8012 | 沙羅双樹の色 | 足立りょう | 3/29 14:43:56 | 2111cfiSDfoVMsEd2 |
★前作の紹介★ 大江戸混乱魔戦記16(最終回) http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-6163.html Ω日常 エピローグ http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-7169.html 怪談 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-6932.html 詩 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-7223.html http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-7522.html 短期連載小説第4話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-7379.html 不思議の〜 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-7707.html |
足立りょう | 3/29 14:44:24 | 2111cfiSDfoVMsEd2||808 | ||
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足立りょう | 3/29 14:47:36 | 2111cfiSDfoVMsEd2||33 | ||
一人の少年が言った。 「俺は、大切な存在に今気づいた」 一人の少女が言った。 「私の、大切な人はあなただった」 二人の手が重なって 二人の唇が重なった |
足立りょう | 3/29 14:49:14 | 2111cfiSDfoVMsEd2||390 | ||
…………………………… 祇園と双樹は驚愕の表情をしていた。 「……沙羅!?」「貴様ら!」 ふたつの よう といっしょに しゃらがいたから。 |
足立りょう | 3/29 14:51:57 | 2111cfiSDfoVMsEd2||501 | ||
二つの 妖 の気配が全く同じだった。 少しのズレもない、完全なる調和の如く。 そして、その気配は 沙羅も同様だった。 「沙羅!!」双樹は叫んだ。声の限り叫んだ。 「……」 その声は届かなかったけれども。 |
足立りょう | 3/29 15:0:15 | 2111cfiSDfoVMsEd2||807 | ||
「く……紅炎!」 双樹の手から炎が放たれる。 それは、 妖 の方へ向かい 届く前に消えた。 「キャハハ!諸行姉さん、見てよ!あいつの炎ったら弱いことこの上ない!」 片方の 妖 がもう片方に向かってそう言った。 「無常……あんた、ピンチよ」 諸行と呼ばれた 妖 が無常にそう忠告した。 「へ…………………っ!?」 無常の体は双樹の拳で、天高く上昇した。 |
足立りょう | 3/29 15:5:37 | 2111cfiSDfoVMsEd2||281 | ||
「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」 無常は、悶絶して 地上に落ちた。 地上では、祇園が落ちてくる無常を待ちかまえていた。 落ちてきた無常の体にを、祇園の指が貫通した。 無常は、無情にも絶命した。 |
足立りょう | 3/29 15:12:18 | 2111cfiSDfoVMsEd2||303 | ||
「……」 妹の死を見ても、諸行はただ沈黙していた。 そして一言、 「閃蔦」 呟いて、瞬間諸行の体の随所から触手が現れた。 「地獄へ堕ちろ」触手が、祇園へ向かう。 途中、触手が沙羅を弾き飛ばした。 そして祇園も 「ぐあぁぁぁぁぁぁ!!」 触手の前に倒れた。 |
足立りょう | 3/29 15:17:18 | 2111cfiSDfoVMsEd2||606 | ||
地上へ降りてきた双樹の目の前には倒れた祇園と沙羅、 そして蜘蛛のように幾多の足のごとき触手を持った諸行がいた。 諸行は、双樹の方を向き嘲笑うかのように微笑み、飛翔した。 「さよならだ、 怪 のイヌ!!」 触手が、双樹の方へ向かってくる。 瞬間、 「創:断罪の刃、吸:乳飲み子の母」 巨大な刃を手に持ち、触手を切り裂いた。 |
足立りょう | 3/29 15:25:12 | 2111cfiSDfoVMsEd2||750 | ||
魔秘は基本的に3種類の部類しか存在しない。 攻、防、滅がそれである。 しかし、双樹は創、吸という二つの部類を創造した。 創は自らの思うままに物質を作り出し、 吸は、受けた力を吸収できる。 現在、そのふたつを駆使できるのは双樹ただ一人である。 そして双樹は今、二つを同時発動した。 見る見る間に触手は数を減らし、諸行の体だけが残った。 |
足立りょう | 3/29 15:30:40 | 2111cfiSDfoVMsEd2||737 | ||
双樹は諸行の前に立ちはだかり、呟く。 「さらばだ」 諸行の体を切り裂いた。 諸行は断末魔の叫びをあげる間もなく消えた。 全てが終わる。 |
足立りょう | 3/29 15:34:28 | 2111cfiSDfoVMsEd2||266 | ||
「行くのか?」 祇園が、妻子とともに並び、双樹に訪ねた。 「あぁ……ありがとう」 唐突な感謝に、祇園は疑問の顔をした。 「俺は、あんたのおかげで大切な者に気づけた」 「……そうか」 「双樹〜!行くよ」 沙羅の呼ぶ声が聞こえた。 |
足立りょう | 3/29 15:37:45 | 2111cfiSDfoVMsEd2||763 | ||
「じゃぁ……有難う」 双樹は沙羅の元へ駆けていく。 一つの想いを口にすることを決意して。 |
足立りょう | 3/29 15:40:50 | 2111cfiSDfoVMsEd2||127 | ||
あとがき? ハイ、本編はこれにて終了です。 あとは、エピローグらしきものがあるだけです。 ……双樹が気付く場面を書いてない(滝汗 まぁいいか(よくない では、エピローグで。 |
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