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815リュックサック 第三章ナーシャ6/10 16:40:92201cfxBirGlLA5Jw
サクラは、蓮路の腕の中でたくさん泣いた。
そして、落ち着くと自分がリーファだということを認めた。
「なぁ、サクラ、お前は完全なリーファじゃないんだ」
蓮路が言った。
「サクラは多分、3分の2ぐらいかリーファなんだろうな。
 サクラは人間でもあるんだ。そのことを沢山の奴に知られたらいけない。」
蓮路の顔・・・どこか心配そうな表情だ・・・でも、サクラを不安にさせないよう
その表情を隠そうとしているのが、サクラには分かった。
「うん、分かった。大丈夫だよ。私、これからここで生きていくって決めた!」
サクラは、笑顔で蓮路に言った。
というより、自分自身に言い聞かせたのだった

セフィロス6/10 16:41:432101cfxVe1aDpqOvI||73
おぉ、待ってたぞ〜^^

ナーシャ6/10 17:7:322201cfxBirGlLA5Jw||318
サクラは、お母さんの家に住むことにした。
この家は蓮路がサクラのために前から管理していたそうだ。
気がつけばもう夕日が沈みそうだ。
「サクラ、明日6時にむかえに来るからちゃんと準備しとけよ。」
「6時?なんでまたそんな早く?」
サクラが聞くと、蓮路はイタズラっぽく笑った。
「教えない、とにかく明日ちゃんと待ってろ。それと、これ。」
蓮路は、ポケットから袋をとりだしてサクラに渡した。
「それは、森でとれる木の実なんだ。不思議な力があって
 少し食べればお腹がいっぱいになるから、今日の晩御飯はそれ食べな。じゃあな」
蓮路は帰っていった。

ナーシャ6/10 17:9:512201cfxBirGlLA5Jw||916
待っててくれたのか^^ありぃ〜^^

ナーシャ6/10 17:29:232201cfxBirGlLA5Jw||650
サクラは夕飯に蓮路がくれた木の実を食べた。
不思議なことに、4つ食べたらお腹がいっぱいになった。
そしてサクラはベッドに入った。疲れていたため、すぐに眠れた。

「サクラ、サクラ・・・」
向こうでサクラを呼ぶ声。サクラはその声が誰のものかと辺りを見回すが、
誰もいない・・・
と、黒い影が見える。小柄で、髪は背中の真ん中あたりまで長いようだ。
 どこかで見たことがある・・・誰だっけ・・・
懐かしくて、安心する感覚・・・どうしてか思い出せない・・・と影は去っていく。
「誰?誰なの?待って、待って!」
サクラは必死で追いかけるのに追いつけない。まるで進めないのだった・・・

ナーシャ6/10 17:49:392201cfxBirGlLA5Jw||436
「サクラー?サァークゥーラァー?」
今度は暖かくて安心できる声・・・この声は、今手元にある・・・
 蓮路だ。蓮路が呼んでる・・・
「サクラッ!」
サクラはハッとした。目を開けたらベッドだった。夢だったようだ。
「何度呼んでも起きないから心配したよ」
蓮路は、ホッとした表情をみせた。サクラはもう一度ハッとした。
「蓮路!ちょっと、時計!今何時!?」
サクラは時計を見てビックリした。もぅ6時15分過ぎ・・・
「ぁ、急げサクラ!はやくこれに着替えて!」
蓮路はサクラの服を持ってきていた。サクラは急いで着替えた。
すると蓮路がサクラの手を引っ張って、外へでた。

ナーシャ6/10 17:56:382201cfxBirGlLA5Jw||113
「待って、靴、ちゃんとはいてないよっ」
サクラが言うと、蓮路は、
「時間ないんだよっ。」
と言ってサクラを抱え、森の方へ向かった。
「ぇ?ちょ、待って!?」
サクラは言ったが、
「急いでるんだからなっ」
と言われてしまった。
「ちょっとぉーおろせぇー」
「ダメだって、もうすぐだから」
蓮路が木々を掻き分けてでたところを見て、サクラは驚いた。湖があったのだ。
「うっわぁー!きれぇー!!」

ナーシャ6/10 18:22:522201cfxBirGlLA5Jw||81
湖のほとりには、色とりどりの花々が咲いていた。そして、湖は銀色に輝いている。
「この湖、満月の夜に妖精が出るって言い伝えがあるんだ。」
「へぇー。妖精かぁ。この世界自体ファンタジーだし、ホントかもね」
蓮路は、サクラの発言に少し驚いたようだった。そして、少し嬉しそうだった。
サクラはこの世界に来て、もっと落ち込んでいると思ったのだろう。
「会ってみたいなぁー」
サクラが言うと、蓮路は言いかえした。
「ダメだっ!妖精に興味本意であったりしたら!」
「それにここは朝以外はこんなにきれいじゃないんだ。ここに来る時は、
 絶対俺と一緒に来ること」
「んー、よく分かんないけど、分かった」

ナーシャ6/10 18:23:142201cfxBirGlLA5Jw||451
超中途半端だけど、三章は、ここまでです^^

koji6/11 0:13:332228cf8rPoHCgHVXI||622
第4章も楽しみにしてるよぅ!


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