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818小説「私は生きる」2章かりんとう6/10 17:53:436121cfAF27vSmF/zg
ふぅぁ
「ネム・・・朝? え・・・何処?」
あ 病院だ。どうしたんだろう。私・・・
「あ、かんなちゃん、起きた?どう?調子は」
看護婦さんが優しく話しかける。ずいぶん若い看護婦だ。二十歳位?
「え?調子って?私どうしたの?」
「あなた、倒れたのよ。ストレスが原因かしらね。悩みとかあったら何でも話してね。」
「はぁ・・・」
何でも話してね。ねぇ。フンッ。皆そう言う。誰も言うわけないじゃない。まったく、馬鹿よね。

かりんとう6/10 17:54:36121cfAF27vSmF/zg||595
「じゃあ、また様子見に来るからね。あ そうそう私は『森井』だよ。森井智佐子。よろしくね。」
「はぁ・・・」
「クス・・・じゃ」
森井さんがカーテンを少し開けて出て行った。
フッ ストレスねぇ・・・ あぁ たまってるかもね。
そうだ あの『三人組』知らないの?って何だったのかな。
あぁ・・・ねむい・・・どうせ病院だし、やる事もないし、寝ようか・・・
スゥー


かりんとう6/10 17:54:386121cfAF27vSmF/zg||254
「はぁ?山森寛和ぁ?まじかよっっっ」
ビクゥッ
「え?」
私はカーテンを開けて周りを見た。
「こらぁっ 病院で大声出しちゃ駄目でしょうっ」
「す すいません・・・」
誰かが怒られてる。目がぼやけてよく見えない。
目をこすってもう一度よく見てみよう。
「え・・・? あ・あの時の?」
クッキーの缶を出してきた人。
「誰?」
聞いてみた。

かりんとう6/10 17:55:06121cfAF27vSmF/zg||804
「佐々木悠治君。中学一年生なんだって。これから寛和ちゃんの隣りだよ。そういえば寛和ちゃんは5年生だよね。」
看護婦が答えた。
「ふぅん。そう。」
私はベッドに戻っていった。
あ、そういえば何でたおれただけで病院に寝てるんだろう。今日何日?
時計を見てみたら、10月6日 午後6時35分だった。
「え!?」
私一週間も寝込んでたの!?
それで入院してるのかな。お見舞いなんて誰も来てないよね。来るわけない。・・・来たら不思議だ。
だって、まぁ・・・・・・・・・・・フンッ。

花枕6/10 17:55:322202cf7BHY/H9BB5M||744
あ!はじまってた!!

かりんとう6/10 17:55:576121cfAF27vSmF/zg||115
あー・・・やっぱ眠いな。佐々木悠治・・・に聞こうかな。あの時の事・・・ま いっかぁ。
「なぁ。あのクッキー。別に悪巧みとかしてた訳じゃないからな?ただ・・・・ぁー・・・まぁ・・な!」
カーテンの向こうから聞こえてきた。
「何?」
あ、口が勝手に・・・
「だから・・・ 別に・・・ 」
「何!?」
また、口が勝手に・・・
「・・・何でも・・・ないよ。」
「何!?何なの?!教えてよ!!」

かりんとう6/10 17:56:196121cfAF27vSmF/zg||959
体が勝手に・・・
「・・・何」
カーテンを開けて隣に行ってしまった。
「それはこっちのセリフ。何なの」
「ャ・・・いじめられてた・・でしょ?この前。」
ビクッ
私は我に戻った。そして言った。
「なんで知ってるの。」
「中学に残って小学校見てたら他に誰もいない教室で3人ぐらいに足とか腹とかいろんなとこ殴られてたり蹴られたりしてたでしょ?嫌味も言われてたみたいだし。ぜったいエスカレートするぞ。あれ。」
「・・・」

かりんとう6/10 17:56:386121cfAF27vSmF/zg||917
「何で言わないのさ。あと友達なら他にもいるでしょ?」
「平山さん達はクラス・・・学年、全校の代表みたいな人だから・・・誰も逆らえない。私、スッパリキッパリ『嫌い』って言ったらこうなっちゃった。私の見方してくれた人もいたけどいじめられて今は学校来てない。」
「そうなんだ。学校休まないんだ。すごいね。えと・・・山森・サンは。」
「寛和でいい。」
自分の方のベッドに戻りながら言った。
「寛和は学校行きたいの?」
「行きたくないよ。誰も話してくれないし。」
「そうだよね・・・」
ぶゎさ
布団に入った。

かりんとう6/10 17:56:456121cfAF27vSmF/zg||696
「そうだ、寛和はいつ退院なの?俺は3〜5ヶ月後。こんな元気なのに長いったら・・・」
「知らない。3日位じゃない?後で聞いてみる。」
「うん・・・ファァ。俺寝るね。」
「うん・・・」
あ、つい話しちゃった・・・久しぶりだな。人とまともに話すの。何ヶ月ぶりだろう・・。


かりんとう6/10 17:58:456121cfAF27vSmF/zg||878
はい。二章終わりです!
どうでしたでしょうか?
う〜ん。やっぱいつ見てもへぼいネ!
つーかまたハンパなとこで終わった・・・
感想オネガイシマス。

姫っち☆6/10 18:49:442212cf6IJUPV/fLg2||386
やっぱり、かりんは詩も小説も上手だね〜♪
私も書いてみたから読んでね☆

花枕6/10 22:40:532202cf7BHY/H9BB5M||475
おもしろいですよ〜(*´∀`*
続きがものすごく気になる・・・!!
がんばってください!!!

いおり♪6/12 17:22:422184cfLLIShuLI3Y6||380
かりん、面白いよぉ。寛和ちゃん、なんだかんだ言ってもかわいいねぇ


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