8126 | 八紘2 | 壬生狼 | 4/14 19:3:23 | 6034cfDV8OuqPTv0s |
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壬生狼 | 4/14 19:13:32 | 6034cfDV8OuqPTv0s||183 | ||
あぁ・・・・帰りが遅くなってしまっ・・・た。 腕の痛みがまだ消えない・・。 「刀に喰われないように」って言葉の意味からわかんねぇよ・・・ そんな事考えて家路についた。 ん?・・・家の辺りが騒がしい。 明るいな・・あれは・・・・火か!! 家に近づくにつれて帝国のヤツラが多くなる |
壬生狼 | 4/14 19:27:21 | 6034cfDV8OuqPTv0s||805 | ||
「家が・・・燃えてる・・・」 大勢の帝国兵に囲まれて師匠が出てくる 「師匠っ!!」 その言葉に帝国兵と師匠が気づく 「師匠っ!!なんで!!」 その言葉に師匠は冷たく睨む。 「弟子か?まぁいい・・・構え!」 銃口が俺に向けられる 「やめろ!!、ワタツミは関係ない!!」 |
壬生狼 | 4/14 19:38:24 | 6034cfDV8OuqPTv0s||522 | ||
聞く耳持たず、顔色も変わらない。 あぁ・・・視界が赤く変化する・・・ 腕から違和感が消えていく 手には刀が、目の前には敵が。 意識を刀に半分奪われつつも俺は走り出す 「ワタツミ!!」 「っ撃て!」 ・・・・・・・・意識が吸い取られる・・・ ワタツミ!! 「・・・は・・・い?」 |
壬生狼 | 4/14 19:44:47 | 6034cfDV8OuqPTv0s||739 | ||
師匠? 意識が戻ってくる 「ワタツミ!!」 服が・・・腕が・・・重い・・・ 「師・・・匠?」 手が・・・ベタベタだ 視界が復活する。 「赤い・・・・・」 服が血を吸って赤く染まっている・・ |
壬生狼 | 4/14 19:57:58 | 6034cfDV8OuqPTv0s||537 | ||
「師匠・・・」 「大丈夫ですか?」 「腕・・・ケガしてるじゃないですか・・・師匠・・」 「カスリ傷だよ、こんなのは」 周りを見れば帝国兵の四肢が散乱している。 これを・・・俺が? 「俺は・・・」 「君はワタツミだ。それ以上にもそれ以下にも・・・それ以外でもない」 これだけの惨状だ・・・俺はどうやって止まった? 「なんだ!!これは!!」 |
壬生狼 | 4/14 20:6:42 | 6034cfDV8OuqPTv0s||86 | ||
帝国の待機兵が叫ぶ 「ワタツミっ!敵を見るな!!」 もう遅い・・・すべてが赤く染まっていく・・・ 「くそっ!!」 師匠が血溜りに沈む剣を拾い敵との間合いを詰める 速い・・・・が、刀が発現を開始する・・・ 師匠の剣が薄い布のような残像を残し敵の体を裂いていく 意識が・・・・消え・・・・ 「!!」 自分の世界が一瞬のうちに再生する |
壬生狼 | 4/14 20:13:20 | 6034cfDV8OuqPTv0s||663 | ||
動揺した俺は師匠を見る 鮮血の降り注ぐ中で師匠が歩み寄ってくる姿 敵が消えたからか・・・ 俺は赤い池に静かに身をしずめる |
壬生狼 | 4/15 15:20:17 | 2182cf8RZ2kPTWaKI||450 | ||
2話 完 |
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