8080 | 今日の次には明日が来る-第8章-グッドモーニング- | ユグドラシル | 4/8 12:27:31 | 2195cfa0iaOHbaoF6 |
第8章です。未来に向けてのメンバーの気持ちは…?始まりますw あ、あと 第1章http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-7913.html 第2章http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-7934.html 第3章http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-7957.html 第4章http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-7985.html 第5章http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-8010.html 第6章http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-8032.html 第7章http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-8054.html ですです^^ |
ユグドラシル | 4/8 12:27:54 | 2195cfa0iaOHbaoF6||565 | ||
クリアアイランドでの戦いは終わった。でも、ペルセウスには逃げられた、ウィンさんからはまだ何も聞けてない。何も解決はしてないんだ。それでも前には進めた。僕は変われた――。 |
ユグドラシル | 4/8 12:28:6 | 2195cfa0iaOHbaoF6||528 | ||
ぴかぁっ…。朝日がまぶしい。朝だ。そういえば、変わった夢を見た。僕が王様になって過ごしてる夢…。それで他の国と戦ってて…、後は思い出せない…。 今日は、ひとまずウィンさんから昨日のことと、これからの話を聞かせてもらわなくちゃ。 |
ユグドラシル | 4/8 12:28:56 | 2195cfa0iaOHbaoF6||81 | ||
「おはよう」 「おっ、悠希?ええとこやったな。もうすぐ、朝ごはんが出来るから、そこに座っといて。」 「えぇ!朝ごはんって、空が作るの?」 「ん?何でそんなに驚くんや?うちが料理するのが意外か?」 「い…いやいや、そんなことはないです…。ここに座ってます」 「あ、ウィンさん、おはよう!」 |
ユグドラシル | 4/8 12:29:11 | 2195cfa0iaOHbaoF6||248 | ||
「おはよう。昨日は良く眠れたかい?」 「うん。だけどへんな夢を見たんだ…。僕が王様になってる夢―。」 !(いや、そんなまさか…。) 「どうしたの、ウィンさん?」 「なんでもないよ。面白い夢だったね。」 |
ユグドラシル | 4/8 12:29:36 | 2195cfa0iaOHbaoF6||57 | ||
「ご飯できたで〜。」 そういって、空がお盆にご飯を載せて持ってきた。さっき、ウィンさんが表情を変えたような気がしたけど…。 |
ユグドラシル | 4/8 12:30:0 | 2195cfa0iaOHbaoF6||533 | ||
「あぁ!おいしい…。」 「やろやろ、うちだってなかなか料理できるやろ?」 そういえば、旅に出てから、まともに食事してなかたっけ…。 「ところで、空、悠希君。昨日は、何も話さなくてごめんね。今から、僕のことを話すから、それが終わってから、君たちの話を聞かせてもらえるかな?」 「うん。」 「うちも全然おっけーやで。」 |
ユグドラシル | 4/8 12:30:18 | 2195cfa0iaOHbaoF6||385 | ||
「僕は、昨日ダグと戦い、勝った。殺そうとはしなかった。でもダグは死んだ、デスヘブンによって――。それは組織からの発信機によるものだったらしい…。やつらは、おそらく僕の想像を超える範囲の強さだ。君たちを戦いに巻き込んではいけない。君たちの意見を聞きたい。無理についてきてくれなくてもいい。」 |
ユグドラシル | 4/8 12:30:49 | 2195cfa0iaOHbaoF6||421 | ||
「なにいうてるんや。うちは無理にでも着いてくで?ペルセウスとの勝負はまだついてへんしなぁ…。」 「僕もだよ。僕だってN・Pに目覚めたしね!これからは僕も戦う!」 「何?悠希君もN・Pに…。そうか。二人とも、ありがとう。これからもよろしくね。」 「もう、水臭いなぁ。そんなん、全然ええて!それより、うちらはさっき話したとおり、ペルセウスと戦ってたんやけど、逃げられてもうた。だから、うちは、まだ戦い続ける。」 |
ユグドラシル | 4/8 12:31:1 | 2195cfa0iaOHbaoF6||988 | ||
「なるほど…、分かった。じゃあひとまずは、仲間探しの旅を続けることにする。このままじゃ、明らかに力不足だからね。」 「分かった。僕も、ウィンさんと一緒に…。」 「よし、じゃあうちは食器片付けるから、二人はくつろいどって。」 |
ユグドラシル | 4/8 12:31:13 | 2195cfa0iaOHbaoF6||933 | ||
「ウィンさん、朝ごはんおいしかったね。空も意外に料理上手なんだなぁ。」 「ん?あぁ、おいしかったね。」 「悠希〜?聞こえとるで?以外って言うのは余計や!」 空が台所から叫んでいる。 「ウィンさん…?どうしたの…?なんか考え事?」 「なんでもないよ。」 |
ユグドラシル | 4/8 12:31:24 | 2195cfa0iaOHbaoF6||607 | ||
「ウィンさん…あのね…、僕たちはこうして、偶然出会って、旅を続けているんだよね。空とこの町であったのも、偶然…。でもね、僕たちはこうやって出会ったんだから、辛いことや、悲しいこと、寂しいことなんかもみんなで共感して、それで楽しいことや、嬉しい思い出に少しずつ変わってきたら良いと思うんだ。もし、この戦いが終わってみんなばらばらになっても、僕たちが一緒だった証は心の中に残るから。」 「悠希君…、そうだね。ありがとう。」 「そういうこっちゃな!楽しくいこうや!」 空が片づけを終えて戻ってきた。 |
ユグドラシル | 4/8 12:31:38 | 2195cfa0iaOHbaoF6||562 | ||
「よし、みんなそろそろ行こうか。」 ウィンさんが声をかける。 「よっしゃ!」 「うん!」 |
ユグドラシル | 4/8 12:31:51 | 2195cfa0iaOHbaoF6||263 | ||
「ん?…なんか外で音がしない?」 確かに聞こえる。 「誰やろ?うちが出るわ。」 そういって、空がドアノブに手をかけた瞬間…! 「空!?お前なのか?あの連中を追い払ったというのは?」 急に年老いた人が入ってきた。周りに人もたくさんいる。 「わわぁっ!なんや。そうやで、うちとここにおる、うちの『友達』でやで!」 「あぁ、紹介するわ。この人な、クリアアイランドの町長さん。」 僕とウィンさんが、頭を下げる。 |
ユグドラシル | 4/8 12:32:10 | 2195cfa0iaOHbaoF6||817 | ||
「空、それと皆さん。本当にありがとう。私たちはあいつらに本当に迷惑をかけられた。でも、君たちが追い払ってくれたんですね。ありがとうございます。」 「さんざん、うちのことを色々言うといて、今頃調子ええなぁ?」 「空、悪かった。本当にわしらが悪かった。今頃言っても、許してはもらえないだろうが、すまん。」 「なーんてな。気にしてへんよ。おかげで楽しい友達も出来たしな。」 空がチラッと僕らのほうを見た。思わず顔が赤くなる。 |
ユグドラシル | 4/8 12:32:21 | 2195cfa0iaOHbaoF6||384 | ||
「それはそうと、空。出かけるのか?」 「ああ、ちょっくら行ってくるわ。」 「今頃、言えた立場ではないが…がんばれよ。」 「そうよ!空ちゃん、頑張って!」 「空、頑張れ!」 「ほんまにみんな、調子ええねんから…。」 空、嬉しそう…。僕とウィンさんも顔を見合わせる。 |
ユグドラシル | 4/8 12:32:33 | 2195cfa0iaOHbaoF6||730 | ||
その後、僕たちは、僕たちが最初に来た場所に行った。 「じゃあみんな行くよ…!僕の手を握って。」 「よっしゃ!うち、頑張るで!」 「僕だって!」 僕と空はウィンさんの手を握った、そして…、ひゅん! 移動が始まった。 3人が去った蒼い国の空は、いつまでも鮮やかに輝いていた――。 |
ユグドラシル | 4/8 12:33:8 | 2195cfa0iaOHbaoF6||709 | ||
今回はこれで終わりです。 うまく貼れなかったかな。 読みづらいのはご勘弁を…。 |
R.R…(−−; | 4/10 17:32:43 | 6036cfarM217qmpUY||797 | ||
はじめまして。 毎回この作品を読ませて頂いています。 今回は今までに無かった日常的なシーンだったので、 とても新鮮でしたし、面白かったと思います^^ たまにはこういう話もいいですね♪(´▽`# 今後のストーリー展開もとても期待しています。 ではw |
ユグドラシル | 4/11 17:28:46 | 2195cfa0iaOHbaoF6||738 | ||
R.R…(−−; さん。始めまして。 毎回読んでいただけていたのですね。嬉しいです。 これからも期待してください♪ |
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