女が現れた。 女「シルク?殺しすぎ」 大男の名前はシルク。内部を破壊する能力を持つ。 シルク「うるせぇ〜ヒーズは黙っていろ」 |
マジュニア | 6/9 19:11:41 | 2031cf89aPdItRgPo||616 | ||
長い髪の女はヒーズ。能力は未知。 駅周辺を騒がせたシルクとヒーズを こっそり見ている者がいた。 クラム「あの大男・・・」 兄が殺された記事が載っていた新聞に出ていた男だった。 シルクは不機嫌そうにヒーズとその場を去っていった。 クラムはここで仇を見つけた・・・ その仇は「黒猫」。白老の命を狙う集団だった。 |
マジュニア | 6/9 19:14:28 | 2031cf89aPdItRgPo||379 | ||
クラムは黒猫の二人を追っていった。 すると二人は路地裏で止まって振り返った。 ヒーズ「あたし達を狙っているの?賞金狙い?」 シルク「俺が相手してやるよ」 隠れているクラムの肩を叩く者がいた。 クラム「くっ」 焦って肩を叩いた者を見た。 それはジムだった。 |
マジュニア | 6/9 19:16:39 | 2031cf89aPdItRgPo||613 | ||
ジム「何してるの?」 クラム「静かにしろ」 ジムの声で完璧に居場所が分かってしまった。 シルク「そのゴミ箱の裏だな」 ヒーズ「そのようね」 シルクの横にヒーズはいない。 クラムの後ろに立つ女・・・ それはヒーズだった。 |
マジュニア | 6/9 19:18:38 | 2031cf89aPdItRgPo||302 | ||
シルク「その少年は仲間か?」 ジム「うん。あんたは誰なの?」 その場は危ない空気で包まれた。 クラム「ジム。君は逃げるんだ」 そう言った瞬間、ヒーズはジムの手をつかんだ。 その手をジムの背中に当てて動けなくした。 ヒーズ「君が動いたらこの子の腕折るからね」 |
マジュニア | 6/9 19:22:11 | 2031cf89aPdItRgPo||364 | ||
シルク「ちょっと質問に答えればいいんだよ」 クラム「わかった・・・」 ジム「この人達、悪い人なの?ねえクラム」 クラム「ジムは黙ってるんだ。質問とはなんだ」 ここで殺されるかもしれない。 恐怖と恨みが自分を迷わせていた。 シルク「その少年とあんた、どっちを殺せばいい?」 ヒーズ「その前に追ってきた理由を答えて」 |
マジュニア | 6/9 19:25:14 | 2031cf89aPdItRgPo||378 | ||
クラム「ジムには手を出すな」 ジムは自分がしてしまったことを理解した。 シルク「質問にきちんと答えろ」 クラム「兄の復讐だ。あんたらに殺された・・・」 ヒーズ「今までずっと狙ってたの?」 クラム「その大男を見て、思い出した。犯人の顔を」 ヒーズはジムを手刀で気絶させてその場に倒した。 シルク「復讐か。来てもらうぞ」 |
マジュニア | 6/9 19:29:38 | 2031cf89aPdItRgPo||204 | ||
クラムはシルクに殴られた。 気絶したクラムをシルクとヒーズは車に乗せた。 ヒーズ「アジトに戻るよ」 車を走らせ、アジトに向かっていった。 その頃、黒騎士と別れて5日経ったカフェは新たな地に着いた。 新たな地・・・それはチョコ山・・・ カフェの生まれた山だった。 傭兵一家の子供のカフェはこの山で修行をした。 殺しの修行等、雇われ兵として活躍する為に・・・ |
マジュニア | 6/9 19:31:52 | 2031cf89aPdItRgPo||629 | ||
しかしカフェは殺しなんかしたくなかった。 家族の強制的な特訓でカフェは強くなったのだった。 カフェ「ここで親父をぶっ殺す」 そう言って、山に入っていった。 歩いて3時間近く経った時、目の前の霧が晴れた。 その先にあるのは黒い大きな屋敷・・・ カフェの家だった。 |
マジュニア | 6/9 19:35:5 | 2031cf89aPdItRgPo||824 | ||
鉄の扉を開けて、赤いじゅうたんの敷かれた廊下を歩いた。 そして突き当たりの大きな赤い扉を開けた・・・ そこには赤い眼の男がいた・・・ 彼はカカオ・ブラック・・・ 依頼達成率100%のカフェの親父だった。 カカオ「カーフェか。久しぶりだな」 大きな椅子に腰掛けているカカオは真剣だった。 |
マジュニア | 6/9 19:37:38 | 2031cf89aPdItRgPo||715 | ||
カフェ「俺は6歳で家を出た・・・」 殺しを嫌い、怖くなったカフェは家出をしていた。 そして7年ぶりに帰ってきた。全てを話した。 もうあんな残酷なことはしたくないことや ジムと会って、シーカーになったこと・・・ そしてもう自分の生き方をしたいということ・・・ カカオ「シーカーか。カーフェになれたんだな」 |
マジュニア | 6/9 19:41:55 | 2031cf89aPdItRgPo||220 | ||
カフェ「今日はあんたにさよならを言いに来た」 カカオ「久しぶりに帰ってきてさよならか・・・」 カフェ「ジムという友達に会いに行きたいんだ」 カカオ「お前はプロの傭兵に育てたかった それが嫌だったらここでさよならだ・・・ お前はジムとは会えない。ここで絶望する」 カフェ「親父を超えて、自立するんだ」 |
マジュニア | 6/9 19:45:44 | 2031cf89aPdItRgPo||385 | ||
大きな椅子から立ち上がったカカオは上着を 脱ぎ捨てた。赤い毛皮の上着が宙を舞った。 上着が地面に落ちた瞬間。 カカオの影が消えた・・・ カフェ「見える・・・」 高速で攻撃をしかけたカカオをよけて カカオに蹴りを繰り出した。 蹴りはあっさりかわされてカフェはカカオから離れた。 カカオ「少しは強くなった・・・」 |
マジュニア | 6/9 19:49:29 | 2031cf89aPdItRgPo||190 | ||
カフェ「くっまだ追いつけていないのか」 カカオの赤い眼がカフェを捕らえた。 一瞬、体が動かなくなったカフェはココアに殴られた。 カフェ「ぷっ」 口を切ったカフェは血を吐いた。 ココア「まだカーフェは俺に勝てない。殺されたいのか」 カフェはココアを倒す為にいろいろ考えた。 その頃、白老の元に少年が運ばれた。 |
マジュニア | 6/9 19:55:8 | 2031cf89aPdItRgPo||73 | ||
シュウ「誰じゃこの少年は?」 白老の一人シュウは不思議がっていた。 少年を運んできたのは白戦隊の司令官だった。 シュウ「なぜにベールがこの子を?」 司令官ベールは実力では白老に相当する男だった。 ベール「黒猫が現れました その現場にこの少年がいました 目撃情報によると大男と女がいたといいます それにこの地区のリーダーも殺されました 」 シュウ「大男か・・・去年も現れた男じゃろ?」 すると少年は目を覚ました。その少年はジムだった。 |
マジュニア | 6/9 19:57:45 | 2031cf89aPdItRgPo||110 | ||
ジム「ここは?クラムは?」 ベールは全てを話した。 ジム「うん。大男がクラムをさらって行ったんだ」 シュウ「クラムという青年も気になるな〜」 ベール「ジム君はなぜここに?」 ジムは兄のことを話した。 ベール「行くところもないなら私が面倒を見るとしよう」 ジムはベールと暮らすことになった。 黒猫がメルハンにいるとなると危険が予想されたからだった。 |
マジュニア | 6/9 20:3:27 | 2031cf89aPdItRgPo||366 | ||
その頃、出かけていた白老のデン、レム、ウェンに危機が迫っていた。 ???「あんたらが白老だな」 デム「誰だ貴様は、そこをどけ」 黒いコートを着たその男は赤い眼で白老の三人を捕らえた。 ???「悪いがここで終わりだ・・・」 三人はいつになっても帰ってこなかった・・・ 黒いコートを着た赤い眼の男は闇に消えていった・・・ |
マジュニア | 6/9 20:3:46 | 2031cf89aPdItRgPo||288 | ||
今日はここまで |
マジュニア | 6/9 20:7:52 | 2031cf89aPdItRgPo||783 | ||
赤い眼の黒い猫が闇の中で光を捕らえる 黒い霧が夢幻を包んだ 同じ眼の魔獣は銀の少年を迎えた 赤い魔獣は銀の眼を染める 紅の血に染まったその眼は 闇の世界の住人の証 |
zoro | 6/9 20:29:58 | 2191cfQUWAo9javZU||928 | ||
おお〜すげ〜 |
マジュニア | 6/9 23:6:49 | 2031cf89aPdItRgPo||49 | ||
ゾロもまた出てくる予定なので楽しみにしていてください |
いおり♪ | 6/10 18:33:40 | 2184cfLLIShuLI3Y6||963 | ||
頑張ってください! |
zoro | 6/11 6:51:24 | 2191cfQUWAo9javZU||795 | ||
やった〜 |
特殊文字 by.チビファンタジー |