8195 | きみのぬけがら | ココア★ | 4/27 15:44:32 | 2226cfaDS0d/HNt7k |
俺はある病院へと行った。 その病院について、エレベーターに乗って三階で降りた。 「305 桜 千尋」 俺は、番号・名前を確認してから病室へ入った。 |
ココア★ | 4/27 15:49:57 | 2226cfaDS0d/HNt7k||34 | ||
「海斗兄ちゃん!」 「千尋一人で泣かなかったか?」 「うん!泣かなかったよ?千尋、がんばったんだぁ」 そういいながらよーく顔を見たら目が涙目になっていた。 「・・・」 あんまりにも嘘がうまかったから笑いそうになってしまった。 |
ココア★ | 4/27 15:52:35 | 2226cfaDS0d/HNt7k||856 | ||
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ココア★ | 4/29 19:39:16 | 2226cfaDS0d/HNt7k||193 | ||
コンコン ドアのノックの音がした。 「はいッ」 医者が入ってきた。 「海斗さん。ちょっといいですか?」 「・・・はい」 |
ココア★ | 4/29 19:44:46 | 2226cfaDS0d/HNt7k||435 | ||
俺は直ぐにわかった。 医者がどんな事を話すかを 「ここに座ってください」 俺は看護婦にいわれて俺の後ろにある椅子に座った 「千尋さんの事なんですが・・・」 「・・・・はい・・・・」 |
ココア★ | 4/29 19:53:56 | 2226cfaDS0d/HNt7k||73 | ||
3階まで上がって、千尋のいる病室のドアの前まで いったけれど、俺は中へは入れなかった。 恐かったから もし・・・もし、医者の言っている事が本当だったのならば・・・ 『千尋さんの事なんですが・・・』 『・・・・はい・・・・』 |
ココア★ | 4/29 20:3:31 | 2226cfaDS0d/HNt7k||981 | ||
『千尋さんの白血病、どんどん悪くなっていっています。』 『もしかしたら・・・、あと1年しかもたないかもしれません』 俺は、腰がぬけてしまった。 『手術・・手術したら?治りますよね?』 『お金なら・・・いくらでも出します!』 医者は首を振ってしまった。 |
ココア★ | 4/29 20:4:22 | 2226cfaDS0d/HNt7k||345 | ||
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ココア★ | 5/1 17:42:43 | 2226cfaDS0d/HNt7k||702 | ||
・・・このドアを開けたら、千尋が待っている。 逢いたい・・・でも・・恐い。 このドアを開けて・・・ 千尋がうなっていたら? 千尋が苦しそうにしていたら? 俺は・・・何もすることができない。 |
ココア★ | 5/1 17:47:35 | 2226cfaDS0d/HNt7k||901 | ||
俺はどうすればいいんだ。 俺は不安の気持ちがいっぱいだった。 そんなとき、 「兄ちゃ・・・兄ちゃん・・・」 ドアの向こうから千尋の声がした。 俺はガマンなず、ドアを開けてしまった。 |
ココア★ | 5/1 17:48:4 | 2226cfaDS0d/HNt7k||126 | ||
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ココア★ | 5/2 18:32:33 | 2226cfaDS0d/HNt7k||216 | ||
「千尋!?」 千尋は振り向いた。 「ぅあ!?海斗兄ちゃんッ!?」 千尋はあわてて涙をふいた。 「どうしたの?お医者さん。何かいってたぁ?」 「千尋の事」 |
ココア★ | 5/2 18:37:2 | 2226cfaDS0d/HNt7k||313 | ||
ドキン 俺は考えこんでしまった。 これは千尋に言うべきかを・・・ 千尋は・・・まだ・・・幼いから― 「ねぇ・・・」 「あ・・・んと・・・」 |
ココア★ | 5/2 18:42:11 | 2226cfaDS0d/HNt7k||35 | ||
「医者さん。千尋の病気はだいぶ治ってきてるって・・・」 俺は言ってしまった。千尋に言った、初めての ウソヲ・・・・・ 「本当ぉ!?やったぁ!」 「・・・じゃあ、もう直ぐで退院できるんだね!?」 |
ココア★ | 5/2 18:51:53 | 2226cfaDS0d/HNt7k||461 | ||
「・・・・うん。そうだよ」 ごめんな、千尋。カン違いさせちゃって。 お前は・・・お前はもう、 一年間しかもてねぇかもしんないんだよぉ! 「じゃぁ・・退院できたら、海斗兄ちゃんと一緒に・・・」 「一緒に・・・公園で遊ぼ?」 |
ココア★ | 5/2 18:58:14 | 2226cfaDS0d/HNt7k||799 | ||
どうしよう。叶わないかもしれないのに。 こんな時は・・・ 「うん」 口がすべってしまった。 千尋の顔には笑みがあふれるばかり・・・ 本当の事を 言ったほうが・・・ |
ココア★ | 5/2 19:1:58 | 2226cfaDS0d/HNt7k||980 | ||
「あのさッ千尋」 「ん?何??」 千尋はニコニコしながら俺を見る。 「あ・・・いやぁ・・・別に」 「え?っあそう」 もし・・本当の事をいったら |
ココア★ | 5/2 19:4:38 | 2226cfaDS0d/HNt7k||195 | ||
この笑顔は・・・なくなって、 逆に、泣き顔に変わってしまう。 このままでいいのか? このままの方が彼女にとって幸せ? なら。この笑顔が、消えないようにこのまま 秘密にしとこう。 |
ココア★ | 5/2 19:11:29 | 2226cfaDS0d/HNt7k||981 | ||
それから俺は、千尋との一日一日を大切にした。 そして5月― 千尋は何時もと違って様子が変だ。 ハァ ハァ ハァ ハァ ハァ 千尋からは、この音しか聞こえなかった。 |
ココア★ | 5/2 19:15:27 | 2226cfaDS0d/HNt7k||915 | ||
「千尋?」 「ハァおに・・・ちゃ・・」 「どうした?」 「これ・・ハァなおってる・・・途中?ハァ」 「苦しいよぅハァハァ恐いようぅハァハァ」 千尋の息はどんどん乱れていく。 |
ココア★ | 5/2 19:23:46 | 2226cfaDS0d/HNt7k||916 | ||
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ココア★ | 5/3 11:0:30 | 2226cfaDS0d/HNt7k||704 | ||
俺は、千尋の手をギュッとにぎりしめた。 「大丈夫だから。俺が治すから。」 「お兄ちゃハァハァ公園に行く約束ハァ守れないかなハァ」 「大丈夫」 お願いだから 妹を 助けてあげてください。 お願い お願い・・・ |
ココア★ | 5/3 11:4:54 | 2226cfaDS0d/HNt7k||555 | ||
「お兄ちゃハァハァ」 千尋の声はだんだん小さくなっていく。 「なんだ?」 俺は、千尋の口の近くに耳をもっていった 「大好き」 その瞬間、千尋の手はフッと力がぬけた |
ココア★ | 5/3 11:8:30 | 2226cfaDS0d/HNt7k||33 | ||
千尋の息も聞こえない・・・ AM 9:30 君のぬけがらが 俺の目の前にあった―― END |
ココア★ | 5/3 11:19:3 | 2226cfaDS0d/HNt7k||528 | ||
作者から 初めてだったので全然感動できなかったかなぁ・・・ なんて思っています。 あたしの間違いが1つ2つはあるのでそこの 注意を優しくコメントでお書きくださればと思います。 感動できたの! というコメントと ここはこうした方が というのはアリですが「これ つまんねー」 は、やめて下さい。 読んでくださった人、有り難うございます。 |
ココア★ | 5/11 18:7:58 | 2226cfaDS0d/HNt7k||438 | ||
アァ・。。完了押しちゃったぁ。。。 まぁいいかぁ。自分で読んでつまんなかったし。 これだから売れないのかな…あたしの小説。 今度の小説は、いっぱいがんばります! |
特殊文字 by.チビファンタジー 過去ログ : : PS2:GBA:PSP:NDS:GC:XBOX | ||||