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826小説もどき「escape:8」loveless6/10 20:57:196120cfeNwv0wxawmk
こんばんわ。
ちょっとの間、休憩してました魔王と魔人。
その理由は、ここ3日間ほど中間テストだったからなのです。
や、愛無が必死こいて勉強していたわけでなく。
escapeのネタは全部、授業中にひねり出してたのです(待テ。)
まさかテスト中にルーズリーフ引っ張り出すわけにもいかず、書けなかったのです><;

実際、明日もテストなのですが;
有希ちゃんが脳内で暴れ回るので、書いてみましたです!

それでは、今宵も時間嫁ごうと貴方さえ宜しければ、どうぞごゆるりとお読みくださいませw

loveless6/10 20:57:466120cfeNwv0wxawmk||838
過去ログ
http://chibifantasy.com/bbs/t12-463.html :1 始めの始まり
http://chibifantasy.com/bbs/t12-507.html :2 強敵との遭遇
http://chibifantasy.com/bbs/t12-593.html :3 蝶々刀の活躍
http://chibifantasy.com/bbs/t12-626.html :4 魔人との邂逅
http://chibifantasy.com/bbs/t12-649.html :5 世界への旅立
http://chibifantasy.com/bbs/t12-674.html :6 魔王の手込め
http://chibifantasy.com/bbs/t12-725.html :7 宝石色の水月

loveless6/10 20:58:556120cfeNwv0wxawmk||142
「ここには、あたしの気に入った奴だけを住まわせてる」

 薄暗い階段を上りながら、流宇香さんは説明してくれた。

「住まわせてるといっても、養ってるわけじゃあない。
 そこまでのお人好しじゃあないし、そこまでの自己犠牲を払う必要もないからな。
 ああ、案ずるな。
 初めてこっちの世界に来た奴のために、最初の月は無料だ。
 次の月は50G、その次の月は100Gと50Gずつ増えて、最終的には1ヶ月1000G」
「ずいぶんと安いんですね」

loveless6/10 20:59:516120cfeNwv0wxawmk||497
「ハハ、ゴールドと円ではゴールドの方が価値として高いのさ。
 最も、円じゃなきゃ買えないものも存在するが。
 ホームなんかがその1つだ。
 安いと思うなら、倍払ってくれても良いが?
 懐が潤う」
「遠慮しときまーす……」

 流宇香さんは、そう言って笑った。
 それは笑顔魔人の笑みのように、夢に冒険に憧れるような類ではなく。
 ただあるがままで、実にさっぱりとした笑みだった。
 こういう、気取らない笑みの方が、あたしは好きだ。
 一緒にいて、とても楽だから好きだ。

loveless6/10 21:1:166120cfeNwv0wxawmk||71
「ちなみに、真人は2ヶ月に突入したわけだが、未だに金を持ってこない。
 あいつは猪突猛進タイプだからな。
 後先考えずに突っ込んで、あまりに動きまくるものだから、いつのまにか財布ごと落としてきたりする。
 もっと酷いときは、関所の門番の目をかいくぐって草原辺りまで行ってきてな。
 ぽよや何かとはレベルが違う敵と戦って、負け帰ってくるんだ」
「うわあ馬鹿だ。」

 思わず呟いたあたしに、

「その通り」

 流宇香さんは片目をつぶってそう返す。
 意外とお茶目さんかもしれない。

loveless6/10 21:1:596120cfeNwv0wxawmk||505
「だから奴は最近、ああいう雑用ポジションに付いてる」
「ああ、なるほど」

 その雑用ポジションに付いてしまってる真人は、只今1階のキッチンでジャガイモの皮むき中。
 金が無いからバイトですか。
 なんて現実的なファンタジー世界だよ。
 夢や冒険はどこへ行った。
 これじゃまるでわざわざ田舎から上京してきて路上でストリートライブを続けるは良いがちっとも人が集まらず寧ろ煩がられてる感もあって仕方ないから深夜のコンビニバイトで生活費稼いでますみたいな、夢やぶれた少年じゃないかい笑顔魔人くん。

「それはさておき、」

 流宇香さんは言う。

loveless6/10 21:2:476120cfeNwv0wxawmk||249
「あたしのホーム――既にマンションかアパートといった風体だが、現在4つの空き部屋がある。
 2階に1つ、3階に2つ、4階に1つだ。
 案内してやるから、好きなところを選べ。
 そこが有希、お前の部屋になる」

 ああ、これはアドバイスだが、部屋を飾るのが好きなら3階の1部屋が都合良い。
 もれなく螺旋階段とベランダがついてくる。

 流宇香さんはそう言って、階段を上がる。
 右手に持った刀を、階段にぶつけないように気を付けながら。

loveless6/10 21:3:356120cfeNwv0wxawmk||952
 先程の、流宇香さんの自己紹介の後。

『あ、ありがと ございます、水月さん』
『流宇香で良い』

 そう言って、流宇香さんは立ち上がった。
 背後に、刀が見えた。
 抜き身の日本刀。
 床に突き刺さっていたそれを、片手で軽く引き抜き、

『真人、お前は夕食の準備。
 キッチンに茹でたジャガイモがあるから、それを剥いておけ。
 有希、行くぞ、こっちだ』

 何事もなかったかのように言ってのけ、平然と階段を上ってった。

『あ、有希、』

 真人がすれ違いざまに、

『姐さん、ああ見えても優しい人だから、心配すんな』

 と、笑顔で言って。
 姐さんに礼をしてキッチンに向かった。

loveless6/10 21:4:506120cfeNwv0wxawmk||658
 ……待って何それ!

 姐さんの刀はスルーかい真人くん!
 何だか優しい人とか言ってたけど、さっきのあの雰囲気で考えりゃあ、

 あたしむざむざ殺されに階段上るようなモンなんスけど!

 そんな感じで死ぬほどビビりつつ、ああこれで気に障って殺られでもしたら笑顔魔人を子孫共々7代先まで呪ってやるなどと考えつつ、流宇香さんの後をついていったら。
 階段でこうして話されるに、そうではなかったらしい。

「じゃあ、2階から順に見ていくか?」
「え、えと、
 あ、はい、おねがいしますでげす」

 考え事をしていたため、ビミョーに反応が遅れた上語尾がおかしかった。

loveless6/10 21:5:486120cfeNwv0wxawmk||262
 流宇香さんはツッコまずに、

「じゃあ、まずここだ」

 階段を上りきり、すぐ左側にあったドアを開けた。

「ここは前、とある男の部屋……職業は騎士だったか、戦士だったか忘れた。
 まあ、そいつの部屋だった。
 えらく気に入ったらしくて、1年半ここにいたが、半年前にいなくなった」

 パチリ。
 電気をつける。

「おじゃましまーす……」

 のぞき込むと、外から見た雰囲気とはうってかわり、そこは純和風の部屋だった。

loveless6/10 21:7:06120cfeNwv0wxawmk||30
 畳が敷いてあり、木製の箪笥や掛け軸、年季の入った壺などが置かれていて。
 只、窓が酷く洋風趣味なので、何となく合ってない。
 さらにその洋風趣味を打ち消そうとしたのか、木の枠と小さな障子が壁に立てかけられていた。
 買ってきたはいいけど、付け方分かんなかったのかよォィ。
 只のがらくたになってるじゃないかそこの2つ。

loveless6/10 21:7:226120cfeNwv0wxawmk||490
「改装は、自分の部屋のみ、迷惑のかからない範囲で自由だ。
 だからこうやって、畳敷いたりすることも可能。
 ああ、ちなみに基本はフローリングだ。
 家具も持ち込みOK、出ていく際に全部持っていっても良いが、多すぎたら余計な分はこっちで引き取る。
 その家具はそのまま残され、新しい空き部屋の住人に引き渡し。
 家具は売っぱらっても良い。
 使う奴はもういないからな」

loveless6/10 21:7:506120cfeNwv0wxawmk||574
 少しだけ、寂しそうに言って。
 流宇香さんは入り口で壁を背にもたれる。

「好きなだけ見な、お前の部屋決めだ」

 そう言って煙管を口へ運ぶ。
 むー、好きなだけ見ろって言われましてもねえ。
 何せこちとら一端の女子高生、不動産なんかにゃ全く詳しくありません。
 6畳1間のこのスペース、一体何を見れば良いやら。

「うにー、重大問題なんだよ。
 僕様ちゃんはこーゆー事態に向いてないんだね」

 精一杯可愛らしく言って現実逃避を試みたが、実際可愛いどころか鳥肌が立った。

loveless6/10 21:8:546120cfeNwv0wxawmk||621
「べつに床にビー玉置いて、転がるかどうか見ろなんてて言ってるんじゃない。
 要はお前が、この空間を気に入るかどうかが問題だ」
「気に入るか、どうかッスか」 

 何とまあ滅茶苦茶な大家さんもいるもんだと思いつつ、反面でその通りだとも思う。
 部屋をぐるりと見まわす。
 外装はいつでも変えられるから、要はこの空間でくつろげるか。落ち着けるか。
 そんな感じ?

「そうだな。
 座ってみてもいいし、寝転がってみたり、逆に歩き回ってみるのも良い。
 それで少しでも落ち着かない感じがしたら、辞めときな」
「普通、初めて来るところって緊張するじゃないですか」

loveless6/10 21:9:296120cfeNwv0wxawmk||285
「最低でもそんな状況で緊張解いて寝転がるぐらいの芸当が出来なきゃあ、ここのホームにゃ馴染めないさ」

 どんな環境なんですかここ。
 心の中でツッコミつつ、言われたままに大の字に寝転がってみる。

「むー……」

 ごろりごろりと寝返りをうってみたりしたのだが、何だか落ち着かない。

「んー……」

 ごろごろごろごろやっていたら、何かにぶつかった。
 目をあけたら、単衣の鮮やかな紅。
 流宇香さんにぶつかった。

「ご、ゴメンナサイ」
「気にするな」

loveless6/10 21:10:126120cfeNwv0wxawmk||247
 流宇香さんは左腕であたしの腕を掴んで、引っ張り起こす。
 銜えていた煙管を左手に持って、

「じゃあ、次の部屋行くか。
 どうせ、その顔じゃあ落ち着けもしなかったろ」

 ドアから出ていく。
 うあ、何て行動の素早い人だ。
 電気を消して部屋から出る。
 左側から伸びてきた手がドアを閉めた。

「3階、行くぞ」
「あ、ウィッス」

 単衣の裾を僅かに引きずって、流宇香さんは再び階段に向かう。
 右肩に日本刀を背負われたので、5歩くらい下がって後をついてくあたし。

loveless6/10 21:11:26120cfeNwv0wxawmk||60
「見たとおり、6畳1間がこのホームの基本な。
 さっきのは男の部屋だったから無かったが、後で女の部屋なんかを見りゃあわかるけど、ついたてを置いて着替えスペースを1畳取るのを奨めるぞ。
 基本的にここの住人は遠慮も礼儀も最低限レベルだからな。
 驚くほど人懐っこくて恐ろしいほどお節介で自分中心だ。
 いきなり男に部屋開けられて、見られたら嫌だろう」
「はあ、そッスねえ……」

 何だか、凄いところに暮らすことになったなあ。
 平穏はどこに行ったんだろう。

loveless6/10 21:11:536120cfeNwv0wxawmk||850
 あれ、そういや。
 あたしの死と元いた世界はどこに行ったんだろう。
 だいぶ忘れてたけど、寧ろそっちのがけっこー疑問だったり。

「危機感にかけてるなあ」

 呟く。
 ぽよまろに襲われた時もそうだったし、真人にあったときも警戒心も抱かなかった。
 あれ。
 あれ、どこいったんだろ。
 あたしの危機感。
 ちっとも、全く、何にも、恐くないってのは何なんだろう。

「さて、有希。
 考え事も良いが、もう3階だぞ」
「えッ」

loveless6/10 21:12:456120cfeNwv0wxawmk||486
 いわれてみて、初めて気づく。
 あ、ホントだ。
 後ろには廊下、前にはドア。

「をを、よほどぼーっとしてたのですねあたし」
「本当にな」

 次の部屋だ、と苦笑しながら流宇香さんは言う。
 キィ。
 金色のノブを回してドアを押す。

「ここは……ええと、そう。
 盗賊の女が住んでたな。 期間は2ヶ月。
 2ヶ月でよくもここまで改装できるもんだと思うよ」

loveless6/10 21:14:296120cfeNwv0wxawmk||408
 部屋の中に入っていって、電気をつけると。
 ホワイトとオレンジ、時々レッドが利いたシンプルな部屋だった。

「っ」

 橙と黄色のドット柄絨毯の上に、真っ白なミニテーブル。 ちなみに猫足。
 ベージュの2人掛けソファには、赤林檎と青林檎のクッションが1つずつ。
 所々金に塗られた銀のメタルラック。
 透けた黄色のビニールカーテンがイカす。

loveless6/10 21:15:66120cfeNwv0wxawmk||607

「かッ」

 部屋の奥にはハンモック。 横についたて。
 ハンモックには何故か柔らかくて軽そうな布団。 オレンジの枕。
 ついたては白。 かと思えば近づくと細かいオレンジ系のドットが並ぶ。
 でかい窓から外に出られるようになってて、ちょっとしたベランダがついていた。

「――かわッ」

 横を見るとテレビ。
 ラックはオレンジで、白い引き出しがついてて素敵。
 角がいちいち丸くなっているテレビは真っ白。
 オレンジと黄色の迷彩柄の英字ペイントがしてあって、その文字は。

loveless6/10 21:16:496120cfeNwv0wxawmk||972
c u t e i n l o v e !

loveless6/10 21:17:356120cfeNwv0wxawmk||509
 文法が限りなく間違ってるけど、単語で何となく意味することは解る。

「可愛い――――――!」

“cute in love!”

 つまり。

“可愛いモノ、大好き!”

 あたしはこの瞬間、顔も知らない元部屋の住人と、心が通じた気がした。

loveless6/10 21:18:46120cfeNwv0wxawmk||648
 ばふっ!

 ソファに突っ込んだ。
 そのままごろごろしてみたり、クッションを抱きしめてみたり。
 やばい。
 予想通り。
 ヘタすりゃ、自分の部屋よりくつろいでんですけど。
 あー、生きてて良かった!
 優柔不断は、人間の特権だ。

「流宇香さん!」

loveless6/10 21:18:426120cfeNwv0wxawmk||422
 呆れた顔で入り口付近で壁によりかかっていた彼女に、

「あたし、ここが良いです!」
「言うと思ったよ」

 流宇香さんは苦笑した。
 あたしは、満面の笑みで林檎を抱きしめた。

 ありがとう、盗賊な元住人。





→続く。

loveless6/10 21:21:136120cfeNwv0wxawmk||449
読んでいただきましてありがとうございます(ぺこり)
我が家ではPCは9時までと決まってまして、
さっきから母親に後ろからぐちぐち言われまくりなのです;
焦りまくりまして、色指定とかかなりミスりました; あうぅ;
きちんとした後書きは、明日書きます><
ゴメンナサイ!
それでは、ありがとうございましたですw

浅漬け6/10 21:37:182211cfwdGUp7imX5Q||200
面白かったです・・!!
有希ちゃんついに寝床が決まりましたねw
良かった良かったv
そして私も大活躍。いいんでしょうか・・こんな格好いい役で・・w(ダメw
次回も期待してます!でわわw

ぷっち6/10 22:58:562222cf0mb.jlI2XDs||15
マッジオモシロイ・・・・
続きもガンバです!
そろそろ寝るので感想が長くかけないのが残念です・・・;;

ベベル6/11 2:14:02201cfcF3BpXlJ9LA||882
パソいかれて久々来てみれば相変わらず面白いlovelessさんの小説が^^
流宇香さんはイイキャラだ(^3^)
皆がどういぅキャラでこの小説に絡んでいくのかとても楽しみです^^
また読ませてくださいね^^
あ!それとテストお疲れ様でした。

銀月6/11 2:56:272182cfLMvpixotkc6||944
おはようです^^
流宇香さんいいキャラですねぇ〜w
あんな姐さんが欲しいです。悔しい事に、一番上なんですよね^^;;
それにしても、盗賊さんの部屋、可愛いっす・・・(爆
あんな部屋に住めたら、1000Gでも2000Gでも払ったらぁ!
・・・とまでは、言えない懐の狭さですが、上手い具合に表現できて
頭の中で快く想像できました^^
ついつい、これ読んだらテンションあがってそのままレス・・・。
ご勘弁下さいw

loveless6/11 20:14:122191cfDdK1GSM2SOE||138
こんばんわ。
改めまして、読んでいただいてありがとうございます(ぺこり)
昨日は書きっぱなしでほっといてすみませんでした><;

さて、魔王はやっとお部屋が決まりました。
8話にして、お部屋探し。 何て展開のとろい話でしょう……w
オレンジ×イエロゥ×レッドの組み合わせは、思いっきり愛無の趣味ですw
他の住人の部屋も、恐らく愛無の趣味づくしになると思います(ぇぇ)
それにしても姐さん、意外に良く喋るなあ……我ながらびっくりw

それでは、次回も会えますよーに!

loveless6/11 20:17:582191cfDdK1GSM2SOE||687
>浅漬けさま。
毎度レスありがとうございますw
はい、今回は魔王と姐さんがメインですw
姐さんは多分、唯一魔王のテンションに惑わされない人だと思うので、
これからも活躍していただきますね、よろしくです(ぺこり)
それでは、ありがとうございました!

loveless6/11 20:20:82191cfDdK1GSM2SOE||414
>ぷっちさま。
感想ありがとうございます(ぺこり)
魔王のキャラはホント凄いです。
ネタが尽きません、どころか脳内で勝手に暴れ回る;
昨日は夢にまで出てきました(ぇぇ)
はい、続きも頑張ります!
ありがとうございましたーw

loveless6/11 20:22:432191cfDdK1GSM2SOE||337
>ベベルさま。
レスありがとうございます!
ぱっこん大丈夫ですか?><;
姐さんはホント素敵キャラですw
他の皆さんも、次回はきっと出てくると思います!
楽しみにしていてくださいw

追伸。
多分、赤点補習地獄が待っています。
南無阿弥陀仏……;

loveless6/11 20:29:562191cfDdK1GSM2SOE||454
>銀月さま。
感想ありがとですw
姐さんは、うちもお姉さんに欲しいです。
うちも一番上なのです……妹要らないから姐さんいらして! みたいな(ぇぇ)
盗賊さんの部屋は、ホント良いですよねえ……
4ヶ月で良いんで、魔王の代わりに住みたいぐらいですw
それでは、ありがとうございました!


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