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8102今日の次には明日が来る−第9章−信じるべき思いがある−ユグドラシル4/11 19:22:162195cfa0iaOHbaoF6
第9章です。間隔が短い気がします。
まぁ、楽しんでってくださいな★
第1〜8章http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-8080.html
です。

ユグドラシル4/11 19:22:562195cfa0iaOHbaoF6||757
どたっ!
「いったぁ〜、もう少しまともに移動できへんの?」
「!…、そんな悠長なこと言ってる場合じゃないみたいだよ。」
ウィンさんが促す。いわれた方向を見ると…、!寂れた村々があった。
これは、何か事情があるのでは…と思うほどだ。
「気をつけていこうよ。」
僕も声をかける。

ユグドラシル4/11 19:23:102195cfa0iaOHbaoF6||704
ひとまず、小さな村に着いた。人々も少ない。いるのはいるのだが、生きているという感じがしない。
「誰じゃ!」
!?
「あっ、すいません、旅のものです。村長さんですか?」
「そうか…。ふむ、わしは村長だが、何故分かった?」
「なんとなくですよ。」

ユグドラシル4/11 19:23:192195cfa0iaOHbaoF6||574
ウィンさんが、受け答えする。落ち伝いる辺りさすがといったところだ。
「話を聞かせてくれませんか?」
「よかろう…、わしの家に来るが良い…。」
一旦、僕たちは村長さんの家に行くことにした。微妙な不安も、ウィンさんによって、かきけされた。

ユグドラシル4/11 19:23:302195cfa0iaOHbaoF6||547
「さて、まずわしから質問じゃが…なんでこんな辺境の地に来たのだ?」
「仲間を探してるんや。強い仲間を!」
「仲間…?」
「ちょっと、空は黙っててね。」
ウィンさんが、空をさえぎる。
「少し、旅をしてて、迷い込んでしまったのです。もしよければ、少しだけ滞在を許していただけませんか?」

ユグドラシル4/11 19:24:192195cfa0iaOHbaoF6||349
「好きにするがいい。しかし、命は保障できんぞ?」
「どういうことでしょう?」
「…、この村はな、少し前から凶作で村民もみんな飢えておったのじゃ。すると、なんだか、わけのわからぬ星からやってきた男が、うちの村の少し変わった力を持つ青年を連れて行こうとしたのじゃ。そいつは当然抵抗したんじゃが…。」
「連れて行かれたんですか?」

ユグドラシル4/11 19:24:362195cfa0iaOHbaoF6||539
「いや…、その来訪者が、お前さえ来れば、雨も降る、凶作ではなくなるといったのだ。誰もそんなことは信じなかったのじゃが、その男が手をかざしたら急に雨が降ってきたのじゃ。それからは村民が、みんなでそいつを追い出そうとしたのじゃ。自分たちのことだけを考えてな。」
「ひどい…。」本当にそう思う。
「確かにひどいですね。ところで、ここの国名を教えていただけますか?」
「おお、忘れておったな。スレイバという国の、デルティ村じゃ。」
(デルティ村…!)
ウィンさんの表情が変わった。最近はよくあるのでさほどは気にしないけど…。

ユグドラシル4/11 19:24:472195cfa0iaOHbaoF6||72
「で、その青年と別の星から来た人は、どこにいるんですか?」
「何の用があるんじゃ?」
村長さんは少し疑ってるみたい。無理もないかな…。
「この村を救うためです。」
ん?ええ!?

ユグドラシル4/11 19:24:582195cfa0iaOHbaoF6||695
「ふん、よかろう…。地図を書いてやるから待っておれ。」
ウィンさんをすみに誘い出す。
「ちょっと、ウィンさんいいの!?あんなこといって。」
「大丈夫だよ。それにあんなこと、言わないと村長さん場所教えてくれないよ?」
「せやって!悠希だって、こんなとこに長居したないやろ?」
「そういうことだよ。」
う〜ん、なんか納得できないけど…ま、いっか。

ユグドラシル4/11 19:25:272195cfa0iaOHbaoF6||995
「ほれ、書いたぞ。ひとつ、言い忘れたが、来訪者はもちろん、さっき言った男にも気をつけるんじゃぞ。」
どういうことだろう?ま、いいか。
「ありがとうございます。」
そういって、僕らは村長さんの家を後にした。

ユグドラシル4/11 19:25:482195cfa0iaOHbaoF6||985
「さて、不思議な力というのはN・Pに間違いないね…。で、天気を操る男というのはデスヘブン、邪星四天王の一人…オリオン…だね。」
「ウィンさん、詳しいですね。それにしても、なんでこんなにデスヘブンの連中と会うんですか?」
「それは、僕らとあいつらの狙ってるものが同じだからだよ。」
「ど、どういうことですか?」
「僕らが探してるのは、強いN・P使い、あいつらが狙ってるのも同じだからね。おそらく、来るべき戦いに向けてあいつらも集めてるんだろう。」

ユグドラシル4/11 19:25:592195cfa0iaOHbaoF6||718
なるほど…。そういえば、空が静かだ。
「空、どうしたの?」
「あっ、なんでもあらへんよ。」
なんか、最近、ウィンさんも空も考え事してる。僕一人だけなんかのんきなのかな…。


ユグドラシル4/11 19:29:182195cfa0iaOHbaoF6||710
そうこうしてる間に、例の男の家についた。
「ここみたいだよ。村長さんの話もあるし、気をつけていこう。」
「うん。」
「せやな。」

ユグドラシル4/11 19:29:322195cfa0iaOHbaoF6||11
「こんにちは」
「誰だ!?」
「ちょっと旅のものなんですけど、話を聞かせてくれませんか?」
「旅のものだと…!?まぁいい…入れ。」
そういって、僕らはその男の家に入って話を聞くことにした。なにか寂しい気がした。
「まず、名前は…?」
「アースルだ…!俺からも聞きたい…。こんなところに旅って、どういうつもりだ!?」

ユグドラシル4/11 19:29:412195cfa0iaOHbaoF6||937
「それは、おいといて。君の不思議な力について教えてくれないかな。」
その話題を出したとたん、アースルの顔色が変わった。
「お前らに話すことは何もない!帰ってくれ!」
「分かった。今日はひとまず、帰るよ。」
ウィンさんは不敵な笑みを浮かべた気がした。
僕は何が起こったかわからなかった。
そういって、僕らはアースルの家を後にした。

ユグドラシル4/11 19:29:522195cfa0iaOHbaoF6||57
いったい、ウィンさんどういうつもりだろう?
「ウィンさん!どういうつもりなの?追い出されちゃったよ!?」
「しょうがないねぇ…。いったん、今日はどこか泊るところを探そうか。」
!空がウィンさんのことを見た。何か刺さるような視線で。怒こっているのかもしれない。
その後、僕らは宿を探し、そこで休むことにした。
みんな、なにか、おかしい。
なにか、奥歯に物が引っかかった感じだ。なにか、違和感がある。

ユグドラシル4/11 19:30:42195cfa0iaOHbaoF6||133
その夜、宿を抜け出す空の姿があった…。

ユグドラシル4/11 19:30:282195cfa0iaOHbaoF6||949
今回はこれで終わりです。
感想どうぞww

R.R…(−−;4/13 20:20:586036cfarM217qmpUY||423
お久しぶりです。
今回は久しぶりの主人公(悠希)目線で、
ストーリーが進んでいて面白かったです^^
ウィンさんの
「なんとなくですよ。」 「ちょっと、空は黙っててね。」←…と言うセリフにも(笑)w
やはりこの作品は、会話のやり取りにもキャラの個性が出ているので
とても読んでいて面白いですし、飽きません。(´▽`#
これからの展開にも期待しています!^^ では今日はこの辺りで…w

ユグドラシル4/14 18:45:272195cfa0iaOHbaoF6||350
感想ありがとうございます。
今更ですね…。すみません。返事が遅れて!
これからもがんばるので期待しててください^^


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