8062 | 第十九話−仲間との戦い− | 一 | 4/5 16:19:44 | 2202cfflaWz7oZhNA |
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一 | 4/5 16:20:1 | 2202cfflaWz7oZhNA||631 | ||
『さて・・・ルアド君よ・・・』 レーアンが、歩いてきたルアドに話しかけた。 『呼び捨てでいいぜ。』 ルアドがニヤリとする。 『ではルアド・・・奴等を倒せるかな? 私も協力するよ。』 |
一 | 4/5 16:20:35 | 2202cfflaWz7oZhNA||681 | ||
レーアンが、ゴミを指差すように、 オレ等を指差した。 『当たり前だ。』 ルアドがニヤリとして、此方を向く。 すると、いきなり白いの弾を連発してきた。 オレ等はすかさず、岩陰に隠れた。 ”ドドドドド!!”周りの壁が崩れる。 |
一 | 4/5 16:21:8 | 2202cfflaWz7oZhNA||254 | ||
『ジェイン・・・どうする・・・ 奴を殺すか・・否か・・・ いや、殺さねば殺されるぞ。』 ローウェンが、 オレに”殺そう”と念じているようだ。 『ローウェン・・・ルアドはジェインの友達なんでしょ? そう簡単には殺せませんよ。 でも、僕はルアドさんと、付き合いが短い。 今は、唯の裏切り者です。僕なら戦えます。』 アザレルがローウェンに説得させるように言った。 |
一 | 4/5 16:21:27 | 2202cfflaWz7oZhNA||143 | ||
『あ奴だけなら、私だけで大丈夫だ。 しかし、問題は魔物のレーアンだ。』 ローウェンが岩陰から、レーアンを睨む。 アザレルが、確かに、と頷いている。 『ジェイン・・・辛いのは分かる。 しかし、友の仇討ちはどうなる?』 オレの頭に”フッ”とウェイルの顔が浮かんだ。 |
一 | 4/5 16:21:54 | 2202cfflaWz7oZhNA||35 | ||
しかし、 ルアドは地獄から助けてくれたではないか。 共に戦ったではないか! ルアドは新たな友なのに・・・ 殺せない・・・・友は・・仲間は・・・ その時、脳裏にウェイルの言葉が浮かんだ。 −頼んだぞ!− ・・・・・・・ |
一 | 4/5 16:22:50 | 2202cfflaWz7oZhNA||477 | ||
オレは顔を上げた。 『・・・分かった。』 オレは二人に頷いた。 二人もオレに頷いた。 『どーしたんだ?』 ルアドの声が聞こえてきた。 オレは岩陰から、一気に天井へ飛び上がった。 ルアドがオレを見ながら槍を構える。 その後、一足遅れて、ローウェンとアザレルが飛び出した。 ルアドは、ハッと二人に気づき、槍を構えた。 ギリギリの所で、防がれた。 が、甘い! オレはルアドの後ろから、長剣を持ち、斬りかかった。 |
一 | 4/5 16:23:15 | 2202cfflaWz7oZhNA||331 | ||
『私の事、忘れないでくださいね?』 早い!レーアンが、いっきに目の前まで来ていた。 ”ドッ” 素手で殴られただけで、数メートル吹っ飛んだ。 すると、レーアンは今度はローウェン達をターゲットにし、 猛スピードで、ルアドと戦っている所まで行ってしまった。 二対二じゃ勝てない・・・! オレも猛スピードで、後を追った。 |
一 | 4/5 16:23:33 | 2202cfflaWz7oZhNA||156 | ||
ルアドは片手で、槍で防ぎ、片手から、白い弾を出している。 ローウェン達はそれをかわしながら、攻撃している。 レーアンが、ルアドの横につく。 そして、勢い良く床をけると、床が崩れる。 その隙にレーアンが、殴ろうとしたが、 ローウェンがアザレルを抱え、跳ぶ。 |
一 | 4/5 16:24:17 | 2202cfflaWz7oZhNA||948 | ||
その光景に、あっけにとられてる隙に、 オレは猛スピードで後ろにつき、 『わたしのこと、わすれないでくださいね? だっけか!?』 と叫び、レーアンを殴りつけた。 凄く力が出た。レーアンが床にめり込む。 |
一 | 4/5 16:24:39 | 2202cfflaWz7oZhNA||838 | ||
『ちぃ・・・』 と、起き上がるレーアンの前に、 ローウェンが出て、思いっきり、蹴りで吹っ飛ばした。 そして、起き上がる前に、 レーアンの所まで猛スピードで走っていった。 その時、ローウェンが 『負けるなよ。』 と耳元で囁いた気がした。 |
一 | 4/5 16:24:55 | 2202cfflaWz7oZhNA||860 | ||
向こうでは、ローウェン達が、もう激闘を繰り広げている。 オレは、一度、ルアドを見た。 目が、今までと違う。 すごく濁っている・・・・ ルアドが槍を構えた。槍の先端が光っている。 オレも、剣に力を注ぎ込んだ。 すると、鍔から翼が現れた。 |
一 | 4/5 16:25:33 | 2202cfflaWz7oZhNA||610 | ||
ルアドが物凄い勢いで、突いてきた。 オレは、そのスピードに反応し、 全ての突きを跳ね返す。 今度は、白い弾を飛ばし、槍でついてくる。 対ローウェンの時と同じ戦法だが、さっきより早い。 |
一 | 4/5 16:26:11 | 2202cfflaWz7oZhNA||965 | ||
オレは白い弾を回避しながら、ルアドの背後に回った。 そして、ルアドの肩をめがけて、剣を振り下ろす−・・・ 目の前に、光り輝く何かが現れた。 ルアドの槍だ!槍に防がれたが、力が強かった。 剣も槍も、相殺してしまった。 ルアドが、此方に手を出し、白い弾を連続で放つ。 |
一 | 4/5 16:27:1 | 2202cfflaWz7oZhNA||345 | ||
”ドドドド!!” 後ろの壁が崩れる・・ 物凄い威力だ。 ルアドがニヤリとして、再び連発する。 攻撃する暇を与えてくれない様だ。 避けることしか出来ない・・・ 『!!』 オレの目に白い弾が写る−・・・ |
一 | 4/5 16:27:59 | 2202cfflaWz7oZhNA||103 | ||
しまった・・・!・・しかし今後悔しても遅い・・・ くそ・・・ここでは負けられない! 頼む・・・防いでくれ!! ・・・? オレは恐る恐る目を開けた。 ・・オレ目を疑った。 翼が盾になっている。 ルアドも、相当驚いている。 |
一 | 4/5 16:28:52 | 2202cfflaWz7oZhNA||794 | ||
『ふっ・・だが、所詮防御だけだ!!』 ルアドは再びニヤリとすると、白い弾を飛ばしてきた。 しかし悔しいが、 ルアドの言うとおり、攻撃ができない・・・ 幾ら翼が盾になっていてくれているといっても、エネルギーを消費する。 盾の下から、ボロボロになって戦う、ローウェン達が見えた。 |
一 | 4/5 16:29:3 | 2202cfflaWz7oZhNA||819 | ||
ローウェン達は頑張って戦っている・・・ なのにオレは、盾しか作れない。 情けない・・・ 守られるのは嫌だ。オレは守る為に軍へ入ったんだ! なのに・・・!! |
一 | 4/5 16:29:30 | 2202cfflaWz7oZhNA||391 | ||
翼がオレの心の叫びに反応した。 いや、弾の衝撃が伝わっただけかもしれない・・・ けれど、オレは反応だと信じた。 答えてくれたのだと信じた。 『おおおぉぉぉ!!』 オレは、盾から普通の翼に戻した。 『くくく?弾が痛いか?』 ルアドが笑ってくる。 |
一 | 4/5 16:29:52 | 2202cfflaWz7oZhNA||467 | ||
『頼むぞ・・』 オレは小さく呟いた。 『これで、オレは地位と、力を手に入れるんだ!!』 ルアドが嬉しそうに叫びながら、 さっきより大きい、白い弾を作り出した。 『おぉぉぉ!!』 オレは翼を羽ばたいた。まだだ・・・ オレは羽ばたき続ける。 |
一 | 4/5 16:30:10 | 2202cfflaWz7oZhNA||559 | ||
『消えろ!!』 ルアドが、とことん大きくなった弾を飛ばしてきた。 『いけぇぇぇ!!』 オレは力いっぱい羽ばたく。 翼から羽根が抜けた・・・ いや、飛んだ!最初の一つに続き、 次々に弾へ向かって飛び始める。 |
一 | 4/5 16:30:42 | 2202cfflaWz7oZhNA||10 | ||
弾の速度が落ちる。 オレとルアドの真ん中で止まった。 ルアドは前に手を突き出し、呪文を唱えている。 オレは羽ばたき続けている。 そして−・・・・ ”ドーーーン!!!” 耳が取れるかと思うほど爆発音が響いた! |
一 | 4/5 16:31:11 | 2202cfflaWz7oZhNA||54 | ||
今まで見た事もない光が、辺りを包む。 光の中からルアドが猛スピードで此方に向かってくる。 これで決着がつく!オレも猛スピードでルアドの方へ飛ぶ。 ルアドが拳をオレにぶつける。 オレも今の全ての力を込めて、ルアドに殴りかかる。 ”ドカッ!!” 互いの拳が頬にぶつかる。 |
一 | 4/5 16:31:37 | 2202cfflaWz7oZhNA||155 | ||
暫く沈黙が続いた。 『ちっ・・・』 ルアドが沈黙を破り、舌打ちをして、下へ落ちていった。 オレも目の前がクラッとしてきた・・・ 『うおっ!?』 オレもバランスを崩し、下へ猛スピードで落ちていった。 第二十話へ・・ |
一 | 4/5 16:34:42 | 2202cfflaWz7oZhNA||480 | ||
・・・何かに似ている。何かに似ている。 書いている時、僕の手は中々止まりません。 アイデアが途切れるとピタッと止まります。 そして、アイデアが出るまで、別の事をします。 この時、僕の頭には次の事しか頭にありません。 なので、過去に何かに似ているシーンがあっても、何も分からないのです。 という事なので、そういう注意は勘弁してください。 という泣き言です。 さて次回は(ナニ 第二十話!ジェインは無事なのでしょうか。 是非次回も見てくださいね。 また、今回見て頂けた方は、是非感想を残していってください。 |
一 | 4/5 17:51:59 | 2202cfflaWz7oZhNA||459 | ||
煤@十八話のアドレスが・・ http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-8039.html |
オギワラ | 4/5 21:38:35 | 2212cfBcsmysAsVME||172 | ||
こんばんわ^^ 今回、非常に気合が入ってるようにお見受けします\(^ω^\)( /^ω^)/ 息もつかせぬ戦闘シーンの連続でした。 そして、後半で羽が体質変化して盾になったりしましたが、最後は男らしく拳で決着が付きました♪ 何かこの戦いでジェインは成長したのでしょうか? 次回も楽しみにさせていただきますd(>_・ ) |
一 | 4/5 22:28:58 | 2202cfflaWz7oZhNA||182 | ||
こんばんわ。 はい。戦闘のシーンは、とても気合が入ります。 それにより、無駄な文が入り、そして意味不明な文章と化すのですorz しかし、その戦闘シーンを理解して頂けたのなら幸いです。 はい。翼は、今後の戦いでもとても役立ち、活躍してくれます。 しかし、今回、その翼では決着が付けられなかったのです。 それ程の絆・・又は両者の思いが強かったのだと思います。 それで、やはり最後は自分達の力で決着をつけ、哀しき戦いを終わらせました。 ここでは、翼の操作を一応・・しかし、それ以上に友との戦いの決心・・・ と言う事で、心が少しは成長したのではないかな・・と思います。 では次回も見てくださいね^^ |
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