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8040卒業旅行オギワラ4/1 21:58:472212cfBcsmysAsVME

大人2人は、過去の思い出に浸る暇も無く敵対する

宇宙からの使者、それを快く思わぬ者の企みは進行する

その企みの前に、子供達はなすすべも無く巻き込まれていく

それは急展開。ここに来て物語はその本性を表す

オギワラ4/1 21:59:542212cfBcsmysAsVME||257
一話:http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-7939.html
二話:http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-7966.html
三話:http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-7988.html
四話:http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-8009.html

オギワラ4/1 22:0:322212cfBcsmysAsVME||841

ここは日本海に浮かぶ無人島、深山島。
その砂浜に一組の男女が立っている
男の方は、銀に脱色した髪ににメガネをかけている。そして、口には余裕を感じさせる笑みを浮かべているのが、その男を特徴付けている。その男の特徴を挙げるとしたら、皆が髪やメガネでなくその口元の薄笑いを挙げるような・・そんなことを思わせるような男だ。

女は、肩までの髪に、動きやすそうな服装をしている。姿勢の良い立ち姿に加え、意思の強そうな瞳をもっている。しかしその瞳には明らかな怒りと、その後ろに隠れた動揺が見て取れる。
そして、その女の目を引くところは、右手に握られている拳銃だ。そしてその銃口は男のこめかみに向けられている。

オギワラ4/1 22:1:132212cfBcsmysAsVME||59

「まったく、すぐ人に銃を向けるんだから・・相変わらずだねぇ」

男…結城逞、が銃を向けられながらも、口元の笑みを絶やさずにそう言った

「ふざけるな、なぜ公安がここに居る?」

尾崎蘭子が怒りに震えながらも、冷静な口調で、結城に問う。
公安とはもちろん警視庁内の公安部のことである。結城逞は、公安部の警部補であり将来を有望視されているエリートでもある。

オギワラ4/1 22:1:372212cfBcsmysAsVME||34

「おや、僕には君が居ることが以外だったけどね。統幕監査部の尾崎二尉?」

結城が皮肉ぎみに尾崎の階級を言ってのける。
尾崎が所属するのは統幕監査室・・陸、海、空の自衛隊の監査、仲間を疑うことを仕事としている部署だ。そして、統幕が管轄する独自の諜報機関でもある。尾崎はその部署の副室長の肩書きを持つ。
そして、当然ながら法律で銃火気の携帯も許可されている。

オギワラ4/1 22:1:562212cfBcsmysAsVME||550

「く、貴様・・やはりXT事案を公安も掴んでいたのか」

その言葉を聞いたとき、結城のは悪戯が成功したようなか顔をした

「あ、やっぱり当たりだったの。僕が出で来た価値があるってもんだな。」

反対に尾崎は明らかに、しまった・・と言うような顔をする。
尾崎が結城に誘導されて喋った形になってしまったので秘密を喋ったことは勿論、結城にいい様に誘導されたこともプライドの高い尾崎を傷付けた

オギワラ4/1 22:2:422212cfBcsmysAsVME||890

「お互いの寝相の悪さを知ってる仲なんだから、教えてくれたっていいでしょうに。しかしXT事案がどこにあるかは、君も知らない・・そんなとこかな?」

結城が余裕たっぷりに言い放つが、今度は尾崎が口元に笑みを浮かべる

「昔の事だ。しかし貴様が読み違えるとは珍しいな。XT事案、そんなものとっくに見当がついている。すぐにやって来るだろう。」

結城が、わけが分らない・・そんな顔をする。
その時林の中から、銀玉を連れた一行が下りて来た。
そして、いつのまにか自動拳銃は尾崎のホルスターの中に収まっている。

オギワラ4/1 22:3:132212cfBcsmysAsVME||638

「なるほど、そゆことね。」

結城は銀玉を連れた一行を見ながら、納得したような顔に変わった。

「XT事案の正体があれか・・やっとお目にかかれたな。」

そして、尾崎が満足げな笑み浮かべるのだった。
ここにXT事案の発動が尾崎の手で発動された・・



オギワラ4/1 22:3:402212cfBcsmysAsVME||97
ここは、もっとも深山島に近い場所にある自衛隊航空基地。
その一角で航空自衛隊の主力戦闘機、F―15Jイーグルが三機。発進準備を進めていた。

「対XT用弾頭の装備は完了しました。総理大臣、防衛大臣からの許可と、各幕僚長の許可も下りてます。」

整備員が、宮村達に整備の万全を説明する。

「まさか、自衛隊に入って怪獣退治をすることになるとはなぁ・・」

宮村は愛機であるイーグルのコックピットに腰掛けながら、1人呟いた。
自分の僚機を勤める二人は、若いが優秀なパイロットだ。心配ない。宮村は自分に言いかけ、イーグルを滑走路へ動かした。



オギワラ4/1 22:4:152212cfBcsmysAsVME||603
そして日本海沖には最新鋭イージス艦「白風」の姿があった。

「艦長、XTが発令されました。プログラムに沿った行動を期待する。とのことです。」

副長の坂野が艦長の仁田に命令を告げる

「分った、この位置では空自の出番はなさそうだな。全艦に第一種戦闘配備を発令、これは演習ではない。」

艦長の仁田の命令を、通信仕官が復唱する

「全艦、第一種戦闘配備。これは演習ではない。繰り返す、これは演習ではない」

まさか、自分が自衛官である内に、実戦を経験することになるとはな、しかも相手が人間でないと来ている。
仁田はそう考えて、苦笑するのだった。しかし、一時も立たないうちに、厳しい艦長の顔に戻っていた。

オギワラ4/1 22:16:262212cfBcsmysAsVME||124

後書き、または言い訳

まず、結城と尾崎の関係が明かされたり、明かされなかったり・・
自衛隊が出てきます。しかし90%以上が空想上の産物なので、実際とはえらく違いますが(;^_^A
XT事案の正体は次回で明かされる予定ですが、今回は、はっきり言って意味のわからない話になっちゃってます(ノω・、)
書いていて楽しいのですが、自己満足で書きたくはないなぁと思っております。

感想や指摘、応援。自衛隊に関すること等ありましたら是非お願いしますm(._.)m

空華4/2 13:22:522031cfugNPyUOK282||639
こんにちは^^

雰囲気が緊迫してきて、今後がとても気になっています。
大人2人の正体はわかりましたが、一方で謎も深まります。
銀玉が、攻撃されたら嫌です。……可愛いので(ぁ
子供たちがどう関わるのかとか、次回を楽しみにしています^^
頑張ってください^^

4/2 13:50:132202cfflaWz7oZhNA||560
こんにちわ。

物語がいよいよ動き出した・・ってところでしょうか。
しかし、何か凄い展開になってきましたね。
大人の謎が解けたのはよいですが、
その後に、どどっと難しい事が入ってきて混乱してますorz

今後、子供達はどうなるのでしょうか。
もしかして戦闘に出たり・・・
それは無理でしょうかね。

さて、では次回も楽しみに待っております。

オギワラ4/2 22:3:312212cfBcsmysAsVME||336
空華さん、こんばんわ^^

銀玉は、攻撃されるのでしょうか。(・vv・)
どちらになっても、それには大人の深い理由があるんです。
子供達は、この話の中心のはずなので、大きく関わってもらいます

次回も頑張りますので、宜しくデですヽ(^。^)ノ

オギワラ4/2 22:7:302212cfBcsmysAsVME||344
一様、こんばんわ^^

書きたいものをどどっと入れてみました('-')b
そのおかげで混乱すること請け合いです

子供達が武器を持つことはありません。
大人達は戦闘機やら軍艦やらを動かしてますが・・

次回も楽しみにして下さいませ(=´ー`)ノ


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