戻る
8136いつか届くと信じてこの歌を____残そう足立りょう4/15 16:22:552111cfiSDfoVMsEd2
★前作の紹介★
大江戸混乱魔戦記16(最終回) http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-6163.html

Ω日常 エピローグ http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-7169.html

怪談 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-6932.html
詩 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-7223.html
  http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-7522.html

短期連載小説第4話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-7379.html

不思議の〜 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-7707.html

沙羅双樹 エピローグ http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-8044.html

足立りょう4/15 16:27:352111cfiSDfoVMsEd2||184
 明かりのない薄暗い部屋にその少女は座っていた。

 どこか物寂しげな顔をして。

 少女に、名は無かった。 あるのは彼女を示す称号のみ。


 いつしか少女は歌を口ずさむ。


 そのメロディはいつしか部屋の中を取り巻いて


 少女は深き眠りという名の封印をうけた。

 一人の少年の想いに答えられぬまま。

足立りょう4/15 16:44:292111cfiSDfoVMsEd2||353
 白羊宮は静かに、星々の輝きを受けながら存在していた。
今、地上の北半球の季節は……春。
 白羊宮を守護するアリエス(牡羊座)は、バスローブ姿で、
星々が煌めく景色を眺めていた。
 星々を眺めながら、しかし彼女は別のことを考えていた。

 白羊宮の扉が開き、何者かが入ってきた。


 入ってきたのは双子宮を守護するジェミニだった。

 二人とも、鏡に映したような同じ顔をしている。
 しかし表情はお互い違っていた。
 片方は生ける屍の如く、もう片方は怒りの表情をしていた。

足立りょう4/15 16:44:462111cfiSDfoVMsEd2||350


「アリエス様……」
 怒りの表情をした方が口を開いた。



足立りょう4/15 16:56:392111cfiSDfoVMsEd2||671
「何か?」
 アリエスは、静かに呟く。

「ヴァルゴを……ヴァルゴを封印したと言うのは本当ですか!?」

「何故、貴方方が知っているのかしら?」

 アリエスは否定せず、ただ問うた。
「それは……」

「タウロスね……全く、あとで注意しなければね」

 アリエスの独白が終わったあとには沈黙だけが残っていた。

kuykuyk4/15 16:59:121253cfcnmXsATOs1I||521
なんだかなぁ

足立りょう4/15 16:59:312111cfiSDfoVMsEd2||598
 しかし、その沈黙は唐突に破られた。

 白羊宮の中で突如爆発が起きた。


 夜空から、アリエスが消えた。

 夜空に、偽りのヴァルゴが。

 夜空のジェミニはどこか寂しげだった。

                   【続く】

足立りょう4/15 17:4:202111cfiSDfoVMsEd2||741
あとがき……かなぁ

短いです&続きます。
今回は星々を舞台に。

なんかすごいことになっておりますが、
牡羊座は健在(のはず)です。
次回は処女宮を舞台に。
星座のみなさんの意外な秘密が。

さて、なんか色々ほざきましたが今回はこれで。

4/15 高校生になって一週間だねぇ  【byあだりょ】


本文(<>," shift+7使用不可)
 ※メルアドや電話番号を公表してはいけません、荒らしを批判するのは「俺が神掲示板」以外は禁止!
 
特殊文字 by.チビファンタジー 過去ログ
無料ゲーム総合サイト: おもしろフラッシュ総合サイト: PS2:GBA:PSP:NDS:GC:XBOX