8303 | セイクリッド・ブルー第三部(3) | istint | 5/15 15:47:24 | 6056cfmM7P9uzAzEc |
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istint | 5/15 15:48:9 | 6056cfmM7P9uzAzEc||615 | ||
城内にいた騎士達は突然の出来事に大混乱していた。 何せ、分厚い岩の城壁が轟音と共に一瞬にして破壊されてしまったのだ。 まるでこの世の終わりのような光景にただ立ち尽くすもの、爆発に巻き込まれて命を落とすものもいた。 |
istint | 5/15 15:48:22 | 6056cfmM7P9uzAzEc||286 | ||
城下町の住人たちも何が起こったか理解できずに逃げ惑うばかり。 誰もが闇の使途の仕業だと疑わなかった。 それが一盗賊団の所業だとは誰も思いもよらなかったのだ。 慌しく騎士達が城から飛び出してくると、なだれ込んできた盗賊たちに次々と斬られていく。 盗賊たちは騎士達に大砲を撃ち、爆弾を投げ、騎士達を圧倒していた。 団長たちは流石に平静を保っていたがやはり急襲に対応しきれずに弾丸を受け、爆弾の爆発に巻き込まれて命を落としていった。 |
istint | 5/15 15:48:29 | 6056cfmM7P9uzAzEc||418 | ||
しかし騎士団は圧倒的に数の上で勝っている上、統制の取れた戦闘のプロだ。 徐々に城の中庭は次第に騎士達でいっぱいになっていき、盗賊団は徐々に押され始めた。 さらにそこに五聖将軍カーティスが登場した。 |
istint | 5/15 15:48:39 | 6056cfmM7P9uzAzEc||138 | ||
「貴様等! 砂漠の蛇だな!? 中々味なまねをする…だが貴様等の暴虐もそこまでだ。 カーティス騎士団!前へ!」 |
istint | 5/15 15:48:47 | 6056cfmM7P9uzAzEc||937 | ||
カーティスの号令と共に揃いの鎧を着た騎士達が隊列を組んで現れた。 カーティス騎士団はカーティスが直々に鍛え上げた聖蒼教団の精鋭中の精鋭だ。 みな一糸違わぬ動きで盗賊団に襲い掛かった。 盗賊団はカーティス騎士団の猛攻になす術が無い。 |
istint | 5/15 15:48:59 | 6056cfmM7P9uzAzEc||520 | ||
盗賊の一人が大声で叫んだ! 「おい!この鎧野朗どもの相手をしても無駄だ!! あの偉そうな奴をぶっ飛ばせ!」 すると盗賊たちは一斉にカーティスに爆弾を投げ、銃をぶっ放した。 |
istint | 5/15 15:49:8 | 6056cfmM7P9uzAzEc||724 | ||
カーティスの三人の守護聖がカーティスを守ろうとしたが、カーティスはそれを制した。 カーティスは剣も抜かずに直立していた。 誰もが爆弾と弾の直撃を受けたかと思ったが、弾はカーティスに届く前にバラバラになり、爆弾も全て不発に終わった。 カーティスはニヤッと笑うと乱戦状態の中庭に飛び込んだ。 盗賊のうちの一人がカーティスに斬りかかった。 |
istint | 5/15 15:49:16 | 6056cfmM7P9uzAzEc||170 | ||
カーティスはまだ剣を抜かない。 しかし、すれ違っただけで盗賊の体はバラバラになった。 次々とカーティスの技の前に盗賊たちがバラバラになっていく。 それを城の中からシェリフェルが見物していた。 |
istint | 5/15 15:49:27 | 6056cfmM7P9uzAzEc||996 | ||
「フフフ…すごい。 あれがカーティス将軍の帝王の結界だな。 剣を抜いてないんじゃなくてあまりの速さに見えないだけだ。 すれ違いざまに全闘気を集中して対象の全身を切り刻んでいく。 普通ならそんな集中力一瞬だって出せやしない。 すばらしいよ…カーティス将軍。 フフフ…アハハ!」 |
istint | 5/15 15:49:35 | 6056cfmM7P9uzAzEc||775 | ||
シェリフェルにはカーティスの動きが見えていた。 しかしたとえ彼であろうとも実戦においてカーティスの動きを完全に見切ることは不可能だろう。 それにカーティスの能力はそれだけではない。 シェリフェルが見物を決め込んでいるとそこにソロネが現れた。 守護聖のハルファスも一緒だ。 |
istint | 5/15 15:49:42 | 6056cfmM7P9uzAzEc||362 | ||
「高みの見物とはいい身分だな、シェリフェル。 城が攻撃されておると言うのに。」 ソロネの問いかけにもシェリフェルは動こうとしない。 「フフ…ソロネ将軍閣下もご覧になってください。 カーティス隊の活躍で盗賊団はもはやバラバラです。 それに僕が待っていたのは…いえ、何でもありません、フフ。」 |
istint | 5/15 15:50:1 | 6056cfmM7P9uzAzEc||146 | ||
確かにカーティスは強かった。 彼はグランデュールに古くから伝わる剣技、覇霊鏡武流の奥義をマスターしているだけでなく、ハルファスと同じ能力である陽炎すらも操った。 それに加えてあの『帝王の結界』がある。 まさに剣の結界で彼の間合いに入るものは神速の剣でバラバラになるのだった。 鎮圧されるかと思った矢先、中庭がまた騒がしくなった。 |
istint | 5/15 15:50:10 | 6056cfmM7P9uzAzEc||494 | ||
一人の男が空から降ってきたのだ。 男はボードのようなものを巧みに操り、風に乗って降りてきた。 スネイクだ。 |
istint | 5/15 15:50:22 | 6056cfmM7P9uzAzEc||435 | ||
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istint | 5/15 15:50:35 | 6056cfmM7P9uzAzEc||810 | ||
スネイクはカーティス目掛けて物凄い勢いで滑降すると、ナイフを狙い撃ちした。 カーティスは難なくナイフを受け止めたが、全て同じ軌道で飛んでくるナイフに少し驚いたようだった。 |
istint | 5/15 15:50:42 | 6056cfmM7P9uzAzEc||212 | ||
「どけどけー! カスども!」 |
istint | 5/15 15:50:57 | 6056cfmM7P9uzAzEc||481 | ||
スネイクはくるっと宙返りしながらボードを掴むと一気に騎士達を薙ぎ払った。 そして地面に降り立つと同時にナイフを四本指に挟み、騎士達を切り払ってカーティスに向き直った。 |
istint | 5/15 15:51:6 | 6056cfmM7P9uzAzEc||357 | ||
「よお! 久し振りだな、カーティス。」 カーティスもスネイクの方を向き、ニヤッと笑った。 |
istint | 5/15 15:51:14 | 6056cfmM7P9uzAzEc||775 | ||
「ほう、お戻りになられたのですか。 しかし、少々やりすぎではありませぬか? キツイお仕置きが必要ですな、バルマスディール様?」 |
istint | 5/15 15:51:24 | 6056cfmM7P9uzAzEc||149 | ||
スネイクはカーティスの言葉にムッとした。 「もうその名前で呼ぶんじゃねえよ! 俺も前までの俺とは違うからな!」 スネイクがカーティスに向かって飛び出した。 |
istint | 5/15 15:51:38 | 6056cfmM7P9uzAzEc||75 | ||
カーティスはそこから一歩も動かずにスネイクの攻撃をいなす。 「フフ、大してかわりませんな。」 スネイクは悔しそうにカーティスを睨みつける。 そして、またナイフを投げつけて自分もカーティスに切りつけた。 カーティスはナイフを素手で掴んだが、突然そのナイフが爆発した。 カーティスは煙に撒かれる。 |
istint | 5/15 15:51:50 | 6056cfmM7P9uzAzEc||87 | ||
完全に背後を取ったスネイクがカーティスの首にナイフを突き立てた。 しかし ナイフはカーティスに届く前にバラバラになってしまった。 スネイクはカーティスに腕を掴まれて岩に向かって投げ飛ばされた。 「残念でしたな。 手加減しているのがわからぬほどバカではありますまい? あなたに戦闘の手ほどきをしたのはこの私なのですぞ、王子。」 |
istint | 5/15 15:52:3 | 6056cfmM7P9uzAzEc||449 | ||
行方不明になっていたグランデュールの王子は実はスネイクの事だったのだ。 そしてカーティスの言うとおり、幼い頃から剣術などを教えていたのは彼だった。 |
istint | 5/15 15:52:13 | 6056cfmM7P9uzAzEc||970 | ||
スネイクはペッと唾を吐くと背中に差したインヴァリッドを抜いた。 「おい! カーティス、これでお前もお仕舞いだ! 手加減なんかした事を後悔させてやるぜ!」 |
istint | 5/15 15:52:21 | 6056cfmM7P9uzAzEc||745 | ||
インヴァリッドはウーンと低く唸った。 スネイクが再びカーティスに斬りかかった。 カーティスは難なくその攻撃を自分の剣で受け止めたが、剣は真っ二つに折れてしまった。 |
istint | 5/15 15:52:29 | 6056cfmM7P9uzAzEc||883 | ||
「びびったか?ああん? このインヴァリッドは古代兵器でな、超振動ってやつを生じる事が出来る。 超振動は物質の抵抗力を0に出来るんだ。 だから俺の攻撃を受け止める事は…できねえ!!」 |
istint | 5/15 15:52:42 | 6056cfmM7P9uzAzEc||93 | ||
スネイクはどんどんカーティスを追い詰めていく。 しかし、カーティスは剣を折られたにもかかわらず、平静さを失ってはいなかった。 スネイクの攻撃をことごとくかわし、動きを全て見切っていた。 彼は騎士の死体から剣を拾うと、スネイクの肩を軽々突き刺した。 |
istint | 5/15 15:52:50 | 6056cfmM7P9uzAzEc||883 | ||
「武器がいくら強力でも当たらなければ意味が無い。 私は剣技を極めた将軍カーティスだ。」 |
istint | 5/15 15:52:59 | 6056cfmM7P9uzAzEc||54 | ||
スネイクは肩を押さえて後じさりした。 そこへやっとムスティンとニナが到着した。 |
istint | 5/15 15:53:10 | 6056cfmM7P9uzAzEc||566 | ||
「遅えぞ!色男!」 ムスティンはクナイを握り締めてカーティスを睨みつけた。 「あの男じゃない…。」 そういうとムスティンはスネイクを無視して城の入り口目掛けて駈けていく。 |
istint | 5/15 15:53:17 | 6056cfmM7P9uzAzEc||773 | ||
ニナがスネイクの肩の傷を治療した。 ムスティンが城の入り口にたどり着くと、あの男が立っていた。 |
istint | 5/15 15:53:28 | 6056cfmM7P9uzAzEc||769 | ||
「やあ、あの時のボウヤかい。 わざわざ僕をご指名なんて嬉しいねえ。」 シェリフェルは身構えもせずに立っていた。 |
istint | 5/15 15:53:37 | 6056cfmM7P9uzAzEc||320 | ||
ムスティンは神脚で一気に間合いを詰めるとシェリフェルに斬りかかった。 シェリフェルはムスティンの方に手のひらを向け、少し気合を込めた。 すると触れてもいないムスティンの体が宙に浮き、数メートル程吹き飛ばされた。 シェリフェルはニヤニヤ笑っている。 |
istint | 5/15 15:53:49 | 6056cfmM7P9uzAzEc||219 | ||
ムスティンは神脚を一度見ただけで見切ってしまうシェリフェルに恐怖を感じた。 しかし、ムスティンは立ち上がり、バリアントダガーの力を一気に解放した。 賢者に貰った腕輪のお陰で以前より開放状態が楽だ。 |
istint | 5/15 15:53:57 | 6056cfmM7P9uzAzEc||992 | ||
シェリフェルはごそごそとポケットから小さなナイフを取り出すとニッコリ笑った。 「すごいね、それ生体金属でしょう? じゃあ、僕はこのナイフでお相手しようかな。 少しは楽しませてくれよ、フフフ。」 |
istint | 5/15 15:54:10 | 6056cfmM7P9uzAzEc||216 | ||
ムスティンは一瞬にして召喚の魔力を編み上げると、あの白の塔で出会った零式という機械を二体召喚した。 零式はジェットを噴射しながらシェリフェルに向かっていく。 シェリフェルは一体の零式の槍を掴むと、零式を軽々投げ飛ばした。 そしてもう一体の零式の頭を小さなナイフで叩き割る。 一連の動作は瞬きをするほどの間に行われた。 |
istint | 5/15 15:54:34 | 6056cfmM7P9uzAzEc||307 | ||
ムスティンは零式が囮程度にしかならない事は予想していたのでその間に神脚でシェリフェルの後ろを取った。 そして全開状態のバリアントダガーを振り下ろす。 しかしその攻撃が当たるよりも早くシェリフェルは後ろ向きのままムスティンの腹をナイフで抉った。 そして彼はそのナイフを腹から抜くと同時に目の前の地面に向けて投げた。 ナイフが地面に突き刺さるとほぼ同時に地面からはムスティンの召喚したマッドハンドが現れた。 シェリフェルはそこまで予測して動いていたのだ。 マッドハンドはナイフで真っ二つになり、ドロドロに溶けていった。 |
istint | 5/15 15:54:46 | 6056cfmM7P9uzAzEc||124 | ||
シェリフェルはニヤニヤ笑いながら歩き回って一人ブツブツ何かを唱え出した。 腹を刺されたムスティンはその場に力なく崩れ堕ちた。 |
istint | 5/15 15:55:1 | 6056cfmM7P9uzAzEc||387 | ||
シェリフェルが両手を盗賊たちに向けてかざし、黒い電撃を放つ。 電撃の威力は強力でかすっただけで人は黒焦げになってしまう。 カーティスも危うく巻き込まれそうになったが彼は剣で電撃を打ち消した。 スネイクたちもカーティスの影にいたお陰で電撃を浴びずに済んだ。 |
istint | 5/15 15:55:14 | 6056cfmM7P9uzAzEc||166 | ||
シェリフェルは電撃を放つ瞬間無防備になった。 そのほんの一瞬の隙にムスティンが立ち上がり、シェリフェルの後ろから彼の体を拘束し、バリアントダガーで首を締め上げた。 しかもムスティンはやられたフリをしてバリアントダガーの補助を使い、エルフに伝わる最高の封魔結界を織り上げていた。 この結界は織り上げるのに数分の時間を要するが、これに掛かれば普通の生物はおろか、魔界の生物ですら動きを止める。 |
istint | 5/15 15:55:28 | 6056cfmM7P9uzAzEc||721 | ||
「あんたの隙が出来るのをずっと待ってた。 隙なんて自分から作らないだろうから俺の命を囮にしたんだ。」 ムスティンがギリギリシェリフェルの体を締め上げる。 彼は細身の外見に似合わず、零式を足の力だけで投げ飛ばしたことのある程の怪力の持ち主だったので、こうして拘束されているだけで常人なら首の骨が折れてしまう。 |
istint | 5/15 15:55:38 | 6056cfmM7P9uzAzEc||518 | ||
しかしシェリフェルはまだニヤニヤ笑っていた。 「フフフ…なかなかやるね。 君もかなり戦闘訓練を積んできたんだね。 でも残念だよ、折角あの時生かしておいたのにせいぜいレンティーニ程度の力なんてね。 もう死ぬかい?」 |
istint | 5/15 15:55:47 | 6056cfmM7P9uzAzEc||759 | ||
シェリフェルは封魔結界を全身からおびただしい量の魔力を放出させて破裂させるとムスティンの体を地面に叩きつけた。 ムスティンはこうも容易く結界を破られて自分の拘束を解かれるとは思っていなかったので驚きを隠せなかった。 必死に神脚で間合いを取ろうとしたがそれより早く、黒い空間転移のゲートが開き、シェリフェルに回り込まれる。 |
istint | 5/15 15:55:54 | 6056cfmM7P9uzAzEc||309 | ||
「フフフ…逃げようったって無駄だよ。 僕はこの空間転移が得意でね。 これなら君の神脚よりずっと早く移動できる。 あ、そうだ。 これを使えばこんなことも出来るんだよ。」 |
istint | 5/15 15:56:7 | 6056cfmM7P9uzAzEc||978 | ||
彼はそう言うと、自分のすぐ横に空間転移のゲートを発生させた。 そしてその中に腕を突っ込む。 その瞬間、ムスティンは肩に激痛を感じた。 シェリフェルの指だけが空中に転移されてきて、ムスティンの肩に突き刺さったのだ。 |
istint | 5/15 15:56:25 | 6056cfmM7P9uzAzEc||81 | ||
傷付いた肩を押さえながらムスティンは必死に考えた。 どうすればこの男に対抗できるのか…。 だが明らかに単純なレベルが違いすぎた。 空間転移などシェリフェルの本来の強さに比べればオマケのようなものだ。 シェリフェルは獲物を追い詰めるのに便利な能力を取得しているに過ぎない。 彼は愉しんでいるのだ。 逃げ惑う獲物を捕らえ、絶望の中でズタズタに引き裂かれるのを見たいのだ。 ムスティンは死を覚悟し、息を呑んだ。 |
istint | 5/15 15:56:37 | 6056cfmM7P9uzAzEc||109 | ||
シェリフェルがそれを悟ってムスティン目掛けて指を弾いた。 バルガスを蜂の巣にした技だ。 これもシェリフェルに言わせると技なんて代物ではない。 ただ空気を凝縮させて銃弾のように弾いてるに過ぎないのだから。 |
istint | 5/15 15:56:54 | 6056cfmM7P9uzAzEc||651 | ||
しかし、この凶弾がムスティンに当たる寸前で突然轟音とともに二人の間に家のような高さの氷の壁が現れ、その弾を全て受け止めた。 |
istint | 5/15 15:57:4 | 6056cfmM7P9uzAzEc||203 | ||
「待たせたな、ムスティン。 俺を置いてくからそんな怪我するんだぞ。 ちょっとは感謝しろい。」 氷の壁の向こうには右腕だけでなく、両腕に青い青龍のオーラを纏ったルヴィンが立っていた。 |
istint | 5/15 15:57:48 | 6056cfmM7P9uzAzEc||969 | ||
今回はここまでです。 間違って完了押してしまいました…。 いつも楽しみにしていただいてありがとうございます。 |
シェイラ | 5/15 22:33:37 | 2202cfC14sCNu9lbU||710 | ||
いつも、拝見させていただいてます♪なんとあの、スネイクが王子さまだったとは、びっくりです。ルヴィンも現れて面白くなってきましたね〜。あ〜続きが楽しみです |
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