8117 | 第二十一話−塔への道で− | 一 | 4/12 22:56:20 | 2202cfflaWz7oZhNA |
第一話〜第十五話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-7973.html 第十六話−神の一族− http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-7996.html 第十七話−凍った国− http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-8017.html 第十八話−裏切り者− http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-8039.html 第十九話−仲間との戦い− http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-8062.html 第二十話−出発の空− http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-8088.html 第二十一話−塔への道で− |
一 | 4/12 22:56:41 | 2202cfflaWz7oZhNA||232 | ||
天気が良いと気分も良い。 ローウェンは暑そうだが、変な黒い服にするから悪い。 『なぁ、アザレル。レドルの塔へはどれ位だ?』 オレは、出し抜けにアザレルに聞いてみた。 『うーん・・・詳しい事は分かりませんが、 一週間位で着くんじゃないでしょうか?』 いっ・・・一週間!? 思わず倒れそうになった。 一週間、歩き続けるのか・・・暇だな・・・ 『そうか・・・ありがとう・・・』 |
一 | 4/12 22:57:5 | 2202cfflaWz7oZhNA||85 | ||
やっと夜だ。 オレが即座に眠ろうとすると、 ローウェンが”待った”をかけた。 『まて、見張りが必要だろう?』 ・・・・ご尤も・・・ 『そうか、それではローウェン・・・』 と、押し付けようとしたら、 目の無いローウェンに睨まれた。 『わかったよ。じゃんけんですね。』 |
一 | 4/12 22:57:24 | 2202cfflaWz7oZhNA||124 | ||
オレが負けた。 非常につまらない。 ここは凍ってた国の一部だろ? ってことは、魔物は全滅したんじゃなかったか? まぁいいだろう。見張るよ。 こっちが、全滅しちゃあ意味が無い。 ・・・・ |
一 | 4/12 22:57:55 | 2202cfflaWz7oZhNA||317 | ||
そういえば、オレは”一族の力” をコントロールできるようになったのだろうか? オレは翼を出してみた。 そして、目の前の岩に向かって羽根を飛ばす−・・・ 羽根はとりあえず、飛んだ。 一応成長はしているのだろう。 しかし、命中しない。 殆どが駄目だ・・・どうすれば−? |
一 | 4/12 22:58:42 | 2202cfflaWz7oZhNA||594 | ||
しかし、考える暇もなく、どんどんと日にちが過ぎた。 アザレルが塔を見ながら、呟いた 『そろそろ塔ですね・・・』 凄く小さくだが、塔が見えてきた。 本当にいよいよだ。 だが・・・力がうまく、操れない・・ |
一 | 4/12 22:58:57 | 2202cfflaWz7oZhNA||859 | ||
『なぁローウェン・・・”一族の力” が、まだ不完全なんだ・・・ 何か、使えるようになる方法は無いか・・・?』 オレは夜、ローウェンに相談してみた。 |
一 | 4/12 22:59:11 | 2202cfflaWz7oZhNA||413 | ||
すると、ローウェンがいきなり爪で斬りかかってくる。 オレはギリギリでかわした。 ローウェンは、更に回りながら攻撃を続けてきた。 ”おい!”と叫ぼうとした。 が、目的がわかった。 実践で学べということだ。 |
一 | 4/12 22:59:42 | 2202cfflaWz7oZhNA||99 | ||
オレは翼で、攻撃を防ぎ、ローウェンの背後へまわった。 そして、羽根を飛ばす。 が、易々かわされてしまう・・・ くそっ!! オレは心の中で叫んだ。 その後も何度も背後にはまわったが、かわされる。 オレは、もう我武者羅に羽根を飛ばしまくった。 すると、 『ジェイン!集中しろ!信念を込めろ! 我武者羅に投げても、信念を込めずに投げても、 全くあたらないぞ!』 とローウェンが叫んできた。 |
一 | 4/12 22:59:58 | 2202cfflaWz7oZhNA||211 | ||
オレは”ハッ”と気がついた。 そうだ。何も思わず飛ばしても当たらない・・! 神経を集中させ、”当たれ!!”と心の中で叫び、 再びローウェンに飛ばした。 ”ズサズサズサ!” 見事にローウェンに当たった! |
一 | 4/12 23:0:22 | 2202cfflaWz7oZhNA||797 | ||
が、豪いことだ・・・ ローウェンも切り裂いてしまった! 『上手くなったな。』 ローウェンが微笑む。 オレが”アレ?”と頭をかく。 『ん?なんだ?まともに喰らった、とでも思ったか?』 とローウェンは、コートを開いた。 すると、中には金属が埋め込まれている。 これで、やっと納得できた。 『必要なのは、心だ。 信念を込めて投げろよ。』 と、言うと、ローウェンは寝床についた。 |
一 | 4/12 23:1:19 | 2202cfflaWz7oZhNA||862 | ||
オレは夜空を見上げた。 ”信念・・・” レドルを倒そう・・・ そして、仇を取ろう・・・ 今度こそ・・・ 夜空の星は綺麗だ。 あの中にウェイルも居るのだろうか・・ オレは頭を元に戻すと、夜の見張りについた。 第二十二話へ・・・ |
一 | 4/12 23:5:55 | 2202cfflaWz7oZhNA||925 | ||
今回は少し外伝っぽいですね。 いつもは、戦いの連続なので、偶にはこういうのも良いですね。 今回では、ほぼ完璧に翼のコントロールを身につけました。 自分の信念・・・果たしてレドルに当てることはできるのでしょうか。 次回は、ついにレドルの塔へ到着します。 更に、かつて戦った化け物と戦います。 前は苦戦していましたが、今度は翼がある!と強気で階段を上がると、 相手もパワーアップをしていました。 物語はついにラストスパートへ!! 次回も是非見てくださいね。 また、今回見て頂けた方は、是非感想を残していってください。 |
ビックヘッド | 4/14 22:14:8 | 2221cfyx9J4tjIZ/w||882 | ||
いつも見てます!!これからどんな戦いが繰り広げられるか、とても楽しみです。 |
一 | 4/15 12:2:34 | 2202cfflaWz7oZhNA||126 | ||
ビックヘッド様 こんにちわ。 見て頂きありがとうございます。 ご期待に副える、”戦い”かどうか不安ですが、 是非、次回も見てくださいね。 |
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