8186 | 第二十四話−最終決戦・後編− | 一 | 4/25 23:5:38 | 2202cfflaWz7oZhNA |
第一話〜第二十話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-8088.html 第二十一話−塔への道で− http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-8117.html 第二十二話−再び潜入− http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-8141.html 第二十三話−最終決戦・前編− http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-8163.html 第二十四話−最終決戦・後編− |
一 | 4/25 23:6:14 | 2202cfflaWz7oZhNA||809 | ||
オレとレドルは、稲妻が轟く天高くまで、飛び上がった。 『貴様は、やはりあの時殺すべきだったのだ!!』 レドルは大声で叫び、レーザーを連続で撃ってきた。 あんな事も出来るのか−・・・ オレは避けて、斬って、なんとか回避した。 そして、オレも剣に力をこめる−・・・ なんとか弾はできたが、レドルより弱いし、連続は無理だ。 |
一 | 4/25 23:6:38 | 2202cfflaWz7oZhNA||420 | ||
こうなったら、 接近戦に持ち込んで、剣術で倒す・・・か、 ギリギリまで持っといて、同じく接近戦でぶっ放すか・・ 考えているうちに、再び第二撃が来た。 このままではキリがない。 弾をためるには、集中力が必要だから、 やはり剣術の方が良いか・・・? しかし、相手は堕天使・・・ 勝てるだろうか・・・ いや、それは今になって思うことではない。 |
一 | 4/25 23:7:32 | 2202cfflaWz7oZhNA||475 | ||
それに、オレだって”神の一族”ではないか! オレは、気を取り直し、猛スピードで、レドルの方へ飛んだ。 『フン。やっと来たか。決戦だと言うのに、 銃撃戦ならぬ、ビーム撃戦ではつまらんからな。』 レドルがオレにニタリと笑い、剣を振り回してきた。 更にその剣から、あの黒い弾を乱射してきた これは予想外だ! 『ぉぉ!?』 叫び声を上げたが、なんとか避けられた。 が、”ふー避けられたー”なんて言っている暇は無かった。 一気に斬りかかってきたのだ。 |
一 | 4/25 23:8:1 | 2202cfflaWz7oZhNA||890 | ||
しかし、オレも”元”軍人だ。 剣の扱い方は、心得ている! しかし、何故、ずっと連射してこないのだろう? 振り回しながら、ずっと連射していれば簡単に−・・・ そうだ!此処が弱点なのか!? |
一 | 4/25 23:8:18 | 2202cfflaWz7oZhNA||983 | ||
このビームを出す技や、黒い弾を出す技はきっと、上級魔術なんだ。 ましてや、剣を振り回しながら飛ばすというのは−・・・ つまり、オレがやるべきことは、 奴が再び連射した時、剣にビームの力をためるんだ! そして終わった一瞬をついて・・・ |
一 | 4/25 23:8:40 | 2202cfflaWz7oZhNA||829 | ||
『攻撃しなければ始まらないぞ?』 ルアドがクック、と笑う。 オレもニヤリと笑い返して、剣をはじき返した。 『お前こそ・・・この程度か?』 早く−・・・さっきの技を・・・ 『雑魚が。』 ルアドから笑みが消えた。 そして、剣を振り回し始める・・・ 剣の周りに黒い弾が浮かび上がる。 |
一 | 4/25 23:9:8 | 2202cfflaWz7oZhNA||600 | ||
よし!作戦通りだ! 素早く全てを避ける−・・・ レドルが全て放ち終えた。 この瞬間だ! オレはこれまでにない、 猛スピードで、レドルの背後に回った。 レドルがオレの行動に驚いている。 が、すぐに分かったらしい。 急いで、防ごうとする。 同時にオレもビームを放った。 ”ドカーン!!” 空中で煙がたつ−・・・ |
一 | 4/25 23:9:26 | 2202cfflaWz7oZhNA||286 | ||
どうやらレドルがの方が一歩早かったようだ。 しかし、このチャンスは無駄に出来ない。 ここで倒せなければオレの負けだろう・・・ オレは剣に再び力を込めた。 最大にたまったことを確認する。 とても疲れた・・・ しかし、疲れを我慢し、痛みを我慢し、 レドルを探した。 |
一 | 4/25 23:10:3 | 2202cfflaWz7oZhNA||990 | ||
少し向こうでレドルの影が見える。 オレは、再び猛スピードで向かった。 レドルもオレを確認した。 構えて、ビームを放ってくる。 ”ちっ!” 思わず悪態を吐く。 そしてオレもビームを放つ。 ”ドカーン!!” 再び爆発音が空に響き、 ビームは相殺された。 オレは今度は力をためずにレドルの方へ向かう。 ビームをためていないと、楽に動ける。 (集中力を、剣にむけなくて良いから。) オレは再びレドルの方へ猛スピードで飛ぶ。 |
一 | 4/25 23:11:48 | 2202cfflaWz7oZhNA||991 | ||
ビームが連続で飛んできたが、 避けるコツがわかったから、 もう苦ではない。 『ふん!接近戦で戦おうとでも言うのか!?』 レドルが笑いながら、剣を構えた。 オレは何も言わず、剣を振り下ろす。 案の定剣は防がれた。 が、これが目的だ! 『バカが。貴様程度が我の剣術にかなうとでも−・・・』 レドルは途中で言葉を止めた。 視線はオレの剣の先端に向けられている。 そう。オレは剣先に弾を溜めて斬りかかったのだ。 『貴様!まさか、ここで放つつもりではないだろうな? そしたらお前も−・・・』 |
一 | 4/25 23:12:26 | 2202cfflaWz7oZhNA||30 | ||
『あぁ。自爆だ。しかしな、オレはこの世界を守る!』 オレはレドルに向かって叫んだ。 レドルの顔が青ざめてくる。 必死でオレを離そうとしたが無駄だ。 オレは剣を僅かにずらし、レドルに向けた。 そして、レドルが何か言い出さないうちに・・ オレの決心が揺るがないうちに、ビームを放った。 |
一 | 4/25 23:12:53 | 2202cfflaWz7oZhNA||438 | ||
”ドォォォォォ!!” さっきよりも大きい爆発音が空に響き、 煙が広がる。 オレは更に上に吹き飛ばされる。 レドルはどうやら下へ吹き飛んだようだ・・・ だが、オレが生きている以上、奴も生きている・・・! オレは、勢いが弱まると、レドルの方向を向いた。 レドルもオレを睨んできた。 |
一 | 4/25 23:13:38 | 2202cfflaWz7oZhNA||302 | ||
暫く、その状態が続いた。 だんだんと、煙が消えていく・・・ と、その瞬間、レドルが剣を構え、突っ込んできた。 オレも剣を構え、レドルの方向へ突っこむ。 『『終わりだ!!』』 オレとレドルは、ほぼ同時に叫んだ。 だんだんと、距離が縮まる−・・・ |
一 | 4/25 23:14:36 | 2202cfflaWz7oZhNA||644 | ||
必ず勝つ。 仇を討つ。 世界を守る。 オレの思いが、頭に浮かんでくる。 『おらぁ!!』 オレとレドルは思いっきり剣をぶつけた。 両方の剣が砕け散る。 その衝撃で、二人とも下へ猛スピードで落ちていく。 その時、薄れた意識で、空を見上げた。 黒い雲から、一筋の光が漏れているのが見えた。 第二十五話へ・・・ |
一 | 4/25 23:20:30 | 2202cfflaWz7oZhNA||681 | ||
思えば今まで色々な事がありました。 ウェイルと塔に上り、ウェイルを殺され魔界に落とされ、 囚人ルアドと出会い、ローウェンと再会を果たし、 四天王と戦い、管理者と戦い、アザレルと出会い、 ルアドに裏切られ、そして再び塔を上りました。 そこで、全ての黒幕レドルと再会・・・そして激突−・・・ 簡単に表せばこれだけです。 しかし、この中に数え切れないほどの、ジェイン達の思いが詰まっています。 けれど、この旅も終了・・・ 次回は仲間との別れ・・・そして、衝撃の事実が明らかになります。 次回も是非見てくださいね。 また、今回見て頂けた方は、是非感想を残していってください。 |
一徳 | 4/26 22:29:30 | 2182cfXOI3P2fkcMo||594 | ||
いつも見てますが、面白いです。もうこの作品が終わってしまうと思うと残念です。ぜひ続編なんかも書いて頂きたいです。 |
一 | 4/27 19:3:43 | 2202cfflaWz7oZhNA||116 | ||
こんばんわ。 楽しんで頂けたなら、嬉しい限りです。 是非、最後まで見てくださいね。 続編についてですが、 ”堕天使”をこれ以上続ける予定はありません。 ズルズル引きずっていっても面白くないでしょうしね。 ですが、現在”敵国の計画書”という小説を製作中です。 堕天使より面白く仕上げているつもりですが、実際は分かりませんw(ぇ きっと投稿する日が来ると思うので、敵国の計画書もよろしくお願いします。 |
キーア | 4/28 17:53:5 | 2191cf/cZWdmfTKcw||227 | ||
んま。 久々に見に来ましたよ〜・・・と思えばもはや最終回近く!!? 長かった旅、ローが行方不明になったり(ぁ いろいろありましたけど、ついにお別れですか・・・。 淋しいですね・・・。 もしかして、完結後新たに小説を書かれるのでしょうか?? かかれるのであれば、その時は是非見させていただきます |
一 | 4/28 18:47:7 | 2202cfflaWz7oZhNA||818 | ||
こんばんわ。 ローウェン・・・兎に角出番が少なかった。 今、その事を悔やんでおります。 最終決戦等と題しながらも、ほぼアザレルとジェインが出てて・・orz そんな、ハチャメチャな小説も終わりです。 しかし、結末は是非見届けて欲しいです。 完結後・・・はい。一応予定しておりますが・・・ どうなるか分かりません。 |
マサキング | 4/28 22:11:44 | 2191cfFenhq0mMW1k||30 | ||
だめだよ〜; 「ダレン・シャン」見たいに超長編にしなきゃv (大変だろうけど・・ 永遠に続くストーリ〜、ww ・・・・ はい、うん・・・。 小説という物は最後(結末)が難しいのよね。 この前はこんな結末だったかな。。 「やっとの思いで下り坂を降りた。そして懐かしき車が目に飛び込んできた。」 いや、そうだったと思う。 んじゃ小説頑張ってー んじゃ^^ |
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