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8103八紘壬生狼4/11 20:41:172182cfANQNGdVxrCA
〜登場人物〜

ワタツミ : 主人公   不良っぽいが、わりと善人。
シガー  : サブキャラ 年をサバ読んでる。ワタツミの師匠

壬生狼4/11 20:48:192182cfANQNGdVxrCA||89
散歩の帰りに珍しいものを見た。

それはスラム街に出店を出している人間と売り物。

「・・・ちょいとそこ行くオニイサン。珍しいものがあるよ?」

「すまん、ちょっと忙しいんだ。」

露店商は無視して続ける。

「ちょいと名の通った魔刀何だがね?」

怪しさ&胡散臭さ爆発な環境と発言だ。

「魔刀ねぇ・・」

さすがに気になった。

壬生狼4/12 18:9:502182cffLn.7g1n1N2||339
値札に書かれている値段は一般階級の人間でも考え込む値段だった。

「会ったばかりでこの値段では買い手もつかないだろう、9割引程度でどうだ?」

「ちょいとオニイサンそりゃないよ、2割引ならなんとか」

「生活苦しいんだ、8割引」

「君、師匠いるだろ。その人と知り合いなんだ。3割引」

「師匠の名前を言ってみろ。8割引」

「・・・・サイトウ?だったかな、4割引」

「名前ちがうじゃねぇかっ!!9割引」

壬生狼4/12 18:42:502182cffLn.7g1n1N2||448
「・・・・・・」

「・・・・・・?」

「君の師匠と知り合・・・・」

「同じ事を繰り返すなっ!、買わねえ!」

怪しすぎる。

「いやっ!ちょっ!待って!9割引でいいから!話だけでも!」

話?つーか金を払う気は無くなったところだぞ?

壬生狼4/12 18:57:532182cffLn.7g1n1N2||96
「っと、話すと長い・・」

「じゃっやめとく。短い付き合いだったな。ホント」

「・・ようで短いんだって!!」

チッ・・・・

「早く終わらせろよ?マジで」

心から・・・そう思う・・・

「とりあえず、詳しい事はここに書いてあるから。後はヨロシク。」

「は?」

壬生狼4/12 19:7:592182cffLn.7g1n1N2||107
結局話さねぇんじゃねぇか!

「最後にオニイサン、名前は?」

「・・・ワタツミだ。」

「では・・・・」

露店商は咳払いをして一言。

「『魔刀:二之太刀不要をワタツミに継承す』」

「いっ・・・!!」

露店商の声とは思えないほど重い声で言い切った後、腕に激痛が走る。

「っつ・・・なんだこれっ!!」

蛇が激痛をともなって這いずり上がってくるような感覚。

壬生狼4/12 19:40:22182cffLn.7g1n1N2||585
何しやがった!!あの露店商!!

視線を戻すとそこに露天商の姿は無く、あるのはカラの店と大量の砂。

俺は露店商から預かったメモに目を移す。
  

壬生狼4/12 19:41:212182cffLn.7g1n1N2||475
 『     魔刀を継承した人間へ
  その刀は戦闘時に姿を現しあなたの力になってくれます
  
  戦闘は刀が判断し、1度発現すればあなた自身の戦闘能
  
  力を飛躍的に上昇させてくれることでしょう。
 
  その刀を所持している限り時間から取り残されます。
  
  つまり不老の状態になりますが、不死というわけでは無
  
  いので注意してください。また、普段はイレズミとなっ
  
  てあなたの身に刻まれます。

壬生狼4/12 19:42:52182cffLn.7g1n1N2||460
 死にたくなったら外傷性ショック死等で死ぬことが出来
 
 ます。
  
 この刀の所有権を放棄すると肉体がこの世のどの物質に
  
 も属さないモノに変わります。
  
 これは死とは違うものなのでこれを行ったあとの事は分
 
 かりかねます。
  
   刀に喰われないように注意してください。  
                       以上  』 

壬生狼4/12 19:43:272182cffLn.7g1n1N2||911
聞き捨てならない言葉が。・・・

特に最後・・・・

刀に喰われるって・・・想像できねぇよ!!

あぁどうなるんだろ・・・これから・・・

壬生狼4/12 19:43:572182cffLn.7g1n1N2||83
1話完


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